あれは,あれで良いのかなPART2

世の中の様々なニュースをばっさり斬ってみます。
ブログ界の「おか上彰」を目指し、サボりながらも頑張ります!

暮れの元気なご挨拶2009

2009年12月31日 00時30分02秒 | 徒然日記
今年1年大変お世話になりました。
今年は,秋頃から公私ともに多忙になりまして,その結果,更新ペースが大幅に遅くなってしまいました。また,いつもごひいきにさせていただいている方々のブログへもおじゃまする頻度が大きく減ってしまい,本当に申し訳なく思います。

来年も,夏頃まではこうした多忙な状況が続きそうなので,更新頻度が悪くなるかもしれませんが,引き続きご愛顧の程,よろしくお願いします。

それでは,皆様,よいお年を

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2010年を予測しちゃおう

2009年12月29日 23時03分32秒 | 社会問題
では,引き続き,010年の動きを,独断と偏見で予測したいと思います。ただし,一部を除いて一応それなりの根拠はあるつもりですが,基本的にはシャレのつもりでご覧ください。

第1 社会全般
1 地球温暖化対策が本格的に始まり,夏でも冷房がつかない企業や商店が相次ぐ。流行語大賞に「エア来ん」がノミネートされる。
2 失業率が7%近くまで跳ね上がり,失業者による犯罪が多発し,社会問題となる。流行語大賞に「同情するなら職をくれ」がノミネートされる。
3 政府の事情により,「中国産や中国製品をたくさん買いましょう」運動の展開が始まるが,あまり国民から受け入れられない。
4 エコ活動を称した悪徳商法が社会問題化する。

第2 政治
1 7月の参院選で,民主党は思ったほど勝つことができず,単独過半数を維持できない。結果,漁夫の利として自民党が大勝し,参議院は自民党と公明党が再び牛耳ることになる。ただし,投票率30%台にまで落ち込み,政治不信が深刻化する。
2 鳩山総理は,参院選の責任をとり辞任。後任問題で民主党は分裂を起こし,「東民主党」と「西民主党」に分かれてしまい,総理はとりあえず東民主党から菅氏が選ばれる。
3 静香ちゃん,今以上に暴走を続ける。
4 参議院がねじれの関係になり,法案や予算案がほとんど止まってしまう。流行語大賞に「ねじれ正一」がノミネートされる。
5 自民党を離党した元議員が,参院選の結果を見て,ひょっこり復党して,ひんしゅくを買う。
6 事業仕分け,グレードアップして,蓮舫議員が総合司会になる。ただし,仕分け人に田原総一郎,大橋巨泉,竹村健一,森田実らを入れたために,今まで以上に人の話を聞かなくなり,収集つかない事態に。

第3 経済
1 アメリカが中国との経済交流を進展させたため,日本の市場が輸出入共に狭くなってしまい,ますます日本の不況が進む。結果,1ドル130円台にまで円安が進行する。
2 日本の大手銀行がサブプライムローンとドバイショックの2つのババ抜きでババを引いてしまい破綻。
3 JAL,年金を強制的に削減するも,OBから訴えが提起される。しかし,訴えを起こしたOBに対し,心ない一部の人が嫌がらせを行い,結局訴えを取り下げることに。
4 モラトリアム法を悪用した偽装倒産が相次ぐ。結果,亀井大臣,モラトリアム法の見直しを余儀なくされる。流行語大賞に「静香なるドン」がノミネートされる。
5 森永先生,萌えまくり,今年も大暴走。

第4 国際
1 アメリカが,普天間基地移設問題についてしびれを切らし,「もう日本にようはない。これからは中国だからね。しーらない。」っていう最後通告を突き付ける。結果,日本は,アメリカの要求を全て受け入れる。
2 中東情勢安定化という大義名分の元,アフガンに民間人警備の建前として自衛隊を派遣する。
3 アルカイダ残党が日本に入国したとの情報が入り,国内で混乱が起こる。
4 日本経済はもはや中国経済にかかってきているとして,政治家や企業の中国詣での回数が激増する。流行語大賞に「なん中華,本中華」がノミネートされる。
5 日本の新たな市場として中国への輸出を行うも,パソコン関連については中国特許法の餌食になり,輸出ができなくなる。結果,パソコン関連企業の業績が悪化し,一部家電メーカーはパソコン製造から撤退する。
6 インド経済が絶好調に。アメリカも一目置く存在となる。
7 北朝鮮,金正日の後継者問題が本格的に議論となり,政情不安定に。結果,ミサイル実験が頻発する。

第5 スポーツ
1 バンクーバーオリンピック,メダルが思ったより取れない。特に,女子フィギュアでは,浅田,安藤両選手はいずれもジャンプミスが影響し,メダルを逃してしまう。結果,マスコミから手のひら返しのバッシングを受けることに。
2 サッカーワールドカップは,岡田ジャパンは残念ながら予選1勝もできず予選落ち。流行語大賞に「しかたがない」がノミネートされる。
3 朝青龍,今年もみんなから怒られる。
4 工藤選手,キングカズなど熟年選手が必死に頑張る姿が世のお父さん達の心を打つ。流行語大賞に「熟年プロ」がノミネートされる。
5 大仁田厚さん,訳あって結局プロレスに復帰する。新たな必殺技として,卍がためをアレンジした「組織がため」を編み出すも,効き目が緩いと相手からあっさり反撃されてしまう。
6 松岡修造さん,バンクーバーで熱くなりすぎ,雪や氷を溶かして国際問題に。

第6 芸能その他
1 南海キャンディーズの山ちゃんが,自民党から参院選出馬を打診されるも,しずちゃんから怒られて出馬辞退。
2 ハライチとパンクブーブーが大ブレイクする。
3 ノッチ,夏以降仕事激減。変わって,ノッチの嫁が準レギュラーとして出番が今以上に増える。
4 小島よしお,「何の意味もない」で再ブレイク。流行語大賞もゲット。
5 WiiとPS3の「ソフト争奪戦争」が本格化する。結果,ソニーが営業力で優位に立つ。

以上大雑把な大予測です。もちろん,基本的にはシャレですので,できればはずれてほしいものがかなり含まれています。
さて,2010年はどんな年になるでしょうか。明るい話題が多ければいいですね。

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「2009年を予測しちゃおう」を検証しちゃおう

2009年12月29日 23時01分39秒 | 社会問題
今年も残すところあとわずかとなりました。
さて,去年の今ごろ,「2009年を予測しちゃおう」ということで,結構シャレのつもりで今年1年を大予言してみました。
ただ,シャレといいながら,改めて読み返してみると,結構いい加減なようで,そうでもないような部分もあるなあみたいな感じでした。
そこで,今回,自分の予測の検証をしながら,今年1年を振り返りたいと思います。

第1 社会全般
1 食品偽装がまだまだ発覚し,今までタブーとされていた米の産地偽装,日本酒の杜氏偽装などが発覚し,ブランド食品まで不信感が高まる。逆に,地元食品の見直しが進むようになる。流行語大賞に「地産地消」がノミネートされる。
【結果】△(微妙)
【補足】食品偽装自体は相変わらず発生していましたが,大手企業等やブランド米などからは出てきませんでした。一応,安心なのかなあ??

2 2008年に発生した通り魔的事件が相次いで裁判が始まり,また光市の事件やオウム事件などの判決,さらに裁判員裁判が始まったことから,「死刑問題」についての世論が高まり,ようやく国会でも真剣な議論が始まる。
【結果】△(微妙)
【補足】単に「素人が死刑を言い渡せるか」という議論のみに終始し,死刑問題自体の是非にまで議論が進んでいきませんでした。

3 失業率が7%近くまで跳ね上がり,雇用保険財源不足,企業の厚生年金や保険の掛け金の減少などから,失業保険給付遅滞や社会保険組合の経営破綻が社会問題となる。
【結果】△(微妙)
【補足】失業率が上がり続け,保険財政が悪化していることだけは確かです。

4 失業者が増えたことから,一部地域がスラム化し,治安悪化が問題となる。流行語大賞に「スラムランク」がノミネートされる。
【結果】×(はずれ)
【補足】そこまで申告になっていないだけましですね。

5 高齢者を中心にいわゆる「地デジ詐欺」被害が増加するとともに,電機店が中心となった「アンテナの詐欺まがい販売」が社会問題になる。
【結果】△(微妙)
【補足】引き続き気を付けましょう。

6 エコ活動を称した悪徳商法が社会問題化する。また,「ゴミの分別収集」をうたいながら,実際はまとめて処理をしていたことが一部自治体で発覚し,ゴミ処理方法のあり方について物議を醸す。流行語大賞に「GK(ゴミキック)」がノミネートする。
【結果】×(はずれ)
【補足】でも,正直,ばれてないだけです。

第2 政治
1 衆議院は解散することなく任期満了まで続いてしまう。
【結果】×(はずれ)
【補足】でも,ほとんど任期満了状態でしたね。

2 6月頃に,自民党若手有力議員が中心となって,自民党を離反し,新たな新党を作り上げる。そこに,小泉チルドレンが参加すると共に,民主党と国民新党の一部若手議員も参加し,30人規模の新党が発足する。しかし,国民にはこれが「逃げた」としか評価されず,9月の選挙では思ったほどの活躍をしない。流行語大賞に「NO新党」がノミネートされる。
【結果】△(微妙)
【補足】みんなの党ができたくらいでしょうか。でも,自民党からの離党が一気に進み始めてきました。民主党も爆弾抱えていることだけは確かです。

3 自民党は,一部議員の離反もあり,総選挙において歴史的惨敗を期する。しかし,公明党は現有議員数を維持。一方,民主党は,離反議員の影響も少なく,歴史的大勝をして,政権与党になる。その後,公明党が,民主党との連立を模索し始める。
【結果】○(小当たり)
【補足】自民党歴史的惨敗と民主党政権与党は言うまでもありません。ただ,公明党が自民党との連携を維持しているのは読みを誤りました。意外と仁義深いものですね。

4 小沢党首は,選挙前から「選挙に勝っても負けても自分は党首にならない」と宣言し,物議を醸す。結果,民主党の党首に菅氏が返り咲き,菅内閣が発足する。
【結果】△(微妙)
【補足】小沢党首が辞めることは想定済みでした。しかし,鳩山党首になることは読み違いました。でも,今の状況考えると,菅さんが党首だった方がよかったかもしれません。

5 選挙後,諸問題の対応に着手するも,あまりに問題が多すぎることから,逆にどこから手を付けてよいか分からず,結果,12月までかけて「さて,何をやろうか」だけで終わってしまい,「機動力がない」との批判を受ける。
【結果】△(微妙)
【補足】逆にあれやこれや手を付けてしまったがために,八方ふさがりになってしまい,批判されているっていう感じでしょうか。

第3 経済
1 アメリカの不況のあおりをもろに受けてしまい,またサブプライムローンのばば抜きで日本の銀行がばばを引いてしまったことが判明し,株価が6000円台まで大暴落など経済的に大混乱を招く。外国人投資家は,日本円からも資金を引き上げ,急激な円安が進行する(1ドル130円台まで突入する。)。流行語大賞に,「円安ドル安」がノミネートする。
【結果】×(はずれ)
【補足】まさか円高にシフトするとは思いませんでした。ただ,この円高は決して日本経済が良いからではないので,今後恐いです。

2 大型倒産が相次ぎ,特にここ数年噂されている在京放送局も倒産し,会社更生法の適用を受ける。一応,支援会社が見つかり,放送続行が可能となるが,番組内容や時間が大きく変わり,中小の芸能プロも再編の憂き目にあう。流行語大賞に,「放送砂漠」がノミネートされる。
【結果】×(はずれ)
【補足】某局,なんとか踏ん張りましたね。でも,各局とも経営が厳しいため,番組内容がかなり変わってきましたね。

3 アメリカの自動車会社統合のあおりを受けて,日本の大手自動車メーカーの経営統合が発表されるも,同時に統合に伴う販売店の大リストラ計画が明るみになり,販売店を中心に「合併反対」の運動が起こる。また,損保会社は,三井住友海上等の経営統合が正式に決定する一方,自動車販売や住宅販売等の不振から,経営破綻を余儀なくされる損保会社がでてくる。
【結果】△(微妙)
【補足】自動車不況はかなり申告でしたね。でも,損保会社まで影響が行かなくてよかったかもしれません。

4 小麦の値段がなぜか下落せず,物価は高値安定のままになるが,まったく物が売れないことから,選挙前から急激な物価安にシフトする。これにより,夏のボーナスもさらに安くなるなど,10年前のようなデフレスパイラルの波が襲ってくる。流行語大賞に「売れば売るほど安くなる。三段逆スライド方式」がノミネートする。
【結果】○(小当たり)
【補足】デフレスパイラルが進んでいますね。

5 漁業協定がかなり日本不利になり,結果魚類の価格が軒並み高騰する。それをうけて,サザエさんのオープニング曲が,「お魚くわえたドラ猫」から「鶏肉くわえたドラ猫」に変更される。
【結果】×(はずれ)
【補足】でもマグロは本当に数年後にはヤバイかも。

第4 国際
1 オバマ大統領が,国内経済安定化のため,極端な保護主義を発動する。結果,日本は更に輸出が厳しくなり,日本経済にも大きな影響を与えることになる。
【結果】△(微妙)
【補足】極端な保護主義にまでシフトしませんでしたが,「輸出中心」を表明したことから,日本の輸出産業に相当なダメージが与えられましたので,今後恐いです。

2 アメリカは,イラク撤退後,そのほとんどの軍をアフガンに投入するが,パキスタンが政権交代によりアメリカ不支持を表明するため,アメリカはアフガンにいる大義名分がなくなり,イスラム諸国からの反感が高まる。
【結果】○(小当たり)
【補足】アフガンへの軍投入は,国内外から批判を受けています。

3 日本は,アフガンでの給油行為を継続するが,アメリカの大義名分がなくなったこと,政権が民主党に変わったこと,アメリカの極端な保護主義にむかついて,給油活動を止めて撤退する。
【結果】◎(大当たり)
【補足】止めると決めたが,あまり影響はなかったみたいですね。

4 ハワイ経済が困窮し,観光客誘致活動に躍起になる。日本では,ジェイク・シマブクロ氏やKONISHIKI氏らが,「ハワイはいいとこ,一度はおいで,ちょいなちょいな」などと観光客誘致活動を推進する。
【結果】○(小当たり)
【補足】ハワイの不景気は相当深刻です。

5 中国の冷凍餃子問題など一連の食品問題については,結局うやむやなまますべて終了してしまう。
【結果】◎(大当たり)
【補足】一応捜査継続中とのことですが,もう誰1人この問題に騒ぐ人はいませんよね。

6 BRICsの経済成長にも大きなかげりが見えてきて,特に中国からはアメリカ企業が相次いで撤退することで,中国経済はかなり厳しい状態になる。
【結果】×(はずれ)
【補足】BRICsの景気が悪いのは仕方ないですが,逆に中国とインドが世界経済のキーマンとなりました。アメリカは中国経済にかけている部分すらあります。

7 北朝鮮は,アメリカの不況のあおりから,思ったほどの経済支援を受けることができなくなり,結果,日本海に向けたミサイル実験を頻繁に行うことで,日本に対して経済制裁解除を迫ってくる。
【結果】◎(大当たり)
【補足】来年,大丈夫かなあ・・。

第5 スポーツ
1 WBCは,原ジャパンが善戦するも,キューバの壁が超えられず,優勝を逃してしまう。流行語大賞に「臥薪嘗胆」がノミネートされる。
【結果】×(はずれ)
【補足】うれしい誤算でした。正直,最初はダメかもしれないと思いましたが,最後にイチローさんがやりましたね。原監督,侮れません。

2 サッカー岡田ジャパンは,苦戦するも,ワールドカップの切符を手にする。しかし,その後,「岡田監督では決勝Tに進めないのではないか」という解任騒動が起こるが,適当な後任者が見つからないことから,岡田監督が引き続き指揮を取ることに。
【結果】○(小当たり)
【補足】岡田ジャパン,頑張ってください。でも,くじ運がちょっとねえ・・。

3 企業スポーツが相次いで撤退する一方,その費用の一部で十分な広告効果が期待できるなどの理由から,石川遼選手や錦織選手など,若手個人選手に対するスポンサーが増え,結果的にゴルフ,スケート,テニス,バドミントン,卓球などのスポーツがこれまで以上に脚光を浴び,新たなスターが誕生する。一方,伊達公子選手のような復帰組も増えてきて,そのような選手にもスポンサーがつき,脚光を浴びる。流行語大賞に「カムバック・エース」がノミネートされる。
【結果】○(小当たり)
【補足】企業スポーツはどんどん撤退しています。そして,個人へのスポンサーも増えてますね。

4 一方で,企業スポーツの撤退は,練習場の閉鎖などを招き,日本国内でスポーツを練習する場所をどんどん失い,優秀な選手は相次いで日本から出ていってしまう。逆に,センスがあってもお金がなければ一流アスリートになれないという格差問題がスポーツ界でも発生する。流行語大賞に「格差別競技」がノミネートする。
【結果】×(はずれ)
【補足】まあ,もともと海外流出しているっていう話もありますからねえ・・。

5 松岡修造さん,やっぱり熱い。
【結果】◎(大当たり)
【補足】地球温暖化のためにも,少しクールに!

第6 芸能その他
1 エドはるみ,6月頃から女優業に転身する。
【結果】×(はずれ)
【補足】っていうか,ブラウン管から消えつつあります。

2 ノッチ,9月の選挙頃までは何とかブレイク状態が続く。
【結果】◎(大当たり)
【補足】厳密には,「ノッチの嫁」の方が大ブレイクでした。

3 NON STYLEと天津木村が大ブレイクする。
【結果】◎(大当たり)
【補足】流行語大賞取れなくて逆によかったかもしれませんね。

4 デジタル家電,予想以上に普及が進まない。一方で,不況のあおりから「リースデジタルテレビ」がブームになる。
【結果】△(微妙)
【補足】それよりも地デジ大使のつよぽんの事件の方が衝撃的でしたよね。まあ,何事もなかったかのように復活したのが不幸中の幸いかもしれませんが。

全体的に,見込み違いが多い感じでした。特に経済については,真逆の展開になっている感じすらしました。
また,社会全般については,今年も暗い出来事や,不可思議な凶悪犯罪が多かったような気もします。
はたして,来年はどういう年になるのでしょうか。

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フィギュア日本代表が決まったー,みんな凄そうだぞー!

2009年12月27日 22時21分10秒 | スポーツ全般
バンクーバー五輪代表選考会を兼ねた全日本フィギュア選手権が行われ,女子は浅田真央選手が優勝し,2位に鈴木明子選手,3位に中野友加里選手という結果になりました。
それを受けて,バンクーバー五輪の代表選手が,男子は,織田さん,小塚さん,高橋さんが,女子は,安藤さん,浅田さん,鈴木さん,アイスダンスはリード姉弟とそれぞれ決まりました。

浅田真央、4連覇で初の五輪へ=2位の鈴木も初代表に-全日本フィギュア(時事通信) - goo ニュース

女子は本当にレベル高い

男子3名は予想どおりですが,女子は,安藤,浅田までは想定どおりのところ,あと1名が中野,鈴木のどちらだろうっていう点がおそらく注目ポイントであったと思われます。もちろん,真央ちゃんだって油断なりませんでした。彼女は基本的には優勝することが求められていたからです。結果的に優勝したからいいようなものの,仮に表彰台に上れない事態が起こってしまったら,そりゃもう上を下への大騒ぎになるところでした。
一方,半年位前までの下馬評では,後の1人は当然中野さんだろうと言われており,あとは村主さんがどの程度食いついてくるかがポイントだろうと思われていました。
しかし,ここに伏兵アッコちゃんが登場し,連盟的にはうれしい誤算が出てきたのです。彼女のグランプリファイナルでの活躍は,選考を良い意味で混乱に陥れました。その結果,残り1枠は一気に「アッコちゃん有利」になったのです。
すると,中野さんとしては,この大会で表彰台に乗るだけではなく,「アッコちゃんより上で勝つ」という条件も事実上必要となったのです。
そんなプレッシャーの中,今日の全日本は,本当に手に汗握る試合となりました。わずかなミスが死を招くという極度の緊張状態の中,みんなほぼ完璧な演技をしました。ただ,中野,鈴木両名に限ってみると,「緊張の中野,のびのびの鈴木」っていう感じが伺えました。それがおそらくフリーの点差になったと思います。
そして,それが代表の明暗を分けたのかもしれません。ただ,正直,「中野さんとアッコちゃん,じゃんけんで決めて」くらいでもよかったかもしれないくらい,代表選考は苦労したと思いますし,オリンピックでの結果も互角だったかもしれません。
一方,真央ちゃんは演技項目を少し変更し,「鉄板戦術」にでました。それが良い結果に出たと思います。
それと,ジュニアの台頭も見逃せません。4年後,いや,来年も激戦区になるでしょう。日本女子フィギュア界は末恐ろしいです。

さてさて,バンクーバーの切符は決まりました。あとは,どのような結果を出すかです。オリンピックには魔物が住んでいますから,油断は禁物。真央ちゃんとて,魔物に食われてしまう可能性も当然あり得ます。ただ,今は魔物を気にせず,「自分の演技を全て出し切る」ことに専念して頑張ってほしいです。特にアッコちゃんは,ダークホース的存在です。本当にオリンピックを楽しむノリで行くと,冗談抜きでメダルに絡めると思います。
とにかく,「おもしろ楽しめるフィギュア」を見せてもらいたいです。

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年末のバラエティ「ビートたけし緊急報告超常現象マル秘Xファイル」は笑えた

2009年12月24日 01時27分46秒 | 超常現象
年末の風物詩となりました,ビートたけしが超常現象を扱う番組「ビートたけし緊急報告超常現象マル秘Xファイル」が,今年は例年より1週間早い23日に放送されました。
これは,心霊写真,超能力,UFO等を扱い,肯定,否定で議論が飛び交うという番組です。

バラエティ番組として笑えた

前提として,この番組を見て「おお,そんなことがあるんだ」とか「超常現象があるんだ」などと本気で思ってはいけません。あくまでもバラエティです。そういうノリで見れば,この番組はかなり笑えます。
一方で,大槻教授と肯定派のディベートは,今回は正直大槻教授の方が若干分が悪い感じがしました。肯定派も決して「なんでも超常現象だ」というスタンスではなく,「どれが本物で,どれが偽物か」を見極めた上で,説明ができないものについてどう考えるのか,っていう前提で科学に挑んでいる訳ですから,それを「科学で証明できないから存在しない」っていう論法は若干無理があると思います。
むしろ,松尾さんの言うように「ないとはいわないが,あるとも言えない」って言うのが,今の時点のスタンスなのかなあ,って思いました。

それはともかく,番組を見ての感想です。もちろん,バラエティとしてのノリを前提とします。
1 心霊写真
  一見恐い物ばかりでしたが,ほとんどが説明が付く写真ばかりでした。
  でも,こんな写真が本当に手元にあったら,きっと相当ビビリます。

2 河童のミイラ
  これは遊びすぎ。CTを撮るのは,シャレとして分かるのですが,ならばどこかのお寺にある河童のミイラをCT撮影した方がよほど現実的な話になると思います。

3 ロシアの超能力少女
  おそらく疲れていたと思います。彼女の力を全否定することまではできないでしょう。
  ただ,それよりもその後の「念」についての討論の方が面白かったです。人間から微弱の電磁波が出ていることと,心臓移植した人が心臓提供者の過去の記憶を思い出す話は比較的有名な話ですが,大槻教授がそれを全否定するのは,少々乱暴だった感じがします。もちろん,「念=電磁波」を確証できるとも言えませんが。

4 宇宙人とUFO
  宇宙人も健康に気を使ってストレッチするんですね(笑)。
  基本的に,これらの映像は,アメリカで「販売目的」で作られた物です。
  ただ,韮澤さんの「地球製UFO」については,あながち間違えではないと思います。宇宙人のテクノロジーが入っているかどうかは別にして。

5 日本のピラミッド
  日本国内にはいくつか「人工ピラミッド」があるといわれています。縄文時代のテクノロジーは侮れませんので,人工物であっても不思議ではないと思います。実際,その頃の人でも太平洋横断ができたくらいですから。

6 今年もなかったバトル
  大槻教授と韮澤さんの掛け合い漫才が今年もありませんでした。これが一番笑えるのですが・・。

こんな感じです。私も超常現象は基本的に肯定派ですが,バラエティ向きにかなりデフォルメされる番組は少々残念なところがあります。でも,割り切って見るには十分楽しめました。どうせなら,年数回はやってほしいですし,「おおっ」っていうものをもっと紹介してほしいものです。

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やっぱり「お金がない」妄想公約だった

2009年12月22日 01時07分41秒 | 政治・選挙
鳩山総理が,ガソリン税の暫定税率を維持する一方,子ども手当は所得制限を設けない方針とすることを発表しました。これに対し,自民党の谷垣総裁は,「公約詐欺」などと激しく批判をしています。

首相、ガソリン税率の維持表明 子ども手当は所得制限なし(共同通信) - goo ニュース

お金がないことは想定内でしたが・・

この問題,正直いうと,「まあ,予想どおりだなあ」っていう感じです。総選挙の段階から,「こりゃ,どう考えても財政的裏付けがない公約だなあ」って思っていたからです。ただ,民主党が政権を取った場合は,公約の実現よりも財政再建を優先するのではなかろうかって個人的には考えていたため,暫定税率維持はある意味想定内の出来事でした。
しかし,そこまで割り切って民主党政権を見ている有権者はそんなに多くないと思いますから,当然,「公約違反」との批判を受けても仕方がないでしょう。

ただ,問題は,「財政再建という公約と,いろんな事業等の実現という完全に相反する公約については,どちらを優先するべきか」っていう話になるのかな,って思います。当然,マニフェスト作成時には,「財政再建をしながらマニフェスト記載の全事業ができる」っていう捕らぬ狸の皮算用をしていた民主党ですから,マニフェストの甘さについては,真剣に反省し,この失態については国民にお詫びをするべきだとは思います。
しかし,「じゃあ,自民党政権に戻せばすべて解決するか」っていうと,そんなこともありません。自民党のマニフェストをすべて実現しようとすれば,同様に「財政破綻」を招きます。それは,他の全ての党,同じことでしょう。
結局,どの政権になっても「お金がない」のです。

であれば,ここは素直に,「お金がない。だから,やることに優先順位を付けたい」と説明すればよいでしょう。選挙時の約束を破る点については,正直に全てを説明し,来年の参議院議員選挙で国民のミソギを受ければよいのです。有権者が,「それはけしからん」と判断するか,「仕方がない」と判断するかは,民主党が掲げていた「国民の生活が第一」を本当に全うしているといえるかを有権者が感じ取れたか否かによるでしょう。

個人的には,国民の生活が第一であるなら,それなりの景気対策事業は必要であるものの,やはり数年かけてでも「財政の健全化」を中心に持っていくべきだと思います。大企業の破綻のように,国家の財政が破綻したら,それこそ子ども手当やダム工事どころの騒ぎではなくなります。「こども借金」になりかねません。
であれば,ここは無理な事業(福祉や教育も含む)を抑制して,財政を健全化する施策を中心にするべきでしょう。マニフェストの完全遵守も大切ですが,「ごめん」ということも重要かもしれません。
そう考えると,子ども手当は,今までの手当よりは広く給付してもよいが,ある程度の所得制限は設けるべきでしょう。逆に,暫定税率については,廃止するべきです。ただし,環境税など別の目的税として暫定税率相当を上乗せすることはありかもしれませんが,その場合は,きちんとした議論を行い,民意をしっかり反映させることが大切になります。
それ以外の民主党公約についても,無理にやらなくてもいいでしょう。景気対策は,むしろセーフティネット強化が重要です。もはや国家予算レベルでは景気をよくできる状況にありません。

あとは,「院政小沢」の動きですね。小沢幹事長は,絶対何らかの思惑がなければ,国民から批判を受けてまでこうした一連の動きはしません。何かを企んでいることだけは確かですが,まだ腹の中が読めません。ただ,可能性は,「政界再編」かもしれません。今の状態では,民主党批判かつ自民党批判の票が流れる場所が皆無なので,「非自民非民主」の巨大勢力を作ることを視野に置いているかもしれません。来年の参議院議員選挙の結果を受けて,動けるような保険という推測も考えられます。

いずれにせよ,今後はとにかく鳩山総理のリーダーシップに期待するしかありません

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本命だらけのM-1はパンクブーブーが王者に

2009年12月21日 01時01分50秒 | テレビ・メディア
年末恒例となった若手漫才の日本一を競う「M-1グランプリ」は,パンクブーブーが審査員全員一致で優勝しました。決勝には,笑い飯と敗者復活から上がってきたNON STYLEが出てきましたが,それを抑えての勝利となりました。

パンクブーブーが優勝=若手漫才のM-1グランプリ(時事通信) - goo ニュース

今回は本命だらけで逆に大笑いできず

今回のM-1,いろんな思惑が絡んでいそうなところもありますが,それはさておき,比較的ベテラン勢が集まる戦いとなりました。反面,名前が先行して肝心な内容が今ひとつの人たちも多く(中には,過去のM-1で使ったネタのような気がするコンビもいました),いわゆる「大笑い」は本当に少なかったなあ,って思います。
過去数年,優勝するコンビのネタは,最初の段階から大笑いできます。ところが,今回はそこまで飛び抜けて笑えるコンビは少なかったです。
もちろん,笑い飯も,パンクブーブーも最初からおもしろかったです。でも,「ずば抜けて笑える」ほどではありませんでした。まっちゃんが途中でチクリといった一言も,まさにそれを言いたかったのだと思います。
その中であえていうと,やはりパンクブーブーは2本とも安定していたと思います。特に決勝のネタは,3組の中では群を抜いていました。それゆえ,優勝は当然でしょう。

また,今年も敗者復活から決勝3組に行きました。最近では,「敗者復活は決勝3組に行く」というのがある意味当然のコースになっています。もちろん,そのための敗者復活ではあるのですが,そうなると,「じゃあ,どうやって8組選んだの?」っていう選考者側のスキルが問題になりそうな気がします。まあ,吉本主催なので,いろんな思惑が絡んでいるとは思いますが,敗者復活がこうも強いと,逆に決勝8組の選考が真っ当だったのか少々疑問を感じずに入られません。

さて,パンクブーブーは来年から一気にブレイクするでしょう。問題は,それ以外のコンビです。個人的にはハライチ」あたりは,徐々に頭角を現してくるのかな,って思います。後の人たちは,既にブレイクしているため,それなりにいくでしょう。
2010年は,若手芸人にとってどんな年になるのか,お笑い好きとしてはまだまだ目が離せなくなりそうです。

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賢い(?)家電の買い方講座(その2)お店選びのポイント

2009年12月20日 18時44分50秒 | 家電芸人
 今回は,具体的なお店選びの注意点です。
 当然ですが,これまた主観バリバリですので,ほんの参考程度にしてもらえれば幸いです。

1 お店を決めるポイント
  私は,基本的には次の点をチェックポイントにします。
 (1) 「今日決めたら云々」という店員は信用しない
 (2) 値段交渉にはポイントを絡めない(キャッシュフロー勝負)
 (3) 押し売りをする店員の言うことは信用しない
 (4) 店が活気に満ちているところは良い店
 (5) 長期保証サービスなどが充実している
 (6) とにかく店員,店員のスキルがすべて
 (7) もちろん,価格勝負っていうことは言うまでもない


  それぞれ理由があります。以下,簡単に説明します。
  まず,(1)の「すぐ買え」の店ですが,これを言う店員やお店の場合,ほとんどが「自分やお店のノルマ」を中心に考えているとしか思えません。つまり,「お客様満足度」よりも「お店満足度」を追求しているだけなのです。だから,基本的に私はこういうお店や店員は信用しません。
  むしろ,「大きな買い物だから,週末にじっくり考えてね」と声をかけてくれる店員の方が,お客様のことを考えていると判断できます。
  (2)のポイントシステムですが,このあと2で説明するように,私個人にはメリットがないので,あくまでも「実際支払う金額」が全て勝負となります。
  (3)の押し売りをしないですが,(1)同様,ノルマ重視のお店の場合,「あれもこれも」と薦める傾向にあります。しかし,実際は必要ないものである場合が多く,単に「高い買い物で感覚が麻痺」しているにすぎない場合があります。
  むしろ,いらないものは「なくても大丈夫」と言ってくれるような店員の方が,お客さんのことをしっかり考えてくれていると思います。
  (4)の活気がいいですが,中には勢いだけでごまかしている場合もあるものの,やはり商売の基本は,「やる気」です。活気がよければ,その分サービスも良い,ということが多いです。
  (5)は,最近の家電は「微妙に壊れやすい」ことが多く,それが,2,3年程度たってから発生することが多々あります。原因はいろいろあるのですが,いずれにせよ高い買い物をするのであれば,多少割高であったとしても,長期保障が充実している方が結果的に長期間使用できることから,コストパフォーマンスにすぐれているということになります。また,お店が長期保障をする前提は,「商品に絶対的自身がある」ことの裏返しですから(やばいものばかり売る店は長期保障をすると店が損する),その店はある程度信用できると見ていいでしょう。
  (6)ですが,やはり商売とは,「人と人とのコミュニケーション」が全てです。「この人から買いたいなあ」という方から買った方が,後々後悔しません。また,そういう店員であれば,結構融通も利きますし,サービスも受けやすくなります。
  商売とは,結局は人なのです。
  (7)ですが,全く同じ物を買うなら,最後はやはり「安い方がいい」でしょう。もちろん,安いだけがいいって訳ではないことは上記のとおりですが,条件が似ていれば,最後は価格が全てってことになるでしょう。

2 ポイントカードvs現金割引,お得なのは?
  ところで,家電量販店の中には,「ポイントカード」を発行しているところも結構あります。そして,現金値引きではなく,ポイント率を高めることで,実質値引きを図っている場合があります。
  では,現金値引きのお店とポイントシステムのお店とではどっちがお得でしょうか?
  例えば,10万円の20%引きと10万円にポイント20%付けるのとでは,どちらが本当にお得でしょうか。
  これ,実は,「現金値引き」なんです。こういうからくりです。
  例えば,10万円のテレビと2万円の炊飯器を買うことにしたとします。
  現金値引き20%の店の場合,それぞれの20%引きなので,8万円+1万6千円=9万6千円を支払うことになります。
  ところが,ポイント20%の場合,支払う金額は10万円でポイント2万円分をもらい,炊飯器はポイントを利用してただで買えますので,トータル10万円支払うことになります。ってことは,12万円のものを10万円で買ったことになるので,割引率は約17%となるのです。
  ポイントシステムは,一見お得感満載のように見えるのですが,実は結構からくりがあるのです。ポイントシステムを活用する場合,必ず「キャッシュフロー」基準で考えなければいけません。それが賢い買い物なのです。
  もちろん,同じ金額前提なので,元の金額が異なれば,当然,ポイントのお店の方がいい買い物ができる場合もあります。
  要するに,「ポイントに縛られずにうまく使い分ける」ことが一番大切なことなのです。

3 現金値引きとポイント値引きの使い分け
  では,具体的には現金割引とポイント割引,どのように使い分けるといいでしょうか。。
  ポイントシステムは,実は経済学的には消費者に損であるなどという理論はさておき,ポイントの魅力は「実質価格はものすごく安くなる気がする」という点にあげられます。
  したがって,細かい経済理論は無視し,とりあえずそのお店で別の商品を買うことが決まっており,かつその商品は他のどのお店よりも売値が安い(ポイント割引前の価格)などという好条件がそろっている場合は,ポイントによる値引きを使うことは有益です。
  例えば,テレビと一緒にブルーレイレコーダーを買うと決めている場合,セット割引が設定されており,テレビの値引きポイントでブルーレイレコーダーの代金の大半に充当することができ,結果的に支払う現金は少なくて済むという利点があります。こういう場合は,ポイントが充実している店を選ぶと良いでしょう。
  しかし,逆に,特に他に家電を買う予定がない場合や,ほしい物があるけれどその店では単価が高いという場合,必ずしもポイントはおいしくありません。むしろ,「無理矢理その店で買い物をせざるを得ない」という「ポイントの魔物」に襲われることになってしまうだけです。
  また,ポイントシステムは「冷静な計算能力を失わせる」という魔力を持っています。したがって,落ち着いて考えるには,「まず現金でいくら支払うのか」というキャッシュフローをしっかりと計算することが大切です。特に,前述のとおり,複数の商品を購入する予定がある場合は,それぞれの現金価格の総額がいくらになるのかをしっかりと計算した上で,総額で払うべき現金はいくらになるのかを必ず確認しましょう。そして,その現金で支払う合計金額をベースに,他のお店の金額を比較します。そうしないと,「よく見たら,単価が両方とも高かったので,結局ポイントを使った意味がなかった」などということになりかねません。
  とにかく,「キャッシュフロー」,この観点は絶対に忘れないでください。その上で,ポイントをうまく使えば,最強の武器になります。
  なお,エコポイントですが,これは基本的にノーカウントで計算しましょう。どこで買っても同じポイントですから,安く買うという観点では考慮しなくて問題ありません。

 以上が,私が勝手に考えた家電を買うポイントになります。これらを参考に,これからの年末商戦の波にうまくのり,賢く家電を買いまくりましょう。

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賢い(?)家電の買い方講座(その1)いつ,どこで買うか

2009年12月20日 18時07分35秒 | 家電芸人
 ここ数ヶ月,まともに記事を書く暇がありませんでした。そんな中,ちょっとだけ時間が取れましたので,ここらで全く毛色の違う話をしたいと思います。
 「家電芸人」が何かと話題になっていますが,私も実は「自称家電芸人?」なのです。でもって,ここ数日は久々に都内の大手家電量販店をハシゴして,楽しんできました(見るだけですが)。
 そこで,年末年始にいろいろ家電を買う計画を立てている方が多いと思いますので,雑談的なノリで家電の賢い買い方について書いてみました。もちろん,いつものとおり主観バリバリですので,ほんの参考程度にしてもらえれば幸いです。

1 いつ買うか
  家電はいつごろ買うのがよいでしょうか。
  値段的な話からすると,年末(12月23日~31日)がかなり安くなります。もちろん,正月商戦も結構安いですが,どちらかというと正月商戦は限定品の場合が多いです。
  次に,家電の機能の関係から買い換えを検討している場合,買い換え時に悩むこともあります。
  これについては,家電芸人の徳井さんが2002年モスクワ学会で主張した(もちろん,冗談ですが!),「買いたいときが,買い換え時!」のとおりだと思います。家電は,永久に進化します。進化が止まるのを待つと,なかなか買い換えるタイミングが見えません。
  だからこそ,「買いたいとき」で十分なのです。

2 どこで買うか
  おおざっぱに言うと,次の方法が考えられます。
 ・家電量販店
 ・個人経営のお店
 ・ネットショップ


  基本的には,この中から気に入ったお店で買えばよいのですが,特に大型家電の場合は,次の基準で購入するとよいでしょう。
 ・とにかく安く買いたい方(保証なんてどうでもいいし,配線や配管などは自分でできるよ,持っている家電の引き取りなんかも関係ないっていう方)→ネットショップ
 ・安い方がよいが,基本的な設置くらいはお店に任せたいし,保証は充実させたい方→家電量販店
 ・購入した家電の使い方を一からちゃんと説明してほしい方→個人経営のお店

  ちなみに,私の場合,小型家電はネットショップでいけますが,大型家電の場合は設置の関係と保証に重きを置いたことから,家電量販店で購入することにしています。

3 とにかく回る,どんどん回る
  家電量販店の場合,各店舗でそれぞれ個性が違います。もっと言うと,同じお店でも営業店が違うだけで,値段やサービス内容まで違ってきます。
  したがって,とにかく安く買いたい場合は,「家電量販店を回れるだけ回れ」っていう感じになります。もちろん,同じ家電量販店でも,隣町等に違う営業店がある場合は当然チェックするべきです。
  そこで,チェックするべき点は次のとおり。
 ・お気に入りの家電の実物をチェック(ある程度候補が決まっている場合)
 ・店員にお勧めを聞く(全く候補が決まっていない場合)
 ・パンフレット(パンフレットが古い場合,やる気のないお店の推定が働く。)
 ・家電の値段(ポイント制度のお店の場合は,「形式的に支払う現金の金額」と「ポイント還元率」。ポイントの場合,値段表示が「実質価格」になっている場合があるので,注意すること。)
 ・お店独自の保証内容(5年間保証にする場合の追加料金の有無,保証内容など)
 ・付随費用(配送料,設置料の有無や,リサイクル料,工事代など)
 ・サービス(キャンペーンなどを行っているか否かなど。)
 ・店員の態度(意外とこれが一番大きなポイントになる。)

4 決戦は日曜日
  ドリカムじゃありませんが,家電量販店が一番安いのは,スーパーの野菜と同じで,「日曜日の午後」です。個人的には「歌丸さんをお店で見ながら」くらいがちょうどいいのかな,って思います。
  したがって,偵察は土曜日,勝負は日曜日,っていう動きがよいでしょう。
  また,値切り方法ですが,私はあまり得意ではありませんでした。ただ,「客も店員も気持ちよく買う」というのが一番よいと思いますので,店員を恫喝したり,変な駆け引きや嘘の情報を出さないで,正直に自分の思いや情報を伝えた方がいいでしょう。例えば,ぐるぐる回った結果,A店が一番安かったが,他の条件からB店で買いたいな,と思ったときは,正直に「A店ではいくらだったけど,どう?」と聞いちゃうのです。それに対して,お店は正直にイエス,ノーを言ってきます。金額で無理なら何かサービス付ける等という提案が出ることもあります。
  また,別の家電量販店の判子が押してあるパンフレットを見えるように脇に挟んでおく,なんていう技を紹介した家電芸人もいましたが,小心者で値切り交渉が苦手な方は,こうした地味は手法をとることもお薦めできます。なにしろ,店員からしたら,「こいつ,ライバル店チェック済みだな」って思われるからです。

5 価格コムの使い方
  土曜日に偵察に行く際は,事前に「価格コム」等のサイトで,値段や口コミを確認するとよいでしょう。これで最低限の情報を把握しておけば,店員の対応が正しいか否か見えてきます。
  ただし,価格コムに掲載された値段は,絶対的に量販店より安くなっていますので,「最安値価格」はあくまでも参考程度にして,むしろ「口コミ」を中心に検討する方がいいでしょう。価格コムに掲載された最安値の金額を量販店で提示しても,多くの場合,一蹴されます(前述のとおり,サービス内容が違いすぎるからです。)。

調子に乗って長くなってきましたので,続きは次回にします。

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今回のカノッサはレギュラー時代を彷彿させた

2009年12月15日 20時57分55秒 | テレビ・メディア
1989年のCX深夜で一世を風靡した「カノッサの屈辱」の特別編が,14日深夜放送されました。今回のテーマは「家庭用ゲームの歴史」ということで,非常に食いつきやすい内容でした。

大英像帝国と任・天堂説,特にナイスセンスでした

正直,前回の特別編のできがいまいちでしたので,最初は「もはやかつてのホイチョイパワーは失せたかな?」と思いましたが,ところがところが,実際見てみると,今回は,まさに往年のパワー前回状態でした。30分というレギュラータイムに凝縮したことと,テーマが「家庭用ゲーム」というかなり身近なものであったことがよかったのかもしれません。しかし,なにより,あの頃のように「いやあ,ナイス」っていうパロディ全開で,最後まで笑わせてもらいました。
もしかすると,まだご覧になっていない方もいるかも知れませんので,詳細はあえて書きませんが,家庭用ゲームの歴史,特に後世の任天堂とソニーの争いをヨーロッパの歴史になぞって実に巧みに作っていました。
個人的には,任・天堂説とソニーを大英像帝国とした点が,「おお,ナイス!」って感じでした。それ以外もセガール帝国もふむふむっていう感じでしたし,カプスブルコン家などのソフトウェア関係のパロディも,すげーって感じでした。もち,他にもいろいろありますが,ここからは一応見てない方の楽しみにしておきます。

ただ,あえてけちを付けると,2000年以降の動きはかなり端折ったかな,って感じです。DSの登場が唐突すぎましたし,PSPに至っては,全く触れてくれない状態でした。もっとも,この辺り,ネタ切れだったのかもしれませんね。

とはいえ,クオリティは高かったと思います。前回が消化不良だっただけに,今回,20数年前にタイムスリップできた気分になりました。スタッフも,小山薫堂さん以外は,旧テレワークPなど,ほとんど当時のままでしたし。グッドジョブ!

できれば,年1度ではなく,もう少し頻繁にやってほしいなあって思います。

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