世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

「道徳」の“教科化”に関する意見(5)

2013年12月21日 | Weblog

●「教科化」反対論
いじめの原因は道徳授業がなされていないからではなく、道徳を教科にする前にやるべきことがある。
・教師の仕事軽減
・保護者の経済格差の是正
・学校だけでなく家庭や地域で取り組むべき事など
・評価になじまない
・子どもの心は評価・評定できない
※:道徳を「教科」にするということは当然、評価・評定がついてくる

○修身復活反対
道徳は修身の延長線上にあるもので、“教科化”するということは<修身科>を復活させることになる

○「道徳」は教えられない
・道徳を「教科」にするということは、<道徳を教える>ということになる
・インドクトリネーション(注入主義)につながり危険
・徳目そのものに反対

●「教科化」賛成論
○歴史的必然
戦後、GHQの指令で修身・日本史・地理の授業が停止された。しかし、日本固有の「道徳教育」を復活させたいという動きが底流として存在し、天野貞祐文部大臣が積極的にこれを進めたことに端を発した。昭和25年、教育課程審議会の同意が得られず<道徳の特設>は見送られたが、“道徳教育の手引き書”は全国に配布された。そして昭和33年の学習指導要領から「道徳の特設」が認められ現在に至っている。



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