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~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

マイタウンオーケストラ

2011年02月11日 23時07分29秒 | 交響曲・管弦楽曲等

今日は三連休の初日。

残念ながらとっても寒い日となりました。

来週が、日曜から金曜までまるでお勤めのようにお出かけの用事があるもので(しかも明日土曜も急きょ出かけることになり・・・)、あえて予定を入れていなかったのですけど、

やっぱり行こうかな行きたいな・・・と12時ごろにそわそわしだし、結局行ってまいりました。・・・・広響のマイタウンオーケストラコンサート。

親しくしているピアニストさんがフランクの「シンフォニック・バリエーション」を弾かれたんです。

当日券があるのかどうか危ぶまれましたけど、なんとか入れてよかったです。

娘と行くにはちょうどいいプログラムで、「ヘンゼルとグレーテル」「眠りの森の美女」「カルメン」「木星」などなどのよく知られた曲ばかりで、

フランクのだけがちょっとマニアックかな・・・という感じでした。

よく知っている方の演奏というのは、プロでばりばり活動されていて絶対の安心感があったとしても、どこか他人事でないので、

「あ、うまくいった」とか「のってきた」とか妙にリアルに感じてしまいます(笑)。

最初はちょっと硬い感じもありましたけど、途中からすごく流れがよくなって、表情も豊かになってきて、新調されたドレスもよかったし、堪能いたしました。伺ってよかったです。

行ってよかったといえば、もうひとつ。

マイタウンでは、「指揮者体験コーナー」というのがあるのですけど、今日は小学3年生の女の子と中2の男の子が体験。

曲は「天国と地獄」からカンカン。女の子は小3としては落ち着いていて最後までちゃんとやってなかなか大物だと思ったのですが、

そのあとの中2くんがこれまたびっくり。

どうも管弦楽部に所属していて指揮も時々するということでしたが・・・・・

最初のひと振りからお客さんをさらいました。で、「♪どーれふぁみれ~」が始まるところでは、客席にくるっと向いて、拍手を誘導。

もう大盛り上がりですよ~。サクラでもシコミでもなく、こんなことってできるの????という感じ。

本日の指揮者さん、「私、もう帰りたいですよ~。彼は内から出るものも、立ち姿も芸術家ですね・・・・・」と少々泣きが入ってました。

実際、それまでデロローン~としていたうちの娘がすくっと姿勢を起こし、「あの人すごいすごい!!」と。

娘たっての希望で、サインをもらいましたよ(笑)。電話番号きいたならヒイてましたけど、「怪しいもんではございません」と名刺出して(名刺そのものは怪しいが・・笑)、機会があればぜひ・・・みたいに声かけてきました。広響の人も名刺渡してたようでしたが・・・。

やってる楽器は管楽器みたいでした。

ピアノの子にはいろいろ声かけて知り合ってきましたけど、ほかの楽器、しかも男の子は初めてです。

いや~、楽しみだ。

とくに下心はないんですが(いやホントに)、気に入ると黙ってられないんですよ。

8歳の小林愛実ちゃんにも(今や中学生にしてEMIからデビューのピアニストですが)、かつてむりやりサインしてもらったおばさんでございます。「名前書けばいいの、名前で」といって(爆)。

 

コンサートの帰りにも「出かけてよかった」というラッキーなことがあったのですが、

その件につきましては、また明日にでも。

 

 


番組のお知らせ

2011年02月11日 21時12分20秒 | ピアノ

明日2月12日(土)午前の番組です。

先日のローカルでの放送と内容的には重なっているのかもしれませんが、

全国放送ですので、県外の方もぜひ!

 

目撃!日本列島「広島から世界へ~ピアニスト・萩原麻未の素顔~」
チャンネル :総合/デジタル総合
放送日 :2011年 2月12日(土)
放送時間 :午前11:30~午前11:54(24分)
ジャンル :ドキュメンタリー/教養>社会・時事
ニュース/報道>特集・ドキュメント
音楽>クラシック・オペラ

 


「別宅」から「仮面ライダー」までのだらだら話

2011年02月10日 18時33分25秒 | 雑感

朝、主人のために(といっても私も便乗したのですが)、タクシーを呼びました。

いつも頼んでいるところなので、こちらがかけるとすぐ「仮装さまですね」と反応してくれます。

たぶん電話番号があちらに示されるんでしょうね。

そして、

「Sマンションの方でよろしいでしょうか?」

というわけです。

・・・・・ほかに別宅でも?と反応してしまうのはヘンなんですかね?「Sマンションでよろしいですか?」ならわかるんですけど。

という話を主人にして、「どこに別宅が??」と冗談でツッコんでみましたところ、

「あのさ、それ君の携帯から電話したんじゃないの?」

・・・・・・うえええ~~~たしかに。別宅疑惑はこちらであったか(汗)。。。。

 

疑惑といえばでございますが、

私たち夫婦はふたりとも指輪をしておらず、しかもふたりしていつ頃からしなくなったのかも記憶がさだかでありません。

ついでに、結婚記念日もお互い「・・・・・えっといつだったっけ?」としばし沈黙しないと思い出せないありさま。

あちらの事情は知りませんけど、私のほうの指輪はたんに「入らなくなった」ので、してないだけなんです。

10号(ふつうに左手薬指です)なのですけど、いまは右の小指でちょうどくらいで、所定の位置に無理やり突っ込もうもんなら、

たぶん一生外れません(泣)。

それなりに結婚当初と比べて体重は増えてますけど、それでもおそらく3キロかそんなもんで、それくらいでここまで指が太るとも思えないので、

たぶんピアノを再開して、それまでお箸くらいしか持たなかった(?)指が鍛えられ、そこそこ筋肉がついてしまったのだと思われます。

指もですけど、手ももともとそんなに大きいほうではないので、再開してから苦労したことはたくさんあります。

手はどういうわけか、「大きいでしょ?」と身近な方からも言われることが多いのですが、そんなことはなくて9度を上からやっとつかめるくらい。

11年前再開したときは開きが悪かったせいか、オクターブが上からやっとで9度は横からぎりぎりという感じ。

身長も155くらいなので、手の大きさはまあそんなもんで十分でしょう。

 

ピアノに限らず楽器をされる方は、「指がしっかりしてる」とか「手がぐわっしと開く」などということは、

「いいなあ」と思われることはあっても、かわいそうになどとは思われないでしょうが、

いやいや普通に考えると、どう考えても女性としては「うるわしい」ジャンルに入る事柄とは思えません。

楽器をやるって、そう考えると優雅なものではなく、

お筝だって、最初のころは、豆はできるわ、血はでるわ、

バイオリンだって、よくみなさんあごの下あたりにアザこしらえていらっしゃいますし、

チェロみたいな大きい楽器も自分で持ち運ぶわけだし、

まあアレです・・・・・「気合だ、気合」(笑)。

 

気合ついでに、私の目覚まし時計をご披露。10何年使ってます。

藤岡弘、の声で

「おきろ~、ライダージャンプ、ライダーキック、目が覚めたか!!」

と叫ばれ、止めると

「今日もアツい君でいろ!!」

とガツンといわれます。

息子が幼稚園のころですけど、私自身が仮面ライダーにハマってしまって、自分で全身タイツ買って、頭部も変身ベルトも手作りいたしました。

そりゃもう男の子たちは大喜び。

・・・・・・さすがにもうムリ・・・・・・30代は遠くになりにけり・・・・・

 


そろそろ本気です

2011年02月09日 15時59分54秒 | ピアノ

昨日も一日中ざこざこと用があり、まったく練習しなかったのですが、

さすがに、こんなことではあとでヒドイ目に遭いそうな悪寒がしてきたので、今日はまじめにやりました。

・・・・お仕事しておられる方からすれば、うらやましいハナシだとは思うのですが、

そこはうらやましくないように(?)自分なりに負荷をかけてます・・・・・・・・かなりの曲数。楽しんで弾ける域は超してます(泣)。

8:30~10:30、11:00~13:00、13:30~15:30  の計6時間で、今日はちゃんと休憩を入れました(当たり前)。

 

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シューマン:ピアノ五重奏 第1楽章&第2楽章

バッハ:主よ人の望みの喜びを(2台)

モーツァルト:2台のためのソナタニ長調第1楽章

モーツァルト:コンチェルト23番第2楽章(オケパート)

モーツァルト:コンチェルト第27番第2楽章(オケパート)

モーツァルト:コンチェルト第12番第1楽章(オケパート)

ディズニー:エレクトリカルパレード(2台)

ブラームス:チェロソナタホ短調 第1楽章

ショパン:ソナタ2番 第1楽章

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今日練習したなかの2台の6曲は、合わせられるくらいのレベルにはしましたので、お相手の方は、遠慮なくお声かけください。

ショパンコンチェルトの方はもう1週間ほどお待ちくださいませ。

 

 


2007年2月のアレ

2011年02月08日 21時52分53秒 | 私のピアノ歴

ふと思い出したのですが、

4年前、つまり2007年の2月(12日)、リサイタルと呼ぶのはおこがましい、小さなコンサートをしたのでした。

 

当時自分はどういう状況にあったかといいますと、

2003年(ソロ)、2004年(連弾)、2005年(ソロ)、2006年(ソロ&連弾)と出続けた大人のコンクールでまあまあの結果を得(西日本優秀賞)、

2005年暮れにそれまでの先生のもとを離れて(ちょうどそのころこのブログも始めました)、単発で音大の外部対象のレッスンを受け、

2006年1月からサークルに入って毎月練習会に参加していた、

・・・・・・・ざっというとそういう状況でした。

2007年2月は息子は小学校5年生、娘は4歳。当日は娘を某ベビールームに預けたことを覚えております。

子どもはまだ小さいとはいえ、受験にも少し余裕がありましたし、親も元気、

死ぬまでにやってみたかったピアノ五重奏も友人たちとやったし(2006年4月)、コンチェルトもどきもコンペという形でかなえたし(2005年1月)、

あと、冥途の土産はなんだろう?・・・と自分に問うてみたわけです。すると、やっぱり残ったのは「ひとり舞台」。

これやったらね、もう趣味のピアノ弾きとしてはいつやめてもよかろう、と思いまして、思い切ってやってみたわけです。

お客さんは「ほぼ友人だけ」で。・・・・・40人くらいだったと思います。

チラシもプログラムも友人が作ってくれまして、当たり前ですけど無料。コンペであちこちするよりははるかに少ない負担で実現できました。

 

プログラムは、~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ベートーヴェン:「水車小屋の娘」による変奏曲(ソナチネアルバムにのっているやつ)

ベートーヴェン:ソナタ第14番 「月光」

ベートーヴェン=リスト:交響曲第5番「運命」第1楽章

シューマン:「子どもの情景」より(6曲抜粋)

ムソルグスキー:「展覧会の絵」より(6曲抜粋)

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そんなに長いプログラムではないですけど、それまでせいぜい10分くらいの曲しか人前では弾いたことがなかったので、

これは相当な冒険で、いやもう今考えるとバカじゃないか(汗)と思うのですけど、ひいひい言いながらもよくまあ、最後まで暗譜で

とくに失敗もせずに弾いたもんだ・・・と思います。

この程度のものでも、やってみるのとやってみないのとはやはり違うもので、

それ以来、さまざまなリサイタルを拝聴する際の感じ方が明らかにかわりました。

・・・・・・・ソロリサイタルをやるピアニストはえらい!!!!!・・・・・・・

・・・・・・・どんなに失敗しても、やらないよりやるほうがえらい!!!!・・・・・・・

そりゃ、プロのリサイタルを、趣味の冥途の土産と同列に考えるのは、はなはだ失礼なことではあるのですけど、

それでも、エライもんはエライ(笑)。

 

それはともかく、これをやってしまって私はしばらく何を目標にしたらいいのかわからない状態に陥りました。

これからやるべきことは、音の質を上げることだということはわかりすぎていたのですが、

それを独学でやれることとは思えず、かといって誰に教わったらいいかもわからず・・・・・。

弾きたい曲もないし、趣味と割り切るにしては時間もお金もかかる。

でもここから離れたら、グレて暴れそうだし(笑)、・・・・・・事実、過去に音楽から離れていた時期にはロクなことをしてない(汗)。

また、2004年3月にはグランドピアノ買ってしまっていたし、2005年6月には防音室も作ってしまっていたし、どうしてくれようこの初期投資(泣)。

・・・と、ボケーっとしていた時に、友人の代わりに、ある公開レッスン(2007年3月)を受けないか、という話が急に舞い込んだのでした。

 

・・・・・これが、松本和将氏との出会い以前の私の過去(?)でございます。


鍵盤楽器のビブラート

2011年02月07日 16時21分46秒 | 古楽

ひさしぶりにまともにピアノを弾いたら、かなりくたびれて(最近トシのせいなのか、まとまった時間弾くとかなりキます)、

くたびれると古い楽器を聴きたくなって、検索してたらヒットしたのがこれ。

クラヴィコードの演奏動画。

実はクラヴィコードの本物は見たことがないのです。なので、「鍵盤ビブラート」をどうやってかけるのか?ということも謎でした。

いや、ほんとにかけてますね!初めてみると驚きます。

曲は、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ作曲の “Farewel”。

 


モンティ・パイソンのスパムスパムスパム・・・・・

2011年02月06日 16時11分58秒 | 雑感

動画で、超ひさしぶりにモンティ・パイソンを見て大笑いしていたのですが、そのなかで「おおこれ」と見つけたのが

「スパム」。

「スパム(メール)」の語源ともいわれるコントです。

いやもう超くだらない~というか、こんなもの見ているヒマがあったら、片付けのひとつでもやれ・・といいましょうか(泣)。

しかしながら、「数の迫力」というものは感じます。

こういう古いコントも見て、友人とのバカトークに備え充電(笑)。

(途中一か所スパムが「***」と発音され、日本語にはちょっと訳すのが・・・でございます)

 

 

 

 


コンサートいろいろ

2011年02月05日 18時04分43秒 | コンサート(企画、協力、出演 含む)

今日土曜日午前は、久しぶりのPTAの委員会で学校へ。

活動報告・予定は予定されていた議事なので、別にどうってことなかったですけど、「その他」のところがうちの委員会がらみのことだらけで、

なんだかずーっとしゃべっていたような気がします・・・やれやれ。。 

 

いったん帰って昼を食べて、今度はコンサートの練習

  ←これでございます。

2011年3月27日(日)14:00開演 (開場13:30)

<会場>エリザベト音楽大学ザビエルホール

<曲目>J.B.ボワモルティエ:ソナタ変ロ長調

      作曲者不詳:グリーンスリーヴス

      テレマン:デュエット変ロ長調、ファンタジーニ短調、ソナタハ長調

      ラモー:鳥のさえずり、タンブーラン

      スカルラッティ:カンタータ<美しくさえずる小鳥よ>   他

<入場料>一般 2,000円、高校生以下1,000円

チケット取扱:ヤマハミュージック中四国広島店、デオデオ

 

 私は1曲伴奏させていただくだけなので、練習は短時間ですけど、チェンバロ師匠はもうずーっと伴奏ですから、

ひとり弾きっぱなし。

ちなみにメンバーは、リコーダーが3人、メゾソプラノ1人、チェンバロが2人、で私以外はみな古楽のプロでございます。

はい、娘がプロフィールを見て爆笑した例のコンサートです。私だけが不思議な経歴なのでした・・・・・

 

♪もうひとつ。

こちらは、私とお店の共同企画です。

おかげさまで、満席となりました

<と き>2011年2月14日(月)14:00~15:00

<ところ>カフェ&ギャラリー スーリヴェール

<入場料>1,500円(コーヒー&スイーツ付)

<曲   目>ダウランド:Come again

             カッチーニ:アマリリ 私の美しい人

        スカルラッティ:ソナタ K.159   

        コレルリ:スペインのフォリア   ほか

 

先日スーリヴェールさんに伺ったことは、こちらに書きましたが、バレンタインデーに古楽のコンサートをさせていただくことになりました。

今回は私は弾かず、チェンバロの師匠とソプラノさんが演奏いたします。

イタリアンヴァージナルという、移動可能な楽器を持ち込んで、生のサクラの木とおひなさまのあるアンティークな空間で古楽を楽しんでいただこうという趣向です。

30席ですが、まだ少し余裕がございます。予約は私までですので、リアルで知り合いの方は直接、そうでないかたは左のメッセージフォームからお申込みくださいませ。

 

 

・・・それからそれから・・・・・

数日前に掲載いたしました、東広島あらえびすでの松本和将サロンコンサートはおかげさまで完売となったそうです。

ありがとうございました。

 

・・・・・・・以上告知・連絡おわり(笑)。


ショパン=サンサーンス 「葬送」ソナタ2台版

2011年02月04日 23時37分15秒 | ピアノ

見つけました。

サン=サーンスがいいことをしたのか余計なことをしたのかよくわからない、レア曲の動画。

リシッツア姉さまですねえ(男性は・・・?)。

これ、あまり余計な音は加えられておらず、二人で分けて弾いてます・・・って感じがするんですが、

思わず相手のパートまで弾いてしまったりしませんかねえ。おそらくソロでは弾きこまれた曲のはず。

 

※ちなみに2台用の編曲ソナタというと、モーツァルト=グリーグのソナタ(K545,K533+494) 2台版というのもあります。

こちらはかなりいろいろ音が加えられていて、ちょっとびっくりするような箇所もありますが・・・・。