*今回の記事はかなり個人的好みのレベルの話について書いてあります。
最近のガンプラは昔と比べて格段に造形が良くなっていると思います。大改造をしなくても充分カッコ良いですし、「ちょっとバランスが悪いかな?」と思えるキットでも関節軸の位置を変えてやれば、外装パーツに手を加えることなく良い感じになってくれる場合が多いです。
ただ、バンダイさんの造形には特有の「クセ」があるのでしょうか、ヒーロー的でない華奢な体型のMSがややマッチョなヒーロー体型になってしまっている場合があります(やや古めの例としては旧1/100∀ガンダム)。あと、人型から大きく離れたデザインのMSは、微妙に人型に近くなってしまったりします(例:HGUCやMGのアッガイはキット開発用画稿よりも頭身が高くなっています)。
顔についてもクセがあるようで…
注:図はどの機体か特定できないように描いてあります。
上の図の左側が本来のデザインとした場合、キットになると右側のようになってしまうことがあります(かなり極端に描いてありますが…)。
1.アンテナの角度が急になる。
2.目が大きくなる。
3.マスクがやや大きくなる。
4.トサカが大きくなる。
5.ヘルメット両サイドに、左右に広がった耳のようなパーツがある場合、後ろに向かってやや寝かせた角度になる。
…これについてはかなり昔の記事にも同じようなことを書きましたが、最近のキットでもこの5つの傾向のどれかが当てはまる場合があります。PGウイングガンダムゼロカスタムは、この5つ全てが当てはまっていると思うのですが…(汗:キットの顔と設定画では別人です…)。
それぞれに理由はあると思います。平面に描かれた設定画を立体にする過程で、どうしても二次元→三次元のギャップが生じてしまうのですが、そのつじつまを合わせるための処置であることが考えられます。また、小さいスケールのガンプラは目が小さくなってしまうと表情が分かりにくくなるため、目を大きくしているのかもしれません。
さて、1/60ガンダムエクシアですが、上の5つのうち1と5が当てはまっていると思います。これについては前回の最後の方に載せた証紙の正面顔設定画を見ていただくと分かりやすいと思うのですが、とりあえず対処法を…。
→
方法は簡単です。ヘルメット両サイドの耳が付いている外装パーツの、後頭部側のはめ込みを左右各1.5ミリほど浮かせるんです。顔側のはめ込みは奥まではめ込んでおきます。この時、クリアーパーツの付いた透明半球のブロックは頭部の芯となるパーツ(目とかアゴがある赤いパーツ)に取り付けるのではなく、耳のパーツ側に取り付けておくと良いです。これだけでヘルメットの最大幅が約3ミリ広がります。
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後頭部に大きなすき間が開いてしまいますけどね(汗)。
パテやプラ板などですき間を埋めるとこんな感じになると思います(写真は画像加工したものです)。
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劇中の作画やイメージイラストではエクシアの頭部は球体に近いのですが、キットではかなり幅が狭くなっています。ほんのわずかですが、球体に近付いたかなぁと思います。
ところで、どのスケールのキットでも、エクシアはやや首が短いような気がします。これもバンダイさんのクセの一つなのですが、首を少し延長してやるとスッキリした感じになります。とりあえずキットのままの首の長さを見てみると…
やっぱりちょっと短いかも…。
首を延長することにしました。胸部前面フレームに一体成型された首フレームをノコギリでガリガリと…。もう後戻りは出来ません(汗)。続く…。
最近のガンプラは昔と比べて格段に造形が良くなっていると思います。大改造をしなくても充分カッコ良いですし、「ちょっとバランスが悪いかな?」と思えるキットでも関節軸の位置を変えてやれば、外装パーツに手を加えることなく良い感じになってくれる場合が多いです。
ただ、バンダイさんの造形には特有の「クセ」があるのでしょうか、ヒーロー的でない華奢な体型のMSがややマッチョなヒーロー体型になってしまっている場合があります(やや古めの例としては旧1/100∀ガンダム)。あと、人型から大きく離れたデザインのMSは、微妙に人型に近くなってしまったりします(例:HGUCやMGのアッガイはキット開発用画稿よりも頭身が高くなっています)。
顔についてもクセがあるようで…
注:図はどの機体か特定できないように描いてあります。
上の図の左側が本来のデザインとした場合、キットになると右側のようになってしまうことがあります(かなり極端に描いてありますが…)。
1.アンテナの角度が急になる。
2.目が大きくなる。
3.マスクがやや大きくなる。
4.トサカが大きくなる。
5.ヘルメット両サイドに、左右に広がった耳のようなパーツがある場合、後ろに向かってやや寝かせた角度になる。
…これについてはかなり昔の記事にも同じようなことを書きましたが、最近のキットでもこの5つの傾向のどれかが当てはまる場合があります。PGウイングガンダムゼロカスタムは、この5つ全てが当てはまっていると思うのですが…(汗:キットの顔と設定画では別人です…)。
それぞれに理由はあると思います。平面に描かれた設定画を立体にする過程で、どうしても二次元→三次元のギャップが生じてしまうのですが、そのつじつまを合わせるための処置であることが考えられます。また、小さいスケールのガンプラは目が小さくなってしまうと表情が分かりにくくなるため、目を大きくしているのかもしれません。
さて、1/60ガンダムエクシアですが、上の5つのうち1と5が当てはまっていると思います。これについては前回の最後の方に載せた証紙の正面顔設定画を見ていただくと分かりやすいと思うのですが、とりあえず対処法を…。
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方法は簡単です。ヘルメット両サイドの耳が付いている外装パーツの、後頭部側のはめ込みを左右各1.5ミリほど浮かせるんです。顔側のはめ込みは奥まではめ込んでおきます。この時、クリアーパーツの付いた透明半球のブロックは頭部の芯となるパーツ(目とかアゴがある赤いパーツ)に取り付けるのではなく、耳のパーツ側に取り付けておくと良いです。これだけでヘルメットの最大幅が約3ミリ広がります。
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後頭部に大きなすき間が開いてしまいますけどね(汗)。
パテやプラ板などですき間を埋めるとこんな感じになると思います(写真は画像加工したものです)。
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劇中の作画やイメージイラストではエクシアの頭部は球体に近いのですが、キットではかなり幅が狭くなっています。ほんのわずかですが、球体に近付いたかなぁと思います。
ところで、どのスケールのキットでも、エクシアはやや首が短いような気がします。これもバンダイさんのクセの一つなのですが、首を少し延長してやるとスッキリした感じになります。とりあえずキットのままの首の長さを見てみると…
やっぱりちょっと短いかも…。
首を延長することにしました。胸部前面フレームに一体成型された首フレームをノコギリでガリガリと…。もう後戻りは出来ません(汗)。続く…。