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~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

シューマンの五重奏

2010年05月08日 02時52分57秒 | 室内楽
今晩(というかもう昨晩というか)、あるところで、杉谷昭子さんのシューマンのピアノ五重奏を聴いてまいりました。

杉谷さんの演奏を初めて聴いたのは、2007年熱狂の日音楽祭での丸の内ライブ。
いつのまにかエネルギーをいただいているような大きな温かい音楽に魅了されました。

今回は、室内楽ということでさらに楽しみにしておりました。

つい2日前まで自分が悪戦苦闘していた五重奏ということで(作曲家は違いますけど)、ほんとに興味深かった・・・音が、ピアノの生音というよりは、かなり弦寄りの音で、ハーモニーになったときの違和感がないんですね。ピチカートを一緒にやっても同じように余韻が残ります。PやPPのはっとする美しさ、またfやffの包み込むような音(決してぶつけるようなところがない)、それでいて一音一音はしっかり充実していてシューマンってドイツ人なんだな・・とあらためて感じる。
音楽の流れも4楽章の最後まで、たった今作り出された曲のようにみずみずしく、でも必然をもって語られる。
・・・すごい・・・参りました・・・

杉谷さんの前にもう1曲あり、弦(四重奏)のほうのメンバー変わらなかったのですけど、そちらの演奏とはまるで違うカルテットに聴こえましたので、やはりピアニストの力が大きいのかな、とも思いました。

アンコールは、「トロイメライ」と「カタリカタリ」。
こちらはさっきとがらりと変わり、<ピアノ独奏>の音。
うわ~、こんなにソロとアンサンブルって音が違うんですね。セミナーでさんざん言われてきたことがここへきてやっと腑に落ちたというか、目が覚めたというか。


思わず、シューマンの「ピアノ五重奏」と「子どもの情景」が入ったCDを買ってしまいました(笑)。

ベートーヴェンの連続演奏会もされていたと記憶しています。機会があったら、ベートーヴェンやブラームスの演奏にも接したいと思います。

素敵な演奏をありがとうございました。






PTAとコンチェルト

2010年05月06日 18時17分39秒 | 雑感
コンサートの反省その他を書くヒマもなく・・・・

午前10時~11時半まで学校で、PTA関係の仕事。
製版&印刷という単純なことなのに、インクが勝手に薄くなったり、紙送りができなくなったりで・・・・発狂!(爆)
メーカーさんに電話したり、前の役員さんにきいてみたりでバタバタしているうちに、これまた勝手に印刷機の機嫌がなおり・・・やれやれでした。


昼には、昨晩、松本さんにお声かけいただいた、コンチェルト練習の見学にまいりました。
楽器店で2台で合わせるということで、オケパートは知り合いのピアニストAちゃん、聴衆は私を含め3名。
曲はサン=サーンスのコンチェルト5番「エジプト風」。
サン=サーンスのコンチェルトは2番と4番は好きでCDをよく聴いていたものですけど、5番はたしか生を1回しか聴いたことありません・・・といったら「仮装さんがサン=サーンス好き?イメージないなあ」と言われました(汗)。
それにしても松本氏、昨日まで寝る間もないくらいのハードスケジュール、昨晩は遅くまで打ち上げだったのに・・・完全暗譜でこの完成度といったら(驚)。
この曲、いいですよ。面白いです。

公演情報は以下です。指揮は、先だってブザンソンで優勝された山田和樹氏、オーケストラは日フィルです。

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2010年 5月 9日 (日) 午後4時開演
秦野市文化会館 大ホール

<指揮>山田和樹
<ピアノ>松本和将
<合唱>秦野市公募合唱団、武蔵野合唱団
<《アイーダ》ソリスト>
   アイーダ:田崎尚美  アムネリス:高橋華子
   ラダメス:松原友  アモナズロ:党主税
   ランフィス:小田川哲也  国王:若林勉


加藤正二:丹沢賛歌(*この曲は合唱とピアノ伴奏のみで演奏します)
サン=サーンス:交響詩《死の舞踏》
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第5番《エジプト風》
ヴェルディ:歌劇《アイーダ》より第2幕(演奏会形式)

全席指定3,000
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お昼食べつついろいろ反省会。
昨晩の演奏は、師匠にほめていただけました(・・ホッ)。

それにしてもお忙しい・・・いったいいつ奥様に会っておられるのやら。





修了演奏会

2010年05月06日 00時00分28秒 | レッスン&セミナー
修了演奏会、無事終了いたしました。

長時間、弾くほうも聴くほうもおつかれさまでした。
みなさん本番がやっぱり一番よかったです。

私の曲は、午前のリハーサルより本番ほうがさらに遅かったというか、予定外の弦のタメがあったりして、いろいろと驚きましたけど(笑)、
これも本番のひとつの楽しみなので、それはそれで楽しめたと思います。

ご来場くださった方、ありがとうございました。



まだ家のことやら、明日のPTAの仕事の準備やらがありますので、今夜はこれにて。
(・・・いきなり現実・・・・)

セミナー4日目

2010年05月04日 22時24分42秒 | レッスン&セミナー
夏になっちゃったのか?というような暑い日でした。

ちょっとピアノ弾いて、生協の申込書書いて(爆)、娘にシューズを洗えだの宿題やれだの言っているうちに昼近く。
息子はフラワーフェスティバルに出かけて行きました。

まずは何をやれば・・・・

明日の用意ですね、ドレスそのほかをそろえる。
次に、学校のPTAの仕事をふたつほど。

主人がやっと休みになったので、初めて早めにでかけ聴講をすることに。
聴講してみると、あらためてソロと違う難しさを感じました。
みなさん大変お上手で、私など手も足も出ないような曲をふだん弾かれる方々なのですけど、そこまで難しくない譜面にもかかわらず、なんだかタイミングがあわなかったり、
「ピアノはピアノ」な感じになってしまったりするんですよね。
アンサンブルの時は、手元も楽譜も見ない時間、つまり弦奏者のほうを見ている時間もけっこう必要なのですが、これは慣れないとかなり怖いです。楽譜オチとミスタッチの危険がダブルで迫ります。
怖いのはわかるのですけど、脇目も振らず一心不乱にピアノに向かうのはこの際ほめられたことではなく、逆に「一緒にやる気ないの?」という印象を与えかねません。
「余裕で弾ける」ことが大切なのだなあ・・とあらためて実感。

私のレッスンは今日は2コマ連続で、1コマ目は松本さんによる個人レッスン。
一昨日の練習のとき、弦の方からいろいろアドバイスいただきましたが、それをもとに自分なりに考えていった弾き方をみていただきました。
結局は音の問題、体の使い方に行き着くのですけど、この五重奏第1楽章だけで、どれだけ、体の使いかたをああでもない、こうでもないとご指導いただいたことか。
体体・・・ってなんかヘンですけど(笑)。

次のコマは、合わせを引き続き松本さんにみてもらう時間。
ウナ・コルダを使う箇所、
弦にメロディーが移りこちらが伴奏に回ったときの微妙な揺れや小さいルバートを考えるべき場所、
弦の余韻に合わせてダンパーペダルで少し音を残す部分、
などなどをチェックしていきました。

弦同士の相談の時間が結構長くて、実際に弾いた時間は少なかったのですが、その相談を聞いているのもなかなかタメになるし、面白かったです。
ヴィオラS野先生、「テンポは遅くないですか?いいですか、これで。これくらいのほうがいろいろやりたいことやれるからいいと思いますよ。明日本番では何か仕掛けるかもしれません(笑)。スリリングな本番をお楽しみください」と。
スリリングな本番ですか~?・・どうかお手柔らかに(笑)。


帰ってから録音聴いてみました。
ところどころ(こちらが)若干フライングの気配があったりするとこがあります。
それとなによりも気になるのは、ものすごく伸びのある弦の中での、ピアノの減衰のしかたですねえ。楽譜どおりの音価だと「ブチッ」と切れたように聴こえるところあり。
弦と合わせるってつくづく難しい・・・・



セミナー3日目

2010年05月04日 00時08分19秒 | レッスン&セミナー
セミナー3日目。
今日は私はレッスンはなく、「親子のためのゆかいなコンサート」だけを娘と聴きにいきました。
お天気は最高、眺めも申し分なし。
こいのぼりが何組と空に翻り、最高のピクニック日和。
セミナーに使用している建物はふたつありますが、レッスン室のなかには総ガラス張りの部屋もあります。高台からの景色をおかず(?)にレッスンを受けたりするわけですけど、コンサート会場は撮影の関係上、すべてガラス窓のままというわけにはいかず・・・ちょっと残念。

プログラムは、ジュニアオケのメンバーによる演奏、講師(ピアノ&チェロ)による演奏、同じく講師陣による「動物の謝肉祭」の演奏。
「動物の謝肉祭」は子どもたちにも大うけ。下手なピアニストを表現した<ピアニスト>という曲なんかは、絶妙のヘタ真似で、爆笑状態。ヘタ真似ってやっぱり超上手くないとできないんですね(笑)。

それにしても講師の先生方、毎日毎日朝10時から夜の9時くらいまでレッスンその他びっしりのスケジュールのなかで、いったいいつ練習されていたのでしょう?
松本さんは、このあと9日にはすぐサン=サーンスのコンチェルト、そのあと大きな伴奏のお仕事、そのあとまたチャイコフスキーのコンチェルトとおありになるなかで、今日もたくさん弾かれてました。たいがいの曲は初見一発で弾かれるのは存じ上げているのですけど、それにしても・・・・・・いやはや。

仕事とはいえ、つねにクオリティを維持し、依頼のあった曲はかならず間に合わせる、・・・大変なことです。
指揮者の大野和士さんが、「つねに崖っぷちです。失敗したら次はありません」とおっしゃってましたが、私などには想像もつかない厳しい世界・・・。仕事という以上、どんな仕事でも失敗は許されないでしょうけど、失敗即依頼がなくなる・・というのは、こわすぎる。
そういう厳しい仕事だと思ったら、専業主婦とて一日も持たないです。ゴミの出し方間違えたらクビ、栄養の偏った食事出したら罰金、子育て失敗したら懲役・・・・毎日がそういう生活だったら頭おかしくなりそうなんですけど、仕事ってなんの仕事にしてもどこかそういう厳しさはあるわけですよね。・・・専業主婦も甘えちゃいけませんね。ストレスに思わず、確実に家事をこなしていかねば・・仕事ですから(汗)。


・・・・初夏のさわやかな風をうけながら、なぜかそんなことをつらつら考えた午後でありました。



セミナー2日目

2010年05月03日 00時07分32秒 | レッスン&セミナー
今日は11時からの合わせ。

昨日の今日でしたが、さすがプロの方々、決めてこられました。
朝から晩までスケジュールびっしりなので(いったい一人で何曲かかえておられるのでしょう??)、この曲を昨日の合わせのあと練習される時間があったとはとても思えませんけど、いきなり本番仕様でございました。ひぃ~

メンバーの方からと、監修の弦の先生からのご意見が飛び交うわけですけど(とくに私に向けたものというわけでもないのですけど)、
〇スタッカートがついている音について・・・ブラームスの楽曲であること、特にこの曲であること、さらに弦とピアノのバランスを考えていくと、どのくらいの音価で弾くべきなのか?またどういう音色を要求しているのか?
〇付点のリズムについて・・・・軽く楽しく、たとえばモーツァルトのように弾いていいものかどうか?そう弾かないとすると、実際どういう弾き方を採用するのか?弦であればアップとダウンをどう使うか?
と言ったことが本日繰り返し出てきました。


ピアノでは(ちょっと説明しにくいのですけど)、左手の小指でバスを規則正しく刻み、同じく左手の321を使って三連符の内声、さらに右手和音重音でメロディーを弾いていかないとならない、というかなり難しいところがあります。もっともそういった「難しい」とかいうことはいっさい申し開きできないのですけど・・。
「左手のみの連続音型のところで、音色を段階的に変えて、どんどんグレーなところに連れていくようにしてほしい」・・・とか、
「左右の音色を違う楽器のように弾き分ける」・・・とか、
「音が上行形でどうしてもクレッシェンドしたくなるところを絶対にクレッシェンドせず(これは楽譜上Pのままと記載があります)、無表情の深みみたいなものを出してほしい」・・・とか、
次々と注文が付きました。伴奏でもなんでも、一人でないものについては、バンバン注文きますし、それをすぐやらないとならないものなんですけど、
今日のはなかなか大変な要求でして、「こうですか?」「こんな感じですか?」と言ってはみるものの、正直その場ではムリでした。

この曲は数々のディスクがありますけど、わりに軽快でリズミカルな演奏が多く、実際弾いてみると、そうなってしまいがちなんですよね。
でもたぶんそうじゃない・・・・耳に心地よく、自分としては好みだったとしても、そういう演奏はこの曲にはふさわしくないんじゃないか、という気がしてならないです。そうなっちゃうんですけど(汗)。

今日は昨日の弦の感じからして、テンポはもっと遅めに設定しないといけないと思って、若干遅くしたのですけど、遅くしたら、ボロがでそうだったり(笑)、音が希薄になってしまったりで、つらかったです。しかも、音量的には落とさないといけない。
そうそう「p、ppの時、音量を落とすだけでなく、他の楽器の表情を汲み取った、いろいろな音を出してほしい」とも言われました。
バイオリンだったら、違う弦(D線のものをG線の高いポジションにするとか)で弾いたりとか、指板にちかいところで弓を使うとか、ということで音が変わるようなんですけど、そういうことを考えてみてほしい・・ということなんですね。実際ヴィオラを至近距離で弾いてみせてくださいました。

「そんなこといいな~、できたらいいな~」と思っていたことではありますけど、なるほど「弦ではたぶんこんな感じであろう」という漠然としたものでは、あくまでも「感じ」の域を出ないのかもしれませんね。
フラジオ、ハイポジション、その他いろいろ、知識としてあるなら具体的にイメージしてみればいいわけです。弦楽器、身近にあるのにうかつでした。

それにしても、ヴィオラS先生(32歳だそうですが・・)、熱いお方です。時間がきてもピアノのそばでマンツーマン状態。ほんとうにありがとうございます。
なんと濃い1時間であろう・・・・

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午後からは娘と、街でハンバーガーを食べ、知人の発表会にお花を持って顔を出し、名探偵コナンの映画を観てきました。
コナン、最後の謎解き部分で私爆睡(殴)。
気がついたらエンディングロール流れてました。しかたがないので、娘にオチをきくことしばし。
・・・なにしにいったんだか・・・


HIROSHIMA MUSIC FESTIVAL

2010年05月01日 23時35分18秒 | レッスン&セミナー
いよいよ始まりました、HIROSHIMA MUSIC FESTIVAL。
昨年まで電停ふたつ向こうの音楽高校が会場だったのですが(都合で今年から使用できず)、今年から、うちからバス停ひとつ先のお寺で開催。
別に宗教がらみとかそういうことではなくて、いくつかの部屋にピアノを置いて同時間に研修を進めていくにふさわしい場所である・・・ということのようなのですけど、いやどうして、高台からのすばらしい景色、きれいな建物、自然に囲まれて空気もいい。

・・・ということはあらかじめ知っていましたが、実際に行ったことはなく、うちから徒歩で20数分であろう・・という程度の認識でした。
10時開講式でしたので、9時半に出ました。
だいぶ歩いて、やっと見えてきた道路沿いの「ここから右折」という表示、見たとたん思わず、「ええ~」と声が出ました。
「ここから600M」
・・・マジですか?しかもここからずっと坂道ではありませんか。
時間はだんだんなくなるし、この時間に誰も歩いていく人いないし・・・・えいままよ、あと10日で46歳になりますけどね、ここはダッシュです(笑)。

ちゃんと間に合いましたよ、間に合いましたけど、汗ド~~~~~。

始まった開講式、挨拶、紹介、注意事項いろいろありましたけど、そのなかにここのお寺の住職さん(・・でいいのかな)のお話がありました。
「みなさん、ここへ技を磨きにこられたのですね。われわれも日々修行です。
今日私も、ここから平和公園まで走りまして、さきほど帰ってきたばかりです。なのでちょっと顔が赤いかもしれませんが・・・」
・・・・い、いま、なんとおっしゃいました?「平和公園まで走った」と言われましたか?
何キロあるのかわかりませんけど、信じられないです。すごすぎます。たかが600メートルの坂でめげていた自分がかわい過ぎる・・・・(泣)。
お話は続きます・・「音楽は耳で聴くものだと思うのですが、目を閉じて心で聴く場合もあるのではないでしょうか?私どもではよく<心できく>ということを申します。音楽も同じことが言えるのかもしれません」
・・・・よく、自分の音を客観的に聴こうとして目を閉じて練習することがありますけど、なるほど<心できく>のだと言われれば、そうかもしれないという気がします。宗教らしいコンパクトでわかりやすい表現ですが、それだけに忘れられない言葉のように思います。


開講式の後の、私の受講時間は17:15~18:00なので、いったんそこを離れて、娘と街へ。
「靴がきつくて入らない~」と言っていたので、娘の靴を買う、また息子を私の実家に明日派遣する予定なのでチケットを買う、という用を済ます必要がありました。
靴の方はいいとして、チケットの方は、乗り継ぎの便(リレーつばめ)が満席で明日朝の分がどうしてもとれない。ならば仕方なく・・今夜の飛行機最終便じゃ~ということ。でもちゃんと間に合うように部活から帰ってくるのか、私と入れ違いだがちゃんと行けるのか・・・と気をもみまくり。
いったん帰って、手紙に、航空機、リムジン、実家までの道順その他を書き、18:30にタクシーを手配して、あとは留守番の娘に因果を含めて(?!)、出かけました。
どうやら息子は16:45くらいには帰宅したようで、私の受講前に電話で連絡もつき、よかったです。


ブラームスピアノ五重奏の初合わせ。
今まで、客席からばかり拝見していた方がたの向こう側(ピアノだから当然奥ですね)にまわったのが不思議な感覚。
ピアノ受講者では、(当然のことながら)最年長ということもあるのでしょうが、大変丁寧に接していただき、こちらの意思を確認してから意見をくださる、という形でありがたかったです。
終わりのほうでは松本さんが入ってこられて「・・ピアノ、でかいよ(笑)」と。
楽器や部屋のこともあるでしょうけど、自分ではほんとに自分の音が聴こえないんですよね。でも十分すぎるくらいだったみたいで、「どれくらい聴こえているかをつかまないと。気持ちはあふれるくらいあっても、手元には全部反映させず、他の楽器とのバランスを考えたコントロールのきいた音で」と言われました。
難しいですよね、なかなか。ピアノの前面にほかの楽器はみんないて、それがすべてさらに前面に向かって音を出しているわけなので、ピアノ奏者は弦奏者の背中を見ながら、どんな音がどれくらい鳴っているのかを想像で補わなければならないとこがあります。
こういうとき、やはりきちんとチェックしてくださる方がいて、繰り返し繰り返し「今のでOK」「今のは変だ」と言われることで次第に身についていくことなのだと思います。
そこまで、室内楽ばかりやってるピアニストもいないかもしれませんが(笑)。

あとやはり「ここはこういうボーイングだから、ピアノもこんな風に」とか逆に「ピアノはこうだから、合わせたほうがいいのか?」とか、のやりとりがいいです。
「よく室内楽やってるんですか?」ときかれました。「よく」かどうかはわかりませんけど、やってるほうですかねえ、とりあえず。

私、明日は11時からです。
あさってはなくて、4日は16:15~、17:15~の連続2コマ。
聴講(無料)は随時受け付けているようです。

こちらにも情報あります。