世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

集団的自衛権行使容認と憲法解釈変更!(5)

2014年07月11日 | Weblog

・・・グレーゾーン事態のどこが問題か・・・
平時に治安維持を担う<警察>や<海上保安庁>だけでは対応できない状況を「グレーゾーン事態」という。政府・与党は実際に起こり得る可能性が個別的自衛権や集団的自衛権より高いと認識している。具体的に想定される事例として「中国が領有権を主張する尖閣諸島へ武装集団が上陸した場合」、「公海上で武装集団に襲われている日本船舶に自衛隊が遭遇した場合」等々を想定している。現行制度では、自衛隊の<治安出動>や<海上警備行動>には“閣議決定”が必要である。しかし、それ以前に非常事態が起こった場合はどうするかが懸念されている。そこで政府では予め想定される上記のような事態を“閣議決定”しておき万全を期すことにしている。首相の承認のもと、防衛相が、何時でも発令できる手続きを簡素する方向である。・・・さて、問題は無いのか。上記のような状況が実際に起こり得る可能性は有るのか、意見の分かれ目である。周辺自体を考慮して起こり得る可能性が濃厚と捉える方々も多いと思う。否、むやみやたらに挑発してくる様な事はしてこない、と捉える方々も多い、と推測する。日本国民に突きつけられた選択課題である。私見として述べると、“備えあれば憂いなし”で、自己満足の域を出ない。現況ではベターかもしれないが、心休めの心境である。・・・