世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

インドの八謝と潜在意識の相関関係

2004年08月22日 | Weblog
イメージドレーニングの効用は潜在意識へのインプットゥとなって本人が知らずのうちに、その想念が実現するところにある。良い想念であれ悪い想念であれ素直に体現される。各選手は自分の演技の最高の出来栄えをイメージし観衆がやんやの拍手喝采をして自分を迎え入れているところを想像し演技に入る。潜在意識の科学的裏づけを認識しているからである。19世紀以降のそういう研究はフロイトやユングの潜在意識の研究成果を待つまでもなく遥か古のインドでは既に5世紀に"八謝"=唯識といって、その効用が裏付けられていた。五感に相当する眼識、耳識、鼻識、舌識、身識と理性に相当する意識、フロイトの潜在意識に相当するのが末那識(まなしき)、ユングの宇宙意識に相当するのが阿頼耶識(あらやしき)の八識である。日常の意識的行動の顕在意識、その下部のフロイトのいう個人の潜在意識(インド八識のうちの末那識)、更にその下部のユングの宇宙意識(インドの八識のうちの阿頼耶識)が確立されていたのである。夢枕、以心伝心、噂をすれば、とかの心の伝達作用は個人の潜在意識が宇宙意識に連動して
いるからであると説明されている。深層心理の研究が更に進めば具体的な日常生活への応用効用が陽の目を観るのも真近かだろ。

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