once in a blue moon

.:♪*:・'゜♭.:*韓国で子育て.:♪*:・'゜♭.:*

Everybody's talking about Jamie(제이미)

2020-09-12 | ミュージカル・演劇・コンサート

この先も絶対に出会えないだろう完璧なジェイミーニュー
後悔したくないので観られるだけ観ることにしました。

※マイ前楽なのでめちゃくちゃ長いです↓

14年前、ビリーエリオットをイギリスで初めて観た日
「もう一回観たいだなんてバカなこと考えてるな~一回で充分でしょ」とあたまの中は
ビリーでいっぱいだったのにまだイギリスに滞在していたのに一度観ただけで日本に帰りました。
そして後悔し続けました。

これだ!と思ったら悔いなく繰り返し観る
わたしはファーストビリーを一回しか観られなかったこといまでも後悔してます
あのこのビリーをみたから私の人生が変わったのですから。
あのときもう一度だけ観られていたら...いまでも思います。

だからジェイミー観ます。
きっとこの先もチョグォンさん以上のジェイミーには出会えませんから。



この日は母、マーガレット役チェジョンウォンさんとのペア楽でした。

アジア、韓国初演公演の初日をかざったペアです。
見逃すわけにはいかないでしょう^^



一回だけ観るつもりが気づいたら千秋楽まで計6回!
さすがに観劇予算はオーバーしてるので(ジェイミーだけ観てるわけじゃないから 笑)
ウィメプでセールチケットを購入しました。
どんな悪い席になるか不安でしたが一階3列目のショーノート保有席...
ジェイミーの表情がしっかり見える最高席でした(笑)

エラセンはOP席3列、通路はさんで前3列までは段差なく座高に自信ないかぎり
座らないほうが良い劇場のつくりなのでわたしが好きなのは4列目からなんですが
3列目の上手側を35%オフで観られたのはラッキーでした(まぁ制作側は苦々しいでしょうけども^^;)

ということで初めてサイドから、ジェイミーの表情メインで観られる貴重な席で
5回目のジェイミーです!




ジェイミーという作品の魅力はジェイミーニューという少年のキャラクターの愛らしさもですが
ジェイミーの同級生、11年生たちもひとりひとり個性的で可愛らしいです。

ジェイミー含めた11名の生徒たちが早口で好き勝手わめいている授業風景から物語は始まります(笑)

今作品がデビュー作だったり、二作目、三作目などベテランさんもいらっしゃいますが
新人俳優メインのアンサンブルさんたちの熱気はBETMのバレエガールズにも似た印象です。
大人だからより若さの勢いが可愛らしくて気持ちいい!



タイトル曲でもある「Everybody's talking about Jamie 」
二幕さいしょのナンバーですがインターミッション中から
ミッキー役ジャンヒョンミンさん、ファティマ役パクソニョンさん、ヴィッキー役イジェヒさんの小芝居が始まります。
毎回、即興でのお芝居らしいですが毎回可愛くて本物の学校の休み時間みたいです。

そしてベルがなり↑のナンバーを歌うようになります^^

なかなか聞き取りにくいのは歌詞が早口で若者言葉なのもありますが
新人俳優さんたちが多いというのもたぶんにあると思います^^;

興奮した高校生は早口でなにいってるのかわからないというナンバーなんだと理解しました(笑)

アンサンブルさんまで役名も台詞もあり
ひとりひとりがイキイキとしていてスポットライトがあたるジェイミーというミュージカルは
ジェイミーが主人公でもあり、みんなが主人公です。

ジェイミーの台詞にあります。
「오늘은 너가 주인공이다 내가 아니라(今日は君が主人公だ僕じゃなく)」と
カテコもひとりひとり見せ場があるから素敵です^^




ビリーエリオット、マチルダ、マンマミーア
そしてジェイミーとチェジョンウォンさんを観るのは4作目ですが本当に素敵な役者さんです

ジョンウォンさんの品が良い優しい話し方大好きです。

ジェイミーが誕生日プレゼントの箱をあけるシーン
毎回毎回グォンさんのけたたましい絶叫にわかっていても飛び上がるくらいビックリします(笑)

客席にいるわたしがこうなんだから横にいるジョンウォンさんやレイ役ヨンアさんは
さぞビックリするだろうなとは思ってましたが
今回は特にすごい声を出して二人とも笑っちゃって「やー、本当にビックリした~怖いじゃない...」ってけらけら笑ってらっしゃり
そのあともお二人とも胸おさえて結構引きずってました(笑)
グォンさんもちょっと笑ってた^^

私も心臓バクバクしてた...(笑)
構えていてもビックリするくらいの絶叫なんだもんなぁ。
怖い...怖いってジョンウォンさん正直すぎる...(笑)
グォンさんの甲高い声、独特なんですよね...(あと声量あるから毎度命がけの悲鳴レベル 笑)

ジェイミーが赤いハイヒールを初めてはくシーン
台詞も動作も全てが可愛らしくて大好きなシーンなんです。

ハイヒールに「この子、恥ずかしがってるみたい。こらぁー!早く仲良くなろーねぇー♡」っていうジェイミーの可愛さたるや...(机バンバン)

今回、ヒールで立ち上がるシーンでよろよろするジェイミーにジョンウォンオンマが
「괜찮아? 우리 고양이..(大丈夫、猫ちゃん)」とアドリブで話しかけたら「야~옹(にゃ~)」とグォンさんがこたえてかわいかった~~^^♡
四つんばい状態が猫ちゃんでした。ほんっとグォンさんかわいい~♡
ジョンウォンさんも自分で仕掛けといて反応が可愛いと思ったのか笑顔でとろけてた(笑)
となりのヨンアさんもニコニコしてた(笑)
多分会場中の人たちが可愛いと思ったにちがいない...。
なんなんだーあの可愛さは...おそろしい31歳!

ジェイミーが可愛いのかグォンさんが可愛いのか役と本人に境がなさすぎて混乱し続けた一ヶ月半でしたが
今回、5回目のジェイミーを観てジェイミーも可愛いけどグォンさん自身が本当に可愛らしい方なんだとハッキリわかりました。

話し方、声まで可愛いとか成人男性なのにすごいなと思います(笑)
へたな子役より話し方可愛いとかどうなんだろう、もう(笑)
失礼かなと思いつつ本当に可愛いんだから仕方ない...。
なに喋っても声が可愛いし喋り方もキュンキュンするくらい可愛い^^
おそるべし。

The wall in my head
一曲目のAnd you don't even know itは自信満々歌っていたのに
2曲目はトラウマとなった記憶のせいで壁があり乗りこえるのが怖いとジェイミーがひとり身体を小さくさせながら歌うナンバーです

このシーンのグォンさんの繊細さは目を見張ります。
今回は表情満喫席だったのでしっかりグォンさん観られましたが
いったいどうやったらあそこまであどけない表情が出来るのか...と首をかしげてしまうくらい
あどけなく幼い可愛いお顔で歌ってます。
印象としては幼稚園生くらいの幼さ(笑)
グォンさん、魅せるシーンは眼光ギラリとさせ半端ない目力になりますが
そうじゃない普通のシーンや悲しいシーンは不思議なくらいのっペラ薄い表情でそれが幼く可愛らしく見えていることに気づきました(笑)
なにそのスキル......。

ヒューゴのお店でも仕草がいちいち可愛い!
クスクス笑ったりもじもじしたり何度もいうけど31歳に見えない(笑)
台詞がまた甲高く可愛いんだよなぁ。。。

可愛いしか言ってない(笑)

ヒューゴ役のヒソクさんは毎回、ジェイミー席狙ってバンバン撃ちますね(笑)
ホジュンさんとまた全然ちがうヒューゴです。

Work of Artは毎回、毎回グォンさんの人間離れした跳躍力に笑います
アンサンブルさんと一緒に飛び上がる振り付けなんですがいつもひとり頭が違う位置にあり笑います...←
歌もかなりパワフル、声量もあるし何より結構発音間違えたらなに言ってるかわからない歌詞を
早口で正確な発音で歌い上げるから圧倒されます。
ミュージカル俳優のジュヒョプさんもさすがな発音、発声ですがグォンさんは
そこに驚異的ななダンスパフォーマンスもみせてくれるので本当に天才なんだと感じます。



実際はこの動画の三倍くらいの高さ飛んでます(嘘じゃない)
歌もかなりシャウト強め。
ボーカル力ある歌手はこういうナンバーは特に才能が光るなーと思います。

Over the top
ジェイミーというミュージカルはほとんどのシーンに対比となる演出をして
どちらも存在価値があることを意味する優しいメッセージを伝え続ける作品なんですが
劇中歌でもっとも対比、ギャップの演出がはげしく脳内が混乱するのがこのOver the top

見た目はドラァグクイーンの4人がきらびやかにジェイミーをドラァグクイーンに変身させていますが
歌詞がゴツゴツの戦闘に向かう男~!って感じのごつさ荒らさで
視覚と聴覚のギャップに脳が処理しきれなくなります(笑)

一方、いつもはしなやかでみとれちゃうほど妖艶なグォンさんの後ろ姿しかみられませんでしたが
今回は鏡にうつる表情がすべて見えて、まぁ~本当に可愛らしかった...。

ドレスをきてブロンドのウィッグをつけた自分の顔をみて幸せそうにニコニコ笑って
心から「違う自分」を見いだし喜んでいるような表情をしていてまたきゅーん。
なんて可愛い子なんだぁ(31歳という現実は無視)

このシーンで一番色っぽいのがウィッグをアップにしようと髪をまとめる動き...
一体どうやったら...っていうかどんな人生歩んだら舞台上でそんな演技ができるのか...
中性的な色気をまとう人はこんなことも出来るのかと脱力してしまいます。

女性でも男性でもある色気がすごい!
天才なんですね~。

グォンさんのジェイミーで一番グォンさんそのまんまと感じるのが
Limited Edition Prom night Special



ドラァグクイーンの舞台デビューを経て
学校中の人気者、うわさの的になり自信に満ちあふれたジェイミーが
お衣装をアレンジしてこれをプロムパーティーに着ていくと母マーガレットとその友人のレイおばさんに見せるシーンです

この自信に満ちあふれ魅せることに徹底したダンスナンバーをグォンさんは
最高の可愛さとグォンさんがもつ才能を惜しみなく披露していて
観ていて一番ワクワクどきどきするパフォーマンスです^^

チョグォンさんという最高のパフォーマーの最高パフォーマンスがみられます!

チョグォンのLimited edition
チョグォンだけのLimited edition
どこにもないLimited edition

天才です。
このナンバーを自分のカラーにして魅せる力がある本物の天才だなと思います。

学校に呼び出され、卒業プロムにドレスを着てくることは許さないと
ヘッジ先生に釘を刺されたジェイミーは親友プリティの家にいきます

このシーンが一番理解が難しいシーンです。
まだ5回しか観てないのでたくさん見逃しているメッセージや演出があると思いますが
とりあえずいまのわたしの解釈というか疑問を書きます。

まずムスリムの女の子の部屋に「男の子」のジェイミーが入っているという意味
宗教的にNGであるはず
またプリティの親はジェイミーが家にくることは認めてはいても
部屋に入ることまでは認めてない
でもプリティはこっそり招いている。
その必要性(会話内容から部屋にはいる必要性がわからない)

そしてボーイッシュとも解釈できるインテリアが宇宙メインのプリティの部屋
くるくるまわり星が映し出されるランプ

星がでてくるのは一幕のThe wall in my headとこのシーンだけなんですよねぇ
なんなんだろう?

自分は醜い、怖いよと落ち込むジェイミーにプリティは「あなたは息をのむほど美しいよ」と全肯定
友人同士でここまで誉めちぎるかくらい誉める

ジェイミーという名前、アラブ語ではジャミールという
ジャミールという意味はビューティフルだと伝え
プリティはIt means beautifulを歌います

ジェイミーを慰め、大丈夫だよ
あなたはそのままで美しいよ、と誉めながら
自分自身も価値のある人だと、大切な存在だとプリティ自身が認識し始める歌です

単純にジェイミーを励ますだけじゃないプリティにも無意識にあった<The wall in my head>
プリティが壁をのりこえ始めるナンバーだということまではわかりました。

そのあとジェイミーがプリティに「君は時々女の子になりたい男の子が望む最高の友達だよ」といい
プリティはおどけたポーズをとるんですが
その瞬間、ジェイミーはチュッとプリティのほっぺにキスをして帰ります。

その瞬間、かたまって戸惑うプリティの表情から
オタクたちは様々な論争を繰り広げていますが
わたしはいまだわかりません。

たぶん、対比を演出してきた作品だから
プリティのリアクションはどの解釈も正解なんだと思います。

ストレートのムスリムの女の子、がヒントであり答えなのかな。

最後にIt means beautifulのリプライズ
ジェイミーが去ったあと
ひた隠しにしている、光にあたることない話と歌う意味はそういうプリティのお話もIt means beautifulなのかなと今は理解してます

難しい...!!



WEオリジナルキャスト版
何回みてもわからーん

ちなみにこの日は星のランプがまわらないトラブルありました(笑)

キャストさんはもちろんスタッフさんまでお稽古段階でみんなむせび泣いて稽古できなかったという逸話のあるHe's my boy
もうね...泣かないで観られる人いないと思います(笑)

私は母親の立場、目線でこの作品を観ているから
明るく輝くジェイミーが傷つかないよう
嘘をついてでも守りたい気持ちはいたいほど分かるし
子供のやりたいことをできる限り尊重し
でも周囲からの視線や社会との調和をどう取ってあげれば良いのか悩む気持ちも分かります。

ジェイミーはそんなマーガレットの気持ちはまだ理解どころか
考えられるほど成熟していないから
母親が嘘をついたと傷つくだけです。

でもそれをふくめて分かっているのが母親です。

나의 꿈 나의 삶 눈물이 웃음이
(私の夢、私の人生、涙、笑い)
널 보면 아프고 행복해
(お前をみると苦しくて幸せ)
나의 아가
(私の赤ちゃん)
내 시람 내 아들
(私の宝、私の息子)

※내 사람は英語でMy manです。
ニュアンスとして宝と訳しました。



ジョンウォンさんがラジオ出演されたときに歌われました。
久しぶりに観たけどやっぱり泣く...(笑)

ぐしゅぐしゅに鼻水をすする音が会場に響くまでがこのナンバーの演出だと理解してます^^

このナンバーが新世代感あふれるこの作品をミュージカル作品として完成させます。
絶対的に実力のある役者さんじゃなきゃこの役は難しいでしょうね...。

家出したジェイミーがふらふら歩いていると不良にからまれ
And you don't even know itリプライズを歌います。

WE版は弱々しく歌っていますが
グォンさんは目がイッちゃっていて妖気つよめです...

그래 난 수퍼스타 근데 니들 몰라(そうだ、僕はスーパースター だけど君たちはわかってない)の歌詞は一幕と同じ歌詞ですが
全く意味がちがい歌い方も荒々しいです

一幕は陽のキラキラ、二幕は陰のギラギラ

振り付けも同じですが、一幕はしなやかに可愛らしい女子っぽい躍り方
二幕は荒々しく攻撃的な男子っぽい躍り方

グォンさんの中性的な魅力はこのどちらにも魅せることができ
またどちらも美しいところです。

ジェイミーという役が柔らかい女の子みたいな躍り方が多いから可愛らしく見えてますが
このシーンみたいに男の子っぽく踊れるところをみると本当に引き出しの多い天才なんだなと思います。

どーでもいいんですけど、グォンさんが持ってるミネラルウォーターのペットボトル
グォンさんがもつと焼酎の一升瓶にしか見えず酔っぱらいみたい ..(失礼)

ヒューゴに助けられ、おうちに帰されたジェイミーとマーガレットは和解します
My man, your boy
「なんで嘘ついたの」というジェイミーに「お母さんが考え浅かったね」とあっさり謝る
この強さがマーガレットだなぁって思います
ジェイミーは劇中一度もマーガレットが悩む姿やマーガレットの涙をみることがありません。
そうしてずーっと一人でジェイミーを育ててきたんだと分かります。

ジェイミーが15歳という幼い歳にゲイだとカミングアウトし
自分を見失わず、明るくいられるようにジェイミーの光を失わないように
全力で守ってきた強くかっこいい女性だと思います。

前回みたときはジョンウォンさんはグォンさんの頬を優しくなでて額にキスをしてました。
今回は二人で見つめあいにっこり微笑み
グォンさんが腕をひろげてジョンウォンさんをすっぽり包み込むように抱き締めていて
あーこの親子ペアの最後なんだと実感しました。
いつもはマーガレットが包み込むようにぎゅーするのにジェイミーほうがぎゅーするのいいなぁ。。。

Prom song
学生たちがドレスをきてキャッキャはしゃぐ歌
めちゃくちゃかわいいです♡

メイクをして着飾ってきたプリティにベッカが
「わぁプリティそのドレス似合う~私には似合わないけど」というと
プリティが「ありがとう!あなたも素敵!わたしにはあなたのドレス似合わないけど!」と言い返す会話が最高です(笑)

またディーンが意地悪をいってきたらそれまで小さくなって言い返すことなく逃げていたプリティが

「あんたの言うことなんか屁でもないわ!あんたは無知だからそんなダサい話し方しかしないんだろうけど私はあなたよりずーっと賢いの!今はそんな風に威張り散らしてるけど学校もテストも終わるの!あと数時間もしたら誰もあんたに見向きなんかしなくなる。卒業したら私には輝く未来があるけどはあんたにはない。どうぞ残りの時間恥をさらせばいい。それからね私は一度たりとも自分をダサいと思ったことない!私は私が誇らしいんだから!」

みたいな内容を容赦なくあびせます。
もちろん↑こんな長い台詞を韓国語でなんて覚えられないのでなんとなくの意訳です(笑)

It means beautifulで他人(ジェイミー)だけじゃなく自分の価値にも気づいたプリティは
ちゃんと意思表示し堂々とするようになる素敵なシーンです

韓国の若者言葉で人気者を인싸、その反対のダサい人を아싸といいます
プリティもジェイミーも一幕では아싸(ダサい)側だと自虐的に言ってましたが
結局それすら曖昧な区切りなんですよね

医師を目指すほど頭のよいプリティが아싸な学校の世界は本当に特殊な世界です

ジェイミーが白いドレスを着て登場した瞬間
客席からも息をのむ音がきこえるくらい純白で綺麗なグォンさんです^^

しかし、男子学生らしいスーツで来なかったからとヘッジ先生はジェイミーをプロム会場に入ることを認めません。

その瞬間、クラスメートたちがブーイング
「なんでよ正装でしょ?」「かっこいいじゃん」
ジェイミーが中に入らないなら自分もいかなーいと言うクラスメートたち

「ジェイミー!ジェイミー!」とジェイミーコールが響いた瞬間
ジェイミーが舞台中央におどりでて

シーーーーー!

「뭐야~ 이 미친 감동?(なぁにこのヤバい感動?)」

っていいます(笑)
このときの表情がまた天才的なグォンさんです。

ジェイミーは「今日の主人公は君たちだよ、僕じゃなく」といい
ヘッジ先生に「先生はずっと現実をみて生きなさいと仰ってましたよね。これが僕の現実です。」とにっこり伝えます。
そんなジェイミーをみておれるヘッジ先生

嘘みたいなオチ(笑)
この作品が苦手と感じる人の理由はいい人しかいないファンタジー感だと思います^^;

さらに物陰にかくれていたディーンとも「最初で最後」とふたり手を繋いでプロム会場にいきます
プリティにプライドを傷つけられたディーンもまた現実をみますがあまり明るくはありません
でも、ジェイミーが手を差しのべた

一幕最初にジェイミーはこう歌ってました

「먼저 가볼게 나만의 세계 잘 모르면 분위기 파억해
(先にいくよ 僕だけの世界 よく分からないなら雰囲気だけ把握して)」

「난 날아갈 거야 눈부신 곳으로(僕は飛んでいくよ、眩しい場所へ)」

ジェイミーは壁をのりこえ、ジェイミーの明るい世界へ飛び立ち
そこへディーンも連れていこうとするところでパタンとドアがしまり

おしまい!!

えっ?これでおしまい?って感じです。
不完全な終わり方です^^

「話は終わり」といきなり歌がはじまります(笑)
「結局なんなの?」と(笑)

ジェイミーやディーンたちがどうなったかはなく
プロム会場でどんな物語があったかもなく
このミュージカルのお話は

「ドラァグクイーンになりたい少年が卒業プロムにドレスを着ていく夢をもつ話」

でしかないんです。
深みないんです(笑)

だって17才の少年の話なんだもん!
廃業寸前の靴工場をすくうドラァグクイーンの話とかドラマチックなお話は別作品で!(笑)

正反対で違うもの、ひとが美しいという
違っていいし、そこにいてもよい、自由なんだよ
とシンプルな話です

劇中、ジェイミーがヒューゴに尋ねます

「伝説のジェイミーニューのお話は?」と

それにヒューゴはこう答えます。

「それはこれからお前が書いていくんだ」と

17歳
これから世界を見つめ、自分を見つめ、自分だけの物語を書いていけば良いと

だからEverybody's talking about Jamieはこれでおしまい

ジェイミーがどうなったか、
はまだジェイミーが伝説になってないから話がないってこと

やはり21世紀の新世代ミュージカルです^^





カーテンコール
いつもは舞台中央におどりでて客席にお辞儀をするジョンウォンさんですが
この日はグォンさんとぎゅ~~ってつよくバグしグォンさんに何か囁いていました

そして、そのまま舞台袖にはけていきますが
ゆっくりグォンさんに投げキスをし
グォンさんは綺麗な姿勢で深々とジョンウォンさんが舞台からいなくなるまでお辞儀

素敵でした^^



ジョンウォンさん、グォンさん、ヨンアさんの「家族写真」

公演終了後、グォンさんがインスタにアップしてくれました。
7年前、必ず舞台上で会いましょうと約束し果たせたと書かれていました^^

素敵な親子ペア楽でした。

さてあと30分もしたら韓国初演JAMIE大千秋楽です!
会場から書きなぐったので誤字脱字失礼(直す気もないけど)

かわいくて素敵で貴重な初代天才ジェイミーの卒業パーティーいってきます♡

それでは





























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