世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

09年度予算政府案( 歳出)と次期政権との関わり!

2008年12月26日 | Weblog

紆余曲折が予想される政府予算案が閣議決定した。

正式成立は来年1月5日以降の通常国会で決まる。その主な歳出項目を概観

しよう(歳出の各項目は次回に記載)。世界的金融危機に連動する 百年に一

度 という経済危機・減速に対処し有効か、という点の検証になるからである。

累積対策予算が70兆円を超す税金の使途に政府・与党は重大な責任があ

る。喧伝する“責任与党”、国民の負託?(民意を問うてないから)に応える“責

任政党”として云々を連発する“責任~”が、どうも耳触りで違和感を覚える。特

に「中長期の税制改革案」や「消費税引き上げ」の011年度から015年までに

徐々に引き上げ最終的に5%の引き上げにするとか、その他、官邸や各省庁

の ~有識者会議や ~諮問会議 等々の追い込み開催で報告や答申の花盛り

である。どう考えても違和感は否めない。それ等の前提には麻生政権及び自

公民与党が<長期政権の維持>という前提に立つからである。確実に予想・

予測される事は、民主党を中心とする政界再編で政権交代が確実視されてい

る、という事である。数年先、中長期計画・プロゼクトまで成立させても、“理念

や政策の違い”で、(他党の政策を)そのまま踏襲する事は出来ない。政党政

治に立脚する限り、それは矛盾する。喫緊に日本の政治が今、目指すべき事

は、巨大化、肥大化した日本の「官僚制度・機構」の見直しである。造反した元

渡辺行革担当相が本音を披瀝している様に(彼の主張、文言を借用すると)

●「官僚内閣制」→ 「議院内閣制」へ

●「官僚主導」→ 「政治主導」へ

●「中央集権」→ 「地方主導」へ

■「自民党内の反麻生派との連携について」→ 「いずれ いろいろな動きが出

るときに うねりが一つになればいい」・・・

この4点に尽きる様な気がする。今こそ改革の狼煙を挙げる時期である。次回

は各歳出項目に沿って具体的な数値で予算を検証する。