世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

"目的”と”目標”の相違と”人生の目的・目標”の考察

2004年08月03日 | Weblog
辞書によれば・・・【目標】そこまで行こう、なしとげようとする目当てとあり、・【目的】実現しよう、到達しようとして目指す事柄。めあて。・・・とあり、さらに〔哲〕行為において目指すもの。それのために、またそれに向けて行為が行われてれ、実現が求められるもの、とある。・・・つまり目的を達成する為に小さなステップとしての事柄を設定し目的を達成しようとする。(小さな事柄が目標)。人生の先哲や先達、人生のメンター、著名人、幾多の著書にも”目的”、”目標”があっての自己実現であり、それは達成される、とある。・・・私も心から、そう信じて疑わない。何事においても、まず目的や目標があってこそ情熱が湧き達成しようと努力するものだ。・・・ところが他面、自分や親戚、友人、知人、先輩たちの卑近なところを、よく観察してみると、実際的というのだろうか日常的というのだろうか、実のところ、意識的に目的、目標を目指して行動しているとは思えない。むしろ無意識的に行われているのが実情の様だ。意識のどこかで確とした目的目標を堅持して行動しているだろうが、意識にはないのが実情であろう。愚生、私は当面の小さな目的、目標を意識的に日常行動で一歩一歩積み重ねていく努力が、大切であり実際的だと思う。天才は壮大な目的・目標を目指して自己実現を果たし人類に貢献して来たと思うが、凡人には必ずしも確固とした人生の目的、目標を持って行動すべきだとは思わない。むろ、そういうスタンスで人生を構築し日々の生活を営んで居られる方のほうが理想だとは思うが、むしろ自己の日常のあらゆる場面で当面する課題を地道に達成していく努力の積み重ねこそが実際的であり実現性が高いし凡人には妥当な人生姿勢だと思うのだが、どうだろうか。最近の心境である。

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