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てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

西国巡礼パートⅡ

2013-04-06 14:57:00 | 暮らしと生活
 時ならぬ春の大嵐予報が信じられぬほどの、いわば嵐の前の静けさの中、西国三十三所の内第25番から第29番までの札所を順打ちして来た。但し、第27番の書寫山圓教寺の代わりに、番外東光山 花山院菩提寺をお参りした。
 数年先になるであろう結願のお礼参りとして、最後に信州の善光寺に参拝すると教わったが、これは早々と2006/10/2に済ませてある。

 この度の巡礼に先立ち、巡礼に関するわが先祖の足跡を少し辿ってみた。
 1892年(明治25年)4月、当時満27歳で結婚4年目の曽祖父は小豆島八十八カ所巡りを果たしている。
 それから更に下ること9年、1901年(明治34年)2月から4月にかけて、高祖母が四国八十八カ所巡りをした証しが出てきた。当時満57歳の高祖母が夫(高祖父)の23回忌供養で回ったようだ。
 巡礼用品と一緒に昔使っていた仏具が保存されており、中から青銅製の古めかしい鐘が出てきた。ひっくり返すと「江戸 粉川市正作」の刻印がある。
 そこここに未だ会ったこともない高祖母や曽祖父の筆跡を認め、とても懐かしく感無量であった。昔は若い時分から巡礼の旅に出ていたようだ。交通機関も発達していない頃で、難行苦行であったと思われる。


第26番法華山 一乗寺



第25番御嶽山 清水寺


清水寺の仁王門をバックに


番外東光山 花山院菩提寺




彼方の山麓に見えるのは伊根の舟屋

天橋立をバックに(成相山展望台にて)

第28番成相山 成相寺



第29番青葉山 松尾寺




遊覧船から伊根の舟屋を望む

曽祖父や高祖母が使ったお遍路用品

春の西国霊場

2013-04-03 16:25:00 | 暮らしと生活
 “こころの時代”といわれて久しい。NHK「ラジオ深夜便」で放送されている同名の長寿番組があり、時に拝聴している。
 仏様や観音様の御姿に手をあわせ、その神聖な雰囲気に触れ、己や様々な価値を見つめることで心がやすらぐという人は多い。そんなこともあって霊場巡りの参拝者は今でも多いと聞く。

 隔年4月に行われる脇田山 安養寺総代研修だが、2011年から住職の提案により「西国三十三所巡り」を始めた。その巡礼元年である2011年4月には①那智山 青岸渡寺、②紀三井山 金剛宝寺、③風猛山 粉河寺の三カ寺を参拝した。
 また昨年4月の比叡山団体参拝の折には、⑬石光山 石山寺を参拝した。紫式部ゆかりの花の寺として有名である。

 さて、今年の総代研修会(4月4日~5日)では、㉖法華山 一乗寺、㉕御嶽山 清水寺、㉘世野山 成相寺、㉙補陀洛山 松尾寺と一気に四カ寺をお参りする予定。

 折しも、父親の祥月命日が4月10日、母親が4月24日である。両親は共に手を取り合うように春爛漫のベストシーズンに旅立った。せいぜい供養して参りたいと念じている。
 西国巡礼中興の祖といわれる花山法皇は、㉝谷汲山 華厳寺を西国三十三所満願所と定めた。いつの日にか谷汲山の淡墨桜を愛でながら、巡礼の満願・結願を果たしたいと夢見ている。


近所の備前八幡宮境内の満開の桜


永遠の課題曲

2013-04-01 10:07:00 | 音楽
 昨31日は恒例となっている「中林淳眞ギター教室研究発表演奏会」にのぞかせて頂いた。とりわけ注目したのは佐藤潔さんによる「アルハンブラの思い出」の演奏である。

 昨年はこの曲に取り組まれて4カ月というのに、よく音の粒を揃えて弾き見事にトレモロを表現された。曲の最後でちょっとだけ躓かれたのがご愛嬌だった。

 今年は佐藤さんの演奏に先立ち、中林先生から「佐藤さんは1月に右人差し指の爪を剥がすという怪我をし、人工のつけ爪をつけての演奏なので、予定の2曲の独奏のうち1曲だけ」と注釈があった。
 しかし、つけ爪にテーピングという大ハンディキャップを乗り越えた、その演奏は1年間の練習の成果の窺わせるもので、その姿は痛々しくもあり感動的でもあった。

 クラシックギターを弾く誰しもが憧れる名曲「アルハンブラの思い出」-。私など4年経っても未だにトレモロらしく聞こえない。それを1年4カ月でここまで弾きこなされ、感服すると同時に、いまにきっと私もと新たな意欲が沸いてきた。