世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

不易流行と激変の時代潮流による周辺事情の変化!

2006年09月23日 | Weblog

激変する世界の潮流に、時代を超えて不変の真理(ある時は真実)とされた命題が今、揺らいでいる。激動する現今の変動に、どう対応・対処すべきか、解決が迫られている。切迫した事例が「日本国憲法」九条(1項、2項を含めて)の 「反戦平和」 の崇高な理念 である。決定的要因は世界の情勢の変動に起因する。人類永遠のテーマである 「平和の共存」 が欲望(業)の連続・連鎖によって起こる「戦争」によって事態・状況の変化に対応する解決を迫られているからである。直言すると「中国の軍事大国化」、「北朝鮮の核弾道ミサイル」の脅威に対する自国の防衛である。―東京のど真ん中に核弾頭一発投下、極東一の沖縄基地に一発投下―は仮想シュミレーションではなく現実事態の問題である。挙って識者や軍事評論家は、そう指摘する。その言説に如何に反論するか。どう持論をぶっつけて説得できるか。架空の空論ではなく理路整然と論破できるか。賛否両論、百花繚乱、入り乱れての批判、非難・誹謗中傷・罵倒等々、国論を二分する趨勢の現状である。曰く、「ナショナリズムの台頭」、「伝統・文化・崇高なものへの帰依」、「戦前への復古」、「いつか来た道」、「軍靴の足音が聞こえる」、「皇国史観」・・・挙げれば限が無い。それは永続的に続く運命・宿命的なものなのか?この辺で過去を顧みるのも解決の叡智が得られるのではなかろうか、紐解く事にする。・・・かの松尾芭蕉が喝破した「不易流行」に想いを馳せれば解決の手掛かりとして援用出来るのではないのかと独断即決を試みる訳である。「不易流行」の命題は、確か「根は同一、同根である」、と芭蕉は悟っている。解説すると・・・「芭蕉俳諧の基本理念で "永遠に変わらない性質と、新しさを求めて流動変化する性質とは、全く違うもののように見えるが、ともに基づくところは一つ" 」。・・・時代に翻弄されて希薄になりつつある「日本国憲法 九条」は改正の運命にあるのか、それとも一時的現象で永遠性の光り輝くものであるのか、日本人の、人類の永遠の命題である、と思う。「不易」と「流行」は同根である。

 


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