時間は過去から未来へ

過日、瀬戸大橋を渡り、坂出を通過する際のこと。
半世紀前の社会人駆け出しの頃、香川県を担当地区として駆け回っていたことなど懐かしく思い出した。

思い切って坂出東部地区の元取引店を訪ねると、周辺はすっかり様変わりしているものの、お宅だけは昔日の残影を留めており、表札からも間違いない。

テレビとエアコンの音からご在宅を確認の上、ドアホンを何度か鳴らし声がけするも応答はなく、結局は会えず仕舞いで諦めてお宅を後にした。

翻って、もしお目にかかれたとしても突然のこと故、お互いに半世紀のブランクを埋めることができただろうか？と考えると少々疑問が残る。

今更過去を振り返り懐古的になっても詮方ないこと。しっかりと前を向いて歩くのみと思いを新たにした。（お断り：facebookに同文掲載）