若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

誕生日プレゼント

2011-04-08 15:25:51 | 日々雑多

美術と触れ合う機会といえば、テレビ東京の『美の巨人たち』を観ることくらいで、全くといっていいほど接点のないわたし。当然、絵画から造形・イラストレーションンに至るまで、殆ど知識らしい知識はありません。

 

私が絵を描くと、「うわっはっは!君の絵は最高だ!これ以上にない巧下手(うまへた、と読む)傑作だ!」と二代目は笑います(そして仕事場に飾る)。そのくらい美術的才能が皆無で、学生時代も選択が許す限り、美術ではなく、音楽や体育へと逃げていた私は、未だに美術の前で、子どもと同じです。

 

留学中に、フィリップス・コレクションという私設美術館によく行きました。大大金持ちが私財で集めた絵画を自宅跡に飾っていて、なんとも無防備に(今思えば)有名な絵画が眺められました。そこで、「うわー。」と足を留め、暫く動けなくなった作品がありました。その頃の無知加減が恥ずかしいながらも暴露しますが、それはルノアールの『舟遊びの昼食』でした。『Renoir』が、あの有名な『ルノアール』だと認識出来なかった私は、「きれーい。」と見惚れて、何回かその絵を見に行ったものでした。

 

近くのショッピングセンターで、少し前に、「うわー、かわいー。」と一目惚れし、そのショッピングセンターに行く度に3階まで行って眺めていたイラストがありました。でも、先日行ったらもう無くなっていて、「売れちゃったのか」とガッカリしていました。

 

なんと!そのイラスト(渡辺宏作『空からのおくりもの』)は、我が家にやってきていました。ふむ、二代目もやるね。