あれは,あれで良いのかなPART2

世の中の様々なニュースをばっさり斬ってみます。
ブログ界の「おか上彰」を目指し、サボりながらも頑張ります!

年末の風物詩「ビートたけしの超常現象マル秘Xファイル」は今年もやってくれた

2014年12月28日 02時57分13秒 | 超常現象
これを見ないと1年が終わりません。年末恒例の「ビートたけしの超常現象マル秘Xファイル」,今年はかなりの時間をUFO召喚に割いていましたが,結構笑えました。
残念ながら,今年も大槻教授と韮澤社長とのおもしろ掛け合い漫才はありませんでしたが,一方でここ数年やらせに近い超能力が使えると称するマジシャンのコーナーがなくなるなど,ある意味,ちゃんとした(?)超常現象に特化した番組構成でした。
正直,UFO召喚が長すぎるかなっていうところはありましたが,まあ今年の目玉としている以上,そこは仕方ないかもしれません。

さて,夢を壊す部分もありますが,各コーナーの感想などを簡単に。

ダビンチが宇宙人と出会っていた
絵画のみでそこまで断言できるかなあ,っていう感じです。
上空に飛べない時代なのにフィレンツェの地図が正確っていうのは,単に測量技術が優れていただけのことであり,その限りでダビンチの技術ってすごいなあ,っていうレベルの話でしょう。実際,伊能忠敬も空を飛ばずに精巧な日本地図を書いていますから。

UMA
基本的に創作です。
CG技術の進化ですね。あとは,こじつけです。
スレンダーマンも古くからの伝説,ではなく2009年に開催されたコンテストで創作されたもので,著作権登録済みのものです。まあ,実在するとして,誰が彼のスーツを仕立てているのか,っていう疑問もありますが(笑)。

恐怖映像
これ,ほとんど作品集です。
最近は,映像系専門学校の卒業制作などで,こうした映像を作るのが世界的にも流行っているみたいですね。


UFO映像集
ちょっと,今年はひどすぎます。ほとんどがCG作品。そもそも,なぜこれを放送に使うのか,っていうレベルのものばかりです。
まあ,番組スタッフは笑いを取ろうっていうコンセプトだったといえばそれまでですが。
ちなみに,那覇上空のUFOは,その後米軍の照明弾だったことも確認されています。照明弾がUFOに見間違えられるケースは世界中で結構多いです。
しかし,韮澤社長の「ヘブライ語が読めない」というのは,ちょっと笑ってしまいました。

マレーシア機消滅の謎
秋山さんの陰謀説,もう少し掘り下げてほしかった。
このあたりの話って,日航機墜落とかとリンクするかもしれないかなり重要な話だったので,ぜひ盛り上げてほしかったです。
個人的には,陰謀説には賛成ですが,どんな陰謀なのかは全く分かりません。

火星移住計画と火星警備の話
ジャンプルームというテレポーテーションで火星に行くという時点で,この話は相当眉唾です。仮にそれができたとしても,じゃあ最初に火星にジャンプルームをいつ,誰が,どうやって作ったのかっていう素朴な疑問もあります。
ただ,これを話すのがアイゼンハワーのひ孫なので,単純におかしな人の話ってくくりきれないかもしれません。おそらく想定されるのは,「火星移住シミュレーション」でなかろうかと思われます。これなら,実現していても全く不思議ではありません。
また,火星を警備していた大尉の話ですが,百歩譲ってこれが事実だとしたら,まさに極秘プロジェクトなので,自宅や氏名,顔をさらしてそんな話をペラペラ話せるはずはありません。
ただ,竹本先生がいうとおり,こうした話がでる大きな背景は,「火星資源の独占」にある可能性は高いと思います。アメリカの敵は火星人ではなく,他国の地球人なのです。
なので,アイゼンハワーのひ孫や元米軍兵士などに,あえて自由にいろいろ話させることで,他国に対するプロパガンダ活動を行っているのかもしれません。

火星移住討論
韮澤社長が寝返ってしまいましたが,韮澤社長と竹本先生の掛け合い漫才をもっと見たかったです。この辺の話,もっとふくらますと面白かったのに。

UFO召喚プロジェクト
3人の方を笑いものにするだけの企画になってしまいました。
最後にUFOらしきものが写りましたが,あれ,飛行機ですよね,たぶん。

こんな感想です。
番組全体としては,いろいろな規制の関係もあり,年々パワーダウンしているのは否めません。
ただ,ここまでくれば,やはりかつての「宇宙人の住民票」や「金星の写真」みたいな話をもっと出して,とことん笑いをとっても良かったのかな,って思います。その一方で,UFO映像は,もっと真偽不明な微妙なものを用意してもらう方が,盛り上がるのではないでしょうか。ここは,山口敏太郎先生をもっと活用するべきです。

といいつつ,まあ今年は結構笑えたので,十分今年一年を締めくくることができました。よかったです。
さて,来年はどんな1年になるでしょうか。来年こそ,本当に宇宙人が登場してくれることを願いたいものです。


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12月21日(日)のつぶやき

2014年12月22日 03時38分28秒 | ツイッター

「ぱなし」と「ぱなし以外」に分けるという説明が非常に分かりやすかった本です。内部留保云々を語るには、まず松本さんの本を読んでもらいたいものです。 @takeyanm: これは私の著書からの会社の会計を簡略化した図ですが pic.twitter.com/jMdRvv4rvM


ブログ更新しました。前回に引き続き,年末年始に政治家がやっていいこと悪いことのパート2です。 blog.goo.ne.jp/okanyan/e/b5af…



よく分かる(?)シリーズ,政治家と年末年始その2

2014年12月21日 22時44分35秒 | よく分かる(?)シリーズ
前回に引き続き,政治家の年末年始についてまとめてみます。

4 年始回り
(1) 有権者への戸別訪問

  一軒ずつ回り,投票の依頼を行うことは,選挙期間中でなくとも公職選挙法138条に抵触しますので,アウトです。
  ならば,投票の依頼ではなく,単に「今年一年お世話になりました。」だけで訪問して回るのはどうなのか,っていうのが問題となりますが,客観的に投票依頼行為とみられるような活動であると,たとえ主観的にそのような意図がなかったとしてもダメです。
  例えば,言葉では一切投票依頼をしなかったとしても,選挙ポスターやチラシを配布しながら「選挙近いですねえ。」的なことを言ってみたりすると,それは暗に投票依頼をしていると第三者的に見られても仕方がないので,アウトっていうことになります。また,選挙が来年ある場合に「来年もよろしく」とあいさつするのも,客観的には投票依頼とみられるおそれもありますので,アウトに近いグレーになるでしょう。

(2) 後援会所属者への個別訪問
  後援会の会員宅へのあいさつ回りは,「戸別」ではなく「個別」訪問なので,公職選挙法には抵触せず,一応セーフとなります。「戸別」と「個別」の違いは,ざっくりいうと「2軒以上連続して訪問する。」ものが戸別訪問となります。もちろん,じゃあ,1軒おきに訪問すればセーフなんだ。」っていうのは小学生の理論であり,いうまでもなく戸別訪問になります。一方の「個別」は,特定の家の訪問ということになります。
もちろん,「ならば個別訪問なら何をやっても許される」訳ではなく,ここで投票依頼の話を持ち出すと,事前運動ととらえるためアウトになります。
したがって,個別訪問であっても,そこでできる会話はせいぜい時節のあいさつと世間話程度となります。前述のとおり,「来年もよろしく」は,時期によってはアウトになるかもしれません。

5 政治家宅への訪問客
  政治家宅に年始訪問する方も多いかもしれませんが,親族以外の客(有権者)に対し,飲食や酒類を提供すると,これも公職選挙法の利益供与に該当するため,アウトです。
  親族以外の客人には,おせちを目の前に水を飲ませろ,っていうことになります。
  あれ,あの政治家がよく自宅で新年会やっているってニュース映像が流れるぞ,って思われる方もいるかもしれませんが,あれは前述の「会費制新年会」なので問題ないのです。

6 お歳暮や年始の贈答
  政治家が親族以外の人(有権者)に対してお歳暮や年始の贈答をすることは,これも公職選挙法の利益供与になりますので,アウトです。政治家はからっ手ぶらで訪問するしかありません。
また,逆に有権者の方から「お前,手ぶらで来たのか。こういう時は普通何か持ってくるものだろう。」などと言ってお歳暮などを要求することも禁止されております。有権者が求めても,ダメよ~ダメダメ!

7 お年玉
  政治家の家族や親族などにお年玉を渡すのはセーフです。
一方,それ以外の客人(有権者の子供など)に対してお年玉を渡すのは,一見すると子供(未成年者)自身は有権者ではないのでセーフとも思えますが,結局その背後に有権者たる親がおり,特にお年玉となると実質的には親のものになることも多い(我が家だけか?)ことからすると,これは有権者への利益供与と判断される恐れも高いため,基本的にはアウトとなるでしょう。
また,仮にグレーであったとしても,常識的にあり得ない金額(例えば,小学生の10万円など)のお年玉を渡せば,それはさすがに利益供与と判断されるので,どのみちアウトとなります。
  政治家は,正月は子供から白い目で見られるのが健全な姿なのです

8 当選御礼や祝賀会等

  衆院選が終わりましたが,当選の御礼を言うことや戸別訪問しての御礼,当選祝賀会の開催等は公職選挙法178条すべて禁止されておりますので,形式の如何を問わずアウトとなります。もちろん,落選しても同じです。
  ただし,インターネット上で御礼を言うことは,いわゆるネット選挙解禁により,現在はセーフとなっております(公職選挙法178条2号で除外)。
  なので,政治家はネット上で丁重に御礼やお詫びのあいさつをしておきながら,一方で直接の対人の席では一切御礼等を言わないという,一見すると義理を欠く態度こそ,公職選挙法が求める姿ということになるのです。

9 初詣
(1) 私人名義による場合

  憲法20条で信教の自由もありますので,これはお好きにやってください。

(2) 公人名義かつ公費(税金)を使用する
  これは,訴訟にもなっているように,憲法20条3項の政教分離に反するため,アウトとなる可能性が極めて高いです。実際,違憲判決も出ています。
  ただし,参加の目的が参拝ではなく,その場所で開催している除夜の鐘やカウントダウンなど,宗教色が限りなく薄れているようなイベントに公人として公費を使って参加するのであれば,おそらくセーフになるでしょう。
  ちなみに,この切り分けは結構微妙ですが,最高裁の判例では,宗教行為と言えるか否かは,行為の目的が宗教的意義を持ち,その効果が当該宗教の助長,援助,促進,圧迫,干渉等になるかどうかという視点で判断するとしています(目的効果論。津市地鎮祭事件。)。
  したがって,例えば,神社ではない普通の広場で,地元のおじさんが適当にヌシカンさんのスタイルをして,実は普通に酒飲んでいるだけみたいなイベントに政治家が公人として参加するのであれば,そこに宗教的意義もないし,それによって神社を助長などする効果なども全く見られないため,セーフということになると思われます。

(3) 公人名義だが私費を使用する
  これは今でも見解が分かれており,グレーと言わざるを得ません。
ただし,前述のとおり,参拝に宗教的意義がなく,かつその効果が宗教の助長等ではないことが明確ならばセーフになるでしょう。
  見解の相違はありますが,例えば神社に初詣に行って,お賽銭を投げるくらいであれば,今の日本ではこれは宗教ではなく文化だ,ととらえる人も多いと思いますので,私費であるならセーフになるかもしれません。
いずれにせよ,ここは非常に微妙ですし,一方で公職選挙法とは全く別次元の話です。

(4) 新春祭りの寄付
  政治家がお祭りに寄附をすることは,公職選挙法の寄附(199条の2)に該当するため,アウトです。これも,有権者から求めてもダメよ~ダメダメ!
  政治家は,新春祭りにもからっ手ぶらでいかなければならないのです。

以上2回に渡って,年末年始における政治家のやっていいこと,悪いことについて説明しました。
活字にすると,非常に通常社会とかけ離れているというか,不義理というか,なんか実情にマッチしていないと感じる部分も多いかと思いますが,この制度趣旨の根底にあるのは,「お金のかからない,きれいで公平公正な選挙の実現」にあります。かつての選挙では,いろんな手段による買収が横行し,そのたびに逃げ道が用意されていたことから,徐々に逃げ道をなくすようにしてきており,それが現在の公職選挙法の規定につながっています。
もちろん,今でもまだまだ逃げ道はありますし,逆にその目的だとしても現実とアンマッチという部分もありますから,今後もっともっと見直す必要があるのは事実です。
とはいえ,少なくとも,同じ土俵で競争するのが公正な選挙でもありますから,政治家はこれをきちんと守ることが最低条件になります。それとともに,有権者もこうしたルールをきっちり理解し,今後政治家を選挙で判断する際の一助にしてもらえればと思います。
一方,政治家の皆様も,抜け道を探そうという姑息なことを考えず,法に従って公明正大に活動をしてもらえればと思います。
そんなわけで,少し早いですが,よいお年を。


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12月20日(土)のつぶやき

2014年12月21日 03時44分20秒 | ツイッター

小渕さん、情報管理の観点からすれば理想的なパソコン廃棄方法です。選挙関連情報には重要な個人情報も多いため、そこまでやるのがベストです。
ただ、今回は時期が悪すぎた。これは勘ぐられても文句言えないでしょう。



よく分かる(?)シリーズ,政治家と年末年始その1

2014年12月20日 00時56分23秒 | よく分かる(?)シリーズ
 衆院選も終わり,選挙モードもひと段落ついたものの,来年度は多くの地方自治体で統一地方選があるということから,引き続き多くの議員や候補予定者等政治家の動きも慌ただしくなっています。当然ながら,年末年始こそ有権者への売り込みを行う重要な時期ということから,様々な活動が予想されるところです。
 一方で,公職選挙法では,さまざまな活動を規制しているため,中には故意または重過失で公職選挙法に抵触するような活動をしてしまう政治家もいるかもしれませんし,逆に有権者側が公職選挙法違反行為に加担してしまっている可能性もあり得ます。
 そこで,今回は2回にわたり,主に公職選挙法(一部違うものも含みますが。)を中心に,政治家の方はもちろん,有権者としても注意しておくべき点について簡単にまとめてみましたので,参考にしてください。
 なお,一部私見も含まれていますので,あれ,これは実際どうなんだろうなあって思った場合は,必ず選挙管理委員会へご確認ください。

1 忘年会,新年会(有権者が参加するものを前提とする。以下,基本的に同じ。)
(1) 主催者となる
  単純に政治家が個人的な友人知人数名と割り勘でパーッとやる程度なら問題はありません。
  ただし,結構な人数を呼んで盛大に行うことになると,政治資金パーティーに該当する可能性もあります(政治資金規正法8条の2)。この場合,個人開催ではなく,政治団体開催でなければならず,かつ収支の報告が義務付けられることになります。ただし,政治資金パーティーになるか否かは,収益の発生(つまり主催者が儲かる前提がある)の有無で判断されるため,人数が多くても,完全割り勘忘年会であれば,政治資金パーティーにはなりません。
  一方で,逆に収益が発生しないが,政治家の持ち出し分が必要以上に多い場合,例えば「高級フランス料理の忘年会の会費1000円」などのように会費と料理のミスマッチがあると,公職選挙法における利益供与(221条)に該当するため,買収行為としてアウトになります。
(2) 幹事になる
  基本的には,(1)同様,いわゆる仲間内の宴会幹事をやるという限りでは,特に問題ありません。
  ただし,実は自分が主催者であり,かつ政治資金集めという目的で行う場合は,(1)の政治資金パーティーに該当する可能性があります。その場合は,政治資金パーティーの隠れ蓑としている可能性が出てきますので,そうなった場合には,政治資金規正法に違反するおそれがあります。
  もちろん,幹事がかなり自腹を切るという宴会プランだった場合にも,(1)のとおり利益供与になるので,これもアウトっていうことになります。
(3) 会費のみ参加(会費払ったが欠席を含む)
  政治家が宴会に参加しないで会費だけ支払うことは,公職選挙法における寄附行為(199条の2)に該当してしまうため,アウトになります。
  なお,有権者から「会費だけちょうだい」などと求めると,有権者も処罰対象になるため,ダメよ~ダメダメ!
(4) 会費払って参加
  会費が決まっている宴会については,その会費相当分を支払って参加するのであれば,特に問題はありません。
ただし,あからさまに顔だけ出してすぐに帰ってしまうような場合(例えば,来てビール一口だけ飲んで,2,3分で帰ってしまう。)は,(3)と同じ寄附行為とみなされてしまい,アウトになる可能性もあります。
(5) 招待等無料の宴会に参加
  無料の宴会に出席し,そのまま飲み食いするのであれば,基本的には問題ありません。ただし,招待目的が特定職務の便宜を図るためである場合は,刑法の贈収賄罪(197~198条)に該当してしまう可能性があるため(金額は問いませんので,極端,焼き鳥1本でも該当してしまいます。),グレーというかアウトです。
  また,無料に気が引けるということで実費相当分を政治家が支払う場合,実はこれも会費が決まっていないところに支出をすることから寄附行為に該当し,公職選挙法違反となってしまいます。
  つまり,無料飲み会の場合,能天気に何も考えずに飲み食いしてそのまま帰るという一見すると無礼な参加スタイルが,実は理想的な参加スタイルといえます。

2 年賀状
(1) 自分の名前で年賀状を出す

  選挙区内の人に対しては,自筆の年賀状以外による挨拶状を送ることは,公職選挙法147条の2に違反するため,アウトです。
  ちなみに,自筆という部分を勝手に解釈して,署名だけ自筆とか,宛名だけ自筆,さらには代書屋さんによる自筆(他人による作成)などを行っているものも見受けられますが,すべてアウトです。純粋に,自分が心を込めて書もののみが許されます。
  なお,選挙区内の友人に,印刷した年賀状(家族写真のものなど)をついつい発送してしまうという事例もありますが,前述のとおり,これは認められませんので,十分ご注意ください。
(2) 政治団体名で年賀状を出す
  これ,実はセーフです。まあ,いわゆる法の抜け道です。
(3) 年賀状のハガキを使って政治報告を行う
  公職選挙法では,「あいさつ状」を出してはならないとしていることから,お年玉付き年賀はがきを使って,一切あいさつを書かずに「議会報告」等と称したものを印刷して発送する場合,一応セーフにも見えます。
しかし,条文上「年賀状」が明記されていること,社会通念上,1月1日にお年玉付き年賀はがきで届くものは「あいさつ状」と認識されることを踏まえると,これはアウトと評価される可能性も高いです。まあ,そもそも姑息なやり方かなあ,っていうのが個人的な感想です。
  なお,お年玉付き年賀はがきの場合,お年玉部分が当選すると,利益供与に該当してしまう可能性もあり,買収行為とみなされてしまうおそれもありますので,内容いかんを問わず,お年玉付き年賀はがきを使って有権者に発送することは,望ましいとはいえません。

3 インターネットによる新年のあいさつ
(1) HP,ブログ,SNS等に書き込む

  これ,選挙管理委員会によっては若干見解が違うところがありますが,一般的にはHP等に新年のあいさつを掲載するのはセーフとしているところの方が多いようです。公職選挙法が規制しているあいさつ状は,有料で送付するもの,っていう解釈をしているようです。
  とはいえ,不特定多数の人が閲覧できるHPやブログの場合,有権者に対するあいさつ状と解釈されてしまう場合もあり得るため,ややグレーな部分もあると思われます。
(2) you tubeなど動画サイトにあいさつを掲載する
  これは完全に公職選挙法が想定していませんから,一応セーフです。
  ただし,あいさつの内容によっては,選挙の事前運動に該当してしまうおそれもありますので,その場合はアウトになります。
(3) 電子メール,LINEによるあいさつ
  基本的には,特に規制はありませんのでセーフといえます。
  ただし,後援会所属の人だけではなく,適当なアドレスをランダムに作成するなど不特定多数に対し無差別に送信する場合は,スパムメールとみなされ,特定電子メールの送信の適正化等に関する法律違反となるおそれがあります。

長くなりましたので,今回はここまで。

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12月15日(月)のつぶやき

2014年12月16日 05時31分32秒 | ツイッター

私も地方選挙の候補者で見たことがあります。交番前で堂々とやっていたので、実は全く分かっていなかったのこもしれません。 @officematsunaga: 衆議院選挙、自ら選挙違反の画像をTwitterに投稿する候補者続出
matome.naver.jp/odai/214170105…


沖縄選挙区は、小選挙区で自民党候補者全滅という結果に。基地問題は、誰かさんのいう金目だけでは解決できないところにきていると言えるでしょう。
一方で、比例復活があったので、結果的に候補者全員当選しているというこれまた不可思議な状態に。これ、法が想定していない状態かもしれません。

1 件 リツイートされました

衆院選、結果的には昨夜の速報から異なり、共産、民主躍進、維新維持、自民微減っていうことになりました。
これ、自民党関係者はかなり青ざめているのでは?
おそらく、今後、票読み報道にも何らかの規制がかかるかもしれません。まあ、そもそも本来公職選挙法では禁止されてますからねえ。

1 件 リツイートされました

ただ、民主党は、菅元総理が比例復活銅バッジとなりましたが、海江田牧場が銅バッジすら失うという結果に。一部関係者は「逆ならよかったのに」などと囁いています。
民主党は、今後代表選を行い、新たな代表を選ぶわけですが、ここでお得意の御家騒動が起こらないか、心配てす。


民主党代表選、誰が出るだろうか?
ベタなところでは、イオン岡田、前原、馬淵、とりあえず枝野、原口年金手帳、細野モナあたりかとは思いますが、維新合流派対独自再建派でかなりもめるのではなかろうかという気もしています。


また、維新の党はかろうじてメンツを保ちましたが、来年の統一地方選でどの程度勝ち残れるか、橋下松井ラインはかなりピリピリしてくるでしょう。
あとは、存在感のなかった江田さんが、橋下トークにどこまでついていけるか。党の会議自体、サンデージャポンのようになるでしょう。


とにかく、次は再来年夏の参院選。ただでさえ投票率が低くなる参院選ですが、今後の政治運営いかんでは、ここが天王山になるかもしれません。
参院選を、なめたらあかん!


北海道ブロックの比例区で「支持なし」党が、次世代や社民党を抑えてかなりの得票数でした。正直、この政党は中身がほとんどないのに、約5%の支持を得ています。
おそらく名前につられたと思いますが、そうであるなら「支持ふなっしー」とかいう政党を作ったら、議席獲得できるのではないでしょうか


当選したのに池上彰さんに突っ込まれるより、左うちわで議員生活を過ごしたいのでしょう。@tvj_ac: 松島みどり氏 池上彰氏の選挙特番スタッフにブチ切れていた news.livedoor.com/topics/detail/…



12月14日(日)のつぶやき

2014年12月15日 07時12分29秒 | ツイッター

衆院選、基本的には自公圧勝ですが、正直、この低投票率で組織票が強みでありながら、自民党はちょっと伸び悩んだなあ、っていう感想です。この選挙で自公が3分の2取れなかったとなると、世論はやはり自公に信任をおいていないし、今後の政権運営も決して磐石とはいえないかもしれません。


小選挙区での得票数をみると、今回、共産党候補者の躍進が目立っております。その傾向は比例区における議席数に現れていますが、これはもちろん低投票率に伴う組織票という背景もあるものの、やはり大きな要素は「野党の不甲斐なさ」の現れともいえるでしょう。


結局、今回の選挙で議席を大きく伸ばしたのは共産党だけですので、この解散総選挙、いってしまえば共産党のためにやってあげたといっても過言ではないでしょう。
もっといえば、単純に維新の党ほかいくつかの野党の票がそのまま共産党に移っただけともいえますが。


衆院の隠語として、「金バッジ、銀バッジ、銅バッジ」というのがあります。金バッジが小選挙区当選、銀バッジが比例区当選、銅バッジが比例復活当選で、大臣や党幹部に選ばれる際の一つのメルクマールになっているようです。
ちなみに、民主党は海江田代表も菅元総理も銅バッジでした。


ブログ更新しました。今回の総選挙の概括を簡単にまとめてみました。 blog.goo.ne.jp/okanyan/e/637b…


なんか今回の各局の選挙特番、これまでの中でかなりつまらないです。結果云々ではなく、切り口やツッコミが弱すぎます。池上彰さんすら、今回はなんか遠慮している感じにみえます。


渡辺よっしーさん、根が真面目だから、今回のクーデター的解党でショックビッグだったのでしょう。 @goonewsedit: 渡辺喜美氏、簗和生氏に敗れる bit.ly/1srBqUG #地域


土菅戦争は、土屋氏が当選し、菅直人氏がまたも敗北。さらに比例復活ができなければ総理経験者では珍しい落選となります。
かつてジミー大西さんに「かんちょくと」と言われたころが懐かしいです。


次世代の党の候補者が相次いで敗北していますが、共産党候補者より下位っていうのは、石原しんちゃんは心中穏やかではないだろうなあ。


再来年に参院選があるので、自民党はそんなに暴走しないはずです。問題は、それまでに野党がきちんと立ち直せるかでしょう。 #MXNEWS



衆院選は下馬票どおり自公圧勝、ヤトウキテル連合は「ダメよ~ダメダメ」

2014年12月14日 22時49分12秒 | 政治・選挙
衆院選は、下馬票どおり自公圧勝となりました。おそらく3分の2を超えるとみられていますが、全体的には前回議席より微増となります。
一方、野党は民主党が微増となった代わりに、維新の党が激減するなど第三極といわれる政党がかなり議席を失いました。その分、共産党が三倍以上議席を伸ばす展開となっています。
なお,投票率は52%台で戦後最低となる見込みのようです。

今回は「野党自滅選挙」

今回の総選挙は「大義なし」などと言われていますが,それよりなにより,特に野党においては「政策ふなっしー」でした。これが風が吹かない要素といえます。
一方,自民党は,「アベノミクス解散」と銘打ちましたが,消費税増税を行うのに圧勝するというこれまた前代未聞な結果となりました。過去,増税公約で勝ったことは稀有といえます。
この結果を受けて,一部では「安倍政権の暴走が始まる」,「軍国主義の復活」などと言われておりますが,この選挙結果を踏まえると必ずしもそうとも言えないと思われます
まだ,これを書いているときは全部のふたが開いていませんので確定的なことは言えませんが,出口調査及び開票状況の動きを見る限り,下馬評で言われた「自民党単独3分の2」には遠く及ばず,また自公で獲得した議席は,前回より微増程度に留まりそうです。これは,ちょっと微妙ですね。
今回の選挙,投票率は戦後最低となりました。となると,組織投票になるため,組織率の高い自公が圧勝するのは当然の法理です。ところが,今回の結果は,圧勝ではあるものの,前回とそんなに変わらないということになると,実は「伸び悩み」とも言えるのではないでしょうか。
だとすると,世論はまだまだ批判票が多いともいえます。
また,再来年2016年7月には参院選が控えています。仮にここで暴走したら,この参院選で自民党は惨敗するというリスクもあります。だとすると,まずは参院選が終わるまでは暴走できず,かつ世論の批判票をもう少しかわす必要があるはずなのです。

一方,野党は本当にふがいないものでした。今回の自民党圧勝の結果の最大の要素は「ほかに入れる政党がないから」にほかなりません。野党が野党として機能していなかったからです。
もちろん,各党言い訳があり,それは事情としてよーく分かります。しかし,有権者は経過より結果を重視します。ところが,野党ではまず候補者がまともに出せなかったこともありますし,何よりも公約の中身がよくわからないものが多かったです。もっと端的に言うと,将来に向けたビジョンが見えない」というものでした。

民主党はかつて政権を担った政党なのですから,政権時代の経験を踏まえ,より具体的かつ根拠をもったものを示すべきなのですが,残念ながらむかーしの政権持たない頃の民主党とそんなに変わりませんでした。これでは,なんでかつて政権を持ったのかどうか分かりません。
維新の党が大きく議席を減らしたのは,大阪府内でいろいろやっていたものの,それが国政にどう反映するのか,もっというと大阪以外の議員がどこまできっちり活動してきたのか,それが全く見えなかったからという点が大きいといえます。
さらに,みんなの党解党は痛手でした。この時期に解党するのは,まさに野党屋台骨を揺るがしたといっても仕方ありません。
今回,野党が選挙区調整を行いましたが,そもそもそうした小手先だけのテクニック以前に,「政策がなんだ」「なぜ自公政権の政策がけしからんのか」ということをもっともっとはっきりと,かつ分かりやすく国民に伝えることが重要でした。ここがまさに野党連合として「だめよ~ダメダメ」な部分だったのです。

ところで,この野党のふがいない票がどこに行ったのかというと,ほとんどが共産党でした。共産党が一気に3倍に議席を増やしましたが,大きく票の動きをみると,維新や第三極の議席のほとんどが共産党に回った,っていう感じになっています。
都知事選の時もそうですが,今,共産党が野党としての受け皿になりつつあります。おそらく,良い意味でも悪い意味でもぶれないという姿勢が評価されていると思われますが,一方で,共産党も組織票が強いので,投票率が低いということの裏返しとして議席を伸ばしている可能性も高いです。

さあ,今後どう政局が動くでしょうか。
前述のとおり,消費税増税は既定路線として進みますが,とりあえず再来年の夏までは大きなばくちは打ってこないはずです。とはいえ,地味にいろいろ政策を進めていくことは間違いありません。
野党としては,まず確実な立て直しが必要です。この際,やはり重要なのは「政策」です。永田町ゲームの理論で話を進めていっても,国民は全く見向きもしません。逆に言うと,ここに国民の心をつかむようなものをきっちり打ち出せば,カリスマ的代表でなくとも,ある程度野党としての力が増してくるのではないかと思います。
しかし,そのための時間はわずかです。具体的には次回の参院選までです。ここで野党が勝てなければ,憲法改正も余裕でできるようになりますので,もはや手の打ちようがなくなります。
一方,自民党は,圧勝で踏ん反り替えってはいけません。かつて,これで失敗したのがいわゆる「小泉チルドレン」です。かつて自民党は「あなたの隣に自民党」という感じで,実はきちんとどぶ板選挙,政治活動を繰り広げてきました。今回,世論は自民党万々歳ではありませんから,絶対に天狗にならず,こうした政治家としての基本的な活動を行い,きっちり民の声を聴いてもらいたいと思います。

こう考えると,参議院の役割って意外と大きいものなのです。

あとは,有権者の考え方ですね。国民の半分が白紙委任しているということは,非常に恥ずかしいと言わざるを得ません。政治不信の原因を作っているのは,実はこうした有権者の無関心にある,っていうことはきちんと自覚してほしいと思います。国の行方を決めるのは,官僚でも政治家でもない,私たち有権者なのであります!

以上,今回の選挙の概括でした。個別的な話はツイッターで呟きたいと思います。

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12月13日(土)のつぶやき

2014年12月14日 06時33分58秒 | ツイッター

選挙運動は投票日当日に行えないため、ネット上でも特定候補者への投票依頼行為となることは言えなくなります。一方、単純に投票行こうというのは特定候補者への投票依頼ではないので選挙運動になりません。だからおkなのです。 @kirakiraohshima



12月11日(木)のつぶやき

2014年12月12日 06時08分40秒 | ツイッター

選挙演説や握手会などを行う候補者が結構いますが、候補者の言動を見聞きしていると、所属政党や言っている中身以前にダメだこりゃ、っていう人も結構います。なんか、仕草のどこかに傲慢さが見え隠れしています。また、応援団も同様です。
結局、最後は「人」ですね。特に今回のような選挙では!