あれは,あれで良いのかなPART2

世の中の様々なニュースをばっさり斬ってみます。
ブログ界の「おか上彰」を目指し、サボりながらも頑張ります!

1年の締めにふさわしかった「ビートたけしの超常現象Xファイル」

2018年12月23日 02時10分46秒 | 超常現象
このブログも,直接記事を書くのはこのネタ程度になってしまいましたが,とにかくこの番組を見ないと1年が終われません。
今年の「ビートたけしの超常現象Xファイル平成30年分×47都道府県日本の超常現象全部見せますスペシャル」は,なかなか面白かったです。

これまでと大きく毛色が変わって中身が充実していた

今回から,制作会社が変わっており,また山口敏太郎オフィスも全面協力されていたということ,さらに放送時間が3時間に戻ったことなどから,去年までのコンテンツとは大きく異なり,正当な超常現象中心の内容となっていました。
したがって,他局でもたれ流しているような,映画学校学生の制作ビデオコーナーや,超能力者と称するマジシャンを呼んできてのコーナーなどはなくなり,確かに単純なトリック画像とは言えないなあ,っていう内容を中心に集めておりました。
したがって,逆に言うと,大笑いできるようなシーンは少なかったものの,んーっと考えさせる内容が非常の多く,超常現象マニアとしては,わくわくさせる番組であったといえます。特に,自身が協力していたということもあり,山口敏太郎先生は,非常にいいコメントをしつつ,一方でダメなものにはダメ出しをするなど,きちんと超常現象とそうでないものを切り分けておりました。番組が締まった大きな要因ともいえるでしょう。

一方で,お笑い色を極力排除してしまったことから,韮澤先生の宇宙人写真コーナーはなくなるなど,ちょっと寂しい部分もありました。やはり,韮澤先生には,この辺はアトラクションとしてやってほしかったなあ,っていうところもあります(誤解のないように言いますが,韮澤先生は,決して単なるおもしろい人ではなく,超常現象の世界では,相当な方です。)。
また,顔ぶれが常連になりつつあります。もちろん,第一人者ばかりではありますが,もう少し若手も加えるなどしてもよかったかもしれません。確かに,中澤先生は比較的若手ではありますが,残念ながら外見で信用がなくなってしまいます(もちろん,あれがキャラなのでいいのですが。)
しかし,山口先生は,去年以上にライザップ状態でしたね(笑)。一方,竹本先生は,急に老けた感じがします。韮澤先生と秋山先生はほとんど変わりませんね。

そんなわけで,以下,簡単に番組の感想を書きます。もちろん,完全に私見です。

1 UFO,UMA写真
  比較的クオリティ高かったです。また,心霊ビデオが全くなかったのは,おそらく制作物を排除した結果でしょう。
  一方で,フライングヒューマノイドについては,小ネタも仕込むなど,ここがお笑いコーナーになってしまいました。空飛ぶ髪の毛は完全にお遊びですね。

2 河童のミイラ
  全国各地で見かけるものです。秋山先生がおっしゃっていたとおり,お寺の守り神的な意味合いでの創作物の可能性が極めて高いと思います。

3 UFO撮影ができる少年
  申し訳ないが,あれはじゃないかと思います。
  ただ,感性が強い人というのがいるのも事実なので,何かを感じやすいタイプの子かもしれません。山口先生のゼロ戦パイロットの話は,非常に分かりやすいですし,それも一つの要因かもしれません。反面,統合失調症などの病理の可能性も否定はできないので,どちらにしても,静かにしておくのが一番良いのかと思います。

4 大槻教授の秋山先生へのつっこみ
  秋山先生のUFO乗った話を全否定しながら,パイロットがUFO見た話を思いっきり紹介しちゃったのは,どういう意味だったのでしょうか?おそらく,本当はその先に議論があったのではないでしょうか?

5 ゆるぎ岩など巨石
  あとで地質学者も説明しているとおり,自然現象で説明がつきます。
  ただ,不思議な形なので,古の人が信仰対象にしたのは,ある意味当然のことだといえるでしょう。

6 小さいおじさん
  これ,目撃例が多いですね。的場浩司さんは,何度もこの話をしています。
  見間違えで説明するのは簡単なことですが,仮に見間違えだとしたら,何を見間違えたのかっていうところが非常に謎です。
  仮説としては,人間の脳にある刺激を加えると,幻影が見えるのですが,仮にそうだとしても,なぜその場合に小人になるのか,小人以外の幻影が見えないのかっていうところは,説明付きません。
  一方で,りゅうちぇるさんの写真は,基本的には心霊写真と同じで,複数の偶然が重なった自然物だろうと思います。小人にしては,ひょっこりはんすぎます(笑)。
  その後ですが,モスラ写真は,ですね。今のデジカメはピントが前後でも両方に合ってしまうので,手前に飛んでいた蛾にもピントが合っても不思議ではありません。
  猫人間はオチですね(笑)。中澤先生,やっちゃいましたね。

7 ゴム人間
  石坂浩二さんが見たという話を完全再現しましたが,完全体でみると,結構不気味です。ただ,そこまでやるなら,もう少しこの話に時間を割いてほしかったです。
  ゴム人間の目撃情報も多いのですが,一方で,怪人が洋服来ているとなると,果たしてどうやって洋服を買ったのか,そっちにも興味があります(笑)。

8 沖縄のUFO
  多くは米軍の照明弾ではないかと言われています。もちろん,それだけでは説明できませんが。

9 茨城のUMA
  つくばのネッシーはキノコなんじゃないのかなあ?
  牛久のプテラノドンは,ドローンのような気がします。
  牛久沼の河童は,木くずの集まりかなあ,っていう気がします。
  まあ,箸休めですね。

10 UFO映像
   ヘリなどの可能性もあるのかなあ。ただ,他局のようなCG作品ではなさそうなので,詳細は謎です。

11 反重力パワーストーン
   これは地質学者のいうように,まさに自然の神秘でしょう。竹本先生,惨敗でしたね(笑)。
   しかし,韮澤先生は,ここでしか出番がないのが本当に残念でしかたありません

12 謎の死体
   この動物が何かというところよりも,なぜ死んだのか,そもそもどこで,どのような環境下で生きていたのかなどというところの方が,気になります
   しかし,死体が消えたというところについて,いろいろ尾ひれがついてしまっているところが,超常現象を否定されやすい要因になっています。山口先生が竹本先生を一喝したのは,まさにそういうところでしょう。
   
  
以上,適当に述べてきましたが,冒頭で書いたとおり,この番組クオリティーが一気に高くなって,本当に面白かったです。そして,とにかくこれで無事来年を迎えられそうです
平成最後の超常現象となってしまいました。来年はどんな番組になるのか,またどんな超常現象がでてくるのか,今から興味津々です。


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年末の風物詩「ビートたけしの超常現象マル秘Xファイル祝20周年嵐のオカルト砲さく裂SP」はちょっと不発だったかなあ

2017年12月24日 12時45分46秒 | 超常現象
このブログでも書く記事といえばすっかりこれくらいになってしまいました。
これを見ないと1年が終わりません。「ビートたけしの超常現象マル秘Xファイル」ですが,今年もネタとしてはよかったです。

でも,かなりパワー不足になったなあ

20周年ということでしたが,まずそもそも2時間枠になったということが残念です。全盛期は大みそかに3時間以上やっていただけに,今回のネタを2時間でまとめてしまうこと自体,消化不調が否めません。おそらく,ここ20年でコンプライアンス等からオカルト物を無条件にたれ流せないという背景もあるのかもしれませんが,逆にそれならそれで,川口浩探検隊のように,みんながわかっているという前提で番組を作ってもよかったのかもしれません
一方で,この番組は,昨今の番組の流行といえる「市販映像の垂れ流し」を減らしていたので,その点は評価できます。
あと,出演者も年を取りましたね。大槻教授の切れ味がすっかりなくなっていました。一方で,韮澤社長の扱いが年々雑になっており,非常にもったいないです。そんな中,山口敏太郎さんがかろうじて番組をしめている感じがしましたので,そこは安心して見られました。でも,山口さんもライザップかな(笑)。

そんなわけで,個別にコメントしてみたいと思います。もちろん,あくまでも個人の感想です。

1 UMA映像
  これは作品集です。

  中澤さんのドラゴンは,ちょっとだけ笑えましたが,牛久市が栃木県とテロップでなっていたのは,ちょっと興ざめしました。

2 UFO映像
  映像それ自体は作品集です。
地球の技術進化にしたがって,年々UFOの技術も進化しているものです(笑)。
  一方で,竹本さんがいう戦争は身内の茶番」というのは,UFO云々とは別の次元で正論なんです。ただ,そこに宇宙人を絡めているために,真実が伝わらなくなっているところもあるでしょう。

3 韮澤VS大槻論争
  金星人の住民票論争,もうちょっと突っ込んでほしかった。この二人の論争は,正直ネタとしては1時間程度見ていられます。

4 かぐや姫
  月に住んでいるマイヤ星人という話,まさにこういう笑ってみていられる話をもっと期待したかった(笑)。特に,静岡産の竹で月に家を作っているというのは爆笑ものでした。

5 ティモン・クロースのマインドスキャナー
  あれはマジシャンです。
本物の超能力者なら,三四郎小宮のスマフォのとき,最初のアルファベットもスキャンできるはずです。数字じゃないと難しいのです。
  おそらくネットで検索されにくくするために若干呼び方を変えたのかもしれませんが,正しくは,ティモン・クラウスといいます
  正直,タネは私もわかりませんが,大槻先生,軽はずみなことを言いましたね。テレビで映ってませんが,紙の保存過程が不明瞭なので,どこかに協力者がいる可能性も否定できません。ちなみに,別のマジシャンのケースでは,通訳が協力者ということもありました。
  今回の件で,大槻教授がなんとなくトリックの上田次郎教授に見えてきました(笑)。

6 心霊現象
  寺島進さんの体験記だけでした。
  まあ,夢というか,ノンレム睡眠で出てくる症状ですね。
  一方,映像が皆無だったのは,おそらく他局でほとんど使われていることから,あえて外したのかもしれません。結果的に,それは今回の編成では大成果だったと思います。

7 タイの龍神パヤナーク
  胡散臭い警察署長はさておき,10メートルクラスのウナギなどの報告例もありますので,それでしょう
  あとは,テレビ東京にお願いして池の水を抜いてもらいましょう(笑)。

8 ノストラダムスの大予言2017
  そもそもノストラダムスの予言は預言書ではないという話の方が主流になりつつあります。
  それをいうと身もふたもないので,ちょっと乗っかりますが,1999年の話は,人類滅亡なんて全く書かれていないのは事実です。あれは,某氏が書いた内容が勝手に独り歩きして,話が大きくなっただけのことです。
  一方で,いまさらながら1999年の予言は,中国の台頭の話で,ずーっと前からそれを主張していたという話も出てきましたが,そのころ異論として出ていた話の中にはほとんどありませんでした。後付けの話だと思います。
  ちなみに,アンゴラの大王はモンゴルの大王だということで,朝青龍が横綱になって優勝するっていう預言だっていう話も過去にはありました。ある意味,それが予言されていたとしたら,ノストラダムスは超一流の予言者だと思います(笑)。
  さて,今回はトランプ大統領の暗殺や北朝鮮との核戦争の可能性などを示唆していました。
  まあ,預言書ですから,自由に解釈できますが,どうせやるなら,先取りして解釈してほしいものです。
  ちなみに,ノストラダムスの予言は,2030年のものがあるといわれてますので,しばらくは安心してください(笑)

9 八王子の一つ目小僧
  オチがこれか!


やっぱり超常現象物は,コンプライアンス云々ではなく,もう少しムー的なものを放送してもいいんじゃないのかなあって思います。確かに,これに便乗した悪質商法が出ている点もあるので,各放送局とも慎重にならざるを得ないのでしょうが,どうせやるなら多少破天荒な内容でも,このたけしの番組であれば,視聴者も十分理解してもらえると思います

さあ,これで安心して2017年の年越しが迎えられるぞー!
それでは,みなさま,よいお年を!!
  





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年末風物詩「ビートたけしの超常現象マル秘Xファイル」,今年は微妙だったなあ

2016年12月29日 01時52分48秒 | 超常現象
毎年,これを見なければ年を越せません。
24日に放送された「ビートたけしの超常現象マル秘Xファイル 保存版!未確認生物UMA大図鑑スペシャル」は,いろいろ笑わしてもらいました。

しかし,ちょっと内容が薄すぎた

今年は,例年とは異なり,UMA(未確認生物)メインという構成にしました。そのため,UFOや超能力などはほとんど扱わず,UMAに絞り込んだ内容となりました。
個人的には,やはりUFOなども扱ってほしいなあという思いがあったので,それだけでも少し物足りませんでした。しかし,逆に言うと,ここのスタッフは,「毎年同じことをやる」などと思わせないための工夫を凝らしているのだろうなあ,っていう意気込みも感じました
とはいえ,やはりどうしてもUMAのみではなかなか2時間作るのは難しいです。また,正直,映像の大半は,他局での使いまわし,かつ作品集が多く,驚きを覚えるものが少なかったです
そして,何よりも,せっかくの専門家集団が,今年もほとんど活かされませんでした。特に,韮澤社長と大槻教授のバトルがすっかり影をひそめてしまったのは,やはり残念でなりません。一方で,山口敏太郎さんの切れ味あるトークはなかなかよかったものの,編集の関係なのか,いいところでカットされてしまったのは,少し物足りなさを覚えてしまいました。
そんなわけで,個人的には「消化不良」と言わざるを得ない少々残念な構成でした。

以下,簡単にいくつかのコーナーについてコメントします。

UMA映像集
申し訳ありませんが,すべて作品集,かつ既出のもので,真新しさがありませんでした
去年の放送では,他局で過去に使われた映像はほとんど使っていなかっただけに,この方針転換はいただけません。

中国の野人
篠原さん,いい味出しますね。
それはそうと,確かにパンダが発見されたまだ100年くらいしかたっていないことなどを考えると,身長4メートルの野人がいても不思議ではないかもしれません。
ただし,その動物が高等な知識を有しているかどうかは別の話です。
また,足跡が大きいからといって,そのままの大きさであるとは限りません。泥の上の足跡は,大きく広がることも多いので
しかし,専門家集団の議論はなかなか面白かったですが,山口敏太郎さんが,安直な宇宙人論議にくぎを刺したのはさすがだなあって思いました。UMAと宇宙人を安易に結びつけてはいけませんし,その議論こそが,UMA事態の信ぴょう性を否定させてしまいかねません。

最新UFO映像
最新じゃないです・・。作品集です。
ちなみに,近年,UFO映像は中国産が増えてきました。宇宙人も中国経済に影響されるのでしょうか(笑)

宇宙人とアメリカ大統領の関係
竹本良さんの問題提起,非常に面白かったのですが,ちょっと突っ込み不足でした。
宇宙人とアメリカ大統領との密約ということと,トランプ大統領誕生の陰に宇宙人が関与しているという点ですが,本来は,ここをもっと掘り下げると非常に面白く盛り上がったと思います。都市伝説としてよく言われる内容だけに,ここはもう少し賛否両論の立場で議論させると面白かったのに,って思いました。
しかし,おそらく,番組企画段階では,大統領がクリントンなのかトランプなのか分からなかったことから,企画を掘り下げられなかったのでしょう。
そして,なによりも,韮澤社長の出番が,少なかったこと,それも残念でした。せっかく用意してきた金星人の宇宙戦争話や,トランプ大統領の記者会見に金星人が紛れ込んでいる話,ここをもっとつっこんで話してもらった方が,盛り上がったのになあ,って思います。

ジョー・ブロギー氏のブレインハッカー
DAIGOがやることと同じです。これは基本的にマジックとメンタリストの融合です。
ここで時間を割くなら,やはり韮澤社長と大槻教授の掛け合い漫才の時間を増やしてくれた方がよかったです。

チュパカブラ
これ,熊では?
しかし,山口敏太郎さんのいう生物兵器説も否定はできないです。もう少し正しく言うと,実験で作られた未完成な生物ということかもしれません。
しかし,ここでも韮澤社長,やってくれました。息抜きコメントしては,あの犬の写真は笑えます。

首長竜チャンプを探す
ネッシーのようなのりですね。
水中に巨大生物がいる可能性は否定できませんが,実際はウナギのような生物ではないかと思われます。

以上,短観でした。
しかし,なんやかんや言っても,やっぱりこの番組を見て,「いやあ,今年も終わったなあ」って感じます。来年も,もっとわくわくする超常現象スペシャルにしてもらいたいものです。

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これを見ないと年を越せない!「ビートたけしの超常現象マル秘Xファイル」はライトだった

2015年12月29日 00時25分46秒 | 超常現象
久々の書き込みがこれかーい!って突っ込まれそうですが,年末の定番といえばこの「ビートたけしの超常現象マル秘Xファイル オカルト国民総決起集会スペシャル」,これを見ないと年を越せません。

凝縮されたが反面ライトな感じだった

近年,UFOや心霊などの映像を扱う番組が増えてきましたが,正直,同じ映像ばかりで,しかも明らかに作られた(売られた)ものばかりで,超常現象好きといっても,正直辟易とするものが多かったですが,この番組は,これまでとは違い,ほかの番組で使った映像はほとんど出してこないというこだわりが感じられました。
また,去年まではいろいろ雑多にやっており,結果,内容がぶれてしまうというところがありました。特にここ数年の自称超能力者のコーナーについては,「あの人,マジシャンだよ!」とすぐに突っ込まれそうな人を呼ぶなど,正直クオリティがかなり低かったのですが,今回もこのコーナーを全面的にカットし,かなりテーマを絞り込んだ感じになっていました。
そのため,番組全体としては,質が上がったかなあ,っていう感じです。
さらに,超常現象マニアを50人呼んでいろいろやる,っていうのも,ニューキャラクターの存在も含め,なかなか楽しめる感じでした。
なので,全体的には,3時間番組を2時間に圧縮したくらい,ここ数年の中で非常に楽しめる内容でした。

一方で,近年の放送法や業界ルールの関係もあるのでしょうか,内容としては本当に怖いものやすごいもの,さらには昔から疑義があるようなディープなものはほとんどなく,結構あっさりした内容が多かったため,全体的にはライトな感じに思えました。まあ,地上波では昔のようにかなりディープな放送はやりにくいんでしょうね。
あと,50人をせっかく呼んだのだから,もっとこの50人を有効に活かせばよかったかなあ,って思います。ここのキャラはなかなか秀逸だっただけに,まったくいじってもらえなかった方はちょっと残念です。
あとは,何と言っても「韮澤社長と大槻教授のショートコント」があまり見られなかったということ。これ,なんとか再開してくれないでしょうかねえwww

とはいえ,かなり楽しめましたので,これで安心して年を越せます。

あとは,恒例の勝手に突っ込みです。あくまでも,私の私見にすぎませんので,その点はご承知おきください。

1 UFO映像
  新作が多いですが,基本的に見間違い系とCG系が多いです。
  ひとつドキッとしたのは,定点カメラで1/30コマだけに謎の物体が撮影されているものでしたが,ただ不思議なのは,あまりにベストポジションにきれいに映っていることと,定点カメラなのに,その後の映像が左右にぶれているなど,若干不自然な点が見受けられることです。悪く言うと,これもCGによる創作とも言えますが,悪意がなかったとしたら,カメラ側の何らかの事情(風などで揺れた時にほこりなどが俟っていた)などかもしれません。
  あと,最近のUFO研究家は,「UFO=宇宙人の乗り物」とは限らないことを明言していますつまり,純粋に「未確認飛行物体」として研究しているのです。これは,私も同感ですし,山口敏太郎さんらもかねてからそのようなことを強く主張しておりましたので,この点はやはり誤解されないように引き続きこうした主張をし続けていくべきでしょう。
  一方で,大槻教授らは,どうしても「UFO=宇宙人」という方程式を意識しすぎるため,このあたりで議論がかみ合わなくなっています。
  それと,近年ダイヤモンド型UFOが増えたというのは,まさに絞りの関係です。また,光=UFOというのは,ちょっと短絡的すぎるかな,っていう感じがします。そもそも,なぜUFOが航空法を順守して光りながら飛ぶ必要があるのでしょうか

2 UMA映像

  猫人間と台風人間はお笑いコーナー(!)として,地球上にはまだまだ未知の生物がいることは間違いないでしょう。なので,今回も,巨大かわうそといわれても否定できないかもしれません。
  一方で,作られたミイラを今回扱わなかった点には,スタッフの良識を感じました。

3 オーストラリアの心霊現象
  なぜ日本じゃなくてオーストラリアで?っていうのが少し気になりましたが,これも心霊スポットにすることを望まないスタッフの配慮かもしれません。
  心霊映像自体は,ここ数日で山ほど放送されていたので,おそらくオリジナルにこだわり,今回はあえてオーストラリア勝負にしたのだと思います。
  そして,幽霊が写ったとされる映像,これは微妙ですね。空気の流れで温度変化は起こりえますから,あれだけで幽霊とは断言できないでしょう。一方で,完全否定できる論拠も乏しいので,あれは少し気にはなります。

4 聖母マリアと火星人
  前置きが長かったですが,結局のところ「ファティマ第三の予言」についてです。
  マリア宇宙人説は結構前からささやかれているところ,今回は,火星人じゃないかという話を持ってきていましたが,正直これは少々強引かと。どうせ火星人伝説を扱うなら,去年やった人類火星移住計画の続報でもやってくれた方がよほど面白かったのですが・・。
  とはいえ,ファティマ第3の予言に本当は何が書かれていたのか,ここは謎が多いですね。ローマ法王暗殺が書かれていたとしたら,何も隠す必要はないはずなので,やはりここには何かあるのでしょう。
  ただし,キリスト教の世界の話なので,実は教義に関する内容なのかもしれません。
  ちなみに,マリア伝説の多くは,実は集団催眠で説明が付きます。もっとも,強力な光については,なんだろうなあ,っていう気もします。

こんな感じです。さて,来年はどんな超常現象が起こる年になるのでしょうか。韮澤社長は,別の番組で,「宇宙人の存在を公表しなければならないタイムリミットは過ぎた」と言っていたので,もしかするといよいよ宇宙人に関する情報が出てくるかもしれませんね(笑)。

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年末の風物詩「ビートたけしの超常現象マル秘Xファイル」は今年もやってくれた

2014年12月28日 02時57分13秒 | 超常現象
これを見ないと1年が終わりません。年末恒例の「ビートたけしの超常現象マル秘Xファイル」,今年はかなりの時間をUFO召喚に割いていましたが,結構笑えました。
残念ながら,今年も大槻教授と韮澤社長とのおもしろ掛け合い漫才はありませんでしたが,一方でここ数年やらせに近い超能力が使えると称するマジシャンのコーナーがなくなるなど,ある意味,ちゃんとした(?)超常現象に特化した番組構成でした。
正直,UFO召喚が長すぎるかなっていうところはありましたが,まあ今年の目玉としている以上,そこは仕方ないかもしれません。

さて,夢を壊す部分もありますが,各コーナーの感想などを簡単に。

ダビンチが宇宙人と出会っていた
絵画のみでそこまで断言できるかなあ,っていう感じです。
上空に飛べない時代なのにフィレンツェの地図が正確っていうのは,単に測量技術が優れていただけのことであり,その限りでダビンチの技術ってすごいなあ,っていうレベルの話でしょう。実際,伊能忠敬も空を飛ばずに精巧な日本地図を書いていますから。

UMA
基本的に創作です。
CG技術の進化ですね。あとは,こじつけです。
スレンダーマンも古くからの伝説,ではなく2009年に開催されたコンテストで創作されたもので,著作権登録済みのものです。まあ,実在するとして,誰が彼のスーツを仕立てているのか,っていう疑問もありますが(笑)。

恐怖映像
これ,ほとんど作品集です。
最近は,映像系専門学校の卒業制作などで,こうした映像を作るのが世界的にも流行っているみたいですね。


UFO映像集
ちょっと,今年はひどすぎます。ほとんどがCG作品。そもそも,なぜこれを放送に使うのか,っていうレベルのものばかりです。
まあ,番組スタッフは笑いを取ろうっていうコンセプトだったといえばそれまでですが。
ちなみに,那覇上空のUFOは,その後米軍の照明弾だったことも確認されています。照明弾がUFOに見間違えられるケースは世界中で結構多いです。
しかし,韮澤社長の「ヘブライ語が読めない」というのは,ちょっと笑ってしまいました。

マレーシア機消滅の謎
秋山さんの陰謀説,もう少し掘り下げてほしかった。
このあたりの話って,日航機墜落とかとリンクするかもしれないかなり重要な話だったので,ぜひ盛り上げてほしかったです。
個人的には,陰謀説には賛成ですが,どんな陰謀なのかは全く分かりません。

火星移住計画と火星警備の話
ジャンプルームというテレポーテーションで火星に行くという時点で,この話は相当眉唾です。仮にそれができたとしても,じゃあ最初に火星にジャンプルームをいつ,誰が,どうやって作ったのかっていう素朴な疑問もあります。
ただ,これを話すのがアイゼンハワーのひ孫なので,単純におかしな人の話ってくくりきれないかもしれません。おそらく想定されるのは,「火星移住シミュレーション」でなかろうかと思われます。これなら,実現していても全く不思議ではありません。
また,火星を警備していた大尉の話ですが,百歩譲ってこれが事実だとしたら,まさに極秘プロジェクトなので,自宅や氏名,顔をさらしてそんな話をペラペラ話せるはずはありません。
ただ,竹本先生がいうとおり,こうした話がでる大きな背景は,「火星資源の独占」にある可能性は高いと思います。アメリカの敵は火星人ではなく,他国の地球人なのです。
なので,アイゼンハワーのひ孫や元米軍兵士などに,あえて自由にいろいろ話させることで,他国に対するプロパガンダ活動を行っているのかもしれません。

火星移住討論
韮澤社長が寝返ってしまいましたが,韮澤社長と竹本先生の掛け合い漫才をもっと見たかったです。この辺の話,もっとふくらますと面白かったのに。

UFO召喚プロジェクト
3人の方を笑いものにするだけの企画になってしまいました。
最後にUFOらしきものが写りましたが,あれ,飛行機ですよね,たぶん。

こんな感想です。
番組全体としては,いろいろな規制の関係もあり,年々パワーダウンしているのは否めません。
ただ,ここまでくれば,やはりかつての「宇宙人の住民票」や「金星の写真」みたいな話をもっと出して,とことん笑いをとっても良かったのかな,って思います。その一方で,UFO映像は,もっと真偽不明な微妙なものを用意してもらう方が,盛り上がるのではないでしょうか。ここは,山口敏太郎先生をもっと活用するべきです。

といいつつ,まあ今年は結構笑えたので,十分今年一年を締めくくることができました。よかったです。
さて,来年はどんな1年になるでしょうか。来年こそ,本当に宇宙人が登場してくれることを願いたいものです。


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年末の風物詩「ビートたけしの超常現象 (秘)Xファイル」はパンチが弱かった

2013年12月28日 02時07分52秒 | 超常現象
久々の記事がこれかよ,って突っ込まないでね!
22日にテレビ朝日系で放送された「ビートたけしの超常現象 (秘)Xファイル」ですが,とにかくこれを見ないと年を越せません。
というわけで,遅ればせながらようやく見ることができました。

パンチが弱すぎる

正直,年々ネタが弱くなってきています。確かに,放送法の規定や放送コードの関係などから,いわゆる超常現象系とか,藤岡弘、探検隊的なものは,やらせとか真偽不明の番組ということで,地上波では放送しずらい環境になっているため,どうしても既に作品として紹介されているものを中心に出さざるを得ないのは否めません
とはいえ,韮澤社長と大槻教授の掛け合い漫才的バトルのようなイベントは,普通に放送できるはずですし,せっかく超常現象研究家が集まっているのですから,もう少しそれなりに演出できたかなあ,って思います。
少なくとも,吸血鬼のコーナーはちょっと余計だったなあ,っていうのが正直な感想です。
といいつつも,UFO呼ぶなど,結構笑えるものもあったので,そういう意味では,見る意味がありました。
そんなわけで,以下,いくつかのコーナーについての短評です。

心霊ビデオ
基本的に作品です。幽霊が腕時計してちゃあだめでしょ(笑)

UMA
今年はビックフットが旬だったということですが,確かに撮影しやすいからでしょう。
ドラゴンみたいに露骨なCGもありますが,まあ未確認生物がいてもいいのかなあ,って思います。
ビックフットはいる可能性はあるでしょう。一方,小人は目撃者が多いので,何かを見ているのでしょうね。
ちなみに,芸能人でも小人を見たという人が多いですが,その大半が,パワースポットである東京のへそ「大宮八幡宮」を参拝した方です。何か力があるのでしょうね。

ウェインホフマンの未来透視
彼はマジシャンです。大槻教授だからあの程度でしたが,Drレオンだったら,秒殺でしょうね。
だいたい,硬貨の透視って,日本の5円玉には「五円」って書いてあるのだから,それを彼が5と認識できるはずがありません。
トリックを明かすのはご法度なので明言を避けますが,いずれも比較的ベタなトリックで,おそらくナポレオンズでもできると思います。ヒントとしては,すべて先にオープンしてから紙を見せていること,封筒などを確認させないこと,不自然にポケットに手を入れていることがあることなどです。
大槻教授,もう少し突っ込んでもよかったのでは?

UFOを呼べる武良ラウムさん
これは笑えました。こういうショートコントがあってもいいでしょう。
ただ,あのUFOですが,仕込みなのか偶然なのかは分かりませんが,正体は「風船」です。似たような映像が以前ありました。
ちょっと残念。

地底に宇宙人の基地がある
ロシアの隕石を地上から撃ち落としたというあのシーンをUFOによるものと説明しています。だとしたら,UFOが特攻隊になったの?
それはさておき,火山にUFOが入るビデオ,なぜそんな熱いところに行く必要があるのだろうかというべたな疑問はさておき,あのビデオ,実は大きな問題があり,「早送り映像」なのです。実際の速度でみると,かなりゆっくりであり,どうやら監視カメラ側の汚れなどであろうといわれている映像だったのです。これまたちと残念!!

吸血鬼がいた
これはいいや。みっちーには申し訳ないが,超常現象ではないです。

そんな感じです。やっぱり,韮澤社長に宇宙人の住民票とか金星人の写真とかを見せてもらったほうがおもしろいなあ・・・。

といいつつ,これで2013年も終わりです。さて,来年はどんな年になるのだろうか。

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今年は消化不良だったなあ「ビートたけしの超常現象マル秘Xファイル」

2012年12月23日 03時11分06秒 | 超常現象
これを見ないと年を越せません。
今年で15年目となる年末の風物詩「ビートたけしの超常現象マル秘Xファイル」が今年も放送されました。

なんか再放送みたいだった

まずは,「TBSとかぶった」番組編成が痛いです。まあ,こればっかりは仕方がないところではありますが,共倒れしちゃいかねない編成はちょっと残念でした。せめて1日ずらしてもらえれば,両方とも数字もっと取れたかなあ,って思います。

それはさておき,この番組は基本は「気楽に見る」というところですから,内容について良し悪しをいうものではありませんが,そうはいっても,今年は,「15年の総集編」と称して,過去の放送から厳選されたものの紹介が結構メインを占めてしまい,改めて衝撃的な映像はほとんどなかったなあ,っていう感じがしました。
また,せっかく超常現象肯定派のゲストを用意していたのに,ほとんど彼らを活かすことができなかったのは非常にもったいなかったです。なによりも,たま出版社長の韮澤さんの出番がなかったというのは非常に残念でなりません。
裏情報では,どうやら収録が予定より押してしまったことから,肝心な議論があまりできず,やむなく正月HP公開にしたとのことらしいです。それが本当だとしたら,ちょっと編集がもったいなかったかなあ,っていう感じがします。

そうはいっても,結構いろんなネタがありましたので,短評を。

懐かしの映像の数々
裏番組の心霊動画と若干かぶってしまいましたね。
既に過去に放送されたものの厳選ですが,いまだに「本物」というスタンスで放送しているところは,この番組らしくていいです。
基本,多くは「作品です。

UMA
真新しいものはあまりありませんでしたが,これらも基本的には作品集です。
特に,河童のミイラは,見世物小屋などで使うために江戸末期から明治時代ころに作られたものなどと,すでに暴露されています。

気功の太田さん
気功はインチキとかトリックとかではないでしょう。ただ,一方で,気功は超能力とは別次元の話です。
人間には,まだまだ道の能力があるのかなあ,っていうところでしょうか。
でも,太田さんの力がリアルなら,オリンピックで金メダルとれるのでは?アルソックー!!

リオー・スシャールvsDaiGo対決
去年も書きましたが,リオーさんは基本マジシャンですから,要するに単なるマジシャン対決。
リオーさんのやった数字の予言は,結構多くのマジシャンがやっております。おそらく,スマフォを使ったトリックでしょう。今,いいものが売ってるんですよね。
DaiGoさんのメンタリスト,色を当てるだけならトリックは分かるのですが,犬をあそこまで用意できるというのは,そのトリックまでは分かりません。でも,本人言うとおり,ちゃんと「タネ」はあります。

マヤ文明と宇宙人
本当は,ここに時間を割いて番組を構成してほしかった。正直,今回,その点がなかったのが,番組が今一つ盛り上がらなかったところかもしれません。
ちなみに,マヤ文明では,宇宙人と思われる遺跡は数多く出ていますが,基本的には,「死んだら魂が空に行く」ということや,高度な暦があるなど,天文学に対する造詣が深かったと思われることから,宇宙人っぽいものが存在しているのではないかと思います。

月の陰謀
映画「アイアンスカイ」のステマかよ!!月の基地とかは,まさにそっち側の話。
過去の疑惑について,どうせならその後の検証結果なども出してもらえると面白かったなあ,って思います。
また,ヘリウム3の話が出ていましたが,これって,原発容認に持っていくための話?
実際,ヘリウム3で核融合させるって言われても,まだ技術が追い付いていません。

大激論の歴史
これ,懐かしいものばかりですね。
去年モザイクになっていた森くみさんや野坂さんらが今年モザイク解除になったのは,なんか交渉ができたのでしょうか?
こうしてみると,98年ころの激論は面白かったなあ。ノストラダムスの予言が「郵政民営化」とか「円高」,さらには「朝青龍の横綱誕生」などなどの話が出ていたころは,ほんと爆笑ものでしたどうせ言うならここまで言った方が面白いです。
ただ,これを踏まえて,今年の激論が欲しかったなあ・・。

こんな感じでしょうか。
今年は何の事情か総集編みたいなまとめ方で終わってしまったのが,本当に残念でなりません
とりあえず,来年の正月に公開されるHPを見てみたいとは思います。
とはいえ,昨日の都市伝説といい,裏番組の心霊動画といい,かなりぞくぞくさせる番組が多かったなあ,っていう感じでした。

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年末の風物詩「ビートたけしの超常現象(秘)Xファイル」は今年も笑えた

2011年12月28日 01時02分42秒 | 超常現象
これを見ないと年を越せません。
テレビ朝日系で毎年年末に放送する「ビートたけしの超常現象(秘)Xファイル」が今年は24日に放送されましたが,遅ればせながらビデオで見ることができました。

笑えたーー!!

前提として,私の立ち位置は「超常現象はあると思うが,虚偽や誤認などいい加減なものは排除して,本当に不思議な現象のみを検証して真実を追求したい」という派です。番組出演者でいうと,山口敏太郎さんに極めて近い立ち位置です。
あと,この番組,基本的にはバラエティですから,本気で突っ込むとしたら,突っ込みどころ満載です。
なので,あくまでも「気楽に」見ています。

とはいえ,今回の番組の感想を突っ込み中心で適当に述べます。

1 UFOや幽霊のビデオ
  基本的に,すべて「作品」です。すでにDVDで売られているものをそのまま報じたものもありますし,海外ではこうしたトリッキーなビデオを制作してテレビ局に売り込むのを生業としている人たちもいます。
  とはいえ,初回に見ると,ハッと思わせるものも多いので,一瞬騙されてしまいます。
  ちなみに,UFOについては,今回はあまり鮮明なビデオが出ませんでしたが,ここ10年でUFOビデオに映されているUFOの形状が飛躍的に進化を遂げています。ここ10年で「地球上の」CG技術やビデオ技術が進化していますが,それに合わせて「宇宙人の」UFO技術も急に進化したのでしょうか?www

2 ロシアの雪男
  これ,「藤岡弘,探検隊」です。
っていうか,藤岡弘,さんの方が面白かったと思います。
  ただし,雪男の存在それ自体は私も否定しません。いや,います。動物の進化を考えると,猿の一派が高山で独自の進化を遂げることは容易に想定できるからです。
  ただし,今回の映像に限っては,偽物です。随所に無理がありすぎます。

3 超能力者「リオー・スシャール」の超能力
  基本,「マジックショー」です。
大槻教授も,その時は騙されていましたが,のちにブログでトリックの正体を暴いています。
  でも,できればその場で暴いてほしかったなあ・・
  超能力者だとしたら,不自然な動きが多いです。本当に超能力があれば,合図も不要だし,途中で立ち位置変えたりとか,何度も名前を言わせたりなど,不自然な動きはさせないはずです。
  ちなみに,数字のトリックは,以前別のマジシャンもやっていました。完全な魔方陣です。しかも,あの二人は残念ながら仕込み
  たけしのサイコロも,大槻教授があとで気がついたように「通訳」がカギを握っています。実際,マジシャンの多くは,通訳も「スタッフ」なのです。
  体の感覚は,「てぐす」です。よーくビデオを見ると,不自然な動きがあります。
  大槻教授が騙された透視は,「ちら見」です。

4 超常現象肯定派とのバトル
  正直,ここ数年は,韮澤社長vs大槻教授の漫才のようなバトルがないので物足りないです。
  この番組のだいご味はここにあるので,本当なら,もっとここに時間を割いてほしかったです
  もっとも,否定派ゲストも今回は皆無(松尾さんも来なかった)ので,そういう意味では物足りない感がありました。
  むしろ,前述の山口敏太郎さんのトークをもっと聞きたかったなあって感じです。

5 TDA事件
  韮澤社長の誘導尋問が過ぎますwww。確かに,こうした現象を目撃したこと自体は新聞にも載ったくらいなので事実ですが,それが「宇宙人の乗ったUFO」かというと,そうとも言えないでしょう。元パイロットも,そこはある程度認識していると思われます。
  むしろ,韮澤社長が自爆したように,プラズマ説が有力でしょう。もちろん,それだけでは解決できない話もあるので,そうした部分を検証することが本当は大切です。

6 火星移住計画
  突っ込みどころ満載でしたwww。
  「恐竜に食われるなら地球に帰るだろう」というのは,まさに正論!しかも20分でテレポーテーションできるなら,近所の公園に行く感覚で地球に帰れるのだから,何もリスクを負ってまで火星に残る必要はないはずです。
  それはさておき,火星移住計画それ自体は,確かに進行しているのは事実です。NASAは,具体的なシミュレーションを行っており,火星ロケットも「宇宙から直接発射させることで,効率的な運航を図る。」などかなり細かい部分まで検討を進めています。
  そっちのシミュレーションを見せた方が,よっぽど現実的で夢があって面白かったのではないでしょうか。
  でも,韮澤社長説では,「日本人,アメリカ人,火星人,金星人っていう感じ」で火星人や金星人が地球上にいるといっています。もしかしたら,ブログの読者にも火星人や金星人がいるのでは?www

7 かぐや姫がいてる
  「南夕子かよ!
っていう上田突っ込みをしたくなりました。
  月のケータイ電話まで出てきた日には,「ドコモ,au,SBのどこが月にアンテナ立てたの?」と聞きたかったです。

んな感じでしょうか。とにかく,バラエティとしては,ほんとにおもしろかったです。
でも,反面,本当ならば,「2012年のマヤ暦が言っている人類滅亡は本当に起こるのか」というあたりが今年のテーマとしていろいろ検証するべきだったのでしょうが,これをやると,「東日本大震災」をほうふつさせる映像等を出さざるを得なくなり,さすがにバラエティの域を超えて非難の的になる可能性が高いため,やむなく自主規制したのかな,っていう感じもします。まあ,無意味に地球滅亡をあおるような番組作りにするくらいなら,放送しない方がましと言えますので,この点はスタッフの良心があったといえるでしょう,
でも,そこまで露骨でなくとも,マヤ暦に関する検証はいろいろ出来るため,本来なら,この点をこの番組で突っ込んでくれたら,もっとおもしろかったのに,と思います。

でも,先週,私が仲間内で飲みながら話をした「超常現象の正体について」の方が,よほどおもしろかったかも放送できない内容もかなり含まれていましたら,ぜひ来年ゲストで呼んでほしいなあwww

そーんな妄想も含め,これを見て,その後に「明石家サンタ」を見たので,安心して年を越せます。

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ちょっとタイム,タイムトラベルができないってマジ?

2011年05月02日 23時31分26秒 | 超常現象
連休中ということで,久々の記事は完璧に箸休め的なものになります。

メリーランド大学のイゴール・スモリアニノフ教授らは,このほど,タイムトラベルは理論的に不可能であるとの実験結果を発表しました。これにより,これまでSF映画等でおなじみのタイムマシンは,理論上作ることができないとされました。ただし,この実験結果に対しては,他の研究者から異論も出されており,科学的に完全否定されたとも言い難い部分もあるようで,今後さらなる研究発表が期待されるところです。

タイムトラベルは不可能? 実験が示唆(ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト) - goo ニュース

南方仁も残念ながら江戸時代には行けないようだ

そもそも,タイムトラベルの理論とはアインシュタインの相対性理論から導き出せるものではあるものの,その内容は実は非常に難しいのですが,ものすごくざっくり言うと,「光の速さで光と同じ向きに進めば未来に行き,反対方向に進めば過去に行く」というものです。そして,今回の研究では,光の向きを逆に進むという動きをすることがどうやってもあり得ないということをマイクロ模型化したダミー宇宙空間上で検証したというものです。
つまり,光の向き,もっと素人風に言えば,時間の流れを変えることはできないということになるのです。まして,時空のひずみなどができるはずがないということになりますから,時空のひずみに落ちて江戸時代に行ったとする南方仁ドクターは,実際は,残念ながら江戸時代には行くことがあり得なかったのです(そうすると,ドラマは1話で終わっちゃいますがwww)。

ただ,この実験は,光の向きを変えることができないとされた訳なので,単に「過去に行く」ということが否定されただけのことです。未来に行くことは厳密に言えば,否定されたわけではありません。
ちなみに,未来に行くというのは,相対性理論でいうと,「時間の進み方を変える」だけなのです。「トップをねらえ」を見た方であればピンと来るかもしれませんが,要は「光の速さの99%で進むと,その乗り物の中の時間は数十秒しか進んでいなくても,外界は1,2年進んでいる」ということなのです。つまり,好きな時間に行けるというものではなく,単に「超高速の乗り物に乗ることで,その乗り物の時間の流れだけゆっくり進ませる」ということだけなのです。
もちろん,過去に行けませんから,完璧な片道切符。果たしてそこまでして未来に行く実益があるかどうかは分かりませんが,一応,そんな理屈になります。
もっとも,そもそも,理論以前に,「光速で動く乗り物」を作ること自体が限りなく不可能でしょうから,やっぱりタイムトラベルはまだまだ夢物語なのでしょう。

とはいえ,まだタイムトラベルが完全否定されたわけではありません。この実験は,「そもそもダミー自体が本当に宇宙空間と見立てられる空間といえるか疑問であり,やるならもっと大きなダミー空間が必要」などという反対意見も主張されています。
このあたりは,今後科学的な検証が進められることと思いますが,個人的には,タイムトラベルが可能な理論を導いてほしいと思います。

さてさて,非科学的な話に突入します。
実は,人類は後にタイムマシンを発明したという見解があります。いわゆる「オーパーツ」がその証拠だなどとしています。
例えば,3億年前の地層に靴跡が残った化石が発見されたり,壁画に未来人らしき人物画がタイムマシンと一緒に描かれているなどというものです。
まあ,これも実は種明かしがある遺跡(遺跡自体が偽造されたっていう意味ではありませんよ。遺跡は真正なものです。)ではあるのですが,多少は夢があってもいいでしょう。

ただ,実際はどうでしょうか。もし,本当にタイムマシンがあるのならば,これまでの人類の過ちや大きな災害などを未然に防ぐように警告をしに来ているかもしれません。
そうすれば,原爆や今回の大震災なども未然に防ぎ,またはより多くの方を事前に避難させるなどができたのかもしれませんし,地球環境もよくなるまさに平和な地球になるでしょう。
反面,タイムトラベルができると,おそらく「タイムトラベル交通法」みたいなものもでき,過去の出来事に一切ふれてはならないっていう厳しい掟ができるのかもしれません。そうなると,「分かっていても見て見ぬふりしかできない」という結構シビアな現実があるのかもしれません。
極端な例ですが,ニュートンが見ているリンゴの実を先にもいでしまったら,ニュートンは万有引力の発見をしなかったかもしれないし,野口英世の黄熱病研究も,殺虫剤を使って蚊を殺したり,蚊取り線香や虫除けスプレーをプレゼントしてしまえば,もしかしたら黄熱病にかかることなく,黄熱病に関する大発見ができたかもしれません。虫一匹殺すだけでも,歴史は大きく変わりかねないのです。

ここにおもしろい話が。「仮に未来を見てきた人がいる」として,その人が,「明日,あなたは交通事故に遭うのを見たから,自宅から出ないでね。」と言ったとします。そして,言われた人がその言葉を信じて自宅に1日いたらどうなるでしょうか。交通事故に遭わないですよね。でも,そうすると,この未来を見てきた人は「嘘つき」になります。でも,それは「未来が変わった」に過ぎないのです。そうすると,未来を見てきた人は一体何を見てきたことになるのでしょうか?
それ考えると,まーた眠れなくなりますねwww。
こんな訳分からないことになりかねないので,タイムトラベルができても,あえて「過去の世界に口出しは一切しない」という大きなルール(タイムトラベル交通法)があるのかもしれません。とすると,「ドラえもんはタイムトラベル交通法違反」の常習犯といえるでしょうwww。

タイムトラベル,できるようになったとしても,実際は「歴史の検証」程度にしか使えないかもしれませんね。例えば,「明智光秀をそそのかした真犯人は誰だ」とか,「卑弥呼はどこにいたの」などということでしょうか。それはそれで歴史のロマンがなくなるのでつまらないかもしれません。
んー,そうすると,タイムトラベルは「永遠に夢物語」っていうのが,一番平和に落ち着くのかもしれませんね。

ポジティブな夢を見続けるってことも,実はいいことなのかもしれません。特にこんな時期だからこそ,「ポジティブな夢を見る」ことは精神衛生的にもいいことといえるでしょう。
タイムトラベル理論の話から,大きくトリップしたお話でした。

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