若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

いのち

2012-07-12 22:36:22 | 日々雑多

昨日、地元の男子校の同窓会(卒業年度の垣根なし、この学校さえ卒業してれば参加可能)へ、撮影に行きました。松本の義父と同期の方々のテーブルには、やはり知った顔が多く、皆さんが「ご苦労さん。」と声を掛けて下さいました。その方々のテーブルを眺めながら、なんて皆さん若いんだろう、お元気なんだろう。義父は、こんなに若いのに、亡くなってしまっているんだと、とても切なくなってしまいました。お義父さんがココに居て、「尚美ちゃん、撮影任せちゃってごめんねぇ。」と言いながら、ビールを飲んでいたって、全然変じゃないのに。

 

先日、字のことが話題になりました(私の字は、懐かしい丸文字風味が残っているそうです)。銀行でOLになった当初、まだまだ手書きが活躍する場面のある仕事場でした(なんと、40人近い部署の中にワープロが2台しかなかった)。子どもっぽい字が恥ずかしくて、字の綺麗な先輩に50音の見本を書いていただき、それを真似して、字を直す努力をした・・・・・・ことを久しぶりに思い出しました。そして、4年前のある暑い日、その先輩が突然亡くなったという連絡を受けた衝撃も。いつも元気で、いつも褒めてくれて、いつでも銀行に行けば会えると思っていたのに。

 

命ほど不平等なものはない、と思います。悔いのないように生きる、ように努力すること。それは、若くしてこの世を去った方々のためにも、私たちがすべきこと。やはり、そうなのだと思います。


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