あれは,あれで良いのかなPART2

世の中の様々なニュースをばっさり斬ってみます。
ブログ界の「おか上彰」を目指し、サボりながらも頑張ります!

ガソリン税再可決,されど民主党は政権取る気がない?

2008年04月30日 19時26分44秒 | 政治・選挙
予定どおりガソリン税が3分の2以上の賛成で再可決しました。実に56年ぶりの再可決ですが,この決議には民主党と社民党は欠席しました。

暫定税率復活法が再可決、成立 税率引き上げ1日施行(朝日新聞) - goo ニュース

追い越そうとしない民主党

ガソリン税再可決は暴挙だと思います。これについては,多くの方が怒りを表明していますので,ここでは特に触れません。ただ,福田総理の記者会見の内容は,完全に「論理のすり替え」でしたので,総理の会見内容については,賛成反対を問わず,よーく吟味する必要があります。
総理の見解は,結局のところ,「歳入が足らない」「このままだと道路じゃなくて,教育福祉に影響が出る」「一般財源化することでそれをフォローしたい」「でも道路も造るよ」という内容です。5月12日に特定財源の再可決をすること,自民党内で一般財源に反対する道路族がまだ多いことを踏まえ,「あのとき一般財源化するっていったじゃないか」という批判をかわすための逃げ道を作った記者会見です去年の年金の時同様,「あいまいな表現」でかわしています(現に,年金については,予想どおり「ほら,照合作業だけは3月までにやったでしょう」という解釈で逃げ切りました。)。
来年度の予算の際,仮に福田内閣が別の内閣に替わったとしたら,「誰もやるなんていってないし,あれは福田前総理の個人的見解」というオチになる可能性が高いでしょう。
本当に一般財源するのであれば,暫定税率を作るのではなく,廃止するだけでいいのです。

それはさておき,では民主党は本当にすばらしい政党でしょうか?残念ながら,今日の動きを見て失望しました。それは,「真っ向勝負」をしないで,これまたいつもどおりの「審議拒否」「議会開会阻止」という「永田町の論理」で再可決を阻止しようとしたからです。
これについては何度も言っているとおり,「審議拒否」は国民には「さぼった」としかうつりません。つまり,「民主党って,なんだかんだ言っても結局何もしない口だけの政党だよね」って思われてしまうのです。自民党がこの点を山口の補欠選挙でも指摘してますし,当否はともかく自民党の大島国対委員長から「民主党はもっと反省しろ」と苦言を呈されてしまうのです。
もし,ここで民意をがっちりつかみたいのであれば,議決拒否ではなく「議場にて真っ向勝負」するべきでしょう。そして,その光景を全国民に示すのです。そうすれば,「これを暴挙といわずに何という」という民主党の主張にも説得力が出てくるのです。

もっといいましょう。今の民主党は「自民党の背中を追いかける」ことに専念しています。それはそれでいいことでしょう。しかしながら,「自分が政権を取ったらどうするか」というビジョンが,実はまだ国民に示しきっていません。例えば,今回の暫定税率,民主党は反対しているが,では歳入欠陥をどうするのか,道路政策はどうするのかなどについて明確な見解が示されていません。
つまり,民主党は「自民党に追いつこう」ということには必死になっていますが,「自民党を追い越そう」ということまで考えていないと言わざるを得ません。これでは,仮に政権を取ったとしても,「その時点でゴール」となってしまうため,その後あっという間に自民党に抜かされてしまいます。つまり,「三日天下」になりかねません。

民主党は本気で国民生活第一の政党で政権を取ると考えているのであれば,そろそろ「永田町の論理」とおさらばして,「真っ向勝負」の議会運営を考えるべきでしょう。
当然,自民党は,今回の再可決について,堂々と自分の選挙区で有権者に説明するべきです。支援者だけではなく,有権者に「ガソリン税再可決は必要なんだ,そうしないと道路が造れないので,国民生活がずたずたになるんだ」と堂々と説明するべきです。教育や福祉が云々という逃げ口上を使ってはいけません。やはり「真っ向勝負」するべきです。真っ向勝負ができないなら,今すぐ議員を辞めてください。

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精神障害は責任無能力に非ず

2008年04月29日 16時13分46秒 | 裁判・犯罪
夫を殺害してバラバラにして遺棄したとして殺人等の罪に問われていた三橋被告に対する判決が東京地裁であり,三橋被告に懲役15年を言い渡しました。東京地裁は,三橋被告に責任能力があると認定し,法律上の減刑をしませんでした。一方で,一定の精神障害があったこと,その原因の一部に夫の暴力があったことは認定し,その点を量刑に考慮したとのことです。

「別人格は現れず」三橋歌織被告に懲役15年(朝日新聞) - goo ニュース

教科書どおりの判決

この裁判を通じて,今まで一般に誤解があった次の2点が理解できたのではないでしょうか。
1 精神障害=責任能力ではなく,責任能力の有無は自分の意思で犯罪をしたのかどうかという点が重要であること
2 医師の鑑定=責任能力の絶対的資料ではなく,責任能力の有無はあくまでも裁判官の判断であり,医師の鑑定はその判断資料の一つにすぎないこと

ちなみに,責任能力とは,ものすごく簡単に言うと「これはけしからんこと」という認識ができる能力のことをいいます。

一部コメンテーターはこの点をごっちゃにして,「精神障害を認定しながら責任能力があるとするのは,論理に無理がある」とか,「2人の医師の見解を素人がないがしろにした」などと述べている方もいましたが,残念ながらその方が勉強不足です。
責任能力はあくまでも「裁判官判断事項」なのです。いわば,今回の判決は,訴訟法の教科書どおり,裁判官が自分の考えをしっかり出したものといえるでしょう。

さて,今回の判決で,なぜ裁判所は被告人の責任能力を認めたでしょうか。それは,「犯行時の記憶」と「犯行後の対応」から「通常の人間と同じことをしている」と認定したからです。
すなわち,被告人は警察や検察官での取調や公判廷において,犯行時の状況や心情をきちんと説明していました。「謎の声が聞こえた」など,医師の鑑定で出てきた発言については,当初の取調段階では出ていなかったことに着目し,「もし責任能力がない状態であれば,事件時の記憶がないか,取調段階からもっと意味不明な発言をしたはず」と考えたものと思われます。
また,犯行後の対応については,バラバラにした理由が犯行の隠蔽工作であったことのほか,その後メールの偽装工作を行うなど,「普通の人間ならやりそうな隠蔽行為」をしていた点から,「自分はけしからんことをした」という認識があったと判断したものと思われます。
一方で,裁判所は精神障害を認定しましたが,この点はやはり医師の鑑定をしっかりと読み込んで認識したものと思われます。そして,この鑑定をないがしろにすることなく,量刑の資料,すなわち情状としての減刑事由に採用したことによります。つまり,この鑑定がなければ,もう少し重い刑(例えば,求刑どおりの懲役20年)になった可能性もあります。そう考えると,弁護側としてはやはり鑑定を行った意味はあったと言えるでしょう。

さて,この裁判,控訴するかどうかは分かりませんが,仮に控訴になった場合,やはり「責任能力の有無」が大きな争点となります。はたして,高裁ではどのように判断されるでしょうか。もし控訴された場合は注目です。

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自民の誤算,民主も誤算だった山口補欠選挙

2008年04月28日 01時44分19秒 | 政治・選挙
自民,民主の一騎打ちということから今後の政界の行方を占う上で重要な位置づけとされた衆議院山口2区補欠選挙は,民主党公認の平岡秀夫氏が自民党公認の山本繁太郎氏を破り当選しました。
投票率は,前回の衆議院議員選挙を3.45ポイント下回る69.0%ということで,補欠選挙の中ではかなり高めの投票率とのことです。

衆院山口2区補選、民主・平岡氏が当選(読売新聞) - goo ニュース

それでもガソリン税は上げる

今回の選挙,ガソリン税,年金,後期高齢者医療の3点セットが争点とされたはずだったのですが,山本氏はこれらの問題をあえて争点とせず,「地域活性化」の一本勝負で自民党の逆風をかわそうとしました。一方,平岡氏はこの3点セットを真っ向からぶつけてきたものの,それがために山口プロパーな諸問題にあまり切り込むことができないという状態になってしまいました。
いわば,今回の選挙は「国の問題と地方の問題,一体どっちが大切?」というちょっとずれた争点が投票ポイントになってしまったともいえます。
とはいえ,多くの有権者は,「最近の自民党の政策はおかしい」という国の問題を中心に判断して投票したものと思われます。それゆえ,ある意味予想通りの民主党勝利という結果になったといえます。

では,自民党の誤算はどこだったでしょうか。おおむね次の点がいえます。
1 公明党の風が吹かなかった(公明党支持者も,さすがに「生活者無視」の政策に嫌気が差し始めてきたと思われる。)。
2 福田総理のSKY演説(応援演説で禁断の「後期高齢者の負担ぐらいいいじゃん」発言を連発するなど,普通の選挙ではありえないネガティブ演説をした。逆に言うと,福田総理は正直者だったといえるかも。)。
3 古賀氏の涙作戦不発(ヒラリー氏,橋下氏の涙作戦がうまくいったのでおそらく便乗したものと思われるが,彼が流しても同情票は集まらない。涙作戦は使える人と使えない人がいる。)。
4 やはり3点セットに対する世間の風は冷たい(これが一番大きい。)。
5 知名度不足(変な歌を歌うと負ける,っていうのが定番になりつつある。)。

では民主党は大喜びでしょうか。実は,小沢氏は内心「負けた!」と思っているのではないかと思われます。すなわち,「思ったより票が取れない」というのが率直な感想だったと思います。
今回の選挙では,得票差が約2万くらいです。確かにこれだけ差が開けば取り合えず十分勝てます。しかし,これを国政選挙全体のレベルに置き換えると,「民主党の単独過半数」にはおそらく足りません。今回はたまたま一騎打ちで他の政党もある程度相乗りしてきたからです。それにもかかわらず,かろうじて過半数を超えたという得票数では,心底喜べないはずです。
もし,建前の言動はともかく,心底喜んでいたとしたら,直ちに党首を辞めたほうがいいでしょう。この補欠選挙は,「民主党も油断できない」ということを示したといえます。

では,民主党の誤算はどこにあったでしょうか。
1 投票率の伸び悩み(せめて前回以上いかないと,浮動票をゲットできない。)。
2 争点ぼかし(真っ向勝負をさせてもらえず,論点のすり替えに対する想定問答を考えていなかった。)。
3 「それでもガソリン税は上げる」を連発されたことによるあきらめムード(政府与党の方針を連日聞かされることで,「投票しても無駄」というイメージを作られた。)。
4 足並みの乱れ(3点セットについて考え方の違う政党の支持があるため,持論を展開し切れなかった。)。
5 地域の実情に即した選挙ができなかった(大物を呼びすぎたが故,山口をどうするかという点がぼけてしまった。)。

さて,これにより今後の政局はどうなるでしょうか。
30日はどちらにしても再可決をします。これに対して,民主党が問責決議を出すか,あるいは別の戦術を取るのかが注目されます。
その上で,道路財源法案も5月に再可決をするかどうか,そこまで強引にいくかどうかが注目です。今回の選挙で敗北したことから「民意」という単語を自民党が使えないため,このあたりでどういう理屈を持ってくるのか,そこも注目でしょう。
さらには,「ガソリン税がないと教育福祉に影響する」という主張も出てきましたが,この点について民主や共産がどんな反論をするのか(できるのか),注目されます。
いずれにせよ,国会はまだまだ嵐が続くでしょう。

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意外といいかも「全国都市緑化ぐんまフェア」

2008年04月27日 20時50分15秒 | ハワイ・旅行
前橋市内でチューリップが切断されるなど残念なニュースが多いですが,そもそも群馬県内で花がたくさんあるのは「全国都市緑化ぐんまフェア」が開催されているためなので,とりあえずせっかく群馬に来たからには行ってみようということから,会場の一つ「前橋公園会場」に行ってきました。
全国都市緑化ぐんまフェアについてはこちらをご覧下さい

デジカメ持っていけばよかった

結論から言えば,「もっとゆっくり見たい」「他の会場も行ってみたい」というものでした。正直,かなりなめきった気分で前橋公園まで行ったのですが,いざ行ってみると,いろいろな花が,しかもいろいろなコンセプトのもとに栽培されているほか,群馬県をイメージした庭園や足湯をつくるなど,「飽きさせない作り」になっていました。
当然,庭園や花壇の手入れは万全でして,枯れた花はほとんどなく,「どこを見ても美しい」という状態を維持していました。
デジカメを持っていけば,この感動を伝えることができたなあ,ってかなり後悔しました。
群馬にお住まいの方も,そうでない方もぜひこのイベントにお越し下さい。強くお薦めできます。

ちなみに,この「全国都市緑化」のイベントですが,これは毎年各都道府県持ち回りで開催されており,いわば「花の国体」のようなものです。来年は岡山県で開催されるようです。正直,このイベントが毎年どこかの都道府県で開催されていることを群馬に来るまで知りませんでした。
そして,このイベントのために,群馬県もかなり力を入れていたと思われます。先の前橋公園ですが,かつては「競輪場の跡地にある敷島公園のおまけ的存在」としか個人的には見ていなかったのですが,今回のイベントに向けて,庭園や四阿などかなり整備をしました。当然,イベント終了後も使える施設に整備されており,イベントが終わっても集客力を維持したいという意気込みが伝わってきました。
他の会場も今後行ってみたいお思いますが,おそらく各施設ともそれなりのてこ入れをしていると思います。

ただ,問題なのは,「イベント終了後」です。一応,使える施設として整備しましたが,施設を造るということは,当然「維持費がかかる」ということにつながります。しかも,維持費をケチると施設は一気に老朽化し,それは集客力の低下につながります。特に公園施設の場合,老朽化は「ホームレスや不良のたまり場」になる場合が多く,それにより治安が悪化し,更に集客力が低下するという負のスパイラルを発生しかねません。
群馬県も,当然その点も踏まえた長期計画を立てていると思いますが,このイベントの名のとおり,「都市緑化」を維持でき,しかも「緑あふれる公園」が維持でき,さらに「財政的負担は最小限」となればイベントを行った意義は大きいと言えるでしょう。

なーんて,ごたくはともかく,花に癒されるべく,他の会場も行ってみたいと思います。

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毎度お騒がせします・・妨害活動が止まらない

2008年04月27日 20時17分37秒 | 外交・海外情報
長野市内の聖火リレーが一応無事に終わりました。
しかし,聖火ランナーらに対する妨害行為などが相次ぎ,計6名が威力業務妨害罪で逮捕される他,中国人とチベット支援者らとの間での小競り合いが相次ぐなど,「平和の祭典」とはほど遠い結末に終わってしまいました。

聖火護送リレー 「平和の祭典」からはほど遠い(読売新聞) - goo ニュース

警備ランナーリレー?

今回の聖火リレー,これまでにないピリピリ状態でした。はっきり言うと,「迷惑なイベント」という感じすら覚えてしまいました。
本来ならば,このようなオリンピックのイベントを通じて世界平和に向けていくことが大切なのですが,残念ながら,それとはほど遠い結果でした。
聖火リレーが「中国とチベット双方の政治的道具」に使われてしまい,さらに沿道が中国一色に埋まってしまい,「ここはどこの国?」状態になってしまったのは,本当に残念という以外に表現が見つかりません。
これでは,「聖火リレー」というようり「中国の成果を示すリレー」というオチになってしまったような気がします。

一方,日本の警察の警備体制は万全でした。完全に菱形警備を維持しましたが,これは「すべての方向からの妨害に対処できる」というものであり,事実6人の妨害も完全に排除しました。しかし,それゆえに「肝心なランナーが見えない」ということになり,「警備ランナー」を観客が見に来た,という状態だったといえます。
とはいえ,サミット並みの警備だったことから,長野県警の警備費用はおそらく想定外のものになったと思われます。いわば「予算オーバー」です。当然,これも長野県民の税金から支払われます(もちろん,他の県警の応援があることや,国家行事ということから,それなりの交付金もあるとは思いますが。)。
長野県も「警備代の一部は中国に払ってほしい」と思っているのではないでしょうか。

何はともあれ,無事聖火リレーが終わりました。あとは,無事北京オリンピックが開催できることを願いましょう。アスリート達は今それに向けて必死に練習しているわけですから,アスリートとは全く関係ない部分で,つまらない政治的な理由から「モントリオールの二の舞」にだけはしてはいけません。
もちろん,一番努力が必要なのは中国であることは言うまでもありません。

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モロボシ・アンヌ?

2008年04月24日 01時18分06秒 | テレビ・メディア
「ウルトラ兄弟大集結!」
映画「大決戦!超ウルトラ8兄弟」の製作発表が行われ,その中で歴代ウルトラ兄弟や,変身前の人たち(あえてこういう表現にします)が集まりました。その中で,今回の映画ではなんと「ダンとアンヌが結婚してハワイアン・レストランを経営している」という設定であることが伝えられました。

「セブン」モロボシ&アンヌ結婚していた!(スポーツニッポン) - goo ニュース

うわー,懐かしい,けどみんな老けたなあ・・

まあ40年近くたっているため,年を取ったのは仕方ないでしょう。なんていっている私も相当年を取ったものだなあ,ってちょっとへこんでしまいました。
それはさておき,今回の映画,まだ詳細は未定とのことで,実は「どのウルトラ兄弟が出てくるのか」,それは見てのお楽しみ,っていう状態のようのです。
ただ,今回の会見にタロウとレオが出てこなかったのは,やはり「大人の事情」があったのかもしれません。ちなみに,タロウの篠田三郎さんも,レオの真夏竜さんも,現役バリバリの役者ですが,諸般の事情でその後のウルトラシリーズには出演しません。ちょっとばかり残念ですが,仕方ないでしょう。

さて,今回の目玉はやはり「ダンとアンヌが結婚していた」という点でしょうか。「あれ,ダンはMAC基地を襲撃された際に死んだのでは?」と野暮なつっこみはこの際やめておいて(これも,後日談で,ウルトラの母がダンを助け出したとなっています),この2人が夫婦というのは,やはり絵になりますね。しかも,ハワイアンレストランを経営しているなんて,実際の森次さんに結構近い部分があり,ちょいとリアルな感じを覚えずに入られません。イベントでもいいので,一度この2人で実際にお店を開いてほしいと思います。きっと行きます!!
ただ,そうなると,お店のBGMは,やはり力也さんの曲でしょうか(^_^;)。

いずれにせよ,この類の話になると,どうしても「話の本筋」ではなく,「かつての出演者達」に目がいってしまいます。やはり,「懐かしさ」が先行しちゃいます。
もちろん,今でもウルトラシリーズは続いています。おそらく,「三世代で楽しめる番組」になったのではないでしょうか。いや,この調子なら4世代,5世代と楽しめる番組になるかもしれません。
そう考えると,やはりウルトラマンは本当に「超人」なのかもしれませんね。

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やはり大博打は通用しなかった高裁判決

2008年04月23日 00時44分25秒 | 裁判・犯罪
いわゆる光市母子殺人事件について,広島高裁は被告人に対し死刑判決を言い渡しました。

光市母子殺害 元少年、閉廷後に一礼(産経新聞) - goo ニュース

最高裁の意をくんだ判決

この死刑判決について,多くの論者は「当然だ」と色めきだっていますが,ここでは感情論抜きでこの判決について検討します。
そもそも,以前「一世一代の大博打?母子殺害事件高裁審理」でも書いたように,この裁判は差し戻し審であり,しかも最高裁からは暗に「死刑を出すように」という理由(もちろん,オブラードに包んではありますが)で差し戻されたとなると,広島高裁の選択肢は基本的に「死刑」しかない状態でした。広島高裁が死刑以外の判決を出すこと,それは「情状」で拾うか,それとも「重大な事実誤認」で事実認定を変えるしかない状況下にあったのです。
そして,今回の弁護団は,「情状面」は事実上放棄し,「重大な事実誤認」で勝負に出ました。つまり,死刑という刑罰がある「殺人」ではなく,死刑がない「傷害致死」であると主張したのです。簡単にいえば,「殺意がない」にこだわったわけです。前にも書いたように,これは「大博打」です。一歩間違えると「情状すら不利」に動きかねないからです。
今回,弁護団はこうして事実認定で攻めたのですが,結論としては,「事実認定に誤りはない。むしろ,事実誤認の主張に無理がある。また,情状として組むべき事情もない」という判断から死刑判決になったのです。つまり,大博打は失敗に終わったのです。
また,広島高裁が審理を絞り込んで迅速に行えたものをあえて弁護団の主張する「事実誤認」の主張にしっかりとつき合ったというのは,「裁判はあくまで中立公正に」の原則を踏まえて,「もしかしたら本当に事実誤認があったのでは」という前提で審理をしたためと思われます。その上で,「やっぱり事実誤認はなかった」という結論に達したのです。したがって,「もっと早く判決を出せばいいのに」という批判は,必ずしも妥当しないと言えるでしょう。

とはいえ,おそらく弁護団が上告することで,再び最高裁に舞台が移ります。ただ,最高裁は憲法違反ベースの審理が中心なので,はたして「重大な事実誤認」を認定できるのか,この点がポイントになるでしょう。
「とっとと死刑にしろ」というのは簡単ですが,やはり仮にも「国が人1人の命を奪う」刑罰である以上,ある程度慎重に審理することもやむを得ないのではないでしょうか。むしろ,軽々しく死刑判決を乱発するようでは,どこぞの国の「ワゴン車出張裁判」の用に極めていい加減な裁判を誘発しかねず,暗黒国家になりかねません。

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橋下知事vs市町村長の対決,この構造は国vs地方と同じ

2008年04月20日 21時05分16秒 | 地方自治
橋下大阪府知事が,市町村長との意見交換会において,更なる人件費削減等を求めたところ,市町村長から猛反発を受け,泣きながら理解を求めるという場面がありました。
これについて,賛否両論あるものの,府民の多くは知事に好意的とのことです。

「市町村は人件費抑えよ」と橋下知事、4時間後には撤回(朝日新聞) - goo ニュース

この構造は国と地方と全く同じ

この橋下知事の言動に対する賛否はここでは論じません。ただ,橋下知事の言いたいことを要約すると,「大阪府にももはやお金はありません。だから,大阪府を頼ってもお金は出せませんから,あとは市町村で頑張ってね」ということだと思います。
ことの正否はさておき,実はこの構造は,数年前から始まった構造改革において,国が地方自治体に対して言っていることと同じなのです。
すなわち,国は「三位一体改革」ということで財源の委譲を行い,また地町村合併を推進することで地方交付税を大幅に減らす等,「地方に対する金の分配」を極力減らすようにしました。その結果,地方自治体(特に都道府県)は財源不足となり,さらには道路特定財源まで危うくなったということで,「暫定税率廃止反対」運動を展開しているのです。
では,なぜ国はそういう方針にしたのかというと,簡単な話で「国にお金がない」からです。800兆円を超える赤字の返済計画が立たず,また税収も景気がよいと主張する割には伸び悩んでいることから,金食い虫だった「地方へのお金」を極力減らすことで国の財政再建をする必要があると考えているのです。平たく言えば,「ない袖は振れない」という状態にあるのです。
とすると,橋下知事が市町村長に向かっていったこと,これは実は「総理が都道府県知事に言ったこと」と同じ話なのです。

それを前提に,橋下知事の涙の演説について今一度考えてみましょう。別に「誰がよい,悪い」ということではなく,「どこをどうすることが本当に国のため,地方のためになるのか」という点を考えることが大切なのです。
「市町村だけが助かればよい」と考えるもよし,「都道府県が舵取りをするべし」と考えるもよし,「国は地方を切り捨て,地方が完全自立するべし」と考えるもよし,「国は財政破綻してでも地方を救済するべし」と考えるもよし,「それ以外にもっとよい方法があるはずだ」などと考えるもよし,ここには様々な選択肢があります。
どのような選択肢がベストなのか,自分たちでも考えてみましょう。もちろん,本来は各政党が「こういう選択肢があり,我が党はこの選択肢を取りたいと思う」と提示するのが筋ですが,残念ながら,各党とも場当たり的な選択肢しか提示していません。
とはいえ,一部国会議員や地方議会議員がまじめに研究してこうした選択肢を提示しています。まずはこういう人間をもっと使って,自分たちの未来を考えていく必要があるでしょう。
橋下知事が良い悪いをいうのももちろん結構ですが,こういう背景問題があることも知っておくとよいでしょう。

とにかく,国も地方も,今本当にお金がありません。「ない袖は振れない」という首長と,「ない袖でもどこから袖を集めて振りまくる」という首長,どちらが国や町のためになるのか,ここは各人の判断になります。この判断結果が「選挙」です。

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ここまでくるとイタズラでは済まされない

2008年04月20日 20時33分18秒 | 裁判・犯罪
ようやく引越作業も一段落済んだところですが,そんな中,地元でいきなりショッキングなニュースが飛び込んできました。県庁前のプランターに植えてあったチューリップ65本が切断されていたということです。今月に入ってこれで3度目ということで,群馬県警は警備を強化するとのことです。

チューリップ65本切断=今月に入り3度目-前橋(時事通信) - goo ニュース

花も生き物です

群馬県は,今年「第25回全国都市緑化ぐんまフェア」ということで,県内ではあちこちで花を植え,県あげて緑化運動を行っています。そんなことも全く知らないで群馬に引っ越してきたものの,いきなり多くの花と宣伝のぼりに出迎えられたので,正直ちょっとばかり癒された気分になりました。花にはそんな力があるのです。
そんなみんなが大切にしたチューリップを65本も切断するというのは本当に信じられませんし,神経を疑います。
確かに,「自分の家に持って帰りたい」という衝動に駆られたのかもしれません。もちろん,それはやってはいけないことですが,百歩譲ってそうであったとしても,切断されるのはせいぜい数本ですし,それも1回で済むことです。しかし,数十本単位で花の部分だけ切断するというのは,鑑賞目的でもなければ,転売目的(転売目的なら,もっと根本からいくはず)でもなく,明らかに「悪意ある切断」です。
このフェアに反対なのか,それとも別の理由なのかは分かりませんが,この行為は刑法上「器物損壊罪」に該当する立派な犯罪です。現に,群馬県は被害届をだし,告訴も辞さない構えで望んでいます。
どうか,絶対にこんな卑劣な行為は止めてほしいと思います。また,速やかに自首してほしいものです。

ところが,愉快犯というか模倣犯というのでしょうか,今度は埼玉県草加市でも同様の犯罪が発生したようです。ここでは,パンジーのプランターをひっくり返されたということで,これも酔っぱらってついうっかりというレベルではなく,「確信犯」として行った行為です。これもやはり「器物損壊罪」になります。

世の中や自分の何かに不満があって物に当たりたくなったのかもしれません。今の世の中ならば,それはそれで分かります。しかし,そうであるならば,少なくとも「自分の物」に当たるべきで,「公共物に当たる」のは言語道断です。特に植物に当たるのは許されざる行為です。なぜなら,植物も立派な生き物だからです。
単なる悪ふざけのつもりなら,もっと別のことを考えましょう。繰り返しますが,これは「犯罪行為」ですから,刑罰こそ違えど,悪ふざけで人を殴ったり物を盗んだりしているのと同じです。「悪ふざけのつもりでした」では何の言い訳にも免罪符にもなりませんので,絶対にこういう行為を真似しないようにしましょう。真似した場合,後に待っているのは「逮捕」と「弁償」,そして「信用失墜」です。

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選挙に行かないからこういう目に遭う

2008年04月16日 01時49分26秒 | 政治・選挙
後期高齢者医療制度における混乱が相変わらず続いているようです。

15日から年金天引き=75歳以上の医療保険料-高齢者から批判の声も(時事通信) - goo ニュース

2年前に強引ながら決まっていたのになあ

とかいいながら,私もちょっと自身がなかったので自分のブログを確認したところ,2年前の5月18日に衆議院の委員会で強行採決をしたようでした(詳しくはこちら)。この際,既に大半の人が負担増になることははっきりと明示されていたようです。
とすると,ここへきて急に大騒ぎをするのはもはや手遅れ,っていうことになります。反対運動であれば,もっと前からやるべきでした。
ちなみに,民主党はこの強行採決に猛反対しましたが,残念なことに「審議拒否」という対抗手段にしかでなかったため,この強行採決のことやこの時点で具体的な問題点を国民に伝えること,さらには,その後継続的にこの問題を検討することなどをほとんど行っておらず,結果闇に葬られてしまいました。
2年前の強行採決の背景は極めて単純で,時の小泉首相と小泉チルドレンブームで支持率が高かったということに便乗して一気に諸法案を通過させていた,ただそれだけのことなのです。そして,その小泉チルドレンを選んでしまったのは他ならぬ私たち有権者です。当然,棄権をした人も選んだ人の1人と同視できます。
っていうことは,今回の騒動,大半の人については「自業自得」という側面もあるのです。
そういってしまうとちょっと乱暴ではありますが,先のガソリン税しかり,選挙をないがしろにするとどうなるかということを身をもって体験できたことでしょう。

とはいえ,この制度,破綻寸前の医療保険制度の見直しという観点からすれば100%悪法とも言い切れません。したがって,賛成する人も当然います。だからこそ,選挙で白黒つけるのが大切なのです。国民は「安い老人保健」を望むのか,「健康保険財政の破綻はやむを得ない」ということを望んでいるのか,はたまた「救済策のある老人保健」を望んでいるのか,これは各政党の主張を聞いて国民が選択すればよいのです。

ただ,今回の騒動で非常に驚いたことがあります。それは,「国会議員の勉強会」です。2年前と議員の構成はほとんど変わっていませんので,基本的な部分は当然2年前に把握しているものだと思いました。
ところが,今回の勉強会で「初めて制度の内容を知った。」とか「問題の多い制度である。」などとう声が与党内から挙がってきたのです。これはビックリ。じゃあ,2年前は何を根拠に賛成に票を投じたのか,と言いたいものです。

個人的には,今回の制度,2年前にも書きましたとおり,一定の負担増自体は仕方ない部分もありますが,「取りやすいところから取る」という発想ではなく,「まず支出部分で削れるところを削る」という視点の見直しが必要なのではと思います。これには当然メインスポンサーたる医師会が大反対するでしょうが,こうした部分にメスを入れれば,多少なりとも制度に対する理解も得られるというものです。
「ただ取るだけ」では,賛同は得られません。

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