~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

生はもっとすごい?(7月のご近所活動)

2017年07月31日 20時47分04秒 | コンサート(企画、協力、出演 含む)

なんと7月ツゴモリ(晦日)であります。

 

7月はコンペもなにもないし、暇じゃんねえ・・・・と思っていて、スケジュール帳もガラガラなはずだったんですが、

集会所での小さい子向けのミニコンサートがあったり、

近所での納涼会での演奏があったり、

チェロや鍵盤ハーモニカと大いに楽しんでおりました。

 

小さい子向けのコンサートには、2011、2015,2016,2017年と4回呼んでいただいておりまして、

2015年からは自分のキーボードを持ち込んでいます。

今回も16分の1のヴァイオリンを持参し、みんなに触ってもらいました。

これは、子供よりもお母さんたちにウケます。

私たちは、ピアノとチェロ奏者なので、教えることはできないですけれども(笑)、

これでヴァイオリンに興味を持ってくれる子がいるといいな、と思います。

 

地域交流サロンでの演奏は、クリスマス、納涼会と年2回ですけれども、これも4回め。

鍵盤ハーモニカは月1回練習しております。鍵盤楽器の経験もある人もない人もいますけれども、じりじりと曲のグレードも上げてきまして(笑)、

今回は

・炭坑節

・遠き山に日は落ちて

・それゆけカープ

「遠き山に日は落ちて」は前奏部分も入れまして、これが思っていたよりもいいんですね。

全音符のクレッシェンドをやる感覚というのは、ピアノでは味わえないのですが、

鍵盤ハーモニカでは可能ですし、音色的にも、どこか懐かしい感じがなんとも言えない。

もともとは、子供たちが小学校で使ったあと、ゴミに出される直前のものを救済しようと、きれいにして使っていたのですが、

新品をひとり購入、ふたり購入・・・と、だんだんみんなワナに落ちていきます。

あ、別に私は楽器あっせんしてませんよ(笑)。

 

鍵盤ハーモニカのほかは、これまでは私の持ち込みキーボードで何曲かピアノ曲を弾いてきたのですけれども、

今回は電子ピアノを据えたこともあり、チェロの友人を誘って、デュオをやってみました。

・星に願いを

・白鳥

・リベルタンゴ

・愛の讃歌

弦楽器というと、娘にヴァイオリンを弾いてもらったことが過去2回ありましたけれども、

「チェロという楽器を間近で聴いたことは初めて!」と、えらくびっくりしていただいて、

しかも「好きな曲ばかり」ということで、こちらこそありがとうございました・・です。

私自身、高校に入るまで、弦楽器を弾く人を間近で見たことがなく、まして、知り合いなど皆無だったのですが、

30近くなってからどういうわけか間違い(笑)が重なり、

気がつくと、家族の中でも、「弦楽器を習った事がないのは私だけ」という事態に陥っております。

(・・・人生なにが起きるかわからない・・・・)

それはともかく、そうですよね、ピアノを弾いたことある、弾く人を知ってる、楽器を持ってる・・という人は多くても、

弦楽器はちょっと遠いですよね。娘もバイオリンやってることがバレると相当びっくりされるようですし。

 

で、電子ピアノなんですけれども、

聴いてくださった方が「すごくカッコ良かったんですけど、生のピアノで聴くときっともっとすごいんでしょうねえ」と。

もっとすごいかどうかは、腕の問題もあるので保証はできないんですけれども、

弾きやすさや、生のチェロとの相性を考えると、当然生がいいに決まってます。

その辺なんですよね・・・「生のピアノ、それもグランド、それもホールの」という欲求をじわじわと叶える、

「子供のお古の小さい鍵盤ハーモニカから、新品の中型の鍵盤ハーモニカへ」というものにも共通するかもしれません。

少しずつ少しずつです・・・「もっといい音で聴きたい、もっといい演奏を聴きたい」を醸成するお手伝い。

こういうものこそ、本気でやっていかねば、と思っております。

 



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