先週、私の在庫数え間違いからの発注ミスで、写真の材料が足りない事態がありました。少し体調を崩して休んでいたことが災いし、納期がジリジリと迫っていた時期だったので、正直焦りました。
気付いたのは夕方18時過ぎ。通常、業者さんはもう営業時間を終えていますので、ネットで購入できる写真専門店を覗いてみましたが、一般の方が購入する類のものではないので取り扱っていませんでした。駄目もとだ……と電話をしてみると、納入業者さんが電話に出てくれました(まずこの時点で、大手では留守番電話に繋がってしまうところですが、「はい、なんですか?」と気楽に出てくれたところがありがたかったです)。
至急で送ってくれるようお願いしたところ、今日便は当然出てしまっているので、明日便で出し、明後日にはウチに届くとのこと。いつもはもっと納期がかかる商品だったので、それでも充分「助かった。」と思って、電話を切りました。
すると、数分後に電話が。
「定期便をお願いしてる宅配会社さんに、もしかして?と思って電話で聞いてみたら、まだ間に合うって言うんですよ。だから、私が帰り道に寄って一緒に出してもらいますから、明日の午前中にはお手元に届けられますよ!」
とのこと。正直、そんなに頻繁に仕入れている業者さんって訳でもなかったので、営業さんともお逢いしたことすらないのに、良くしてもらってとても感動しました。
価格競争や、ネットショッピングの便利さでは大きい企業にとても太刀打ちできないけど、こういう「役に立ってあげたい!喜んでもらいたい!」という想いがダイレクトに伝わり易い小さい商売って、実は何をすべきかがいつも明白なんだよな、と改めて思いました。勉強になりました。