今日の夕方、友人からメールがきました。
「(ピアノを弾いて)左手の小指が痛くなり、だんだん腫れてきたような気がします」
偶然にも、私も今日は右手の小指が痛くなり冷やしていたところでした。
たぶん、友人も私も同じような練習で痛めたんだと思います・・・おそらくは連続のオクターブか和音。
私の弾いている「イゾルデ」はオクターブ&和音が多く、かなり手に負担がかかります。なので、長時間練習するときは、間にクールダウンできるような曲(あまり手を広げず指先の細かい運動が主な曲など)をゆっくり練習したりするのですが、今日は没頭していたのと、ここ3日ばかりろくに練習ができず手がなまっていたせいもあってか、ちょっと負担をかけすぎてしまいました。
これは比較的よくある故障です。でも、これが悪化するとしばらく弾けなくなることも珍しくないので、気をつけなければいけません。
ちょっと前までよくあった故障は、腕がつったようになって指も動かなくなる、というものでした。
10何年ブランクがあったところに、張り切って大きな曲(速い曲)を弾くものだから、相当ムリがきました。脱力もできないまま、ひたすら練習すればうまくなるという勘違いを起こし、腕の筋肉はパンパンになりました。
これは最近はないです・・というより、こんな状態になるような力の使い方ではろくな音は出ないので、改善に努めました。
それから、ツメが割れたこともあります。これも妙なフォームで弾いていたから起こったことなので、以後気をつけています。
手腕以外では、足裏が痛くなる、というのがありました。
これは、右ペダルです。ぺダルのタイミングのまずさは悩みの種なのですが、なんとか細かい操作をやってみようと何時間も続けて練習すると、ツリます。・・・で、足裏がペダルの形に凹みます(爆)。
これもおそらく、ブランクなく子どものころからコンスタントに毎日何時間か弾き続けていれば起こらない故障なのだろうとは思うのですが、40前後でいきなり根つめてやりだすと、身体にきます。
あとはですね、ピアノを再開したらあっという間に指輪が入らなくなり、結婚指輪はできなくなったとか、
半袖の袖口がちょっと絞ってある服は腕がきつくて入らなくなったとか。
それは単に太っただけなんでは?・・といわれると困るのですけど、部位が限定されていることなので、多少はピアノがらみだと思われます。
逆に、これだけの熱心さでもって腹筋でも鍛えたならば、今頃はなかなかシマッタ体になっていたかもしれないと思えなくもないです。
50肩(?)は相変わらずなんですけど、子どもに練習させる必要上、毎日バイオリンを構えなければならないことが逆に背筋(?)を鍛えているのか、そこまでつらくはなくなってきました。
・・今では、しばらくはバイオリンはさんだまま立ってられます。「こんな不自然な姿勢、信じられない!!」と言ってましたけど、そこまで思わなくなってきました。
やっぱりなにごとも身体が資本です。
ブランクと年齢に応じたメニューを考えて、無理なく筋力等をつけていきたいものだと思います。
「(ピアノを弾いて)左手の小指が痛くなり、だんだん腫れてきたような気がします」
偶然にも、私も今日は右手の小指が痛くなり冷やしていたところでした。
たぶん、友人も私も同じような練習で痛めたんだと思います・・・おそらくは連続のオクターブか和音。
私の弾いている「イゾルデ」はオクターブ&和音が多く、かなり手に負担がかかります。なので、長時間練習するときは、間にクールダウンできるような曲(あまり手を広げず指先の細かい運動が主な曲など)をゆっくり練習したりするのですが、今日は没頭していたのと、ここ3日ばかりろくに練習ができず手がなまっていたせいもあってか、ちょっと負担をかけすぎてしまいました。
これは比較的よくある故障です。でも、これが悪化するとしばらく弾けなくなることも珍しくないので、気をつけなければいけません。
ちょっと前までよくあった故障は、腕がつったようになって指も動かなくなる、というものでした。
10何年ブランクがあったところに、張り切って大きな曲(速い曲)を弾くものだから、相当ムリがきました。脱力もできないまま、ひたすら練習すればうまくなるという勘違いを起こし、腕の筋肉はパンパンになりました。
これは最近はないです・・というより、こんな状態になるような力の使い方ではろくな音は出ないので、改善に努めました。
それから、ツメが割れたこともあります。これも妙なフォームで弾いていたから起こったことなので、以後気をつけています。
手腕以外では、足裏が痛くなる、というのがありました。
これは、右ペダルです。ぺダルのタイミングのまずさは悩みの種なのですが、なんとか細かい操作をやってみようと何時間も続けて練習すると、ツリます。・・・で、足裏がペダルの形に凹みます(爆)。
これもおそらく、ブランクなく子どものころからコンスタントに毎日何時間か弾き続けていれば起こらない故障なのだろうとは思うのですが、40前後でいきなり根つめてやりだすと、身体にきます。
あとはですね、ピアノを再開したらあっという間に指輪が入らなくなり、結婚指輪はできなくなったとか、
半袖の袖口がちょっと絞ってある服は腕がきつくて入らなくなったとか。
それは単に太っただけなんでは?・・といわれると困るのですけど、部位が限定されていることなので、多少はピアノがらみだと思われます。
逆に、これだけの熱心さでもって腹筋でも鍛えたならば、今頃はなかなかシマッタ体になっていたかもしれないと思えなくもないです。
50肩(?)は相変わらずなんですけど、子どもに練習させる必要上、毎日バイオリンを構えなければならないことが逆に背筋(?)を鍛えているのか、そこまでつらくはなくなってきました。
・・今では、しばらくはバイオリンはさんだまま立ってられます。「こんな不自然な姿勢、信じられない!!」と言ってましたけど、そこまで思わなくなってきました。
やっぱりなにごとも身体が資本です。
ブランクと年齢に応じたメニューを考えて、無理なく筋力等をつけていきたいものだと思います。
オクターブや和音の練習は、手や指に負担がかかりますよね・・・
私も、レッスン時に先生から”こういう練習をしたらいいよ”と教えてもらうのですが、その際に、
”でも、あまりやったらダメよ!何度もやったらダメ!手を壊すわよ。
酷くなったら、骨まで痛くなる(痛いような感じになる?)から
今はひどくなくても、後から困るから。”
と注意を必ず受けます。
たまにレッスンをみていただいている先生が、ピアノに必要な筋肉がしっかりと出来ている男の先生(T先生)で、支える筋肉をつける練習法を教わるのですが、やはりいつものレッスンの先生から、
”程々にしておかないと、壊れるわよ。T先生のようにしっかりとした体系だったら問題ないけれど。自分に合ったように取り入れないと、大変なことになるから。”
と、心配をしてくれています。
ということで、程々にしています^^;
でも、だからと言って必要なところに必要な筋肉がないとキチンと支えられなくて、良い音も出せないので、体の具合をみながらギリギリまではやらないと。。。と思っています。
先ずは、T先生に、指の付け根に筋肉を!
と言われているので、仮装さんみたいに結婚指輪が入らなくなる日を楽しみに(?)がんばっています*^-^*
そこを鍛えると、仮装さんのように、腕にも筋肉がついて・・・背中や必要なところに筋肉がつくから!
と言われているので、理想なピアノ体系にめざしてがんばります
でも、無理なく・・・ですよね^^
身体が問題なく動いてこそですものね。
無理すると痛めるし、練習しないと上達しないし、
無理ギリギリのところでやっていくのは、なかなか難しいです。
子どもの場合は手がやわらかいので、先生や親も「いためるといけないなあ・・・」と思って見守るし、そもそもよほど集中力のある子でなければ長時間根をつめて練習するということもないので、あまり酷い事態にはならないように思いますが、
再開組、特に、そこそこの大きさの曲が弾けるタイプは要注意です。特に女性。
手本とするピアニストや師匠とはそもそも鍛え方が違うのだ、ということを念頭に置いておかないと、大変な目に遭います。
体のほうはだんだん枯れる方向(爆)に向かう中、志だけが高くなってどうしてもアンチエイジングを図ってしまうので、練習のひとつにしても気をつけねばならないと思っています。
たまには、こういう話題もやっていきますので、どうぞ気長におつきあいくださいね。
再開組、特に女性は要注意だったんですね
(そこそこの大きさの曲は弾いていませんけど(^^ゞ)
>体のほうはだんだん枯れる方向(爆)に向かう中、志だけが高くなってどうしても
いや、もう笑いました(爆)
はい、以後練習には気をつけるよう、肝にめいじています
アマチュア再開組みに限ったことではないんですよ。
プロのピアノ弾きも、40を過ぎたら大体誰でも、
程度の差はあれ、何らかの持病を抱えていますね。
それも、相当重傷のケースもありますね。
ただ、職業にしていると、
絶対にそれを口外しませんが…。
腱鞘炎はもとより、極度の肩こり、
背筋痛(これは私も5年以上悩まされています)、
それに、椅子に座る時間が長いことから、
椎間板ヘルニア…などなど。
やはり、40っていうのは年代的に、
一つの大きな境目なんですよね。
40を境にして、、多くの同僚が口裏を合わせたように、
ピアノに影響する体調不良を訴えてきたのには、
自分でも驚きました。
ピアノ弾きばかりでなく、バイオリン弾きも同じですが、
みな、酷使した後のマッサージとかサウナとか、
疲労が過労になって、やがて病に至らぬように、
自分自身のメンテナンスの方法を持っています。
でも、やはり体を傷めてみて、
はじめて、その加減の方法もわかるという面があるのもまた事実。
プロ野球のピッチャーが、
(松坂や佐々木などの別格は特別として)
ある程度の年齢を迎えると、
力で押す直球勝負のみに頼るのではなく、
多彩な変化球を利用した投球術を覚えて、
年齢に応じたピッチングをマスターしなければ、
その命を縮めてしまうのと同じことが、ピアノにもあるでしょうね。
要は、経験に基づく創意工夫で、誰もが最後は、
自分自身のスタイルを確立しなければならないということでしょう。
そうそう、身体の衰えに半比例して「弾けるうちに弾きたい」という気持ちが強くなり、ますます無理に拍車をかけます。
特に「味をしめた」あとがマズイです(爆)。
お互い気をつけましょう!
<M先生>
>プロのピアノ弾きも、40を過ぎたら大体誰でも、
程度の差はあれ、何らかの持病を抱えていますね。
それも、相当重傷のケースもありますね。
プロの方で故障がおこるのは、長年の酷使によるものが原因の多くかもしれませんね。
どこまでが職業病で、どこまでがただの加齢のよるものかが判然としないところが中高年の悩ましいところ。
ちなみに私は、肩こりと腰痛は座業であった編集者時代(20代後半の2年足らず)がピークでして、それも原因はほぼ100%ストレスでした。
そういえば、なにかの雑誌でみたのですが、ピアニストの近藤さんが、昨年じっくり時間をかけて年齢相応のフォームに変えたと語っておられました。
たくさんのステージをこなされながら弾き方を変えていくというのは大変難しいことだったそうです。
あの若いユンディ・リでさえも、プロコのコンチェルトの練習で、腕を痛め、なにかのコンサートではプログラムを入れ替えていたようです。世界を飛び回るような超一流は超一流で休みもないだろうし、公演のアナは絶対あけられないだろうし、お仕事というのはやはり大変なことだ、とあらためて思うことでした。