あれは,あれで良いのかなPART2

世の中の様々なニュースをばっさり斬ってみます。
ブログ界の「おか上彰」を目指し、サボりながらも頑張ります!

インド人もビックリ,なミサイル実験

2006年07月10日 01時52分21秒 | ひじょーに危険です
インドでもミサイル実験を行ったようです。ただし,これは定例の実験ではありますが,中国の主要都市が射程距離に入っているだけに,パキスタン政府はもちろんのこと,中国政府も警戒しているようです。

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ね,中国さん,人ごとじゃないでしょう

北朝鮮のミサイル実験に対する制裁決議について,中国とロシアは現在難色を示しています。しかし,中国もこうやってインドからの脅威が出てくれば,決して他人事ではなくなるはずです。少なくとも,「インドのみ経済制裁しよう」という議論にはなり得ないことから,北朝鮮についてもある程度は中国も応じてくるのではないでしょうか。

しかし,ミサイル外交,果たしていかがなものなのでしょうか。ミサイルだけに,的はずれな外交努力だけは困りものです。

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ガッツだぜ,オリーバーカーン,ナイスだぜ,日本のジャッジ陣

2006年07月09日 20時16分09秒 | スポーツ全般
ワールドカップ3位決定戦は,3対1でドイツが勝ちました。
また,この試合,日本の上川氏が主審を,広嶋氏が副審を務め,そつなくジャッジングをこなしていました。

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カーンの勇姿もこれが最後か

ドイツの勝因は,「カーンのスーパーセーブ」と言っても過言ではないでしょう。4年前の全盛期だった頃を彷彿させるキーパーぶりでした。おそらく年齢的にはこれが最後のワールドカップ,監督もカーンに対するはなむけのつもりでの出場だったと思いますが,はなむけどころではなく,ものすごい働きぶりだったと思います。まだまだ4年後を目指してもいいのでは,っていう感じでした。

また,日本のレフリーが主審と副審を務めました。彼らの功績は大きいと言えます。サッカーは,日本代表の選手ばかりが目立っていますが,実は審判陣もかなり充実してきています。この辺りが今後世界選手権に出ていけるようになれば,国内でのレフリーレベルの工場も期待できます。そうなると,選手だっていい加減なプレーをすれば,国際レベルでのジャッジを受けてしまうことから,ちゃんとしたプレーを行うようになり,結果選手層のレベルも向上する,そんな方程式も期待できるかもしれません

とにかく,この試合は,ドイツやポルトガルのみならず,日本にとっても非常に有意義な試合であったといえます

ちなみに,私も昔サッカーの審判をやろうと思ったことがありました。しかし,審判試験の要綱を見て止めました。「体力審査」があったからです
走れない,持久力がない,こんな私には無理だと思い,速攻で応募を止めました。
んー,体力付けておけば良かったなあ,と最近になってちょっと反省しています。

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あたなの町は財政破たんしないでしょうか

2006年07月09日 04時30分27秒 | 地方自治
先ほどの夕張市の記事を踏まえて,具体的に破たんしうる市町村の要件を私なりにまとめてみました。
次の要件のいずれかを充たす市町村については,財政破たんの可能性があり,3つ以上該当する場合は,ここ数年以内に財政破たんする可能性が極めて高いといえる可能性があります。
また,松本さんのブログにおいて,市町村の経営力を調べる目安が記載されています。こちらも併せて参考にしてみてください。
皆様の市町村について,一度検討してみましょう。

1 最近市町村合併をしたが,その理由がよく分からない。
2 市町村合併に伴い,意味不明な施設が建設された。
3 市町村合併をしなかったが,財政力指数が0.4以下だ。
4 原子力発電所または大規模な産廃廃棄場が建設され,20年以上経過した。
5 主力1,2社程度の企業城下町である。
6 住民のクチコミで「この施設無駄だよねえ」と言われている施設が3つ以上ある。
7 似たような施設がなぜか複数存在する。
8 首長の支持母体に建設関係企業が多い。
9 決算中公債費(借金返済額の割合)が10%を越えている。
10 予算の歳入及び歳出中,ここ数年で急激に割合が変化している不可思議な割合の項目がある。
11 施策に市町村独自のカラーが全く出ていない。
12 市幹部に,国または都道府県からの派遣職員がいる。

以上です。まあ,これは私の主観ですが,複数該当している場合は,特に町の動向について注目しておく必要があるでしょう。破たんしてしまうと,住民生活にも影響が出るため,もはや手遅れとなってしまいますので。

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夕張市問題,悪いのは市だけ?

2006年07月09日 03時58分49秒 | 地方自治
テレビ朝日「サタデースクランブル」で,夕張市の問題を取り上げていました。
そこでは,観光都市とするために多額の税金を費やして様々な「無駄施設」を建設したことがけしからんという論調で報じており,夕張市の政策の甘さを指摘していました。

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本当に夕張市だけの責任かなあ?

番組を見終わった感想でした。
もちろん,夕張市が無責任であるとは全く思いません。ただ,番組の中でちょろっとだけ触れていた「これらの施設は補助金で作られた」という点,ここが実はこの問題の肝なのです。しかし,残念ながら,この点についてメスは全く入れられていませんでした。
夕張市の場合,炭鉱が閉鎖したこと及びそれに伴う人口減少によって,急激な財政難に陥ってきました。そこで,この場合の対応として,国や北海道が「各種事業に対する大規模な補助金交付」と「特別地方交付税」によって,市に対し,新たな産業支援及び財政支援を行っていました。
それを踏まえて(なのか,それとも押しつけられたのかは不明ですが),夕張市は「これからは観光だなあ」ということで,観光拠点を整備するために様々な施設を整備した,という構造になっています。
したがって,まず第1に注意しておくべきことは,「無駄施設と報じられた施設の多くは,実は市独自のお金は思っているほど投入されていない」ということです。

また,この補助金,実に面倒なものです。簡単に言ってしまうと,「使わなければいけない」お金なのです。
したがって,例えば,夕張市が1億円の施設を作りたいと思っていたとしても,国からの補助金が2億円出るという制度になっていた場合は,2億円以上のもの(普通は半額補助という場合が多いから,この例では4億円)を作らなければいけないのです。まして,補助金を余らせて返還するなんてもってのほか,そんなことをした日には,「おめーに渡す補助金はねー!」と次長課長の河本のように国や北海道から言われてしまい,今後の補助金は大幅に削られてしまいます。
つまり,補助金を使う事業の場合,「絶対に補助金を使い切る」ということが制度上求められているのです。
そして,もちろん,この補助金,原資は税金ですが,もとを正すと夕張市民以外の税金がかなりを占めていることになります。
夕張市に限りませんが,このような国の「補助金行政」,これが財政を圧迫している要素の一つといえます。

次に,市の借金がふくれた事情として,補助金を利用できない事業については,市債により事業を行っていたが,その返済として「地方交付税交付金」が利用されていたため,市は「わずかな負担で大丈夫」と思いこんでしまっていた点にあります。
すなわち,観光施設建設事業については,すべてが国庫補助の対象になるわけではありませんから,ある程度は市単独事業として整備せざるを得ないことになります。ところが,当然夕張市に限らずすべての市町村ではそんなお金を持っているわけありません。したがって,金を借りる(市債発行)ということになります。
ところが,バブル期には国の「地方の借金じゃぶじゃぶ政策」によって,市町村の大きなプロジェクトに対して,75%の借金を可能とし,その返済原資として半分近くまでは交付税を投入することとしたのです。
そうすると,例えば,1億円の事業を行った場合,その年の市の持ち出し金は2500万円となり,残り7500万円は20年くらいかけて返済するため,1年あたり375万円の返済額になります。そして,その半分が交付税とすれば,市の負担は1年あたり188万円+金利となります。
おお,こりゃ便利だ,と思っていろんな事業を手がけてしまったことになりますが,ちりも積もればなんとやらで,あるところで「あれ,借金多いなあ」ということになってしまったわけです。こうなると,いわゆる多重債務者と構造は同じです
しかし,こうならないように,この制度を使うためには,必ず北海道が間に入り調整を行います。北海道は,「借りすぎに注意しましょう」と警告を発する責任があり,場合によっては,制度の適用を見送らせるくらいの指導権を持っていたはずなのです。
ところが,北海道がそこまで強権に出たということはなかったようで,むしろ逆に「じゃぶじゃぶ借りましょう」的な指導をしていたようです。
とすると,多重債務者となった夕張市を後押ししていたのは,実は北海道だ,ということになるでしょう。

さらに,炭鉱閉山に伴う特別交付税等も減額されてきているため,税収の減額と相まって,収入も激減してしまいました。そして,それを補うための減税補填債の返済が増加してきました。その点も財政破たんの大きな要因であったといえます。

もちろん,「観光都市」を看板に,今後のしっかりした検証をすることなく事業を計画した夕張市に責任があることは言うまでもありません。まして,財政破たんを隠すために,決算までごまかしていたという点に弁解の余地はないでしょう。
しかし,夕張市の財政破たんは,防ごうと思えば防げたところ,現行の財政制度によって逆に国や北海道が夕張市の財政破たんを後押ししてしまった,いやむしろ財政破たんの主犯格であるともいえるのです。
現在のところ,国も北海道も,そして各マスコミも,みんな「悪いのは夕張市1人だけ」というスタンスで臨んでいます。しかし,本当にそうなのでしょうか。
私は,以上のとおり「夕張市を破綻に追い込んだのは,国の制度と政策,そして北海道の国から市町村へのスルーパス政策の姿勢」に大きな問題があったと考えます。

そして,もっというと,今後破たんする市町村は確実に増えます。また,国の14兆円財政削減を検討していると言いますが,今のような補助金行政自体を見直さない限り,根本的な無駄遣いを減らすことは不可能です。
補助金行政や公共事業自体を悪いとはいいません。夕張市だって,うまく活用できれば,むしろ町の復興になったかもしれません。
しかし,夕張市は現在の制度によって破綻に追い込まれたといえます。
第2,第3の夕張市が発生しないよう,国や都道府県は,「そもそも論」の部分をしっかり見直すべきでしょう。

そう言う意味では,このテレビ朝日の番組,ちょっとつっこみが弱かったし,見方によっては,政府広報状態だったなあ,と思い,ちょっとばかり残念でした。ただ,どこもボーナス問題ばかりに終始している中,多少切り込んだ点は評価できる番組でした。

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申し訳ありません。一部二重TBになってしまいましたm(__)m

2006年07月08日 13時19分17秒 | 徒然日記
今日(7月8日)にトラックバックしました記事の一部が,既に数日前にトラックバックしたものと全く同一のものを誤って送信してしまいました。原因は私の操作ミスです(不安定なライブドアブログ対策でバックアップしておいてTBファイルを誤って使用してしまったためです。)。
トラックバックが届いた皆様,大変申し訳ありませんでした。
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テポドンがドーンと来たらお手上げ

2006年07月08日 13時10分09秒 | ひじょーに危険です
北朝鮮のミサイル問題,国内外で相当な波紋を呼んでいますが,額賀防衛庁長官が何発飛んできたのかコメントしていました。

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これがもし全部日本上空だったら?

この問題,すでに多くの人が論じていますので,改めて同じようなことは言いません。
例によって,ちょっと違った視点から。
日本独自のミサイル迎撃システム,現在開発中ですが,完成までは早くてもあと5年程度はかかるそうです。そして,その間は,日米安全保障条約に基づいて,アメリカ任せになる見込みです。
ところで,もしも北朝鮮から,テポドンまたはノドンが東京に向けて発射された場合,東京に着弾するまでは約8分とのこと。とすると,迎撃するには,迎撃後の破片被弾を考えると,実質5分程度で処理しなければなりません。これは,相当な技術力と情報収集力が必要となります。
現状,日本単独でこの情報を入手するのはほぼ不可能です。かろうじてイージス艦があるものの,イージス艦が感知できるのは,一番いい場所に停泊していたとしても発射して1,2分後です。仮にイージス艦がキャッチしても,その後の対応はできません。

次に,米軍の能力ですが,韓国にある米軍基地のレーダーによって,ミサイル発射して3秒以内でミサイル発射情報が入電されるようになっています。そして,その情報は,韓国の基地から在日米軍主要基地に連絡されます,その間,約1分。そして,安保条約によって,その情報は日本の自衛隊に連絡されます。その間,約3分。
おお,連絡が徹底していて,迎撃システムが構築されていれば「これで日本も安心だ」と植木等先生並みの能天気状態になるでしょう。

と思ったら,大間違い。問題はここから。
実は,迎撃のため,つまり「攻撃許可」は内閣総理大臣が出します。つまり,総理がOKしなければ迎撃できないのです。ただし,去年の自衛隊法改正によって,迎撃ミサイルについては,現場の指揮官の判断で迎撃可能となっています。
ところが,これは「自衛隊法」,すなわち日本に迎撃ミサイルが配備されたときの話です。しかし,現実には実践的な迎撃ミサイルが配備されるのはあと5年程度先の話です。とすると,その間は,「助けて,米軍」というしかありません。
すると,原則に戻り,「助けて,米軍」と江木俊夫少年のように笛を吹いて米軍派遣を依頼するのは内閣総理大臣の権限です。米軍も自分の基地に対する攻撃でない限りは勝手に動くことは主権侵害にあたることから,さすがに条約の範囲外となってしまうために許されません。まして,現場の自衛隊の1司令官が米軍にヘルプを出すことはできません。

とすると,いくら自衛隊に3分間で情報が届いたとしても,残り2分でその情報を内閣総理大臣に報告し,内閣から米軍に迎撃依頼をして,それを迎撃する,ということは物理的にも不可能,っていうことになってしまいます。

つまり,いくら米軍と連絡を密にとって情報収集を行っていたとしても,その後の手続でボトルネックになってしまったら,元も子もありません。

ミサイル攻撃に対する技術的な防衛を講じることは当然必要ですが,このような法整備についてももっと進めておくべきでしょう
北朝鮮当たりは,このような日本の官僚制度や法制度を把握した上で,「これなら日本から何も言われない,いひひひ」なんて思って次々とミサイル実験をしているのかもしれません。そうされないためにも,法制度の整備は急務といえます。

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大津びわ子もビックリな知事選挙結果

2006年07月05日 01時23分38秒 | 選挙全般
滋賀県知事選挙が2日滋賀県で行われ,大方の予想を裏切り,嘉田由紀子氏(社民党推薦)が,現職の国松氏(自民,公明,民主推薦)を破り,初当選しました。

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相乗りはダメダメ

この選挙,一般論としては,現職かつ自民民主推薦であるということから,放っておいても国松氏が勝てる選挙でした。しかし,彼が負けたとなると,政策に問題があったのか,それとも単に選挙前のアピールができなかったのではないかと考えられます
また,民主党は,「相乗りはダメ,これからは自立候補ということで,相乗り決別宣言をしました。
さて,この選挙,嘉田氏は「新幹線新駅建設反対」を掲げ,またダム建設についても凍結を発表するなど,大規模プロジェクト抑制を掲げ,かつ市民団体の応援によるというどぶ板選挙を実践しました。一方国松氏は,伝統的組織がためによる選挙戦術を展開してきました。
そして,地道な運動によって県民は嘉田氏を支援した,ということになるのです。
今回の選挙見て言えるのは,「地方レベルでは,もはや自民党は支持を失いはじめている」ということです。滋賀県に限らず,最近多くの自治体で,自民党推薦(公認)候補者が落選するという現象が発生しています。地方支援策を減少しようとしている中,やはり地方をないがしろにすると,国政で勝てなくなるということを自民とは肌で感じたことでしょう。

とまあ,ここまでは多くの新聞やニュースで報じている事情です。
ここからは,新聞ではかけない裏事情です。
まず,民主党の相乗りの理由,これは「候補者との最終調整不足」です。すなわち,民主党は当初独自候補の擁立を目指していましたが,結局のその人との最終調整ができず,結果「しかたないから現職に相乗り」っていう感じで推薦してしまいました。
次に,嘉田氏については,最初から社民党推薦ではありません。当初は市議会自民党市連において,嘉田氏の推薦を検討していました。つまり,場合によっては自民党推薦になり得たのです。しかし,大人の事情(県連,党本部との軋轢)によって,その動きは断念したという経緯があります。
さらに,国松氏も嘉田氏もいずれも県職員出身,すなわち官僚出身といえます

その他,嘉田氏の選挙手法は,「公約一本勝負」方式でした。すなわち,「新幹線新駅不要」を看板に掲げ,あとは市民運動による選挙活動を実践しました。この「公約一本勝負」方式は,まさに先の衆議院議員選挙において自民党が使った手法そのものです
つまり,嘉田氏は,選挙手法においてもイニシアチブを取れたと言えるでしょう。

以上のことから言えるのは,「嘉田氏も決して純粋な市民運動派候補者ではなかった」ということです。
もっとも,そんな母体のことはどうでもいいですから,自己の公約を踏まえて,県民のために真摯に活動する,そんな知事になることを熱望します。
今後の活躍に期待したいものです。

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中田選手,お疲れさまでした

2006年07月04日 01時47分19秒 | スポーツ全般
「サッカーのヒデ引退」と聞いたとき,「いやあ,ペナルティもいよいよワッキーがピン芸人になるのか」と思いましたが,まさか中田選手が引退するとは思いませんでした。

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お疲れさまでした。自分探しの旅,ゆっくり楽しんできてください。

まるでスナフキンのような理由での引退でしたが,それにしてもまだ29歳,当然4年後のワールドカップまでは現役での活動は十分可能です。おそらく,キングカズも非常に歯がゆい思いなのではないでしょうか。
しかし,こればっかりは回りが決めることではなく,本人が決めることです。おそらく,ブラジル戦で横たわっていたとき,あれがすべての生産時間だったのかもしれません。とにかく,中田選手がそう決めた以上,温かく見守ってあげましょう。
あとは,心ないマスコミが,週刊誌などであることないことを書きまくると思いますが,基本的には「放置する」という気持ちを私たちも持っている必要があるのかもしれません。

ただ,欲をいえば,「いずれ帰ってきてほしい」ということです。監督かコーチかはともかく,やはり日本サッカーのためにも,二息くらい付いた辺りで日本サッカーに関わってきてほしいと思います。

がんばれ,中田選手!

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夕張市のボーナス問題,あわてない,あわてない

2006年07月03日 01時13分28秒 | 地方自治
先日財政再建団体となった夕張市の職員に対し,ボーナスが支給されたが,その額が去年より多かったということで,かなりの批判を受けています。

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批判を急がない,ものには順序がある

この批判,非常に的を射ているように思えますが,実は大きな勘違いをしている人がかなりいると思います。
まず,ボーナスの支給は,6月1日現在を基準にしてその金額を定め,そして条例により定められた金額が支給されます。そして,その条例は,去年の12月に定められているのです。
すなわち,去年の12月時点で,今年の夏のボーナスが決まっているのです
したがって,6月20日に財政再建団体に転落したからといって,直ちにボーナスを支給しない,または減額するということは許されないということになります。むしろ,ここでいきなり減額,または支給しないとするのは,条例違反プラス法律違反(給与法か何か)ということになってしまいます。
したがって,夕張市の対応は正当なのです
北海道庁の市町村課が今回の夕張市の措置を批判しているのは,ボーナスを増額して支給したことについてではなく,去年12月に条例で金額を定める際に,もっと自分の懐具合を見て考えておけよ,という点に過ぎないのです。

と,ここまで読むと,「お前は夕張市の肩を持つつもりか。けしからん。」と怒られそうですが,あわてないでください。
実際,町が破たんしているのにボーナスが普通に支給されるのは市民感情に合わないという理屈はまさにそのとおりです。
そこで,実は,これはあとでちゃんと帳尻が合うようになるはずなのです。
すなわち,先ほど「ボーナスは去年の12月に条例で決まった」と説明しました。ということは,今年の12月にはその条例改正があります。もう少し簡単にいうと,多くの市役所の給料は,毎年12月頃の議会で条例改正を行い,そこで決めているのです。
そして,その金額は4月にさかのぼる,という複雑な構造をしているのです。
ということは,仮に夕張市が今年の12月の条例改正で,「夏のボーナスは0円」と決めたとしたら,12月又は1月の給料(冬のボーナスもありますが)の段階で夏に払ったボーナス分は調整(すなわち給料から差し引かれる)ということになるのです。もちろん,冬のボーナスは,この条例で決まるため,そこでは市民感情に即した金額になっているはずなのです。
したがって,夕張市の対応を批判するのは,12月になってからで十分間に合いますし,むしろそこまで待たなければ正しい批判はできない,ということになるのです。

役所のシステムは,民間会社のシステムとは若干異なります。しかしながら,新聞の多くは,そのことについては全く触れず,「ボーナス去年より増やしやがった」という点だけを強調して報じています。これらの記事を報じた新聞各社が果たして12月にちゃんと報じることができるか,皆様,12月まで覚えておきましょう。

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守ったポルトガル、攻め続けたフランス

2006年07月02日 08時31分49秒 | スポーツ全般
サッカーワールドカップも、いよいよ大詰めになってきました。
イングランド対ポルトガル戦はポルトガルが、ブラジル対フランス戦はフランスがそれぞれ勝ち進みました。イングランドとブラジルがここで姿を消してしまいました。

だからワールドカップは分からない

ポルトガルは、イングランドが1人少ない状態であったが、攻めきれず、最後はPKで守りきりました。まさに、「最後まで分からない」試合展開でした。
一方、フランスは、とにかく攻めて攻めて攻め続け、ブラジルのわずかなマークミスを見逃しませんでした。やはり、ブラジルにとってフランスは鬼門のようでした。
やや番狂わせかもしれませんが、ここまでくれば、「どこが優勝しても不思議じゃない」といえるでしょう。
まだまだ長い夜が続きそうです。

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