世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

今帰仁古宇利島の「神アサギ」に新資料!

2005年06月19日 | Weblog
神アサギはウンジャミ(海神祭)の神事を執り行われる処である。今帰仁村教育委員会は30年前に建造されたコンクリートの「神アサギ」を建て替える為に緊急発掘調査を行った。柱穴から木製の部材が発見され古には木の柱で建造されていた事が分かった。神アサギ前のアサギ庭(ミャー)の地中からは今帰仁城築城以前の建物跡が発見された。村内ではグスク以前の遺跡の発見は今回が初めてなので貴重な発見だと、考古資料に新たな一ページを加える事になった。村教育委員会では「今帰仁グスク時代以前の空白を埋める貴重な発見」だと位置づけている。30年前は石柱の建造だったが今回の発掘で岩盤の柱穴から木製の部材が発見され石柱以前は木の柱で建てられていた事が分かった。・・・<以下は資料より>・・・四本の柱穴の間隔は2.4m×2.6mと意外に小さく現在のものより小さい。発掘された事例から推測すると、かなり古い時期から立て替えが行われていた事が分かる。又その土器の形状からすると1,200年代の建物跡とみられる。発掘された資料から分かる事は今帰仁城より古く「神事に関わる建物だった可能性がある」とみている。又「深い大柱穴もあり穀物の貯蔵庫だった可能性もある」と村教育委員会では観ている。グスク時代以前の「暮らしや集落の成立を推量できる貴重な資料」だとも見ている。その他、タイ製の土器や中国製の青磁も発見され当時、古宇利島でもアジア諸国との交易があった事を物語っている。・・・<「琉球新報」より>・・・琉球・沖縄の天孫降臨の伝説は玉城村の百名や知念村の久高島と双璧をなす原初琉球史の伝説の島でもある。最近、沖縄本島と架橋され文字通り陸続きになり離島苦が解消された。・・・


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