あれは,あれで良いのかなPART2

世の中の様々なニュースをばっさり斬ってみます。
ブログ界の「おか上彰」を目指し、サボりながらも頑張ります!

ビートたけしの超常現象,これを見なければ年が越せない

2008年12月31日 02時25分22秒 | 超常現象
私にとって,年末の風物詩といえば,レコード大賞でも紅白でもありません。テレビ朝日系列で放送される「ビートたけしの超常現象」ものです。
でもって,今年も「ビートたけし緊急報告 超常現象マル秘Xファイル」が放送され,心霊写真,UFO,UMAなどについて報じていました。

大槻教授と韮澤さんのバトルがなくなった

超常現象の有無などについては置いておくとして,今回一番がっかりしたのは,「大槻教授と韮澤さんのバトルという名の掛け合い漫才」がなくなったことでした。これが,この番組で一番笑えるところだっただけに残念でした。もっとも,過去,韮澤さんが笑いものになって終わっていましたが,実際,彼の研究内容は必ずしも「笑いもの」とは限らず,結構鋭い指摘もしているだけに,もう少し彼の出る幕を作ったほうがよいのではないかと思っていました。ただし,放送法の規制から,超常現象を肯定的に報じることが難しい状況にあるため,その点は仕方ないのかもしれません。

さて,今回の放送を見て,感じたことを少しだけ。もちろん,一部シャレも含まれていますが,私なりの見解を述べたいと思います。

1 心霊写真
  あの中のいくつかは,故意か過失かを問わず「トリッキーな写真」が含まれています。実際,本当に驚くのは,1,2枚しかありません。しかし,おそらく,これも科学的検証をすれば,おそらく排除できるのではないでしょうか。
  ただ,どうせやるなら,科学的検証もさることながら,「現地で同じ写真を取ってみる」という取材をすると面白かったのではないでしょうか。

2 メキシコのUMA
  突込みどころ満載で,逆に面白かったです。
  UFOを操縦できるテクノロジーをもっている生物が,原始的な罠に引っかかるか,なぜカメラ目線で引っかかっているのか,なぜ死体がきれいにミイラ化しているのか,右手がひっかかったとしたら,どうして左手で何とかしようと考えなかったのか,夫が殺されて身の危険があるのに,なぜ日本のテレビ局に普通に出てきたのかなどなどです。
  しかし,メキシコは,本当にUFOやUMAものがかなりあります。基本的には,「メキシコの情報は胡散臭い」と私は考えています。宇宙人が来るなら,宇宙から見てもっと簡単にいきやすいアメリカやカナダ方面に行くと思うからです。

3 アポロ計画
  アポロは月に行っていないという大槻教授の論拠,これは弱いです。確かに,政策的理由で日本には月の石が渡されなかったということはありそうです。
  しかし,月面上に残されたレーザ版は実は今でも使用されていますし,また無線アンテナも現在使用されています。
  そして,なにより先日の衛星「かぐや」の写真で,アポロ15号の着地後がはっきりと映っていたほか,また,アポロからの写真とかぐやの写真がほぼ一致するなど,月面に到達したと思われる証拠がかなり出てきました。なぜ,かぐやのことに触れなかったのか,ちょっと疑問に感じました。
  ただし,アポロ計画には相当不可解な点も多く,また映像では確かに不審な点もあります。
  おそらく,通説となっている「一部地上で事前撮影説」が有力かなと思います。

4 宇宙人J
  アトラクションに最適でした。

5 クラリオン星人
  クラリオンガールも宇宙人か,って思いました。
  ただ,クラリオン星の有無はさておき,友好目的宇宙人の場合,仮にそうであれば,なぜもう少し積極的に表に出てこないのでしょうか。いつも気になるところです。

6 ロズウェル事件隠蔽工作
  これは,私は「アメリカ政府の二重情報操作」と考えています。
  つまり,ロズウェル事件の真相は,「軍事実験の失敗」であったが,これを隠蔽するために,公文書上は「宇宙人情報」としておき,これをさらに隠蔽するのです。その上で,公式発表として気球だったとします。
  すると,これに納得いかない研究家が,ロズウェル事件の情報収集を始めますから,その中で「ダミーとして隠したUFO情報」に食いつき,そっちに関心がいってしまうわけです。
  UFO情報も政局の道具になってしまうのです。

7 気功
  あってもいいでしょう。

8 その他
  肯定,否定のバトルはもう少しやってもよかったと思います。
もちろん,節度を守るということはいうまでもありません。

  以上になります。全体的には面白かったです。
  しかし,超常現象は,私にとっても永遠のテーマです。絶対に,「これ,本当に超常現象だ」というものを暴いてみたいと思います。
改めて,この番組を見ると「今年も終わったなあ」って感じがします。

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2009年を予測しちゃおう(その2)

2008年12月30日 01時28分36秒 | 社会問題
その1につづきます。

第4 国際
1 オバマ大統領が,国内経済安定化のため,極端な保護主義を発動する。結果,日本は更に輸出が厳しくなり,日本経済にも大きな影響を与えることになる。
2 アメリカは,イラク撤退後,そのほとんどの軍をアフガンに投入するが,パキスタンが政権交代によりアメリカ不支持を表明するため,アメリカはアフガンにいる大義名分がなくなり,イスラム諸国からの反感が高まる。
3 日本は,アフガンでの給油行為を継続するが,アメリカの大義名分がなくなったこと,政権が民主党に変わったこと,アメリカの極端な保護主義にむかついて,給油活動を止めて撤退する。
4 ハワイ経済が困窮し,観光客誘致活動に躍起になる。日本では,ジェイク・シマブクロ氏やKONISHIKI氏らが,「ハワイはいいとこ,一度はおいで,ちょいなちょいな」などと観光客誘致活動を推進する。
5 中国の冷凍餃子問題など一連の食品問題については,結局うやむやなまますべて終了してしまう。
6 BRICsの経済成長にも大きなかげりが見えてきて,特に中国からはアメリカ企業が相次いで撤退することで,中国経済はかなり厳しい状態になる。
7 北朝鮮は,アメリカの不況のあおりから,思ったほどの経済支援を受けることができなくなり,結果,日本海に向けたミサイル実験を頻繁に行うことで,日本に対して経済制裁解除を迫ってくる。

第5 スポーツ
1 WBCは,原ジャパンが善戦するも,キューバの壁が超えられず,優勝を逃してしまう。流行語大賞に「臥薪嘗胆」がノミネートされる。
2 サッカー岡田ジャパンは,苦戦するも,ワールドカップの切符を手にする。しかし,その後,「岡田監督では決勝Tに進めないのではないか」という解任騒動が起こるが,適当な後任者が見つからないことから,岡田監督が引き続き指揮を取ることに。
3 企業スポーツが相次いで撤退する一方,その費用の一部で十分な広告効果が期待できるなどの理由から,石川遼選手や錦織選手など,若手個人選手に対するスポンサーが増え,結果的にゴルフ,スケート,テニス,バドミントン,卓球などのスポーツがこれまで以上に脚光を浴び,新たなスターが誕生する。一方,伊達公子選手のような復帰組も増えてきて,そのような選手にもスポンサーがつき,脚光を浴びる。流行語大賞に「カムバック・エース」がノミネートされる。
4 一方で,企業スポーツの撤退は,練習場の閉鎖などを招き,日本国内でスポーツを練習する場所をどんどん失い優秀な選手は相次いで日本から出ていってしまう。逆に,センスがあってもお金がなければ一流アスリートになれないという格差問題がスポーツ界でも発生する。流行語大賞に「格差別競技」がノミネートする。
5 松岡修造さん,やっぱり熱い。

第6 芸能その他

1 エドはるみさん,6月頃から女優業に転身する。
2 ノッチ9月の選挙頃までは何とかブレイク状態が続く。
3 NON STYLE天津木村が大ブレイクする。
4 デジタル家電,予想以上に普及が進まない。一方で,不況のあおりから「リースデジタルテレビ」がブームになる。

以上大雑把な大予測です。もちろん,基本的にはシャレですが,そうはいってもなかなか明るいネタが思いつきませんでした。
2009年は,少しでも楽しい,明るい話題が増えるような年になってほしいものですね。

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2009年を予測しちゃおう(その1)

2008年12月30日 01時25分28秒 | 社会問題
先ほど検証もしましたとおり,去年やったみたいな2009年の動きを,独断と偏見で予測したいと思います。ただし,一部を除いて一応それなりの根拠はあるつもりですが,基本的にはシャレのつもりでご覧ください。
なお,書いてみたら結構長くなったので,2つに分けます。

第1 社会全般
1 食品偽装がまだまだ発覚し,今までタブーとされていた米の産地偽装,日本酒の杜氏偽装などが発覚し,ブランド食品まで不信感が高まる。逆に,地元食品の見直しが進むようになる。流行語大賞に「地産地消」がノミネートされる。
2 2008年に発生した通り魔的事件が相次いで裁判が始まり,また光市の事件やオウム事件などの判決,さらに裁判員裁判が始まったことから,「死刑問題」についての世論が高まり,ようやく国会でも真剣な議論が始まる。
3 失業率が7%近くまで跳ね上がり,雇用保険財源不足,企業の厚生年金や保険の掛け金の減少などから,失業保険給付遅滞や社会保険組合の経営破綻が社会問題となる。
4 失業者が増えたことから,一部地域がスラム化し,治安悪化が問題となる。流行語大賞に「スラムランク」がノミネートされる。
5 高齢者を中心にいわゆる「地デジ詐欺」被害が増加するとともに,一部の悪質な電機店が中心となった「アンテナの詐欺まがい販売」が社会問題になる。
6 エコ活動を称した悪徳商法が社会問題化する。また,「ゴミの分別収集」をうたいながら,実際はまとめて処理をしていたことが一部自治体で発覚し,ゴミ処理方法のあり方について物議を醸す。流行語大賞に「GK(ゴミキック)」がノミネートする。

第2 政治
1 衆議院は解散することなく任期満了まで続いてしまう。
2 6月頃に,自民党若手有力議員が中心となって,自民党を離反し,新たな新党を作り上げる。そこに,小泉チルドレンが参加すると共に,民主党と国民新党の一部若手議員も参加し,30人規模の新党が発足する。しかし,国民にはこれが「逃げた」としか評価されず,9月の選挙では思ったほどの活躍をしない。流行語大賞に「NO新党」がノミネートする。
3 自民党は,一部議員の離反もあり,総選挙において歴史的惨敗を期する。しかし,公明党は現有議員数を維持。一方,民主党は,離反議員の影響も少なく,歴史的大勝をして,政権与党になる。その後,公明党が,民主党との連立を模索し始める。
4 小沢党首は,選挙前から「選挙に勝っても負けても自分は党首にならない」と宣言し,物議を醸す。結果,民主党の党首に菅氏が返り咲き,菅内閣が発足する。
5 選挙後,諸問題の対応に着手するも,あまりに問題が多すぎることから,逆にどこから手を付けてよいか分からず,結果,12月までかけて「さて,何をやろうか」だけで終わってしまい,「機動力がない」との批判を受ける。

第3 経済
1 アメリカの不況のあおりをもろに受けてしまい,またサブプライムローンのばば抜きで日本の銀行がばばを引いてしまったことが判明し,株価が6000円台まで大暴落など経済的に大混乱を招く。外国人投資家は,日本円からも資金を引き上げ,急激な円安が進行する(1ドル130円台まで突入する。)。流行語大賞に,「円安ドル安」がノミネートする。
2 大型倒産が相次ぎ,特にここ数年噂されている在京放送局も倒産し,会社更生法の適用を受ける。一応,支援会社が見つかり,放送続行が可能となるが,番組内容や時間が大きく変わり,中小の芸能プロも再編の憂き目にあう。流行語大賞に,「放送砂漠」がノミネートされる。
3 アメリカの自動車会社統合のあおりを受けて,日本の大手自動車メーカーの経営統合が発表されるも,同時に統合に伴う販売店の大リストラ計画が明るみになり,販売店を中心に「合併反対」の運動が起こる。また,損保会社は,三井住友海上等の経営統合が正式に決定する一方,自動車販売や住宅販売等の不振から,経営破綻を余儀なくされる損保会社がでてくる。
4 小麦の値段がなぜか下落せず,物価は高値安定のままになるが,まったく物が売れないことから,選挙前から急激な物価安にシフトする。これにより,夏のボーナスもさらに安くなるなど,10年前のようなデフレスパイラルの波が襲ってくる。流行語大賞に「売れば売るほど安くなる。三段逆スライド方式」がノミネートする。
5 漁業協定がかなり日本不利になり,結果魚類の価格が軒並み高騰する。それをうけて,サザエさんのオープニング曲が,「お魚くわえたドラ猫」から「鶏肉くわえたドラ猫」に変更される。

その2に続きます。

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「2008年を予測しちゃおう」を検証しちゃおう

2008年12月29日 19時52分10秒 | 社会問題
今年も残すところあとわずかとなりました。
さて,去年の今ごろ,「2008年を予測しちゃおう」ということで,結構シャレのつもりで今年1年を大予言してみました。
ただ,シャレといいながら,改めて読み返してみると,自分でもビックリするようなことが結構書かれていました。
そこで,今回,自分の予測の検証をしながら,今年1年を振り返りたいと思います。

第1 社会全般

1 食品偽装,耐震強度偽装に引き続き,何かの偽装,偽造が発覚する。
【結果】◎(大当たり)
【補足】偽装,偽造のニュースを聞かない日がないような一年でした。しかも,メジャー所からも結構発覚したのは,驚きを超えて呆れてしまいました。

2 北京オリンピックが一応成功し,日本もアテネほどではないが金メダルを取ったなどでしばらく盛り上がる。
【結果】◎(大当たり)
【補足】オリンピックでの活躍,改めていうまでもないでしょう。

3 自転車の危険運転(携帯電話しながら,ヘッドフォンステレオを聞きながら,暴走行為など)に対する取締りが強化され,若者が警察に逆切れする光景をあちこちで見かける。
【結果】△(微妙)
【補足】あまり厳しい取締りは行われませんでした。

4 高齢者を中心に「地デジ詐欺」被害が増加し,社会問題になる。
【結果】○(当たり)
【補足】ただし,来年が要注意でしょう。本当に気を付けてほしいものです。

第2 政治
1 北京オリンピックと同時期に衆議院解散総選挙が実施さるが,猛暑であることとオリンピック中ということから関心も低く,投票率が低下し,自民公明が一応過半数を維持する。
2 民主党は,この選挙において「ガソリン税減税」を党の公約にするも,これに躊躇する議員が多く,足並みがそろわなかったなどの影響もあり,単独過半数を確保できなかった。小沢党首は責任を取り,党代表を辞任するも,後任人事が難航し,横路氏が暫定代表となる。
3 この選挙に先立ち,いわゆる小泉チルドレンの中で公認が受けられない人が増え,涙で訴えるものの,いまひとつ有権者には受け入れられず,そのまま選挙に出馬しない人が出てくる。

【結果】(1~3まとめて)×(はずれ)
【補足】まさか選挙が行われないとは思いませんでした。しかも,情勢はだいぶ変わっていますね。

4 年金問題は,約束の3月にはまったく終わる気配すらないが,「一応突合作業だけは終わったので,公約違反じゃないよね」と舛添厚生労働大臣が見解で述べて,世間の顰蹙を買う。しかし,これで年金問題は一応終了したものとして扱われる。
【結果】◎(大当たり)
【補足】本当に「公約違反じゃねえよ」と開き直るとは思いませんでした。ただ,年金問題は,まだまだ続くようですね。

5 選挙後,再び「消費税増税」が本格的に議論され,国会が空転する。
【結果】◎(大当たり)
【補足】3年後,恐いですね。


第3 経済
1 サブプライムローンのばば抜きに日本の銀行が知らぬ間に参加してしまい,しかもばばを持っていたことが秋頃に判明し,株価大暴落など経済的に大混乱を招く。外国人投資家は,日本から資金を引き上げBRICS(特にオリンピック前後の中国)に資金を投入することで,株式市場はかなり混乱し,第2の不良債権問題が発生する。

【結果】○(当たり)
【補足】ババ抜きはまだ続いていますが,外国人投資家が資金を引き揚げることにより株価大暴落が発生したのはショックでした。なんとか,不良債権問題だけは回避してほしいものですが・・。

2 国債2008年問題については,多くは借り換え済みであり,または利息だけ払って再度10年もの国債を薦めるなどの措置で元本返済を免れ,さほど大きな混乱が生じずに済む(しかし,利息は増えていくことに変わりはない。)。
【結果】◎(大当たり)
【補足】しかし,赤字国債がまた増えそうな状況です。

3 原油高は1バレル150ドルで一応落ち着くが,ドルに対する信用が今以上に落ちてしまい,円高が進行する(1ドル80円台に突入する)。
【結果】○(当たり)
【補足】原油価格が150ドルまで高騰しましたが,その後一気に下落したのは不幸中の幸いでした。しかし,円高の進行が本当に80円台まで進むとは正直思いませんでした。

4 結果,ガソリンは円高差益で安くできるはずなのが,まったく安くしていないことから,「実は便乗値上げではないか」という疑惑をよぶ(石油各社は去年はかなりの黒字で今年も黒字予定)。あわせて,便乗値上げ商品が相次ぎ,流行語大賞に「便乗値上げ」がノミネートされる。

【結果】△(微妙)
【補足】実際,便乗値上げなのか,それとも本当にやむを得ない値上げなのか,よく分かりません。来年になればどっちか分かるでしょう。

5 魚類の価格が軒並み高騰し,特にマグロは先物投資の対象となってしまったことから,今の3倍近くまで値が上がってしまう(流行語対象に「マグロ,お楽しみに」がノミネートされる。)。
【結果】×(はずれ)
【補足】ただし,マグロの規制は更に厳しくなりました。なのに,マグロが安くなっているのが不思議です。

第4 スポーツ
1 北京オリンピックの代表選考に際し,複数の競技団体で「不透明な選考」が問題となり,選手などから苦情が相次ぐ。流行語大賞に「選考花火」がノミネートされる。

【結果】△(微妙)
【補足】国内ではありませんが,ハンドボールが不可解なもめ事に巻き込まれてしまいました。オイルマネーの強みでしょうか?

2 サッカー岡田ジャパンが苦戦し,岡田監督解任騒動が起こるも,後任者が見つからないことから,岡田監督が引き続き指揮を取ることに。
【結果】△(微妙)
【補足】次がすべてです。決定力さえあれば・・。

3 朝青龍対亀田大毅の異種格闘技対決実現へ。
【結果】×(はずれ)
【補足】しかし,来年は微妙ですね。


第5 その他
1 小島よしお,6月頃から一気に仕事が減る(でもそんなの関係ねぇ。)。

【結果】△(微妙)
【補足】よくぞ残ってくれました,ピアー。

2 相次ぐ物価上昇から「物不足」が深刻化し,「売り渋り」が社会問題となり,流行語大賞にノミネートされる。
【結果】×(はずれ)
【補足】物価上昇はしたものの,あまり物不足は深刻になりませんでした。逆に,「買い控え」になってしまったからです。

3 サンドウィッチマンと世界のナベアツが大ブレイクする。

【結果】◎(大当たり)
【補足】M1チャンピオンは強いですね。ナベアツは流行語になるまで大ブレイクしました。

全体的に,微妙なあたり具合でした。特に経済については,悲観的に考えていた以上に悲観的な出来事が起こってしまった感じがします。また,社会全般については,あえて予測を避けましたが,不可思議な凶悪犯罪が多かったような気もします。

はたして,来年はどういう年になるのでしょうか。

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銀河鉄道999パクリ訴訟,なんだかぱくってないよーな気がするー

2008年12月28日 12時53分34秒 | 裁判・犯罪
松本零士さんが,槇原敬之さんの曲中に銀河鉄道999の台詞を無断で引用されたとの発言に対し,著作権を侵害していないことの確認と,その発言で槇原さんの名誉が傷つけられたとして松本さんに対する損害賠償の訴訟の判決が東京地裁であり,東京地裁は,槇原さんに対する名誉毀損を認め,松本さんに対して,損害賠償を支払う旨の判決を言い渡しました。
ただし,著作権侵害に対する判断については棄却され,判断はされませんでした。

槇原さんの歌詞、「盗作でない」=松本零士さんに賠償命令・東京地裁(時事通信) - goo ニュース

無難な着地点かも

この事件,発端やその当時の私見については,「夢は時間を裏切らない,人はファンを裏切らないか」をご覧下さい。ただ,その頃と事情がちょっと変わっている感じもします。
ところで,この訴訟,実はちょっと複雑になっているので,争点がぼけやすくなっています。
そこで,新聞報道しかソースがありませんので,一部推測を含めて,この訴訟で何が言いたくて,何が判断されたのかをまとめたいと思います(あくまでも新聞報道ベースですから,違いがあるかもしれません。)。

1 槇原氏の請求の趣旨
(1) 自分の曲が松本氏の漫画の台詞を引用していないこと(著作権侵害はしていないこと)の確認
(2) 仮にそれが認められなかった場合は,松本氏がテレビで「槇原さんが自分の作品をぱくった」という発言で,自分の名誉が侵害されたので,損害賠償2200万円の請求

2 裁判所の判断(判決)
(1)の主位的請求は確認の利益がないとして棄却(却下か?)
(2)の予備的請求については,「確かに槇原さんがぱくったとまでは断言できないので,松本さん,言い過ぎだったかも」ということを認め,請求金額の10分の1の220万円の損害を認定

3 この訴訟で明らかになったことや今後起こりうることなど

(1) 槇原さんは,銀河鉄道999の台詞をぱくっていない可能性が高いこと(断言はしていない)
(2) 少なくとも,槇原さんは,松本さんの発言で社会的信用(名誉)を毀損したという事実があったこと。
(3) 松本さんは,損害賠償請求権を放棄したので,少なくとも今後この件(著作権侵害)について,松本さんから槇原さんサイドに損害賠償請求や著作料支払い請求は起こらないこと。
(4) ただし,仮に槇原さんが,本件訴訟について松本さんの名誉を汚すような発言をすれば,たとえそれが事実であっても,名誉毀損を原因とする損害賠償の請求は理論上ありうる。
(5) もちろん,控訴され,高裁でひっくり返る可能性もあるため,現時点では,(1)と(2)についてはまだまだ流動的であること。

以上になります。つまり,今回の裁判は,メイン論点が「著作権侵害」というよりも,「名誉毀損」になっているのです。そして,名誉毀損については,基本的には「事実を告げても名誉毀損になる」となっているため,著作権侵害の有無はそんなに大きな問題ではなかった,ただ金額算定の際に大きな材料になっていた,という形になっているのです。
したがって,極論ですが,仮に槇原さんが完璧にぱくっていて,本人がそれをしっかりと認識していたとしても,それに対して,松本さんがメディアを使って広く「あいつは俺の作品をぱくりやがった。けしからん。」と発言した場合であっても,槇原さんが「名誉毀損だ」と訴えれば,損害賠償が認められる可能性もあるのです(もちろん,金額は大幅に減少するでしょうが。)。
一方,著作権確認請求は認められませんでした。これは,訴訟法の基本で,「確認するより何か払ったりもらったりしたことで解決ができる」と判断される場合は,「金払え,物返せ」の請求を優先するというものがありますので,おそらくそれにしたがったまでのことだと思います。特に,松本氏が著作権侵害に対する損害賠償請求権を放棄したということなので(ただし,どこでどういう形で放棄したのかはよく分かりませんが),はや著作権侵害自体に「お金がぶら下がっていない」状態になるため,「確認の必要なし。あとは名誉毀損勝負」と裁判所が判断したものと推測されます。
それゆえ,今回著作権については,明確な判断まではしなかったということになるのです。
仮に,松本さんが「著作料払えよ」と主張していたとすれば,「金がぶら下がった」状態になるので,侵害の有無の確認をした可能性は高くなるでしょう。

いずれにせよ,松本さんの反応が不明なので,今の時点ではこの訴訟がどうなるのかまだ分かりません。ただ,この裁判所の判断は,「着地点としては妥当」だと思います。グレーゾーンはあえてそのままにして,あくまでも,「名誉一本勝負」としつつ,その過程で「なんだか著作権侵害してない気がするー」と吟じているため,に高裁にいったとしても,「話し合いの道」がしっかり残されているからです。その上,金額もまあ妥当なラインでしょう。松本さんにとっては,余裕で払える金額ですし,槇原さんもほとんど訴訟費用でなくなるので,「もらったぞ」っていう気分にはならないでしょうから。

さて,今後どう動くでしょうか。注目です。

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あの戦争は国民のせいだった?

2008年12月26日 00時41分46秒 | テレビ・メディア
24日にTBS系で放送された「あの戦争は何だったのか」についてちょっとだけ。

見られていない方のためにごく簡単に説明しますと,太平洋戦争が起こった背景を,軍部の組織対立,官僚の対立,政治家同士のエゴ,マスコミの煽動力,アメリカの情報収集力とアメリカ側の思惑など多面的に分析(?)して,一体なぜ戦争が起こったのかを最後はドラマ仕立てで報じたものです。
さすがに5時間という長さでは,すべて見る訳にもいかず,かなり端折って見ましたので,何を一番伝えたいのかは正直よく分かりません。
ただ,基本的な問題点の提示まではできていたと思います。ただし,その背景事情までは突っ込みきれなかったようです。例えば,軍部の対立については,「満州事変における陸軍の暴走を海軍は許せなかった」という点だけを強調しましたが,実際はそんな単純な話ではありません。もっとも,そこを突っ込むと,それだけで大河ドラマが作れるくらいの時間が必要でしょうから,端折るのはやむを得ないでしょう。

ところで,この中で一つ面白い見解を述べていました。それは,「扇動家やマスコミが国民を煽り,それに国民がのった。だから,戦争を起こした原因は国民にもある。」という点です。
これは,当時のマスコミの責任を国民に転嫁しただけの「逃げの論法」であり,当時の政治状況(一党独裁状態)だったことを踏まえると,「国民が戦争を起こした原因」というのはあまりに雑な理論だと思います。もっとも,再現ドラマの1シーンにすぎないため,それ自体に対してなにかとやかく言うつもりはありません。

ただ,この台詞,現代社会では当てはまる節があるのでは,と思いました。
それは,「今の腐敗した政治を作ったのは国民だ」という点です。
すなわち,いろいろな政策はすべて「国会」で決まった(もちろん,官僚が誘導したものが大半ですが,国会ではそれを拒むことも理論上できる)ことです。それを決める国会議員を選ぶのは私たち有権者です。
つまり,「有権者がちゃんと選挙をしないからこういう政治になった」と言えるのです。この論法は,「戦争の原因は国民にある」と同じでしょう。
ただ,戦争との大きな違い,それは「選挙は自由意思で投票できる」ということです。逆に言うと,投票率の低下(つまり選挙に行かない)ことや,「**さんに頼まれたからその人を投票した」など何も考えない投票行為が,無策な政治家を増やしたと言えるでしょう。その結果,政治がおかしくなり,社会が混乱したといえます。

ことが具体化してから騒いでも手遅れです。なによりも,「今さら騒いだって,そりゃ自業自得だよ。だって,俺たちに白紙委任してくれたじゃないか。」って政治家の方から言われても仕方ないくらいです。

もう白紙委任は止めましょう。国が乱れ始めたのは,政治家や官僚の責任だけではありません。私たち有権者にも責任はあるのです。その責任をしっかりと自覚して,選挙に臨むべきです。
もちろん,「国を変える投票=野党支持」とは限りません。与党支持の場合であっても,「投票しないと与党が負ける」こともあるわけですから,「国を変える投票=与党支持」もありなのです。
もし,それでも国が変わらなかったとしたら・・,その時はもはや「戦争並みの荒療法」が必要かもしれません。ただ,政治家に対して「国民は,真剣に活動を見ているぞ」という姿勢を示すだけでも,政治家の活動は大きく変わってくるでしょう。浮動票が全体の7割を占める現状においては,十分に「選挙で政治家を監視する」という力はあるのです。

「国をダメにしたのは国民だ」と後世の人から本当に言われないようにするためにも,次の選挙から真剣に選挙のことを考えましょう。もう他人任せでは世の中進みません。

あの番組からこんなことを考えてしまいました。

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脱ゆとり教育への転換,教師のやる気も重要に

2008年12月24日 01時00分16秒 | 教育問題
文部科学省は,2013年度から実施する高校の学習指導要領改訂案を発表しました。これによると,英語教育の充実や,国語教育の充実,さらには「これは扱わない」などといった歯止め規定を廃止するなど,全体的に「脱ゆとり教育」の内容となっています。
文部科学省では,今後,パブコミなどでの意見募集を経て,最終案をまとめる予定とのことです。

「高校英語、英語で教えるべし」学習指導要領の改訂案(朝日新聞) - goo ニュース

伸ばせる子を伸ばすとともに,できない子をしっかりと拾い上げよう

今回の学習指導要領案については,「英語教育を英語で教える」という点ばかり強調されていますが,それ以外にも重要な点は結構あります。
まず,国語教育の充実です。国語総合を必須にして,コミュニケーション能力の向上を図るというのは,単に乱れた日本語を正すというだけではなく,実は国際化社会への対応にとっても重要です。いくら英語ができても,それを伝えるべき「中身」がしっかり育たなければ,結局,国際社会で自分の言いたいことを伝えられないからです。私個人的には,国語力の増強が一番重要と考えていただけに,この改訂は評価できます。あとは,「扱う題材」について,更に検討してほしいものです。

理数系については,「歯止め規定廃止」という点がかなり大きいと思います。今,理科系大学の悩みは「基礎学力不足の学生が増えた」ということです。下手すると,4年間の大学生活で,やっと高校レベルの学力が付いたなんていう笑えない話もあるくらいです。
今回の歯止め規定廃止により,高校の判断で,レベルアップを図ることができます。理系希望クラスにおいては,かなり高度な授業も可能になり,大学でも落ちこぼれることなく授業に付いていくことで,将来の日本の技術を担う理系の人たちを育てることができます。

一方,社会では,今回も「日本史必修」は外されてしまいました。個人的には,「必須科目は世界史よりも日本史」だと思います。誤解のないようにいうと,世界史が不要という意味ではありません。日本人は,世界の地理歴史に疎いこと,国際化のことを考えると世界史は勉強するべき科目です。しかし,国語と同じで,「他の国の文化歴史を知るためには,まず自国の歴史や文化を知ること」から始まります。文化交流をする際,「日本の文化や歴史を正しく伝える」ことが求められるからです。
思想云々ではなく,日本人として,文系理系問わず日本の歴史くらいはしかり学ぶべきです。自国の歴史を知らずに国際化はありえません。

そして,問題の英語ですが,総論としては英語教育の充実は喜ばしいことだと思います。しかし,現実問題として,「英語が話せて,英語で授業ができる教師」がどの程度いるでしょうか。問題はそこに尽きるでしょう。つまり,「仏作って魂入れず」という学習指導要領になりかねないか,不安が残ります。

総じていえることは,「確かにこのとおりやれば学力向上は期待できる」と言えます。また,学校の裁量が増えたことで,「伸ばせる子を伸ばす」という教育も可能となります。あとは,この通り実行することができるか,環境整備や教師のスキル向上が問題となるでしょう。
一方で,「中学の科目の復習」も認められるようになりました。したがって,いわゆる「おちこぼれ対策」も正規カリキュラムとして取ることが可能となります。これにより,「おいてけぼり」を防ぐこともできますので,「基礎学力のない生徒の底上げ」を図ることができます。
ただし,「伸ばせる子」と「落ちこぼれの底上げ」を同じカリキュラムで行うことは無理がありますから,当然,棲み分けが必要となります。この棲み分けについては,これまで教師サイドからの反対もありましたが,むしろ子供達のことを考えると,この棲み分けを容認することが求められるでしょう。当然,教師はもちろんのこと,生徒自身がレッテルを貼ることや,やる気をなくすような雰囲気にすることは絶対に避けなければいけません。こうしたことが起こらない環境作りも非常に重要になってくるでしょう。

今回の学習指導要領は,総じて評価できます。特に,「学習指導要領に縛られない」という姿勢については,学校の裁量を増やし,子供の教育効果を考えていると思います。
あとは,「この趣旨を全うできる環境作り」が大切です。先ほども書きましたとおり,「仏作って魂入れず」の指導要領にだけはしてほしくありませんし,「謎の通達」で実質的な縛りを加えるような「裏指導要領」を作ることも止めてほしいものです。

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内藤大助チャンピオン防衛,されど山口選手もすばらしかった

2008年12月23日 22時28分01秒 | スポーツ全般
WBCフライ級タイトルマッチは,チャンピオンの内藤大助選手に対し,山口真吾選手が挑戦しましたが,11ラウンドで内藤選手がTKOを奪い,チャンピオン防衛しました。
34歳でのチャンピオンは最年長とのことです。

内藤、4度目の防衛=山口にTKO勝ち-WBCフライ級(時事通信) - goo ニュース

これぞボクシング

今回の試合を見て,改めてかつての亀田選手との対戦はひどかったなあ,って思わされました。
それはさておき,今回の内藤選手,実に動きは良かったですが,なによりも挑戦者である山口選手,最後の最後まであきらめようとしないファイトスタイルには感動しました。これこそ,ボクシングのイロハだと思います。また,予想以上に打たれ強いという点は,実は地味な練習の積み重ねがあってのことです。おそらく,相当な「練習のムシ」であったのだろうと推測されます。
一方,内藤選手についても,途中経過を聞いた限りでは,「守れば勝てる」という状況であったにもかかわらず,あえてダウン狙いに行くというスタイル,これまた素敵でした。結果的に,「ガチの良い試合」になったのだと思います。

さて,内藤選手,次の挑戦者は誰でしょうか。一方,山口選手,今後も練習を重ねてどこかでリベンジを果たすことを期待したいです。この両者とも,今後もっともっと頑張ってほしいと思います。
良い試合をありがとうございました。

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M-1はNON RTYLEが優勝\(^^@)/,でもやっぱり敗者復活枠は勢いがある

2008年12月23日 00時35分25秒 | テレビ・メディア
年末恒例行事となりましたM-1グランプリは,吉本興業所属のNON STYLEが優勝しました。ちなみに,決勝には,他にナイツオードリーが勝ち残りましたが,オードリーは敗者復活枠からの決勝進出で,堂々の2位となりました。

M―1優勝は路上出身「NON STYLE」(スポーツニッポン) - goo ニュース

準決勝敗退組もかなりおもしろい

今年のM-1ですが,下馬評では「本命不在」「目玉なし」などと言われていましたが,蓋を開けてみると,NON STYLEが最初から首一つリードという感じがしました。
もちろん,他のメンバーはみな大好きでしたし,応援していましたが,客観的にみても「これはノンスタイルかなあ」っていう感じがしました。
ただ,一方で,今回,吉本が9組中6組もいながら,決勝に進んだのはノンスタイル1組のみというのが予想外の展開でした。吉本優位という波は徐々に引いてきているのかもしれませんね。

さて,私個人としては,やはり「ナイツ」「オードリー」は前から気に入っていましたが,なによりもこのメンバーでは,「U字工事」に注目していました。彼らとの出会いは,今から6,7年位前に,国営放送の「オンバト」を見に行った際,前説をやっていた時にさかのぼります。この頃の2人は,かなり雑な漫才で,正直,面白いところはありませんでした。また,栃木なまりを売りにしたかったのかもしれませんが,それがために滑舌が悪く,何を言っているのかさっぱり分からない状態でした。
ところが,数年後,ブラウン管に出るようになりましたが,あの頃のイメージとはまるで違うU字工事に生まれ変わっていました。比較的正統派漫才になり,栃木なまりを売りにしつつ,滑舌の悪さは完全に克服し,さらに聞いていて心地よいネタになっていました。
この姿を見て,「よかった,ここまで成長して」とうれしく思った記憶があります。
そんな彼らがM-1ファイナリストに残った今年,本当に「頑張れよ!」と応援しました。
結果は,5位に終わってしまいましたが,あの栃木ネタ,非常に面白かったです。

一方,本命といわれた「キングコング」,ガラスのハートが出てしまったのでしょうか,いつもの力が発揮できなかったのが本当に残念でした。

ところで,今年も敗者復活枠から決勝に勝ち進みました。実は,敗者復活枠(準決勝敗退組)には,無数の大物がひしめいています。中には,「なんで落ちてしまったんだ?」と言いたくなるような人たちもかなりいます。当然,クオリティはかなり高いです。だからこそ,敗者復活枠は,非常に力強いのかもしれません。むしろ,CS等でひっそり放送している「敗者復活戦」こそ,地上波で放送してもらった方が数字が取れるかもしれないくらいです。
敗者復活枠,もう少しルールを工夫すると,もう少しスリリングで面白いM-1になるかもしれませんね。例えば,「3組くらい敗者復活を認めるが,点数は-20点のハンディをつける」など。こうなると,より一層気合いが入るかもしれません。

今のM-1にも様々な批判があるようですし,あり方自体も疑問視されている節があります(まっちゃんあたりは結構問題提示しています。)。ただ,少なくとも,今年優勝したノンスタイルは,過去の優勝者同様,「来年大ブレイク」することでしょう。あとは,みんなから言われた「フリートークの力を付ける」ことが求められるでしょうね。

改めて,優勝おめでとう。そして,他のファイナリストの方々,本当にお疲れさまでした。なんだかんだ言って,今年も楽しく見させてもらいました。

さて,来年は誰が出てくるでしょうか??

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社員を捨てて株主を守るか,それとも社員をしっかり守るか

2008年12月17日 23時56分55秒 | 経済全般
政界経済がますます深刻になっており,国内でも大手企業が相次いでリストラ策を検討しています。その中で,ソニーの社長は,需要減が予想以上に激しいことから,今後はリストラを進めることで業績の建て直しを図ることを検討しているようです。

ソニー社長「需要減これほどとは」 雇用より業績優先(朝日新聞) - goo ニュース

会社を守れないと社員も守れない,でも社員が働けないと会社は守れない

以前,「似たようで実は全く別向きベクトルの雇用対策」の中で,「経営者優遇政策」と「労働者優遇政策」のメリットを中心に説明しました。いわゆる「自民党と民主党の基本政策の違い」と「両者のメリット」を述べましたが,ここでは逆に「両政策のデメリット」を中心に論じていきたいと思います。
どちらの政策を支持できるか,その点の判断の参考にしてもらえれば幸いです。

経営者優遇政策の問題点
1 海外企業と戦うために法人税を減税するとしたら,その税率は「10%未満」まで大幅に下げなければならない。現状の30数%を5%程度下げたところで,海外企業との競争力は高まらない。
2 法人税減税分の利益は従業員に還元されず,「経営者自身の手取りが増える」というメリットにしかならない。また,減税財源を他の税金(消費税,所得税など)で補わなければならない。
3 経営者のインセンティブばかり強調されるが,一方で経営破綻した場合の「経営責任」については,逆に制限する(つまり,経営者に借金を背負わせない)制度になっている。
4 経費節減を図るべく,海外進出や外国人労働者を雇うことになり,結果「次世代」が育たなくなり,やがて日本人失業者が増加する(日本経済としては大打撃だが,経営者としてはしったことではない。)。
5 結局優遇されるのは,一部の大企業だけで,9割以上の中小企業経営者に対するインセンティブはほとんどない。
6 「サービス残業や過労死は当然」というスタンスになる(経営者優遇政策においては,労働者や労働組合は,「逆らうとリストラ対象」という恐怖心が出てくることから,経営者より力が弱い状態になるため。)。

労働者優遇政策の問題点
1 給与が確実に支払われる安心感から,生産能力が低下する(業績が下がる)。
2 会社が倒産の危機に瀕しているといえども,「とにかく給料を払え」ということになり,結果会社の倒産を早めかねない(結果的に自分の首を絞めることになる。)。
3 福利厚生を充実しすぎるがあまり,たいして働かなくても給料がもらえる人が現れる(アメリカのビック3では,まさにこの点が経営破綻を招いた要素の一つである。)。
4 ストライキが多発し,社会生活にも支障を来す。
5 海外企業との競争に勝てないおそれが高くなる(規制が多く,経費が削減できないため。)。
6 無駄な社員をたくさん抱え,余計な経費がかかることで,結果的に業績が下がる。

つまり,「経営者優遇政策」の問題点を簡単に言うと,「労働者にお金が回ってこない」という点にあり,「労働者優遇政策」の問題点を簡単に言うと,「業績の低下」という点にあります。
あとは,こうした問題点と前回説明したメリットとを天秤にかけ,「どちらが日本にとってよいのか」を,私たち有権者が考え,選挙で意思表示をすればよいでしょう。

とにかく,日本経済は今大きな岐路に立たされています。失業者が増えれば増えるほど,日本経済はますます停滞しますから,「何でもかんでもリストラ」という企業の方針は,見方を変えると「自分たちの首を真綿で絞めている」ともいえます。
一方で,雇用の安定確保ばかり強調すると,経費削減ができないため,結果会社の倒産という憂き目にあいかねません。
こうした事情も踏まえ,「強い日本経済」のための選択肢を真剣に考えていきましょう。
もちろん,こうしたことをまず政治家が真剣に考えるべきであることは当然の助動詞「べし」です。

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