さて、弓ヶ浜2日目。まずは早朝5時から嫁さんとJOG。弓ヶ浜ビーチから石廊崎へ向かってGO。台風が近づいているとのことですが、曇っているだけで別にそれほどのことは感じません。
ビーチからアスファルトに入って石廊崎方面に向かいますが、石廊崎は遠かった(笑)途中で引き返して8㌔のJOGでした。
で、朝刊(スポーツ紙)を見ると、いきなり1面でのりP容疑者が逮捕ですか。幸先悪いですな。
気を取り直して、おいしい朝食をいただいたあと本日も弓ヶ浜へ。義妹の旦那のお父さんがマメで、パラソル、椅子などの荷物を載せて海岸まで送り迎えしてくれます。今日は義妹の旦那と姪っ子と僕だけで海岸へ。
けっこう日焼けして肩などが痛いので、パラソルの陰でうつらうつら。午前中はちょこっと海に入っただけでほとんどボケッ~としていました。
お昼前にはまたお父さんが昼食の自家製焼きそばを持ってきてくれます。至れり尽くせりですが、これでいいんでしょうか?
とりあえずビールを飲んで焼きそばを食っていたら陽射しが強くて暑くなってきました。これでやっと泳ぐ気に。昨日は「遊泳禁止」でしたが、今日は「遊泳注意」。波の高さは1~2mで昨日と変わりませんが、朝の状態の判断でそうなったのだと思われます。
で、お昼過ぎに海に入って丸腰で高波乗りです。ちょうど波がくだけるてっぺんを狙って、ドルフィンジャ~ンプ!いるかのように空中まで飛び出すことはかないませんが、波の頂点を過ぎるとき、上半身だけは空中に飛び出せます。タイミングが合わないときは崩れる波の下に頭から突っ込みます。堪能しました。
それにしても、海は山と同様、なにがともあれ安全第一です。ここの海は外海のせいか、波打ち際に入った瞬間に冷たいんですが、波の表面も海底のほうもそのままの温度で、あまり水温が変わりません。また、この日は海流が少し左右にスライドしていましたが、渦が巻いているような所は自分が泳いだ範囲ではありませんでした。冷たい海流が流れてくることもないし、風向きも海側から浜に向けての南風で、ビーチボールも沖へは流されず、全部海岸に打ち寄せられていました。さらに湾の横には堤防をはさんで川があるのでリップカレントも意識しましたが、問題はないようでした。まあ、川の方面には近づきませんでしたが。
このように、見た目ほど条件は悪くなかったのですが、それでも水難事故は起こるものです。
13時過ぎに浜に上がって、ぼぉーと海を見ていたら、なにやら妙にリラックスして浮かんでいる人がいます。まさか溺れているのでは、とも思いましたが、首を上げて、両手も動いているので、一安心、と思っていました。
13時半が僕らの撤収時刻だったので、足洗い場に行って戻ってくると、浜が騒然としています。僕らの隣にいたファミリーのお母さんがライフセーバーに抱えられていて、警察官が事情聴取をしています。怪我でもしたのかと思っていましたが、なんと旦那さんが溺れて心停止状態とのことでした。僕が足洗い場に行っている間に救急車に運ばれたようで、周囲の海水浴客がフリーズしていました。
この方は病院に運ばれましたが翌午前3時に亡くなったと、翌朝のニュースで報道されていました。
あとから思うと、僕が見たときは完全に意識を失って漂流していたんですね。動いていたように見えたのは揺れていただけだったんでしょう。けっこう目立つ位置にいたのですが、ライフセーバーも気づかなかったようで、こわいですね。
あ~、ホントにみんな気をつけてくれよ!山や海は臆病なくらいがちょうどいい。
合掌。