世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

子供の観た史跡名所「崇元寺石門と下馬碑」 

2012年01月11日 | Weblog
ijhyt
「いくつもアーチ門があるんだなあ」。「中には、そんなにえらい人がいらしたのかなあ」。ここは、安里三叉路から泊へ行く道を約150メートルほど行った所の右側にあります。そこには東と西の端っこの方に二つの碑が建てられていたのですが西側の碑は無くなっていて、もう一方にある東側の碑だけしか残っていません。この崇元寺石門(そうげんじいしもん)と下馬碑(げばひ)は1,527年に尚清王時代に建てられたもので王家の御霊を祀っていた所です。下馬碑には、どんなに身分が高い人でも馬から下りて歩かなければならない、と書かれています。崇元寺の石垣の門は中に入る時の第一門で三つのアーチ門口が並んでいます。戦前から国の文化財に指定されていたのですが本堂の方は戦争で焼けて門だけが残っています。アーチ型は古い時代では大変珍しく石づくり建造は日本では沖縄が一番すぐれており石づくりの技術の高いことがわかります。石門及び石廠(せきしょう)は昭和47年5月15日に国の建造物として指定されています。また、下馬碑は昭和30年1月25日に県の彫刻として指定されています。 (6年H・A)

崇元寺には、瞬天王からずっと後世までの歴代の国王の位牌が祀ってあります。中国の冊封使(さっぷうし=さっぽうし)が来た時には、ここで亡くなられた国王の祀りも行われていたのです。今では、石門と右側にある下馬碑だけが残っています。 (父 H・B)

<学習の手引き>・・・ぜひ見学して下さい。バスから見るだけでなく手で触れてみたり、石門の長さや幅、高さなど測ってみたり半円のアーチの幅、高さ、それから下馬碑の縦、横、高さ等、測ってみて長い歴史の重みを感じる事が出来たらすばらしい、と思います。