今晩(というかもう昨晩というか)、あるところで、杉谷昭子さんのシューマンのピアノ五重奏を聴いてまいりました。
杉谷さんの演奏を初めて聴いたのは、2007年熱狂の日音楽祭での丸の内ライブ。
いつのまにかエネルギーをいただいているような大きな温かい音楽に魅了されました。
今回は、室内楽ということでさらに楽しみにしておりました。
つい2日前まで自分が悪戦苦闘していた五重奏ということで(作曲家は違いますけど)、ほんとに興味深かった・・・音が、ピアノの生音というよりは、かなり弦寄りの音で、ハーモニーになったときの違和感がないんですね。ピチカートを一緒にやっても同じように余韻が残ります。PやPPのはっとする美しさ、またfやffの包み込むような音(決してぶつけるようなところがない)、それでいて一音一音はしっかり充実していてシューマンってドイツ人なんだな・・とあらためて感じる。
音楽の流れも4楽章の最後まで、たった今作り出された曲のようにみずみずしく、でも必然をもって語られる。
・・・すごい・・・参りました・・・
杉谷さんの前にもう1曲あり、弦(四重奏)のほうのメンバー変わらなかったのですけど、そちらの演奏とはまるで違うカルテットに聴こえましたので、やはりピアニストの力が大きいのかな、とも思いました。
アンコールは、「トロイメライ」と「カタリカタリ」。
こちらはさっきとがらりと変わり、<ピアノ独奏>の音。
うわ~、こんなにソロとアンサンブルって音が違うんですね。セミナーでさんざん言われてきたことがここへきてやっと腑に落ちたというか、目が覚めたというか。
思わず、シューマンの「ピアノ五重奏」と「子どもの情景」が入ったCDを買ってしまいました(笑)。
ベートーヴェンの連続演奏会もされていたと記憶しています。機会があったら、ベートーヴェンやブラームスの演奏にも接したいと思います。
素敵な演奏をありがとうございました。
杉谷さんの演奏を初めて聴いたのは、2007年熱狂の日音楽祭での丸の内ライブ。
いつのまにかエネルギーをいただいているような大きな温かい音楽に魅了されました。
今回は、室内楽ということでさらに楽しみにしておりました。
つい2日前まで自分が悪戦苦闘していた五重奏ということで(作曲家は違いますけど)、ほんとに興味深かった・・・音が、ピアノの生音というよりは、かなり弦寄りの音で、ハーモニーになったときの違和感がないんですね。ピチカートを一緒にやっても同じように余韻が残ります。PやPPのはっとする美しさ、またfやffの包み込むような音(決してぶつけるようなところがない)、それでいて一音一音はしっかり充実していてシューマンってドイツ人なんだな・・とあらためて感じる。
音楽の流れも4楽章の最後まで、たった今作り出された曲のようにみずみずしく、でも必然をもって語られる。
・・・すごい・・・参りました・・・
杉谷さんの前にもう1曲あり、弦(四重奏)のほうのメンバー変わらなかったのですけど、そちらの演奏とはまるで違うカルテットに聴こえましたので、やはりピアニストの力が大きいのかな、とも思いました。
アンコールは、「トロイメライ」と「カタリカタリ」。
こちらはさっきとがらりと変わり、<ピアノ独奏>の音。
うわ~、こんなにソロとアンサンブルって音が違うんですね。セミナーでさんざん言われてきたことがここへきてやっと腑に落ちたというか、目が覚めたというか。
思わず、シューマンの「ピアノ五重奏」と「子どもの情景」が入ったCDを買ってしまいました(笑)。
ベートーヴェンの連続演奏会もされていたと記憶しています。機会があったら、ベートーヴェンやブラームスの演奏にも接したいと思います。
素敵な演奏をありがとうございました。