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~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

またまた本番(その1)

2008年08月09日 17時39分40秒 | ピアノ
朝9時にうちを出て、行ってまいりました、本選。

昨年は私出てないのですけど、本選は、一昨年とその前は神戸、さらにその前とその前は横浜。
大阪の某市であるのは初めてです。

だいたいちゃんと行き着けるのかが心配。
新大阪から先、乗り換えること二回。
最後の電車では審査員とおぼしき方二名と乗り合わせ。・・・見ただけでピアノ関係とわかるのはなぜなんでしょう?

でM市に到着し、駅から歩くこと10分あまり。暑いこと暑いこと、何が悲しくてお金払ってこんな遠くまでピアノ弾きにきてるんだ、と思いましたよ。

でも、着いてみれば私と予選が一緒だった某氏やほかの方々、次々タクシーで到着。・・・ええ、ええ、主婦は10分くらいは歩きますとも!

受付開始まで30分くらいあったので、なぜか熱いゆず茶を喫茶店で飲みながらスタンバイ。たぶん弾く順番は後ろのほうだろう、とのんびり。

13時に受付が始まったのですが、なぜか出演順1番!
おい、時間ないって・・着替えもあるし。
コンクールで一番というのは決していい条件ではなく、よほどのことがなければいい点数がでないというのは常識に近いことなので、この時点で、「今日は、伴奏ストレス解消(殴)と、弾き終えたあとの鑑賞を楽しみにしよう」と決意(笑)。

あっという間に、舞台袖に入る時間になり、ドキドキする間もありません。

私のあとは、2、3、4、5番と男性続き。こうガタイのいい男性諸氏に囲まれると、なんだか自分が頼りない女の子のように感じられるのは・・・ええ、ずうずうしいです(逃)。
おじさんズは袖でも「今日は仕事は?休んだ?私は午前してきました。お仕事は?あ、私も医者です」みたいな会話されてました。


あっという間に順番きたのですが、譜面台を取ってくれてなかったのが不満でしたねえ。視譜も可だったので、時間の都合上そのままだったのでしょうけど)。

ピアノは古めのヤマハ。出だしはかなり思い通りに決まって、あとは鼻歌状態でしたが、まあ、細かい音が鳴らなかったりはありました。
ちょっと暗譜に難儀した場所に差し掛かって、しれっとスルーするはずが一瞬「あれ?なんだっけ?」・・弾きながら考えながら一小節作曲(殴)、なんとか「次いってみよう!」でつなぎました。
ここ、今朝さらったとき引っ掛かったんですよ。忘れればよかったのに、行きの電車で反芻してたら、見事にワナに落ちました。

あとは、鳴らしたいとこは鳴ったし、最後まで歌えたと思いますが、細かいとこは知らん(殴)


つづく

チェロコン本番など

2008年08月08日 15時19分12秒 | 室内楽
昨日は午後5時から1時間半、チェロのグループレッスン。

受講生は、小学2年生から私より年上(たぶん・・)の男性まで5人。
曲はバッハの無伴奏が2曲と、ブレバル、クレンゲル、カバレフスキーのコンチェルトでした。
私は弦楽器のことはさっぱりわからないので、なにが易しくてなにが難しいのか聴いていても「?????」なんですけど、大人の方の演奏というのは一味違うなあ・・と思いました。
その方、技術的にはシロウトの私が聴いていても結構あやしくて、指の動かないもどかしさとか音程がきちんと合わない情けなさみたいなものが苦しいほど伝わってくるのですけど、どこか耳を傾けさせる演奏なんですよ。
なんというか・・・気持ちとエネルギーがダイレクトに伝わってくるんです。こちらを音楽の原点に立ち返らせるような。

演奏が終わってお話をききましたら、チェロは15年前に一度習ったことがあるのだけれど、その後交通事故で断念。時を経て3年前に再開して独習していたのだけれど、その後1年くらい先生についている、ということでした。
もちろん、子どものころはピアノをされたり、学生のときはコントラバスを弾かれたりしていたのだそうですが、チェロそのもののキャリアは浅いそうです。
こんなマスタークラスで、ばりばり弾く子どもたちに混じっての勉強はさぞや・・しかも最後はホールでの発表会もあるわけだし・・とこちらはつい思ってしまうのですけど、学びたい一心での参加、ほんと頭が下がります。


今日は、チェロのコンクールがあって、A区民まで行ってまいりました。
朝10時45分の出番だったので、娘を街中に託児に出し(たまたま家族が出払ってました)、電車の時間を調べ上げて絶対に遅刻のないように乗り換え。
娘は昨夜からうれしそうで「明日預けられるんだよねっ!」とワクワク。以前はけっこう短時間の託児を使っていたのですが、最近は幼稚園でそういう機会もなく一年ぶりくらい。
娘、行きの電車の中でもしゃべりっぱなしで、「お母さんはチェロ習ってるんだよね」「いや、習ってはいないよ。習っているのはチェンバロ。あの鍵盤がピアノと逆の色のやつ」「あ、そうか。じゃチェロはピアノの形してるの?」「いやチェロはバイオリンの仲間だから、バイオリンの大きい形。お母さんはチェロの伴奏ピアノでしてるの」・・・・・本番前にいろいろ面倒くさいことになってきたので、以下放置プレイ(逃)。


で、街中で娘を預け、ここからまた路面電車とJRに乗って到着(途中、路面電車の運転士さんが、意味不明の独り言を言ってて、時々私に意味不明の微笑を投げかけるのがちょっと怖かった・・)。


ピアノのコンクールでは練習室ってめったにない(あってもそれは有料で早い者勝ち)ですけど、ほかの楽器はチューニングやアップが必要なので、あるんですね。
練習室にはアップライトのピアノもあって、事前にちょっとだけ合わせられました。
弦楽器部門は小中学生あわせてたったの4人でしたけど、みんな上手でしたよ~(うちらは以外はバイオリン)。練習室で弾いてた女の子がびっくりするほど上手かったのですけど、この子はつい先日某音楽教室の発表会で圧倒的な存在感と巧さで私をノックアウトした子、とステージを聴いて判明。
ああいうところで聴くと、バイオリンってほんと技巧的な楽器というか、チェロ地味でごめんね・・みたいな華やかさありますねえ。

このA区民のピアノは元々評判のいいピアノですけど、今日はコンクール初日の4番目ということで、コンディションも上々。気分よく弾けました。ま、ソロではないので思いっきりというわけではないですけど、ここのピアノを弾く機会に恵まれてありがたかったです。


・・というわけで、チェロの予選は無事終わり、結果も通過だったようで、ひとまずホッとしました。



おぬし・・青いな

2008年08月06日 22時07分20秒 | 雑感
写真のブツを息子が百円ショプから買ってきました。

世の中にバナナケースなるものがあるのは知ってましたし、見たこともありますけど、もっとこう自然なカーブで、横にパカッと開けられる、見た目もバナナっぽい黄色の物体だったと記憶しています。
それに比べこれはいったい・・・・

おかしいでしょ・・・先っぽに穴あいてるし、縦に蓋がとれるし・・・・

ちなみに、このケースの下にあるのは梨で、値札に「クダモノ」と書いてあるのですが、一瞬「ケダモノ」に見えた私は・・・ええ、疲れてますとも(逃)。



8月6日、チェロコンのレッスン(3回目)

2008年08月06日 20時51分11秒 | 室内楽
今日8月6日は、広島にとっては重い意味を持つ、特別の日。
私はここへ越してきてから丸7年が過ぎますが、いまだによそものとして、静かにこの日を過ごしている気がします。
最初の一年くらいは、電車で出かける際「原爆ドーム前」を通るたびに頭を下げないとならないような気がして、どうして「次は~ドーム前」などとまるで「東京ドーム」かなんかのように普通にアナウンスできるのだろう・・と不思議でなりませんでした。
いまだに、これには慣れないし、また慣れてもいけないと思っていますが・・・。

さて夕方近く、その「ドーム前」を通り、街中のデモを電車から見つつ、某音大へ。
音大のお隣は大きな教会なのですが、中からは祈りの歌が流れていました。


音大で行われている、ミュージックキャンプのマスターコースに行きました。例のカバレフスキのチェロコンの伴奏です。もちろんチェロも先生もいつもメンバーで変わりません。

本日の注意事項:

<チェロのO君がドキドキして速くなってしまうところがあるのだけれど、ピアノはサービスしなくていいです。サービスしてそれに合わせてしまうとドンドン速くなってしまうから。速さは16分音符で調節してください(私、個人的にも16分音符で走り気味・・・・泣)>

<(スフォルツァンドがふたつバンバンと続いて、そのあとチェロの小さなカデンツァのような部分に入るところで)ここ・・・今のだとちょっとヤラレタって感じね。蹴ったり撃ったりしないで(爆)、彼がそのあと浮上できるように上手につないでください>

<(4分音符の和音をずっと弾き続けるところ)もう少しポン、ポンという感じで>

<メノモッソに入る前の、テンポと強弱の落とし加減を二人でピタリと合わせる>


サービス過剰かと思えば、踏んだり蹴ったり(・・じゃなかった・・蹴ったり撃ったり)で、なかなかアヤシイ伴奏者ですが、いい勉強させてもらってます。






ちょっと友人の話

2008年08月05日 21時10分10秒 | 家族・友人等
昨日、楽器店によって当店勤務の友人としばし立ち話。

友人「そういえば、コンペの時、審査員のみなさんに飲み物出したら、開けられないセンセいましたよ」
私 「開けられないものって・・。何出したの?」
友人「オロナミンCです」
私 「え、オロナミンCって・・。開けられないっていうものなんだけど、普通出す?コンペで・・・お茶とか水とかが一般的なのでは?」
友人「・・え、そ、そうですか。私、世の中で一番好きな飲み物がオロナミンなもんで、つい」

いや、いいんですけどね。
一日審査し続けるの大変だし、気合いるだろうし、オロナミンおおいに結構と思いますけど、出されたほうはちょっとびっくりだったんじゃないでしょうかねえ。


Mちゃんは、二児のお母さんで、仕事もピアノもよくやってるなあ、といつも思うんですけど、なにがすごいって、いちいちオモシロイんですよ。
きけば彼女が突然変異的にオモシロイのではなく、Mちゃんのお母さんも妹さんも半端でなくオモシロイ。
妹さんは獅子舞の格好したり、お母さんはメイド服着て写メ撮ったり、私なんかが「仮装なんとか」と名乗るのが恥ずかしいような、本格的コスプレ一家。

Mちゃんのお仕事は、ピアノの先生方とのおつきあいが多くて、特にコンペシーズンはいろいろ気も使うだろうけど、頑張ってくださいっ!
・・・今度オロナミンC差し入れするから(笑)





ピアノに近寄らない一日

2008年08月04日 22時40分17秒 | 家族・友人等
ここ二日ほど<弾きすぎ警戒>で、わざわざ外出したりしてセーブしていたつもりでしたが、やはりというか本番前の恒例というか、今朝起きてみたら「今日弾いたらオシマイ」な感じに(特に右手)なってしまっていたので、一日子ども連れで外出してました。

銀行、サークルの発表会会場契約、子どもの買い物(つきあい)、メガネ屋でコンタクトの検査、美容院と歩き回り、手は無事としてもほかで消耗・・・(泣)

おかげでいろいろ片付いてよかったです。
髪もひさびさに切ったし・・

美容院といえば、別の店に移っていたはずの店長さん(男性)がまた戻っていて驚きました。
この店長さん、うちとはかれこれ7年のおつきあいで、主に息子がお世話になってます。
一方、系列の別の店では主人がある店長さん(女性)にお世話になっていたのですが、なんと彼と彼女はいつの間にか結婚していて、赤ちゃんも早五ヶ月。
・・・・びっくりですよ。しかも、彼は一時期、主人が通っていた美容院の店長をやっていて、奥さんが産休の間、主人を担当してました。


うちのなかで一番美容院に縁がないのが私なんですが、今日は魔が差して寄ってしまいました。もう少し涼しくて気力があれば、おそらく私のも娘のも自分で切ったであろうと思われるのですけど、肩も手もいまいちのコンディションで、ハサミ振り回してる場合じゃないだろう・・と。
カットだけなので、別にそう変わったわけでもないんですけど、ピン2本とかはさんで出かける必要はなくなったかも・・。
そういえば、若い子は男の子も女の子も長いピンを無造作にとめてて、私はそれってけっこういいじゃん、と思っていたのですが、私らがやると、顔洗うのに前髪上げたまま取り忘れたとした思われないようですねえ。・・昨日、Mやんと話していて、やっぱりおばちゃんのやることじゃないな、と思いやめることにしました(殴)。


ふだん私は、「だーれも自分のこと見てない見てない」ってミョーな確信があって視線不感症なんですけど、けっこう「踏み切りでみましたよ~」とよく言われ、なんでいつも踏み切りなんだろう・・って思うんですよ。
踏み切りとか信号待ちとか一番無防備な状態なのに、そんなところばっかり、ねえ。






聞き間違い?

2008年08月02日 11時50分40秒 | 雑感
先日バスに乗っていたところ、後ろの座席から女子大生らしき二人の会話がきこえてきました。
「昨日、ポニョみたんよ。もう、ポニョまじヤバ~い」
「なんで?」
「まじかわいいし、もう。・・・で、ポニョに出てくる男の子がもっとヤバい」
「かわいいの?」
「うん、もう、『ぼくがポニョを守ってあげる』みたいな感じで・・もうヤバすぎ」
「え、かわいいっ!母性反応出ちゃうねえ」
・・・・・・母性反応って?・・私の聞き間違いか、わざとのウケねらいであることを祈ります・・・・それにしても、「ヤバイ」と「かわいい」だけで会話の進むこと進むこと!結局その二人の会話をきいてて、ポニョのストーリーは何から何までわかってしまったのでした(泣)。

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昨日、いきなり組閣があってびっくりしたんですが、これがうちでは(子どもこみで)聞き間違い続出。
「え、なんで生徒会長?」
「そりゃ、政調会長じゃろう!」
「誰、ハミガキ大臣って?」
「そりゃ、タニガキ大臣じゃろう!」

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話は変わりますが、うちの息子はちょっと前まで「青春18禁切符」だと思っていたらしい。それって、どんな切符で、どこに行くんじゃあ!・・と想像してしまいましたよ、思わず(爆)

前あきドレス・・なんてない、か。

2008年08月01日 23時20分49秒 | ピアノ
これからの本番で何を着ようか、という話なんですが・・・。

まあ伴奏は決まってます。目立つわけにはいきません。
で、ソロなんですが、これが決まらない。

曲によっては「この服でないと絶対弾きたくない」というくらいまで限定されることもあるのですが、うちを出るギリギリまで決まらないことも結構あります。
今回はこのあとの方のケース。

6月に着たものなら慣れてていいし、それでいくか・・と思っていたのですが、「う~ん、やっぱりどうしよう。本選は派手地味混在だからなあ・・」と思い、とりあえず、一度も着てないドレスを出してみたのですが・・・

「入らなかった」というわけではありません。入ります。でもかなり難しい。
これは割合スリムなタイプでジッパーも何もなく、かぶって着るわけです。スリムでジッパー等のないものを汗ばんだ状態で着るとどうなるか・・・
身体に張り付いてしまい、くねくねとヘビのように着るハメになります。で、腕を通すときにまたまた肩が・・・ああ・・・・(泣)。

着られないことはないです、でも本番前に一人でトイレで(更衣室のないことがあります)ヘビ踊りをしながら着替えるのは危険すぎる。直前に肩をひねったらお終いです。
そういえばつい最近、暑い中、大急ぎで着替えて熱中症のようになってしまった友人もいたような・・・。

たとえスリムタイプでないにしても、ドレスやブラウスは背中ジッパーかプルオーバータイプが多く、うまく着替えられなかった場合がちょっと怖い。・・・サナギからちゃんと抜けられないまま固まってしまったセミのようにはなりたくないです。
だからといって、介護用前あきドレスなんてないし・・・。

結局、予選で着た、近くの洋品店で超リーズナブルなお値段でゲットしたあれになる可能性大、かな。