goo blog サービス終了のお知らせ 

若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

運転手さんに助けられる <松山旅その2>

2013-06-25 15:59:02 | 忘備録

飛行機に乗ること自体が10年以上ぶり。前泊したビジネスホテルで、なかなか眠れず(眠り王と称えられるこの私が!)、結構な緊張感で朝を迎えました。ホテルの無料送迎バスに乗り込み、羽田へ。すると、バスの運転手さんがアナウンスで、「この先、第二ターミナル、第一ターミナル、何とかウイング、何チャラウイングへ停まります。お近くの停留所で……」。ひえー、どこで降りればいいの!?ただ、「羽田空港」ってとこへ送ってくれると思ってたから、何も調べてなかったよ!?と、前のスーツケース置き場へよろよろと近づき、荷物をごそごそ。焦り汗が運転席まで届いたのか、

運転手さん 「どちらまで?」

わたし 「いや、その、それが分からなくてですね……」

運転手さん 「いや、目的地はどちらの街ですか?」

わたし 「え?それはその、四国の松山なんですが……」

運転手さん 「あぁ、この時間ならANAですね。第二ターミナルです。」

わたし 「あ・ありがとうございます…(尊敬のまなざし)」

 

無事、松山に到着。「市内まで行くリムジンバスはこちらでーす!」というお兄さんにホテル名を告げると、「大街道ですね。あっちのバスに乗って下さい。」とのこと。で、あっちのバスの運転手さんにも一応、「私はANAホテルに泊まりますが、これは大街道に行きますか?」と尋ねたら、「行きますよ。」とのこと。今回は完璧だ、と乗り込んで車窓を楽しんでいました。『あーー!ちんちん電車だ!かわえぇ!!』と、大はしゃぎで写真を撮っていたら、

運転手さん 「一番町。一番町です。」

わたし 「(ふーん)」

運転手さん 「一番町です!」

……

運転手さん 「ANAホテルにお泊りの方は、こちらでお降り下さい!!」

わたし 「ふーん。って、え?」

 

はい。「大街道」というのは地域名で、バス停名は「一番町」だったのでした。多分、途中の車内アナウンスで説明があったのでしょうけど、私はもう、そこら中にある観光地への案内板や、『タルト』(松山名物)屋さんの看板に釘付けでしたから、全く聞いておりませんでした。

 

バスの運転手さんっていうのは、全国各地、親切で物知りで、気配り上手です。ありがたいことです。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ご縁旅

2013-06-25 10:40:46 | 忘備録

『20年ぶりの一人旅』、と胸を張って四国は愛媛・松山へ行ってきました。が、結局一人で過ごしたのは飛行機とホテルで寝る時間くらい。結果的には、とても楽しいお喋り旅になりました。

 

もともと、松山行きを考え付いたのは、幼稚園時代の恩師との再会のため。20人程度の小さな幼稚園の牧師先生ご夫妻が本当に大好きだった私は、足利から東京都杉並区に転任していらした先生ご夫妻の教会で二代目との結婚式も挙げて頂いたほど(今考えると、嫁さんの我儘を、よくぞ松本家のメンバーは聞き届けてくださったなぁ……)。ご主人の牧師先生が亡くなって、故郷の松山でお一人で暮らしていらっしゃる奥様先生にお会いしたいと、何年も(年賀状を書くたびに)、思っていました。

 

そんなとき、フェイスブックで親しさUPしたある友人が松山出身であることを知り、色々教えてもらおうと目論んだところが、今も松山にお住まいのそのご家族(勿論、どなたにもお会いしたことはない)に色々教えて頂く流れになり、いつの間にか、『出来ればランチでもご一緒できたら……プラン』から、『ホテルのロータリーまでお出迎えいただき、海なし県民にはたまらないドライブに連れて行っていただき、絶品グルメの数々をご馳走になり、ご家族の大切な会にまで出席させていただき、その翌日も焼き物の里ショッピングに連れて行っていただき、空港まで送り届けて頂く……』という何ともゴージャスなプランが出来上がっていました。旅から戻り、「大人になっても新しいお友だちって出来るんだなぁ」、と山積みになった写真を眺めながら思っています。

 

自分史上最古のご縁を訪ねる旅で、自分史上最新のご縁と出会う。そんな不思議な旅でした。

<つづく>

 

 

……昨夜二代目に、「どうして松山旅のブログ、書かないの?」と尋ねられ、「だって、巧くまとめられないんだもん。書きたいことがあり過ぎて。」と答えたところ、「いーじゃん。シリーズ化して、いっぱい書いちゃえば。」と薦められました。まぁ、どうせ自分本位でやっているブログだし(一応……お店の宣伝になれば、と始めたんですが……)、つらつらと書くことにしちゃいました。暫く、松山旅の話しが続きます。全て読み終わった頃には、アナタもきっと、松山に行きたくなるはず……

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする