おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

炭を買う。

2006-12-02 22:42:28 | ぬくぬく火鉢ライフ
お買い物に出掛ける用事があったので、炭を…。

近所のホームセンターだけど、今年は火鉢そのものが売られていた。
その価格は小さなモノでも10kは超えており、ちょっと驚く。まぁ値段相応な感じで彩色されてもいたので、そんなもんかなぁ…とは思うけれど、大き目なのは20k近いので、新たに始めよう…って人は敷居が高いよなぁ…。ネットで買ったり、リサイクルセンターでも探して来た方が、スタートのコストとしては低く抑えられる。

火箸や、五徳なんてのも昨年はあまり見られなかったのだが、今年はそれなりのモノが並んでいた。火箸はそのゴツさ…に、ちょっとそそられたが、今使っている天ぷら用の菜ばしの方が使いやすいので、見送り…。

「火起し用のフタ」なんてのも売られていて、200だったので買う。猫や犬が怪我して治療中に付ける「エリザベス・カラー」みたいなモノだが、これを被せておくと、火起し中に炭が爆裂しても周囲に被害があまり及ばない…。『台十能』って火起し器を支え置くモノがあれば欲しかったのだが、無かったなぁ。

炭は、昨年と同じ『岩手切り炭(なら)6kg』しか見当たらないので、これを2つ。1350×2。コストを気にせずに使える…と言う点ではなかなか良品だと思っているので、昨年とあまり値段が違わないのもウレシイ。望んでいる『くぬぎ炭』は別に探さないといけないなぁ…。なぜか、昨年はゴロゴロしていた『備長炭』が見掛けなくなっていた…。

昨年買ったのと同じ炭だが、中身は似たようでもあり、違うようでもあり…と、少々違和感があるが、これはどちらかと言えばウレシイ方向に違和感を感じている。昨年のモノよりは、小さめの炭がギッシリ…と言う感じなのだ。もちろん、昨年のと変わらない大き目なのも入っているが、割らなくてもいいか…ってサイズがゴロゴロしているのは助かる。まぁ、詰めた人の気分次第…って感じだから、当たり外れが大いにありそうだけど…。

ともあれ、これでガンガンと暖まるコトが出来る…。

先日、母が伊豆に旅行した折に買って来た『お土産』が干物セットだったので、じんわりと炙って食べるのも楽しみだったりする。おじたんはノンアルコールな人なので、干物とか乾き物なんてのはあまり縁が無い。縁が無いのだけれど、年相応に飲める…と勘違いされて、干物をうやうやしく頂戴しなければならない場合も多々あったりして、今までは何一つうれしくもなく、そのまま他人へスルーしていたのだけれど、火鉢が来てからはこれが変わった。

お酒など飲めなくても、炙った直後の干物の美味さは格別なんであるね。しかも、ガスじゃなく、炭となると、美味さだけで無い何か…ってのもオマケについて来ちゃう。

でまぁ、何を炙って喰ったか…ってのはまた後日にするが、ちょっとあまり簡単には手に入らない干物もあったりするので、うやうやしく頂こうかな…と。

すっかり、じじいの楽しみ…って域に入っちゃっているが、この楽しみは寒さが本格的にならないと、味が出ないモノ。秋の秋刀魚を炭火で焼くのとは違うし、夏のうなぎとも違うワケでね、ストーブの前に陣取って、顔を真っ赤にしながらもお餅を好みの焼き加減にいじり倒す…って感じに似てはいると思う。

しかしまぁ、昔の人の冬は遠慮無く寒かったんだなぁ…。農家とか、お屋敷に住んでいれば、それなりの大きさの暖を取る「囲炉裏」とかあったんだろうけれど、町民とか長屋に住んでいると「火鉢」くらいしか無かったみたいだし、障子の向こうはすぐに外…ってワケだし…。我が家も似た様なものではあるが、一応、ガラスのサッシはあったりする…。

そう言えば『だるまストーブ』なんてのも薪と一緒に売ってたな…。売れるのかなぁ。あれはさすがに手を出すのは勇気がかなりいる…。それほど高価なモノでは無いので、買えちゃうのだけれど、排煙を考えないと、近隣が火の海になったりしかねないしねぇ…。

ちまちまとレトロに暖を取る…ってくらいにしておいた方が何かと良いのも現代の住環境だったりする。暖を取りながら、お湯も沸かせるので、「湯たんぽ」ってのも考えてみようかな。ハクキンカイロがあるので、それほど困りはしてないが、お湯が有効に使えるのは魅力だぞ…。

そんなワケで、今年は灯油や電気にあまり頼らない暖房を実践してみようかと思う。
まぁ、人間だけならなんとかなるが、ちゅーちゃんがいるので、なかなかムズカシイトコロではあるのだが…。

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