三連ちゃん

三週連続の牟三荘詣でですわ。

トロッコ設置以来かもしれん。

今回は、コレクションの車台番号確認作業の手ったいでんねん。

一台ずつ車台番号を確認して、リストとシールに書き込んでフロントガラスにシールを貼ってく作業や。

 

コレクションが２００台からあって、人手が１０人程おるよってん単純に計算したら一人２０台程の割当やけど、２〜３人一組で作業してるもんもおるよってん、ちょっといかへん。

担当したんが殆ど国産車ちゅうこともあって、３０台程処理でけたけど、中には難儀したやつもある。

ボンネットから錆の粉が落ちてきょるんは当然、ドアを開けるだけで落っちょりそうなやつ、トランクオープナーの場所がわかれへんやつ、誰かに手とてもらわな開けんやつまで・・・

中には、刻印場所が分からんと諦めかけてたら、モノコックや思てた車にフレームのシャーシがあって、そこに刻印したったやつなど、数台は時間が食うてもうた。

そんな中、操作しやすて感心したんが、ベレットや。

ダッシュ下に荷台のアオリに付いたるレバー程げらいオープナーで、めっちゃ使い易かった。

 

天気がようなったんはえぇけど、展示室（倉庫）の中は窓を開けたるもんの、エンジンルームに頭を突っ込んだり、地べたに寝転がったり、ちょっといのくだけで汗が噴き出っしょる。

サウナも負けんぐらい、かだら中の水気が抜っきょったわ！

おい！ またか

きんのの牟三荘へは、いっつもどおりAxisで行ったんやけど、行きしからキャブの音がいっつもよりか、でらかった。

帰りしに確認したら、エアクリのホースがキャブからちっとずれとる。

工具も無いし、家まで持つやろちゅう安易な考えで走りだしたんはえぇけど、何ぼも行かん内にだんだん音がげらなってきょった。

そうこうしてる内に、完全に抜けよったんかして、エンジンが吹かん様になっりょった。

たまたま、直ぐ側に単車屋があったよってん工具を借りて締め直したもんの、こっから20kmの間に２へんもおんなし症状で止まってもうた。

車も皆目通らん峠を越えたんやけど、ここは無事に通過でけて、止まったとこもガソリンスタンドがあって、助かった。

３べんも連続して止まったとこに単車屋やガソリンスタンドがあったんで、オーナーが天国から見ててくりゃはったんかも？

 

こいつが今回の曲者や！

今まで、抜けたことあらへんのに・・・

ホースを見ても変形しとれんしなぁ。

ただでさえ、低速があらへんのに難儀なこっちゃ。

 

念のため、プラグを見たら中心電極の焼けぐわいはえぇみたいや。

淵は、黒いけど。

 

最近こいつは、しょっちゅう機嫌を損ねて、手ばっかし取られるわ！

安らかに

牟三荘オーナーの「偲ぶ会」に出席しましてん。

先だってお伝えした様に牟三荘のオーナーが亡くなりゃはって今回、同級生が中心になって和歌山牟三荘で「偲ぶ会」を開催してくりゃはった。

1200時の開演やけど、早よから会場の準備ですわ。

オーナーの人間関係が広かったこともあって、丹波牟三荘関係、和歌山牟三荘の車・トロッコ・ナオミの家関係、高校同級生関係など７０人からの出席者で大賑わいや。

さぞ、喜んだはるこっちゃやろ。

トロッコも久々に外へ出してもろたる。

これが見納めやもしれんし・・・

乗車希望者が何人かいたはったんで、数往復した。

乗客は、天国行きの最終列車ちゅうて喜んだはった。

 

今後、ここはどないなるか全く不明らしいけど、オーナーの意思を引き継いでイベントも含めて維持してくりゃはったらなぁ。

機嫌よう遊ばしてもろた一ファンとして、切に願いますわ。

 

オーナー様のご冥福をお祈りいたします。

合掌

牟三荘のオーナーが7月19日に亡くなられたそうや。

去年の11月に「なおみの家」がオープンして以来行ってなかったんやけど、先日連絡をもろた。

なんでも、急なこっちゃたようや。

オーナーは、いたはれへんけど、今日は牟三荘の除草とトロッコの点検日や。

20人弱程手たいに来たはった。

台風が近づいてきてるさかい、天気が怪しいと思てたけど、暑てせんど汗かいたわ。

 

知らん間に、げらい門屋がでけたる。

こいつの完成を見ずに逝かはったらしい。

在りし日のオーナーを忍んで、合掌