カメラマンをするようになって数年間、「仕事なんだから、プロなんだから。」と、いつもいかに冷静であるかということに心を砕いていました。
昨日の結婚式は、とても感動的なものでした。会場中からすすり泣きが聞こえました。でも、そんな涙の様子もカメラに納めなくてはいけないのがカメラマンの仕事です。泣いている場合ではありませんし、出来ればそっとしておいてあげたいと思いながらも、心を鬼にしてレンズを向けることもあります。正しいのか間違っているのか正直分からなくなる時もあるけど、人の記憶ってどうしても薄れていくものだから、やっぱり高いお金をかけてプロに依頼してくださった以上、「目に見えるものとして残して」あげたいという思いで、撮っています。だから、私は泣くべきじゃない、と必死で耐える努力をしていました。
昨日の披露宴。流れ全般を仕切っているホテルマンさんが、号泣していました。私の一番尊敬しているカメラマンが、何回も目をこすりながら撮影していました。それを見て、「いいよ、泣いても。」と思いました。それで仕事がおろそかになるのは論外だけど、結婚式って、冷静に滞りなく済めばいい、っていう「ショー」じゃないと思うから、気持ち入っちゃってて、全然いいんじゃないかなって。
さ、今日も午後から結婚式の撮影です。気持ち入れて、ガッツリ頑張ります。
私は甘口の白ワイン派なので(ドイツワインでもアイスヴァインぐらい甘いの)・・・赤ワインの感想を聞かれると困るのですが、私には辛かったかな。
でも、飲みやすいワインで、つい、2日続けて夕ご飯に飲んでしまい・・・歌えるけど、ppや高音がコントロール不可になり、反省したのでした・・・
でも、ワインを飲んだからというより、風邪気味だったからだと思うけどね~
ところで、農民ロッソのご感想は?(ワイン好きな友人が美味しいって言ったからプレゼントには買いますが、私はさっぱりワインの良し悪しは分からないので)。
でも、感受性が豊かでないと仕事にならないよ~だから私も良いと思う!
嬉しかったり、感動して泣いているのは、あとで見た時、思い出して幸せな気分になると思う~いかに美しく感動的に撮るかが難しいと思うけれど・・・頑張ってね!
悲しくて泣いているのは、そっとしておいてあげたいけど・・・報道カメラマンの場合にはそれを伝えないといけないから撮るんだろうね。辛そうだね。