外したったギヤを組み込んで、カバーを付けたら完了や。
以前、クランクケースパッキンをこさえた残りがあるよってん、今回も経費節約のため自作ですわ。
ほんで、蓋をしてしまいですわ。
念のため、ちょこっと試走したけど、オイルも漏れとれへんし・・・
やっと、足が直った。
カバー側が終わったさかい、こんだはクランクケース側や。
こっちぺらは車体に積んだまんまやさかい、加熱すんのにストーブのご厄介になられへん。
せやよってん、ヒートガンで温めんとしゃぁないわ。
ケースは面積がげらいこともあって、思う程温度が上がらへん。
そんなんしてる内に「ボンッ」ちゅうて、ヒートガンがいのかんようになっりょった。
ブレーカーが落ちたんかと思たけど、他の機器はいのいとる様やし・・・
タップを点検したら、
プラグの根元が焼け落ちとるやないけ。
元々古いやつを使てたこともあるし、おんなしタップから他にも電気機器を使てたよってん、しゃぁないわ。
火事にならんだけましかもしれん。
カーバーみたいに温度は上がれへんなんだこともあって、ベアリングは叩き込むしかあらへなんだ。
叩き込む場所は目線よりか低いし、なかなか真っすぐに入れられへん。
いっぺん、ベアリングがはすに入ってまいよってやり直ししたけど、どうないか収まった。
微妙にいがんどんかもしらんけど、ケースを仮に差し込んだら、シャフトが回転しょるよってん良しとしょ。
注文してたパーツが届きましてん。
作業にかかる前に念のため洗浄することにしましてん。
結構奇麗にしてた積もりでも、洗たらこんなけ鉄粉が残っとったみたいや。
一部のベアリングは安い汎用品を使て、残りは純正部品や。
取りあえず、カバー側からベアリングの挿入や。
適温までカバーを温めてから。
ベアリングは念のため、冷蔵庫で冷やしといた。
ローラーベアリングは叩き込んだんやけど、ボールベアリングの方は置くだけでこそんとはまってくっりょった。
プライマリーシャフトを引込んで
こんで完了。
こっちへ持ってきてから、一月半が経ちよった。
町乗りすんのに加減悪いとこが一通り直ったんで、やっと手元に来よった。
こんで、スピードメーターと燃料計がいのくようになったわ。
部品の発注はドイツへしてくりゃはったらしいけど、今ヨーロッパはえらいこっちゃ。
部品を送ってるどころやあらへんと思う。
修理すんのに部品が届かんと、結構かかるもんやと思てんやけど・・・
せいてる部品は、わんにゃ早よ届いたようや。
足が短いせぇで、相変わらずクラッチを踏むのが辛い。
せばいとこで、かい回しすんのに何べんか休憩せんと、足がつりそうになっりょる。
取りあえず、お世話になったもんと見んのを心待ちにしたはる人に見せびらかしでけたわ。
カバー側も
ケース側もどないか抜けてくっりょった。
ただ、プライマリーシャフトのケース側がせば過ぎて、プーラーがかかれへん。
画像で言うたら、左上のやつ。
スライディングハンマーがあったら、巧いこといっきょんのやろけど、そんな工具はあらへんし・・・
無い頭を絞って、工具の先っちょにナットで下駄を履かせて凌いだ。
リアホイールシャフトのベアリングもちょっとガタがあるようや。
ついでやさかい、念のため換えことしとかなあかんねんけど、ベアリングとオイルシールを注文して届いてから抜かんと、今抜いてもうたら本体が移動でけへん。
