若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

本番

2010-02-20 15:01:09 | 日々雑多
本番で最高のチカラを出すということが、こんなにも難しいことなのか、と連日思います。想像を絶する練習を積んで来た人々が、本番に「自分でも信じられない」という失敗をしてガッカリする姿を見るのは、つらいものがあります(ジュペールゥ~……涙)。

その反対で、「自己ベスト」をこの大舞台で叩き出す選手の多いことにも驚きます。そんだけ沢山滑って(泳いで、走って、投げて、跳んで等全て)、オリンピックというその日その時刻に、自分の生涯ベストコンディションがやってくるのは、「よく練習したのぉ」という神様のご褒美的なモノを感じずにはいられません。

実は私も(私なりの)生涯最高の滑りを、(私なりの)大舞台でキメたことがあります。それは高校2年生のSAJ2級バッジテスト(スキー検定試験)の日。いつもは「急斜面怖いよー」「寒いよー」と後ろ向きな姿勢でスキーをしていた私が、何故かその日は絶好調。結構な急斜面を、かなりの高速で滑り降りた記憶があります。その時、ココロの中で(もしかしたら少し口に出して)、「ひゃっほーー!」と叫んでいました。いわゆる、ノッている状態だったのだと思います。結果、試験には合格。私が運動神経を使って取った唯一の資格です(あ、あと車の免許も)。

まだ様々な競技が続くけれど、出来るだけ多くの人が「もう私(僕)的にカンペキ!ひゃほーー!」とノった本番であって欲しいと願って、テレビにかじりついています。






……ところで、高橋大輔君の銅メダルを心から喜んでおり、「超~かっこよかった!!!」と思っていますが、さっきネット上で『高橋大輔のファンは韓流スターを追いかける世代』という記事を見て、これからはファンだと公言するのは控えようと寂しく思いました。複雑なアラフォーの心境でございます。