苦々しく思っている党内の反安倍勢力が年末に台頭する気配が大である。党内を顧みず閣内決定優先が目立ち、さっさと決めていく。・・・ワンマンショーに業を煮やしている・・・。しかも、滋賀県知事選で総力を挙げて奮闘しながら敗北した。来る沖縄県知事選でも県自民と那覇自民が統一が取れず相反している。候補者の対立も鮮明になった。しかも日米同盟に地元沖縄が反旗を翻している。いよいよ安倍政権に瑕疵が入った。反安倍の最大の要因は「集団的自衛権」行使容認の閣議決定である。強引すぎるやり方に国民は辟易している。支持率も下落した。「１強政治」の終焉を示唆している。支持率低下の諸要因をあげると、改造人事、原発再稼働、消費税１０パーセント、TPP等々の結果次第では更に支持率低下に拍車を掛ける。福島県知事選（１０月）と沖県知事選（１１月）共に敗北なら３連敗で、再起不可能になる。政権交代の憂き目を見る。一縷の望みは「衆院解散、総選挙」しか無い。吉と出るか凶と出るか、一寸先は闇が政治の世界である。今後の動向が注視される。・・・