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「くらて病院」問題:「全ての責任は町長に」 町議会特別委が報告書 /福岡

2017年12月12日 00時11分45秒 | 事故事件訴訟
「くらて病院」問題:「全ての責任は町長に」 町議会特別委が報告書 /福岡
2017年12月8日 (金)配信毎日新聞社

 鞍手町の地方独立行政法人「くらて病院」の常勤内科医6人が来年3月末で辞職を表明している問題で、町議会特別委員会(田中二三輝委員長)は6日、「全ての責任は徳島真次町長にある」などとする報告書を議会に提出した。
 病院側から「町長が権限を逸脱した介入をしている」などとする嘆願書が8月に議会に提出され、特別委を設置。11月まで7回の特別委を開き、徳島町長や病院関係者らに事情を聴いて調べていた。
 報告書は「副理事長を退職に追い込んだ」など嘆願書が挙げた6項目を法や病院定款を逸脱した「町長の不当な介入」と認定。そのため「医師は町長に対する強い不信感を抱き、安心して病院経営、医療の提供を継続することができない事態となった」とした上で「町長自身が、患者やその家族、町民らに誠意ある謝罪を行うとともに、病院に対しては、今後一切不当介入を行わないことを誓約し宣言する必要がある」と求めている。
 徳島町長は取材に対し「ノーコメント」とした。【武内靖広】
〔筑豊版〕
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