若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

free as a bird

2010-08-18 20:23:12 | 日々雑多
留学時に、地下鉄やバスを乗り継いでどこへでも出掛けていく私を、同居していた60歳の女性が「貴女は自由な鳥みたいで羨ましい」と言っていました。その経験から、日本へ戻った後も、どこへでも果敢に1人で行かれるようになりました。世界一難関と言われる東京の地下鉄だって、路線図を見れば一目瞭然!バスを使うまでもなく、大抵の場所にはエアコンの効いた地下鉄を乗り継いでいけばたどり着けるのですから、まさに自由な翼を手に入れた生活でした。

そんな冒険時代が功を奏し、足利にUターンして、満員電車絶対無理体質となった今も、東京であれば、公共交通機関を駆使して、1人で行きたい所へ行き、聴きたいものを聴き、観たいものを観ることができます(ただ『食べたいものを食べ』ることだけは、勇気が足りなくてあまり成し遂げられずにいます)。

ところが、地方には公共交通機関がかなり不便(というかかなり無理に近い)な地域が存在します。勿論わたしが暮らす足利もその一つで、もし私が別の町から足利市民会館で行われるコンサートに来ようとしたら難儀すると思います。足利市内限定ドライバーの私は、隣町の桐生市や車ならほんの1時間程度の宇都宮市で魅力的なコンサートを発見しても、『1人では行かれないジレンマ』に陥ることになるのです。大抵は「ねー、行こうよー。ねーねー」とおねだりすれば合唱団の友人たちが連れて行ってくれるのですが。

今夜、珍しく友人と会い(飲み)に行った二代目。私が調べて最短時間のルートを指南してあげたのに、『久喜から乗ったけど、この電車新宿に行かないみたいだよ(泣)』とメールがきました。都内の道にも詳しいし、首都高運転テクも素晴らしいのに、電車は苦手なんだなぁ。私がいつもダッシュして乗る最終電車も教えてあげたけど、ちゃんと乗ってくるか心配だなぁ。