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徳育の“教科化”について
1.「道徳の時間」の課題は何か?
○現在の「道徳の時間」については、熱心に取り組まない教員がいる
○教材が不十分であるとの問題も指摘されている
○「教育基本法」の改正、「学校教育法」の改正案を踏まえ、徳育の充実に取り組むことが課題
2.教科にすることの意義(「道徳の時間」との違い)は何か?
○教科にすることにより、指導内容を体系的、系統的に編成し、全ての学校・教員が、授業時数を確保し、年間を通じて組織的、計画的に指導することができる。また「学習指導要領」に示す指導内容に即した教材を使用して指導を行うこともできる
3.従来の「教科」との違いはあるか?
○従来の教科は、原則として、
・数値による評価を行うこと、
・検定教科書を使用すること、
・中学校以上の担当教員については、教科ごとの、<免許>を設けること、という扱いがなされている
○徳育の“教科化”に当たっては、以下のような取扱いとし、従来の教科とは異なる新しい「教科」とする
・数値による評価は行わない。記述式など他の評価の在り方を検討する
・検定教科書を作成するか、しない場合、「学習指導要領」の指導内容に沿った教材を使用する。(各教育委員会で作成されている<郷土の教材>など)
・中学校においても、小学校同様、徳育の担当教員は設けず、「学級担任」が指導することとする
・中学校については名称を“徳育”ではなく、「人間科」にすることなども検討
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