てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

木守り(きまもり)柿

2020-11-02 16:40:00 | ノンジャンル
『粛々と雨を受けをり木守柿 加藤あけみ』

あえてとり残した西条柿が、夜来の雨に打たれ、晩秋の寂寥感がいっそう募る。

昔から柿の実はとりつくすことをせず、数個残しておくゆかし風習で、これを「木守り柿」と呼ぶ。

収穫に感謝し、合わせて来季の豊作念じ、更には小鳥たちへのささやかな恵みの意味がある。

これぞまさしく「足るを知る」の心だと思う。

人や自然への感謝の気持ちを忘れず、持ち続けていたいもの。(お断り:facebookに同文掲載)


コメント (3)
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