観光の殿堂”首里城”下方の裏方本丸”龍譚”を散策

唐代の役人を歓待した在りし日の面影を尋ねて一人散策ときた。静寂な湖面の傍岸に佇み見惚れていると濃緑の水底を数匹の魚群が四方へと散じ又突進して近づいて来るのを童心に還り陶淵明風に湖水と群魚と我の三人で遊ぶ。・・・龍譚はかつての発祥の地、豊見城と双璧をなす爬竜船の本場。その面影も今はなく首里城の表舞台の影に隠れ、ひっそりと独自の存在をアピールする。喧騒な日常と都会の騒音から逃れ心の休養を回復するには、ここ龍譚は、かっこうの居場所であり観光地の隠れスッポトとして推薦したい静風景池である。残暑の熱暑を避け緑陰木陰の下で涼風を肌に受け、しばし全てを忘却する。都会のオアシス風情を触感し明日への活力を養成するのも、又おつなものである。

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