あれは,あれで良いのかなPART2

世の中の様々なニュースをばっさり斬ってみます。
ブログ界の「おか上彰」を目指し、サボりながらも頑張ります!

4月22日(日)のつぶやき

2018年04月23日 04時13分26秒 | 政治・選挙

3月27日(火)のつぶやき

2018年03月28日 04時09分34秒 | 政治・選挙

11月27日(月)のつぶやき

2017年11月28日 04時14分19秒 | 政治・選挙

10月23日(月)のつぶやき

2017年10月24日 03時57分32秒 | 政治・選挙

10月22日(日)のつぶやき

2017年10月23日 03時59分54秒 | 政治・選挙

総選挙,自公安泰,立憲躍進,希望は絶望へ

2017年10月22日 23時15分49秒 | 政治・選挙
衆議院議員総選挙の開票が始まりました。
今のところ,自公は若干議席を減らしたものの,3分の2近くをほぼ確保できる状況となり,引き続き絶対多数の国会運営が可能となる見込みです。
一方,野党は,立憲民主党が大躍進し,55席前後を獲得できる見込みとなり,野党第一党となります。反面,希望の党は,50席を切る可能性もあり,いわゆる小池旋風は完全に吹き止んでいるという状況です。
投票率ですが,台風の影響があったものの,前回より約2%程度高い54%程度の見込みです。

台風だった割には,正直,自公は苦戦した

今回も,中立的に分析等をしていきたいと思います。
といいつつ,第一感としては,「台風なのに,前回より投票率が上がってよかった」というところですが,それでも54%程度だと組織票が強いレベルなので,自公圧勝だろうと思っていました。ところが,いざふたを開けてみると,予想以上に自公候補者が苦戦しており,勝ったとしても,接戦の選挙区が結構多いということがうかがえます。浮動票が少ない選挙であった割には,接戦になったというのは,浮動票の多くは,非自公候補者に流れたのであろうということが推測されます
つまり,今回の選挙は,やはり自公政権に対する批判的な有権者が多かったともいえるでしょう。
「いやいや,選挙は勝てば官軍だろう」という評価もされるかもしれませんが,実は「どうやって勝ったか」というのも重要なのです。ぶっちゃけていうと,楽勝で勝つと,結構だらけた政治家になることが多く,過去のいわゆる**チルドレンなどと呼ばれる政治家の多くも,楽勝当選者が多かったです。ところが,接戦で勝つと,次回リアルにやばいっていう危機感を持ちますので,政治活動もかなり気合を入れてやってきます。
そういう意味では,接戦選挙区が多いというのは,その選挙区で与野党どちらが勝ったとしても,次の選挙までは結構気合入れて政治活動をしてくれるのではないかと思います。

さて,今回の選挙結果から見えてくることを少し述べたいと思いますが,池上彰さんらがいうであろう定番の話は,そちらに譲って,ちょっと違う角度から分析的な話にしていきます。

1 有権者は財政再建(緊縮財政)よりも積極財政を望んでいる
  これは,今回の日本の選挙に限った話ではなく,世界的に見ても,また歴史的に見ても,同じような傾向があります。
  結局,有権者としては,緊縮財政によって生活が不便になるのはまっぴらごめんだ,ということを考えやすいのです。ある意味,当然の選択肢になるでしょうから,世界的,歴史的にもそちらを選びやすいのです。
  今回,解散の大義は,「消費税増税を財政再建から教育福祉に回す」ということへの是非が問われるもので,それに対し,各党さまざまな主張をしてきましたが,財政再建の具体策を明確に説明している党はほとんどありませんでした。各党も,財政再建は形式的には述べているものの,実質的には各種政策を実施するためには,積極財政にせざるを得ないということから,あまり前面に出せないのかもしれないのではないかと推測されます。
  いずれにせよ,与野党の現状を見る限り,財政再建という国難は遠のいたかな,っていう感じが否めません。

2 森友加計問題は,しょせん週刊誌ネタ
  野党各党はこの問題をテーマに掲げてきましたが,今一つ選挙結果に反映しませんでした。
  正直,この問題は,争点がぶれまくってきており,何が問題だったのか,実は訳が分からなくなっている状況にあります。
  なので,これは選挙の争点として考える有権者は少なかったのだろうと思います。
  だとすると,今後の国会運営でも,この問題はトーンダウンするだろうと思います。

3 今回も基本的には野党自滅型,ただし,希望の党は民進党再編という役割を担った
  野党共闘は,希望の党の出現により,崩壊しました。非自公という受け皿が複数となった選挙区が多かったこともあったので,野党共倒れしたという選挙区も多かったというところもあります。
  一方,希望の党は,この後説明するような敗因があるものの,一方で,これまで烏合の衆だった民進党を事実上解党し,保守派とリベラル派に分けることで,立憲民進党が一枚岩の政党になったという成果は上げたといえます。良くも悪くも,民進党再編に希望を与えたのが希望の党だった,っていうことになります。

4 立憲民主党は,判官贔屓と分かりやすい反政権がうけた
  今回,枝野代表は,小池代表に蹴っ飛ばされた悲劇のヒーローという図式になりました。これ,まさに日本人が大好きな「判官贔屓」ということで浮動票を集まりやすかったのかと思います。
  また,民進党と比べて,野党の中でも立ち位置が結構明確になったというところがあり,特に反政権としての立ち位置をはっきりしたことで,これまた非自公票の受け入れ先になりやすかったのだといえます。ここは希望の党の不透明な立ち位置とは真逆の対応が明暗を分けたといえるでしょう。

5 希望の党は風頼みすぎた
  希望の党は,都議選の風がまだ吹いていると見誤ったところが大きな敗因です。
  急ごしらえで人を集める必要があったことで,政策が二の次になっていたところは否めません。
  また,民進党からの合流者の選別をしたことで「冷たい」というイメージを有権者に与えてしまったこと,また当選後の思惑(自民党にくっつくのか,野党側にくっつくのかなど)が不透明だったことから,有権者としては,自公政権を補完するのか,それとも敵対するのか分からないということで,批判票の受け皿になりえなかったというところも大きいのだろうと思います。
  いずれにせよ,風が吹いているから多少は大丈夫だろうと過信したところが失敗の原因だといえます。
  こうなると,今後,離党して立憲民主党に移るという節操なし議員が結構出てくるんじゃないかというところが注目ポイントになるでしょう。

6 野党第一党が立憲民主党となると,自公政権も雑な政権運営はできない
  国会は数の論理ですが,永田町の論理シリーズで,国会運営は野党第一党とある程度調整しながら進めていくというものがあります。これをきっちりやらないと,強行採決オンパレードになりますし,強行採決は,有権者からの評判を悪くするので,政権与党としても避けたがります。
  当初の思惑は,希望の党が野党第一党になる見込みであったので,自公幹部の思惑としては,楽勝な国会運営というところでかなり余裕かましていましたが,立憲民主党が野党第一党となると,旧民主党よりも結構厳しいことを言ってくるでしょうから,自公も思うほど好き勝手はできないということになるでしょう
  これを,自公支持者側から見ると,「なんでもっとさくさく政権運営をしないんだ」と歯がゆく思う場面も増えてくるかもしれません。

7 大混乱の野党再編劇が起こりうる
  前記のとおり,希望の党失速と,立憲民主党大躍進により,まず希望の党から多くの離党者が立憲民主党に鞍替えすることが考えられます。枝野さんとしては,よほどでない限りウエルカムになるでしょう。
  ただ,そうすると,前の民進党に戻るだけで,立憲民主党たる動きができなくなるリスクも出てきます。
  一方,維新の会は,橋下弁護士亡きあとはじり貧の状態になっていますので,どこかと統合ということが出てきますが,共産党嫌いな人たちの集まりなので,そこと共闘している立憲民主党と合流という選択肢はとれないでしょう。そうすると,希望の党と合流なんていうことも考えられますが,このあたりは,そんなにきれいにいかず,しばらくは混迷を極めるかもしれません。
  あとは,自民党側の動きですが,当面,野党再編に合流する人は出てこないと思いますが,党内の反安倍グループが今後党内でどういう動きをしてくるかというところは,若干注目に値するでしょう。

以上,ざっくりした分析と展開です。
今回の選挙は,本当に予想外の展開が多かったです。とはいえ,今後,安全保障政策や憲法改正問題など,今まで目を背けてきた問題に対し,真正面から考えなければならないテーマなども国会で論議されてきます。もちろん,選挙公約の教育福祉の向上問題も,実現可能性なども含め,真っ向から議論が進んできます。
政権与党たる自公がどのような国会運営をしていくのか,野党各党がそれに対してどのような議論や対案を示すのかというところを有権者としてよく見ていき,次回の選挙でその評価を下すという姿勢で臨んでいくことが我々にとっても大切だといえます。
以上,総選挙短評雑評でした。

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10月11日(水)のつぶやき

2017年10月12日 03時49分52秒 | 政治・選挙

都民ファースト圧勝,国政への影響はどうか

2017年07月03日 00時34分13秒 | 政治・選挙
東京都議選は,小池知事率いる都民ファーストが圧勝し,公明党と合わせて過半数を確保しました。一方,自民党は30議席を割り23議席の過去最低の議席となり,また民進党も一けた台となりました。
投票率は,前回より約7%上がり,約51%となりました。

8年前の民主党圧勝の時に似ているなあ

まず,前提として,投票率が低いのが残念です。前回より上がったものの,都民の半数は,都政に白紙委任をしてしまいました。現状を守るも変えるも,意思表示をしない限り,都議会議員の奴隷になるだけですから,ここはもう少し投票率が上がるようにしてほしいなあっていうのが正直な感想です。

さて,今回の選挙結果ですが,正直,予想以上の動きでした。公明党の全員当選は織り込み済みですが,都民ファーストはほぼ全員が当選するというのは,相当な強風が吹いていたなあっていう感じです。特に,1人区ではほぼ都民ファーストが独占し,2人区でも,自民党をほとんどはねのけるなど,強みを発揮しました。
もっというと,自民党の負け方が半端じゃありません。議長や幹事長等の重鎮が相次いで落選するほか,現職の負けっぷりも得票数からは完全にたたき切られる状態でした。
ただし,自民党の敗北にばかり目が行きますが,実は,民進党の負け方も半端じゃありませんでした。そもそも,民進党は,多くの議員が都民ファーストに鞍替えしたという背景もあり,結果的に残った議員がなんとかやりくりしたものの,反自民の受け皿がすべて都民ファーストに持っていかれたことから,存在意義をなくし,相次いで落選していたというのが実情です。

さて,今回の選挙結果から何がうかがえるでしょうか。安倍政権云々についての評価は多くの方がやっていますので,同じようなことを言っても芸がないので,ちょっとだけ違う視点で分析してみようと思います。
1 公明党がいないと自民党は勝てない組織
  今回,公明党は,自民党との連立をやめて都民ファーストとの連携を図りました。これにより,自民党は,独自組織による選挙戦を余儀なくされました。
  その状態で,今回は,国政の影響から浮動票獲得が期待できない状態であったこともあり,組織戦だけでは勝てなかったということになります。
  これは,東京と地方とでは,若干違いがあるとは思いますが,少なくとも東京では自民党プロパーの組織力が弱くなっているということの表れと言えます
  となると,国政でも公明党の力を借りないとまだまだ当選できる状況ではないということがいえ,そうなると,国政での連立解消は不可能だろうといえるでしょう。

2 劇場型選挙だった
  今回の選挙は,小池知事の戦略がちです。自民党は抵抗勢力という構図を明確にすることで,反自民の世論を高め,そしてその受け皿は都民ファーストがすべてもらうということとしたのです。
  これは,民主党政権誕生時の状況によく似ています
  劇場型選挙の場合,注意するべき点は,「次の選挙」です。議員のスキルが問われる4年間となり,ここで劇場の化けの皮が剥がれると,次回の選挙では惨敗するということが結構多いからです。

3 少なくとも東京都での国政への影響は大きい
  地方議員の役割の一つは,地元国会議員の集票マシーンとなることです。ところが,今回,自民党議員が惨敗となると,地元での集票マシーンとしての機能が低下します
  そうすると,少なくとも東京の衆院選小選挙区では,自民党議員は結構苦しい戦いを余儀なくされる可能性が高くなります。

4 国政への影響は実はそんなに大きくない
  今回の都議選と国政との大きな違いは,「公明党の関係」と「野党の受け皿」です。都政では,前記のとおり,都民ファーストが完全に反自民の受け皿になりました。
  ところが,国政では,現在,そこまで強力な受け皿となっている野党が存在しないのが実情です。少なくとも,民進党は今回の選挙結果からみると,むしろ自民党より支持が低いため,受け皿として期待している有権者はまだまだ少ないと思われます。また,維新の会も,まだ全国区ではありませんし,共産党は多少受け皿とはなっているものの,基本的には共産党アレルギーがまだまだ国民にはあるため,究極の受け皿にはなりません。
  とすると,極論ですが,明日衆議院を解散したとしても,自民党が政権与党となることはほぼ確実ですし,議席も,東京以外では,現状とそんなに変わらないだろうと思われます
  もちろん,そもそもの国政での課題(森友,加計問題や,共謀罪,安保法案対応等)への対応は,別の話ですが,いずれにせよ,野党各党は,都議選の結果であぐらをかいていると,思ったほど票は取れないということになります。おそらく,現状の国政では,反自民の有権者の多くは,「棄権」という選択肢をとってしまうと思われます。

こんな感じで見ています。
さて,都議会はどうなるでしょうか。最初のうちは,議会改革等が進んできて,いろいろ動いてくると思います。しかし,都民ファーストの議員は,若手が多く,技量がまだまだという人も多いです。また,そもそも,都民ファーストは,正直,まだ寄り合い所帯です。したがって,今後,知事の方針に対して若干異論が発生した場合,かつての民主党政権のように,一気に内部分裂,空中崩壊をする可能性も十分考えられます。
したがって,都民ファーストの各議員は,まず自分の足腰をしっかりと固め,名目通り,本当に都民ファーストで仕事をしなければ,4年後には有権者から「期待外れ」という評価を食らいかねません
オリンピックも控えていることから,これから発生する多くの問題に対し,真摯に対応するとともに,有権者にも分かりやすい説明を常に行っていくということが必須となるでしょう。

とりあえず,今回の都議選のざっくり分析結果です。

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7月11日(月)のつぶやき

2016年07月12日 03時06分20秒 | 政治・選挙