あれは,あれで良いのかなPART2

世の中の様々なニュースをばっさり斬ってみます。
ブログ界の「おか上彰」を目指し、サボりながらも頑張ります!

ガソリン値上げ隊でも発足したら?

2008年01月31日 00時51分41秒 | 政治・選挙
自民党議員が提出したいわゆるつなぎ法案について,午前中に委員会採決まで終わったものの,午後になって河野議長のあっせんにより取り下げると言うことで各党合意しました。

「つなぎ法案」一転、取り下げで合意 衆院議長あっせん(朝日新聞) - goo ニュース

場つなぎ法案だった

この国会はガソリンばかり目立っています。かたや「タダでアメリカにガソリンをあげる法案」が成立して,かたや「場当たり的にガソリン値引きを阻止する法案」です。そして,何の因果か分かりませんが,福田総理,元々石油会社勤務でした。もちろん,今は利権もしがらみもないとは思いますが。
いずれにしても,政府与党はあくまでも暫定税率にこだわっています。ならば,民主党に対抗して「ガソリン値上げ隊」でも発足して日本全国キャラバンしたらどうでしょうか。きっと,冷たい視線を肌で感じることができると思いますよ。

よろしければ1クリックお願いしますm(__)m人気blogランキングへ
ランキングジャパン

TB先一覧
http://blog.goo.ne.jp/zzzmain/e/94947572b7e1658c37b07e69ace0491f

背筋まで氷った!中国産農薬入り冷凍食品

2008年01月31日 00時18分36秒 | 災害・危機管理
中国で生産された冷凍食品に農薬が混入していたとして,JT,加ト吉,味の素ではその工場関連商品について自主回収をすることを決めました。

JTの中国産冷凍食品で健康被害、同一工場の商品全てを自主回収(ロイター) - goo ニュース

また中国産か・・

今回の場合,残留農薬などという生やさしいものではなく,「完全に農薬」が付着していたという状態のようです。そして,日本では,少なくともこれらの食品を食べた人が何人も倒れています。
まずは対象食品については絶対に食べないように注意しましょう。

そのうえで今後の話ですが,オリンピックも近い状態にある一方で,ますます中国産食品の評価が下がってしまっていると思います。事実,我が家では,「多少高くても国産」という風潮になっていますが,本当に何が安全,安心できるものなのかさっぱり分かりません。
中国政府も取り締まりを強化しているようですが,一朝一夕でできるものではないと思いますので,中国政府による厳しいチェックを期待したいものです
一方,日本では,どうでしょうか。一つは,これを機に地元農家が「農薬無添加野菜発売」などどアピールする体制を築きあげることにより,「うまくて安心な野菜」ブランドが完成すると言えるでしょう。

食の問題は本当に重要です。当面は自己防衛しかありませんが,こんなニュースがない世の中に早くなってほしいものです。

よろしければ1クリックお願いしますm(__)m人気blogランキングへ
ランキングジャパン

TB先一覧
http://blog.goo.ne.jp/stardustkid0627/e/1f014eecf39b3b6427db44a287b3ee88
http://tetorayade.exblog.jp/7997587/
http://imprezza-inada-1973.seesaa.net/article/81477924.html
http://blog.goo.ne.jp/hiroharikun/e/00f23249c10677acfbc56275ad133622
http://shadow99.blog116.fc2.com/blog-entry-392.html
http://overage.moe-nifty.com/yui/2008/01/post_dc2a.html
http://selgae.exblog.jp/7132886
http://blog.goo.ne.jp/sunafukin-0101/e/98436f634ce374c6c8c7a8a9c8b2a498
http://blog.livedoor.jp/nob11/archives/51241627.html
http://uesama.antena.ne.jp/archives/article/20831.html
http://taikee.blog65.fc2.com/blog-entry-503.html
http://blog.livedoor.jp/yswebsite/archives/51895524.html
http://giocatore.blog9.fc2.com/blog-entry-1433.html

「バイトとご一緒に管理職はいかがですか?」みたいなポストだった

2008年01月29日 00時55分33秒 | ニュース
マクドナルドの店長が,管理職扱いして残業代を支払わないのは違法であるとして残業代の支払いを求めた裁判で,東京地裁は「マクドの店長は管理職ではない」として未払い残業代を支払う旨の判決を下しました。マクド側は控訴する方針とのことで,今後高裁で争われることになります。

店長、管理職に当たらず=権限店内のみ残業代命じる-マクドナルド敗訴・東京地裁 (時事通信) - goo ニュース

雇われ店長って実際は従業員

今日の東京地裁の判決,内容をおおざっぱに整理しますと,管理職といえる要件として(1)他の従業員より高い給料をもらっていること,(2)従業員雇用権限があること,(3)商品販売決定など経営方針に直接意見が出せるという要件を満たした場合に管理職になるところ,マクドの場合このいずれも充たしていない為に管理職にならないということになります。
つまり,もっと分かりやすく言うと,「肩書きではなく,実質」を重視していると言えるのです。
したがって,マクドが仮に「店長よ,あとのことは任せた」という状態であれば,管理職と認定される可能性があったわけです。ところが,実質的には店長の仕事も完全マニュアル化されており,実体は店長という名の従業員にすぎず,いわば「なんちゃって店長」だった訳なのです。

また,一部では「サービス残業くらいふつうじゃん」という意見も聞こえてきますが,そもそもサービス残業自体御法度行為,だからこの問題が発生したのです。

個人的にはこの地裁判決,管理職の要件を明確化することで実質主義を採用した点で評価できます。しかし,一方では,全国ではマクド以外にもまだまだ「なんちゃって店長」はかなりおり,実際に残業代を支払わないケースは結構あると思われます。
果たしてこの判決は他の業界にも影響するでしょうか。いろんな業界の店長の動きが注目です。
そして,高裁がどう判断するか,ここも大きな注目点です。

よろしければ1クリックお願いしますm(__)m人気blogランキングへ
ランキングジャパン

TB先一覧
http://blog.goo.ne.jp/hiroharikun/e/7ae00e66d690e8a64a3f26500e8e326a
http://blog.so-net.ne.jp/joeden/2008-01-28

青白ガチンコ対決,こんな試合が続けばいいのだが

2008年01月27日 22時37分03秒 | スポーツ全般
大相撲初場所千秋楽は,横綱どおしの優勝対決となりましたが,白鵬が朝青龍を破り優勝しました。3連覇になります。

白鵬、朝青龍破り初の3連覇…大相撲千秋楽(読売新聞) - goo ニュース

久々に相撲本体がニュースになりそう

相撲を見て熱くなったのは久しぶりでした。今場所は,「朝青龍憎し」的な戦いが繰り広げられました。観客も,視聴者も,そしてマスコミも「朝青龍負けろ」という思いで見ていたのではないかと思われるふしも見受けられました。
しかし,なんだかんだ言って横綱は強かった。一方で,正横綱白鵬も当然強い。
そんな状態での千秋楽。雰囲気は,まさに「亀田vs内藤」戦と同じです。観客は,「がんばれ,白鵬」,そんな状態でした。
そして,軍配が変えると,両横綱本気相撲です。っていうか,力と力のモンゴル相撲みたいな部分もありましたが,最後は白鵬の気迫勝ちという感じでした。

こういう「本気相撲」をもっとやることで,相撲人気もおのずと復活してくるでしょう。あ,もちろん,他の力士が手を抜いているというわけではありませんが,やはり「見てすがすがしい」「勝っても負けても拍手が送れる戦い」がもっと増えると,自然と人気は上がります。
相撲に限りませんが,何事も「ガチンコ勝負」ということが,人気を挙げる秘訣といえるでしょう。プロ野球も然りです。
さらにいうと,スポーツに限らず,商売だって,政治だって「ガチンコ勝負」,これが大切なのです。残念ながら,偽装,偽造,汚職,談合などが当たり前のようになっている現状では,とても「ガチンコ勝負」をしているとはいえません。
何事も「ガチンコ勝負」,この大切さを今日の相撲から学びました。

さて,来場所はどうなるでしょうか。朝青龍の遊び癖が戻らずに練習の虫になれば,白鵬も油断ならないでしょうし,他の力士もよりいっそう気合を入れなければならないでしょう。
相撲全体としても,勝負は来場所です。

よろしければ1クリックお願いしますm(__)m人気blogランキングへ
ランキングジャパン

TB先一覧
http://taikee.blog65.fc2.com/blog-entry-499.html
http://blog.livedoor.jp/ktu2003/archives/51291323.html

予想通りの「サンジャポファミリー」知事第2号誕生

2008年01月27日 22時01分12秒 | 政治・選挙
大阪府知事選挙が今日投票日を迎え,即日開票の結果,タレントで弁護士の橋下徹氏が当選しました。38歳ということで,現役知事では最年少ということになります。

タレントで弁護士の橋下徹氏が当選確実 大阪府知事選(朝日新聞) - goo ニュース

宮崎県知事とは事情が違うぞ

この記事を書いている時点では,まだ開票作業中なので細かい分析はできませんが,事前の世論調査によると,事実上の対立候補であった熊谷氏の猛追があったようですが,それでも7ポイント程度の余裕があったようです。つまり,当初ほどの楽勝選挙ではないものの,やはり下馬評どおりの結果だったといえます。しかし,単にタレントだからという理由だけで当選したようではないと思われます。
確かに,大阪府民の中には,一部では「誰でも同じだから有名人に」というのりで投票したというところも事実あるようではありますが,やはり何よりも「金と政治の分離」に大きな期待が持てるということと,変なしがらみを受けることなく財政再建が果たせるのではないかという期待感が彼を知事に押し上げたものと思われます。事実,熊谷氏は民主党推薦であったとはいえ,一方でいわゆる「土建政策」も掲げていたため,これが大阪府民にはいまひとつ受け入れられなかったのではと思われます。
また,投票率が上がった(といっても,50%いかないみたいですが)点についても,府民は「今の大阪はやばいかも」という危機感を抱き始めたといえます。そして,それを打破するのはしがらみのない橋下氏であると判断したものと思われます。

さて,問題はここからです。大阪府議会は一応自民党与党であることから,自民党推薦の橋下知事を支えるようにも思えますが,水面下ではいろいろな思惑が見え隠れしていたことから一筋縄ではいかないでしょう。特に自民党政策に反旗を翻すような改革プランを出した場合,議会としては猛反発を食らう可能性が当然に想定されます。この場合に,知事としていかにリーダーシップを発揮できるか,ここが橋下知事の手腕といえるでしょう。
また,行政経験が乏しい点から,官僚主導に陥る恐れもあります。おそらく,この点は友人の東国原知事からいろいろと教えを請うとは思いますが,この点は理屈ではなく実践ですから,果たしてどの程度まで官僚を「生かさず殺さず」でいけるか,ここも大きなポイントといえるでしょう。

そして,何よりも注意したい点,それは「タレントカラーを出してはいけない」というところです。ここは宮崎県とはまったく事情が違います。宮崎県の場合,いわゆる典型的な「地方」の県だったため,何よりも「県の内需拡大」が必須条件だったのです。そういう意味で,東国原知事の「宮崎のセールスマン」政策は大変重要な内容であったため,言葉は悪いが「タレント面」をすることは許されたのです。
しかし,大阪府の場合,確かに「内需拡大」は重要なのですが,宮崎県と違って知名度は高いです。したがって,東国原知事同様の「タレント面」をしても,思ったほどの効果は出ません。必要なことは,「大阪の売り込み」よりも「まず借金の整理」にあるのです。むしろ,言動如何では,逆に府民からの反感すら招きません。あくまでも,「知事」として行動をするべきでしょう。
橋下知事が失敗するとしたら,この「タレント面」を出しすぎた場合におこるトラブルではないでしょうか。
とはいえ,純粋な民間出身という点は,しがらみのない大鉈を振るう財政再建が期待できます。さまざまな困難をもろともせず,大阪府民のために4年間全力を尽くしてほしいものです。
サンデージャポン!

よろしければ1クリックお願いしますm(__)m人気blogランキングへ
ランキングジャパン

TB先一覧
http://takeyanmatsumo.iza.ne.jp/blog/entry/463704
http://shadow99.blog116.fc2.com/blog-entry-382.html
http://blog.goo.ne.jp/stardustkid0627/e/93a375610e28139ba8f8d7cd14fe510c
http://blog.kansai.com/bbrsun/2014
http://uesama.antena.ne.jp/archives/article/20670.html
http://spadea.jugem.jp/?eid=1757
http://overage.moe-nifty.com/yui/2008/01/post_594b.html
http://blog.livedoor.jp/no1_only1/archives/51043255.html
http://ameblo.jp/kakomonogatari/entry-10068468474.html
http://imprezza-inada-1973.seesaa.net/article/81099148.html
http://tetorayade.exblog.jp/7988396/
http://blog.goo.ne.jp/tenjin95/e/3f7a543d1ea6b862e9ac9856179852bf
http://taikee.blog65.fc2.com/blog-entry-501.html
http://blog.livedoor.jp/aki09041/archives/51254427.html
http://blog.goo.ne.jp/hiroharikun/e/00e0678e1ebe8e5bbe322ec1fcd56984
http://kmotohiro.exblog.jp/7988889
http://backy.blog.ocn.ne.jp/kazu/2008/01/post_3b5b.html
http://blog.livedoor.jp/yswebsite/archives/51892244.html

燃える耐火建材続出,建材業者も退化したのか

2008年01月26日 19時52分35秒 | 社会問題
一般ニュースとしてはあまり騒がれていませんが,昨年10月に発覚したニチアスの防耐火建材偽装問題を受けて国土交通省が一斉調査を行ったところ,45社98件について,規定の耐火性脳を満たしていないことが判明しました。各企業とも積極的偽装であることは否定しているとのことですが,既に販売,使用されている建材が出回っていることから,国土交通省は地方自治体を通じて違法建築となっているものはないか調査をするようです。

不適切建材、45社98件に=日軽金、YKK APなど-防耐火性能問題・国交省 (時事通信) - goo ニュース

それにしてもあまり報じていないなあ

これを直ちに偽装といえるかどうかは結構微妙ではありますが,少なくとも「要件を満たさない建材」であったことは事実です。メーカーとしては,直ちに要件を満たす建材と取り替えなければ債務不履行となるでしょう
また,再生紙の場合と同じですが,仮に耐火要件が厳しかったためにそれを満たすものが作れなかったというのであれば,会社としてその商品の販売を中止,撤退するのが筋です。そういう意味では,再生紙同様「看板のすげ替え」を言わざるを得ず,偽装であると批判を受けても仕方ないでしょう。

ところで,このニュース,なぜあまり地上波や新聞ニュースで取り上げられないのでしょうか。これは,実は「ヒューザー問題」同様,場合によっては「住民に対する影響」が大きく懸念されるところではあります。むしろ,火災は大地震以上に発生率が高いわけですから,実はヒューザー問題以上に「人命がかかる」事態であるといえるのです。
建築関係の偽装問題については,ヒューザー以降も実はいろいろと出てきているのですが,あまり報じられることがないのが現状です。もちろん,中には「それはそもそもニュースにすらならない揚げ足だよ」というものもありますが,それにしても他の偽装問題はヒステリックなまでの報じるのに,建築関係については本当に何も報じられません。
なぜでしょうか?やはり,「建設業界と政治家の太いパイプ」という点が,この類の問題を大きくしないということなのでしょうか。それとも「住民に対して徒に不安感を与えない」というためでしょうか。さらには「本当に改修となると莫大な費用がかかり,大企業といえども倒産する可能性がある」からでしょうか。
理由はいろいろあるでしょうが,マスコミとしては少なくとも「事実は事実として伝える」という姿勢は持つべきでしょう。不安をあおるのは,報じる際にいろいろな尾ひれがつくからです。

とはいえ,とにかくこの問題で一番悪いのは,この企業です。自分たちの軽率な行為が業界全体にどれだけ迷惑をかけたのか反省するとともに,ユーザーに対して真摯な対応をするべきでしょう。その結果,会社が倒産することになってもそれは自業自得です。もともと,経費をケチっていい加減な商品を作ったことに責任があるわけですから。

「看板どおりのものを作る」というごく当たり前のこと,これをもう一度各企業とも見つめなおしてみてください。昔と違って「いい加減な商品」を消費者は見逃しませんし,発覚したら即「企業の危機」になります。

よろしければ1クリックお願いしますm(__)m人気blogランキングへ
ランキングジャパン

ウィルス作って逮捕された,だけど日本はウィルス天国

2008年01月25日 01時32分00秒 | 裁判・犯罪
アニメファイルを勝手に改変してウィルスソフトを作成して配信したとして,大学院生らが逮捕されました。日本でウィルスソフトを作った関係で逮捕されたのはこれが初めてとのことですが,容疑は著作権法違反とのことです。

勝手に改変、挑発的文言=アニメファイル装う-ウイルス作成の大学院生・京都府警 (時事通信) - goo ニュース

オリジナルウィルスは作りたい放題

今回の被疑事実は,ウィルスソフトを作ったことそれ自体ではなく,あるアニメーションに対して無断で勝手に改変(つまりウィルスを組み込んだ)したということから,著作権を侵害した罪と言うことになっています。したがって,見方によっては「別件逮捕」ともいえます。
残念ながら,日本では,現在ウィルスソフトを自分で作り上げてそれを配信すること自体については法律で規制していないため,何ら罪に問われないのです。したがって,今回の大学院生も,仮にアニメも含めて自分で作ったものであったとしたら,少なくとも刑事上の責任は問われなかったというなんとも不思議な結果になり得たのです。
もちろん,国も決して放置しているわけではなく,既に規制法案はできているのですが,ここ数年ずーっと国会で継続審議のまま(つるされたまま)になっています。いわば「ウィルスソフトの放置プレー」状態が続いているのです。
ウィルスの放置は,単に日本人だけが困るのではなく世界中の人たちに対して大きな影響を与えかねず,ネット社会全体の信頼をも揺るがしかねません。のみならず,それを放置している日本の国際的評価だって失いかねませんし,日本のサイトを踏み台にしてウィルスをまき散らす輩が現れないとも限りません。
これは早急に規制をかけるべきでしょう。

しかし,ウィルスは何に混入しているか分かりません。一般にアダルトサイトにはかなりウィルスがまかれているようですが,そうでない一般サイトでも故意か過失かはともかく,ウィルスが潜んでいる場合があります(私も,以前ノーマルな旅行サイトでウィルスを踏んづけてしまいました。)。
こればかりはウィルススキャンソフトを常に最新版にしておくなど自分で用心するしかありません。ネット社会こそ「自己責任」なのです。とにかく,怪しいサイトには近寄らないこと,不審なメールは絶対に開かないなどのイロハを守るようにしておきましょう。

よろしければ1クリックお願いしますm(__)m人気blogランキングへ
ランキングジャパン

TB先一覧
http://whatson.blog109.fc2.com/blog-entry-75.html
http://shadow99.blog116.fc2.com/blog-entry-376.html
http://blog.goo.ne.jp/stardustkid0627/e/d5a46758dde3f683660f2938aa04b0de

世界同時株安,そして円高,そうなるとやはり金利の引き下げしかない?

2008年01月22日 23時55分25秒 | 経済全般
株価の下落が止まりません。
一方で,日本政府は,この動きを静観する構えに出たようです。一方,アメリカは直ちに緊急利下げを実施しました。

福井日銀総裁会見の一問一答(ロイター) - goo ニュース

空売りで儲けているのかよ!!

日銀の動きも結構おとなしいものです。一方,官邸サイドも,「世界同時株安なので,世界の動きを静観する」として,とりあえず積極戦略には出ないようです。
確かに,世界同時株安なので,日本だけで為替介入などをしてもあまり効果は期待できません。であるとすれば,静観するというのは一つの方法です。
しかし,株価の下落,先日も書きましたとおり,多少の上下はあるもののまだまだ続くものと思われます。とすれば何らかの対応が必要となります。
それを何もしないで放置するのというのはいかがなものでしょうか。政治家といえば株をもっている人が多いので,結構シビアな問題になっているとおもいきや,意外と静かな対応をしています。ひょっとして,「株安の動きを察知して,空売り先行した?」のではないでしょうか。

冗談はさておき,景気回復の手法について教科書的なべたな手法は,円高や株安の場合,消費が低迷することから国内金利を下げることで不況を回避するということになります。しかし,ようやく景気回復が軌道に乗ってきたということから,金利引き下げに消極という官僚や政治家も結構います。

どのような手法が有効なのか,それは正直やってみなければ分かりません。ただ,少なくとも言えること,それは「指をくわえてみている」ことだけは止めようということです。
この問題は,国内景気に大きく影響します。おりしも,「ガソリン国会」では,この暫定税率問題が大きな争点になってしまいましたが,ポイントはガソリンだけではありません。今後いかに物価上昇を抑え,内需を拡大して,かつ外貨を獲得できるか,ここは政治家の手腕にかかってくるでしょう。
言い方を変えると,これから数年は,「日本が景気回復するか否かは政治家と運命共同体」ということになります。地方議会も含め,経済政策も大きな投票ポイントになるでしょう

よろしければ1クリックお願いしますm(__)m人気blogランキングへ
ランキングジャパン

TB先一覧
http://tetorayade.exblog.jp/7969726
http://blog.goo.ne.jp/stardustkid0627/e/0ff01e32f1e62d5a3794ade4e744d2ab
http://blog.goo.ne.jp/hiroharikun/e/649185a15b812c0b22684b6df6f922f1

「かっとばせー,ひろかずー」がもう聞けない

2008年01月21日 23時58分52秒 | スポーツ全般
元プロ野球選手で野球解説者だった加藤博一さんが肺ガンでお亡くなりになりました。まだ56歳という若さでした。

加藤博一氏死去…大洋時代にスーパーカートリオで人気(夕刊フジ) - goo ニュース

ご冥福をお祈りします。

加藤博一さんといえば,私の中ではやはり「大洋時代のスーパーカートリオ」でしょうか。屋敷,高木,加藤の夢のスーパーカートリオ,阪神からしたら「ランナーに出したくない選手」の1人でした。
といいながら,加藤選手の応援歌「蒲田行進曲」は,今でも口ずさんでしまいます。あの,「かっとばせー,ひろかずー」で一気に盛り上がる場面は,何とも言えない楽しさすら覚えました。
一方で,加藤さんは結構陽気な方で,引退後のプロ野球ニュースでもおもしろコメント満載でした。もちろん,現役時代も結構おもしろキャラでした。
しかし,まだ56歳,まだまだ若かっただけに,この訃報には本当にビックリしました。
謹んでお悔やみ申し上げます。

よろしければ1クリックお願いしますm(__)m人気blogランキングへ
ランキングジャパン

TB先一覧
http://imprezza-inada-1973.seesaa.net/article/79928463.html
http://blog.livedoor.jp/yswebsite/archives/51885113.html
http://blog.goo.ne.jp/mugi37/e/0def196c3063d9d545b11aa96a34023d
http://blog.kansai.com/bbrsun/1999
http://blog.livedoor.jp/ktu2003/archives/51285807.html
http://plaza.rakuten.co.jp/macca/diary/200801210000/

環境ビジネスの表裏

2008年01月20日 23時35分37秒 | 社会問題
製紙業界全体でのいわゆる「再生紙偽装問題」については,案の定というか予想どおり,様々な反応が出始めました。そして,最も多い反応が,やはり予想どおり「再生紙は実は環境に悪い」というものでした。
私は,今回の問題については,以前の記事でも書いたとおり,別に「再生紙が絶対的にすばらしいもの」とも「再生紙が環境に優しい」とも全く思っていません。今回の問題は,あくまでも「看板のすげ替えという行為が卑劣でけしからん」と考えているだけです。しかし,懸念したとおり,この問題と環境問題をごっちゃにして賛否を考える方々が多いように感じました。
そこで,ここでは製紙業界に関係なく,いわゆる環境ビジネス自体に問題点を絞って,事故の見解を述べたいと思います。
なお,大前提ですが,私は「地球環境のためにリサイクルを行う」ということそれ自体は賛成です。決して,環境ビジネスすべてを全否定するつもりは全くありませんので,その点はご了承下さい。

1 環境ビジネスはコストがかかる
  基本的に,リサイクル産業はどうしてもコストがかかります。それは,大量生産ができないことと,0から作るのではなく,-から作るからです。
  例えば,再生紙の場合,パルプから作るのであれば,パルプを溶かせば良いのですが,再生紙の場合,紙を溶かしてからインクなどの汚れを洗浄するという工程を経て初めてスターとラインに乗るため,単純にその分のコストが増えます。

2 良いものは新品に限る
  高くても良いものになれば売れますが,当然のことながら,リサイクル商品の方が質が落ちます。汚れなどが絶対的に残ってしまうからです。
  つまり,リサイクル商品や再生品のほとんどが,「高くて質が悪いもの」にならざるを得ないのです。

3 一昔前までは「行政のお仕事」,もちろん例外もあった
  つまりリサイクル産業とは「儲からない仕事」なのです。だから,少し前までは,「行政主体」だったのです。しかも,行政としても,本音は「リサイクルは税金が回収できない赤字事業」であったため,あまりやる気はなかったのです。したがって,分別回収を本格的に始めたのは資源リサイクル法ができた平成12年以降という地域が多いのです。
  ただし,例外的に行政が絡まないリサイクルとしては,「飲料水の瓶」がありました。ビールやコーラなどの飲料水が瓶主体だったこと,酒屋に瓶を持っていくと10円もらえるという時代があったと思います。あれは,「瓶自体を再利用」だったため,瓶を0から作るよりお得だったという事情があったために,一応ビジネスモデルとして成立していたものでした。特にビールの場合,他のメーカーの瓶を平気で再利用するという協定もできていたため,瓶回収はビジネスサイクルとして成立していたのです。
  しかし,瓶の需要が減ったことや瓶自体の単価が安くなったことから,このビジネスサイクルに歪みが発生し,現在ではかなり小さな市場になっています。

4 エコブームから法規制へ
  バブル崩壊の頃から,「エコブーム」が始まりました。この動機自体は「地球環境を守る」ということで,非常にすばらしいものでした。
  ところが,前述のとおり,「やればやるほど赤字になる」事業なので,かけ声だけで抜本的取り組みは進みませんでした。ただでさえリストラを進めなければならない経済状態だったために,「地球のことより自分の会社」と考える企業がほとんどだったのです。
  そこで,政府は「資源リサイクル法」を作り,資源の分別回収を義務づけました。さらに,「グリーン調達法」を制定し,国や地方自治体に対して納品するものは,「環境に優しいもの」に限るという足かせを作りました。
  この足かせ,かなりしんどいもので,これまでの流れで説明すれば「高くて質の悪い中古品」を役所に納入しなければならず,役所もそれを使用しなければならないということになりました(もちろん,物自体は新品ですし,性能は新品と同じレベルにありますので,そういう意味では中古品という表現は正しいものではありません。)。

5 ビジネスにするために
  こうして環境を否が応でもビジネスとして成立させる必要が出てきました。
  もちろん,まじめに真剣に取り組んでいる企業が多いことは事実です。
  しかし,残念ながら,このような実例が出てきてしまいました。
(1) なんちゃってリサイクル
  とある大規模都市では,表面的には「ごみ行政の一環として,徹底したリサイクルを図る体制づくり」をうたい文句ににしながら,回収段階でせっかく分別したゴミをまとめて回収してしまい,その挙げ句に「そのまま焼却」ということを行っていることが内部告発で暴露されました。
  役所としては「経費節減」になるのですが・・。
(2) 不法廃棄
  産業廃棄物のリサイクルをうたい文句にしている企業なのに,回収した産廃を野積みにしたり,一般ごみに混ぜて処分するなどの不法投棄が明るみに出たということがありました。
(3) 謎の新組織
  リサイクルが事業化しないネックであった「大量生産」を可能にするため,資源ゴミ回収のための財団法人が相次いでできました。
  しかし,その多くが「お飾り法人」となってしまい,むしろ逆に「中間マージンだけとる」という結果となり,末端業者の収益が逆に減ってしまうという弊害も発生しているようです。そもそも,お飾り法人の場合,天下り先になっている場合も多く,いわば「リサイクルを食い物にしている」という実情にあります。

7 本当に「地球」のため?
  環境ビジネスの多くは,コスト面を別にすれば,地球環境に貢献しているといえるでしょう。
  しかし,本当に「地球環境に優しい」といえるか怪しい事業も実は結構あります。
  例えば,今話題の「再生紙」などは,コスト以外にも,製造過程での二酸化炭素排出量が多いとか,インク洗浄の際の水や薬品を大量に使う,さらにその排水を処理しなければならないなどから,トータルでどっちが地球環境に優しいのか疑問を呈している方がかなりいます。
  また,ペットボトルも同様に,新品の方がトータル的には石油を使わないという見解を発表した方もいます。
  他にもいくつかありますが,環境リサイクルがすべて「地球のため」になっているのかは疑問があると言わざるを得ません。
  一方で,「もっと国あげて環境リサイクルに取り組むべき」という意見もあります。ドイツのゴミ再利用システムがビジネスとしても成立している以上,そのレベルまでは日本でも可能ということのようです。
  しかし,ここでは「コスト」を理由に消極的であるというところが本音のところのようです。
  結局のところ,「何が本当に地球を守るか」という議論よりも,「どうすればペイできるか」の議論がメインになっているのが実情です。でも,それは当然かもしれません。企業はボランティア活動ではなく営利活動だからです。また,行政も,コストばかりかかる仕事をすると,「無駄な税金」と揶揄されてしまうため,どうしてもコストを追いかけざるを得なくなります。
  「地球環境を守る」と「儲かる」が両立すること,これが本当の「環境ビジネス」になるといえるでしょう。

8 まとめ
  私見ですが,「リサイクルで金儲け」が逆に描けるような構造になればよいのです。
  ただ,そこで考えるべきことは,「環境に優しいといえる客観的データ」に基づくリサイクル方法の確立と,「形式ではなく実質を重視した法規制」が求められると言えるでしょう。
  残念ながら,現状では,「見た目リサイクル」を重視して,実質面が軽視されています。グリーン調達法も形式重視です。ゴミの分別も入口は一生懸命やっていますが,その後がどうなっているのかを真剣に報告している市町村はほとんどないでしょう。
  また,「環境で儲けてはいけない」はナンセンスです。ただし,今の儲け方は,一部ですが「ハイエナ」がいることが否定できません。これが大きな足かせにもなっています。こうしたブラックボックスを排除して,「どうどうと環境で儲ける」企業が増えればよいのです。環境ビジネスはまだまだ未知数です。また,これこそベンチャーが参入しやすいエリアです。まず,門戸を開放することで,「適正な環境ビジネス」が確立されればよいのではないでしょうか。

よろしければ1クリックお願いしますm(__)m人気blogランキングへ
ランキングジャパン

TB先一覧
http://takeyanmatsumo.iza.ne.jp/blog/entry/454197
http://selgae.exblog.jp/6717098
http://inowe-blog.seesaa.net/article/80219985.html