医学用語で「薬毒不二」という言葉がある。
“薬”は食べ物ではなく、身体にとっては薬はすべて“毒”なのである。
が、その毒を上手に使い分けることで薬ともなるという意味。
サプリメントが全く信用ならんという物騒な世の中。
ということで行きついたのがホームメイドが一番安心。
①先ずは杜仲茶の復活
杜仲茶の効能だが、血圧や血糖値の正常化、血行障害の改善、利尿作用、メタボリックシンドローム予防、関節痛の改善、肝機能の向上、鎮痛効果、ストレスの緩和などと、健康に良いこと尽くめの万能薬。
②なた豆茶の追加
なた豆にはいくつか種類があって、大別してつるなた豆、立ち(太刀)なた豆がある。
つるなた豆には赤と白があり、白いつるなた豆は毒性が少ない。
赤いつるなた豆と立ちなた豆はシアン毒が強いようで、この毒が体内の膿を外へ出す機能を持つそうだ。
日本でいう「立ちなた豆」こそは、英国では「ジャック・ビーン(Jack Bean)」と呼ばれ、童話 『ジャックと豆の木』のモデルになったといわれている生命力溢れる木である。
③キクイモの見直し
言わずと知れた“畑(天然)のインスリン”。
キクイモにはイヌリンと呼ばれる水溶性食物繊維が多く含まれている。
イヌリンは水分を吸収してゆっくり腸内を動く特徴があるため、便秘の解消にも有効。
腸内環境が整えば、免疫力の向上や肌質の改善、便秘の解消、新陳代謝の促進などの効果が期待できる。
うちではキクイモはスライスして天日干し→焙煎したものを取り置いているが、コーヒーミルを使って、パウダーにする。
このパウダーを常食の納豆に入れてかき混ぜる。またコーヒーやみそ汁にも入れる、ティーバッグでお茶出しなど用途は何でもあり。
④義弟の遺したアロエ
アロエは中国では古くから、解熱、殺虫、殺菌、下剤に有効とされてきた。
また、湿疹、口内炎、やけど、切り傷の治癒にも使用されている。
日本では、アロエは主に樹脂が使用されている。
江戸時代から薬用として親しまれており、「医者いらず」と呼ばれるほど様々な不調に活用されてきた。
明治時代には下剤効果を目的 として取り入れられていたそうだ。
杜仲茶(左)となた豆茶
義弟形見のアロエたち
キクイモパウダー
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