世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

「道徳」の“教科化”に関する意見(4)

2013年12月20日 | Weblog

「道徳教育の充実に関する懇談会」(座長、鳥居泰彦)が、正式教科ではない「道徳」を教科に格上げする報告案をまとめた。「特別の教科・道徳」(仮称)数値や段階では成績を付けない。記述式の評価にする。文科省は中央教育審議会の議論を経て2015年度にも“教科化”し、将来的には「検定教科書」も導入する考えだが、“特定の価値観の押しつけになりかねない”との批判も出そうである。報告案では「私立学校は(引き続き、)<宗教教育>を“道徳”として代替可能」とした。これは逆に公立学校において、どのように「道徳教育」を行うかという難題を浮き彫りにしている。私立学校には“建学の理念”となる「宗教」や「創立者の思想」が明確に存在するため、これを「道徳」の教育に替える事は十分、可能である。しかし、公立学校では“宗教”や“創立者”の<理念>といったものは存在しない。その為、「地域のため」とか、「国のため」になってしまわないか、危惧される。又、「いじめ事件」が起きるたびに「道徳教育」の重要性が叫ばれてきた。その対策としては、検定教科書で教え込まれた<善悪の判断>よりも“実体験の積み重ね”こそが“生きて働く”実効指標になるのではなかろうか!・・・



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