だいぶと前のことになんねんけど、こいつに車載工具が載っとれへん。
ハイリフトジャッキがあるねんけど、こいつで上げたら気付けんとジャッキ本体がボディに食い込んできょる。
せやよってん普通の油圧ジャッキを探したんやけど、こいつのジャッキポイントが460mmも届くやつが限られてきょる。
１０tぐらいのやつでないと、届けへん。
まして、いっちゃん延ばしての使用やさかい、めっちゃ不安定や。
そんな中で見つけたんがこいつや。
油圧ジャッキとリジットラックが二個一になっとる。
そこそこ重たいねんけど、車に積んだらゴロゴロ暴りょるよってん、固定台の鋭意作成中。
もう、数ヶ月もかかっとる。
作業性がえぇよってん木製や。
組み立てに使う予定の市販ダボは径がげらいんで、自作や。
Φ4のダボとこれ用のポンチを作成中。
こんなもんまで作っとるさかい、いつまで経ってもでけへんわ。
早いもんで、もう２年経ってもうた。
前回車検から１００km弱と、皆目乗ってへんのに。
せやよってんブレーキ回りと各ネジの増締めぐらいの予定や。
エンジンをかけよと思たら、相変わらずのオーバーフローや。
キャブをしばいたぐらいではフロートがいのきょれへん。
しゃぁないバラして点検となってもうた。
オーバーフローが解消して、久々にエンジンに火を入れな。
無いことに一発でかかったんはえぇねんけど・・・
軽いケッチンがあったんかして、足の裏がげらい痛い。
履物に石が入ったるような感じや。
あんじょう見たら、腫れて内出血しとるやないか！
ここまでなったん初めてやわ。
こんであんじょう、その他の作業は後日になってもうた。
オイルポンプがいのいたことやし、古いオイルを抜いとかなあかん。
ポンプからホースを外したんやけど、なかなかオイルが出てきょれへん。
ストレレーナーが詰まっとるかもしれへんさかい、念のため外して掃除せな。
ここにストレーナーが入っとるんやけど、詰りはあらへなんだ。
中と外っ側を掃除して完了や。
あかん部品のガソリンタンク・燃料フィルター・燃料ホース・バッテリー・エアクリーナーを本格的に探さなあかん。
諦めたタンクの代わりを探さなあかんねんけど、その前にあんじょうエンジンがいのくか確かめてみんと。
せやないと、代わりのやつがもったいないだけや。
キャブに混合ガソリンを点滴して、エンジンをいのかす。
この機会に燃料ポンプとオイルポンプの作動確認も。
燃料ポンプは掃除した効果もあって、汲み上げよるようや。
オイルポンプも送っとるみたいや。
錆取剤をほり込んで放置プレイしとったタンクやけど。
ちょこっとだけあった錆は粗方取れたようや。
しゃぁけど、ガソリンのタールはまだまん残っとる。
錆取剤を抜く時に剥がれたタールがしこたま出てきょたんやけど、全部取り切れとれへん。
へてから燃料パイプの詰りもあかんわ。
パイプの先っちょとタンクの底に隙間がほぼあらへんさかい、外から突っついてもタールが抜き切っりょれへん。
手間かかるだけやさかい、ここらでこのタンクは諦めるとしょ。
タンクを外す時にガソリンホースを外さなあかんねんけど。
燃料フィルターがタンクから出て直ぐのとこについとんねんけど、念のためかくにんしたら、げらいことになっとる。
ここにもタールがびっちしや。
おまけに燃料ポンプに繋がるホースからも鼻水みたいにタールが垂れとる。
その先のポンプもあんじょうかげん悪いんやろなぁ。
こいつまで外して、掃除するはめになったわ。
組み立てたるネジは、ダボ付きのトルクスや。
バラしてみたら当然、底にタールが溜まっとるし、負圧用の弁までタールで固着していのきょれへん。
さらっぴんに換えことしたら早いねんけど、でけるだけ安う仕上げたらなあかんし・・・
あぁじゃんくさ。
いよいよタンクの処理や。
こいつを引っぱり出すのに結構、手間がかかりょる。
結局、カウルをおおかた外さんと取れへなんだ。
タンクに錆取剤をぶち込んで、得意の放置や。
錆取剤が結構古いよってん、あんじょう処理でけるか様子を見てみんことには、分からん。
漬け込んでたキャブをせっせと掃除にかかった。
底に溜まとったタールもちっとは柔なっとるようや。
削っては洗いの繰り返しで、どないかこましになっりょったわ。
