フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

6月25日(土) 晴れ(梅雨明け)

2022-06-26 11:10:48 | Weblog

9時、起床。

暑い。これはもう梅雨明けだろう(「梅雨明け」はたいてい後から宣言される)。

トースト(はちみつ&オリーブオイル)、目玉焼き、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

澤田瞳子さんの新著『恋ふらむ鳥が』(毎日新聞出版)がレターパックプラスで送られてきた。いつもありがとうございます。「次から次へ」という表現が相応しい。物語が体の中から湧き出て来るのであろう。今回の作品は毎日新聞に2020年5月から2021年6月まで連載されていた新聞小説である(連載が終了したタイミングで『星落ちて、なお』で直木賞を受賞された)。今回の作品は額田王(ぬかたのおおきみ)が主人公。「茜指す紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る」で知られる万葉の歌人である。「君」とは大海人皇子(おおあまのみこ)のことで、彼の「紫の匂へる妹を憎くあらば人妻ゆゑに我恋ひめやも」の歌もよく知られている。タイトルは彼女の歌「古しへに恋ふらむ鳥は杜鵑(ほとどぎす)けだしや鳴きし我が念へるごと」から採っている。

昨日のブログを書いてアップする。

暑さで食欲がないが、午後2時を回った頃に近所の「吉岡家」に昼食を食べに出る。

冷たい麦茶が美味しい。

稲庭うどんと蛸の唐揚げ。

主観的には食欲はなくても、食べれば食べられるものである。

「ソングバードベーカリー」の前を通ったら、珍しいことに、この時間になってもまだ食パンが並んでいた。暑さのせいで客足が鈍いのであろう。私にはラッキー。全粒粉の食パンを買う。

梅雨明けや踏切の音甲高し たかじ

「スリック」を目指して歩く。南北に走る御成橋通りは日陰ができている。

今日からかき氷が始まった。私にとっても今シーズン初かき氷である。

かき氷のメニューの一番上の「熟成南高うめ」(去年作った梅シロップ使用)を注文する。

ふつうの梅シロップは無色だが、熟成ものはべっこう色をしている(上にのっているのはアプリコット)。

かき氷は冷房の効いた室内で食べるよりもテラス席で食べた方が美味しい。今年も夏がやってきた。

もう一軒寄りたいカフェがある。

「まやんち」である。

タルトタミコと紅茶(ニルギリFOP)を注文。

タルコタミコとはブルーベリーのタルトで、「タミコ」はこのブルーベーリーの産地である栃木県市貝町の「おかえりの丘」の園主さんの名前。ブルーベリーはタルト1個に50g使われおり、大仏の頭のようになっている。

夕方となり30度は切ったようである。

東口駅前の工事現場の囲いに飾られている昔の写真。私が7歳の頃だが、自分が住んでいた西口のことはよく覚えているが、東口の記憶は不確かである。駅舎は記憶にあるが、その右横に踏切があったことは覚えていない。西口から東口に行くときは地下道を通っていた記憶しかない。

いま私が撮っている東口駅前の写真も「ああ、あの頃はこんなだったな」と見返すときが来るのだろうか。

時刻は5時半。

ただいま。

チャイの散歩。

本日発表の東京の新規感染者数は2160人。3週間前、つまり梅雨入り前の水準に戻ってしまったな。制限の緩和を進めている以上、予想された事態ではあるが。

「行きつ戻りつですね」

夕食は鶏むね肉のチーズと大葉ばさみ、椎茸のバター焼き、サラダ、タラコと混布の佃煮、香の物(沢庵)、玉子と玉ねぎの味噌汁、ごはん。

食事をしながら『異世界居酒屋のぶ』第2話(録画)を観る。

デザートはサクランボ。

『福山雅治 福のラジオ』をタイムフリーで聴く。8カ月に及びツアーが終了した福山。開口一番「生き返りました」と話した。

本日提出されたレビューシートのチェック。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

2時、就寝。

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