フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

6月11日(日) 曇り時々雨

2023-06-12 11:10:55 | Weblog

8時、起床。

トースト(はちみつ&オリーブオイル)、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

私が食事のあとに歯を磨きに洗面所に行くと、チャイも付いてきて、風呂場のドアを開けろとアピール。開けてやるとバスタブの中に入る。

「出ないもんね」

「もっとここにいるんだかんね」(東海林さだおの口調で)。

昨日のブログを書いてアップする。

放送原稿を書く。

昨日、妻が私に「この方がオシャレでしょ」と買ってきてくれたトートバッグを持って昼食を食べに出る。

「吉岡家」に行く。

稲庭うどん+サイドディッシュは何にしよう。いつもは蛸の唐揚げを注文することが多いのだが・・・。

今日は稚鮎の天ぷらにした。

レモンを振って、塩で食べる。旬のものは美味しい。

小さな男の子を連れた若い夫婦が食事をしている。レモンサワーを飲みながら、舞茸の天ぷらやほうれん草のお浸しを注文している。居酒屋だと子供は連れて行けないが、蕎麦屋は酒の肴になるものがメニューにたくさんある。何より空いているのがいい。

店を出て、腹ごなしの散歩。

踏切を渡り、

梅屋敷通りの末端を歩き、

信号のある交差点で右折し、御成橋通りへ。

「リトルミトン」に顔を出す。今月はこれが初めての訪問。

簡素なテーブルのテラス席が1つ増えていた。小さなお子さん連れの女性がこちらに座るかベンチに座るか迷っていたので、彼女がベンチを選んだのを待ってこちらに座る。うん、小さなお子さんはお母さんの隣に座るのがいい。

メロンのショートケーキと紅茶(アールグレー)。ショートケーキは人気があるので、いつも早い時間になくなってしまう。ショーケースにあるのを見たときは、お取り置きかなと思ったが、そうではないと知って、初めて注文できた。メロンがたっぷり入っている。

30分ほど滞在した。少し雨が落ち始めた。

帰宅すると、チャイが玄関で待っていたので、ちょっと外に出してやる。「雨が降り始めましたね」

「もう少し早く帰って来てきてくれなきゃ」

妻が書斎にやってきて、「夕食はこれでいい?」と私に聞いた。冷凍のちゃんぽ(オールインワン)である。「コロナでホームステイ用に買っておいたのだけれど、そろそろ食べないと・・・」。そう、賞味期限が近付いたというわけ?「賞味期限は今年の1月よ」。えっ、かなり過ぎてるね。「大丈夫。問題ないわ」。

というわけで、夕食はちゃんぽん、めかぶ、柚子大根。あっさりとした食卓だ。

でも、美味しいかった。

テレビを点けたら全仏の車椅子テニスで小田凱人という17歳の青年が優勝したというニュースをやっていた。最年少の優勝とのこと。先日、国枝慎吾の引退のニュースを聞いたばかりだが、襷を受けるようにスーパースターが現れた。藤井聡太みたいだが、謙虚な彼とは違って、こちらはかなりのビッグマウスだ(笑)。

デザートは葡萄。

チャイの毛玉を取りながら、『どうする家康』をリアルタイムで観る。武田の最強騎馬軍団が織田の鉄砲隊の前に惨敗する。まるでキリングフィールドだ。家康は織田の家臣となり、武田勝頼の討伐を命じられる。いよいよあの「事件」が起きるときがきた。

『山下達郎のサンデー・ソングブック』をタイムフリーで聴く。今日の放送で1600回だ。今秋で31周年を迎える長寿番組だ。6曲目に流れたロイ・クラークの『Yesterday, when I was young.』が心にしみた。達郎は16歳のときにFENでこの曲を聴いて、感動し、シングルレコードを買ったそうである。原曲はシャルル・アズナブールの歌ったシャンソンで、これはその英語バージョン。たくさんの歌手がカヴァーしているが、ロイ・クラークのものが一番いいと私も思う。本家のシャルル・アズナブールよりもいいんじゃないかな。若かりし日の自分を慚愧の思いで語る歌。自分の歩いて来た人生を全肯定する『My Way』(フランク・シナトラ)とは真逆の歌だ。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時、就寝。