タレント(?)の叶姉妹のことをテレビ番組中でイニシャルトークで名誉を毀損したとして,岡田美里氏に対して名誉毀損の損害賠償請求をした裁判で,東京地裁は叶姉妹側の主張を一部認め,損害賠償を認める判決を下しました。
“イニシャルトーク”駄目 叶姉妹への名誉棄損認める (共同通信) - goo ニュース
これからはイニシャルトークネタも軽くヤバイ
バラエティ番組では,最近この「イニシャルトーク」を利用したぶっちゃけトークを結構多用しています。しかし,この手法,そもそも視聴者からの評判はあまり良くなく,内輪ウケ的な要素がかなり強いものでした。一方で明らかに誰なのか分かるのをあえてイニシャルトークにしている場合もありました。
今回の判決で,東京地裁は,イニシャルトークといっても,大物のK姉妹といったら誰でも分かるということで名誉毀損性を認めています。
とすると,今後は「誰でも分かるイニシャルトーク」のぶっちゃけトークは,原則名誉毀損ということになるでしょう。
そうなると,そもそもイニシャルトークなんていう視聴者不在の楽屋落ち的な安易な番組製作自体を考え直す必要が出てきます。
この判決は,そういう意味でも,プロデューサーらに対し,警鐘を鳴らしたものといえるでしょう。
ちなみに,誤解のないようにいいますと,名誉毀損は,その人に対する虚偽の事実のみならず,その人が知られたくない真実を多くの人に伝えても成立します(例外は政治家など公職の人間についてですが,これも裁判で真実の証明をしなければならないので,実際は結構大変です。)。
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これからはイニシャルトークネタも軽くヤバイ
バラエティ番組では,最近この「イニシャルトーク」を利用したぶっちゃけトークを結構多用しています。しかし,この手法,そもそも視聴者からの評判はあまり良くなく,内輪ウケ的な要素がかなり強いものでした。一方で明らかに誰なのか分かるのをあえてイニシャルトークにしている場合もありました。
今回の判決で,東京地裁は,イニシャルトークといっても,大物のK姉妹といったら誰でも分かるということで名誉毀損性を認めています。
とすると,今後は「誰でも分かるイニシャルトーク」のぶっちゃけトークは,原則名誉毀損ということになるでしょう。
そうなると,そもそもイニシャルトークなんていう視聴者不在の楽屋落ち的な安易な番組製作自体を考え直す必要が出てきます。
この判決は,そういう意味でも,プロデューサーらに対し,警鐘を鳴らしたものといえるでしょう。
ちなみに,誤解のないようにいいますと,名誉毀損は,その人に対する虚偽の事実のみならず,その人が知られたくない真実を多くの人に伝えても成立します(例外は政治家など公職の人間についてですが,これも裁判で真実の証明をしなければならないので,実際は結構大変です。)。
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