恥ずかしいほど間違っている

2021-06-16 | リハビリ
安心してトレーニングができる、丸出しです。転ぶかもしれない、ひっくり返って打ちどころが悪くて死んでしまうかもしれない、と思いながら、立位訓練、歩行訓練をします。緊張感が、5年後(笑)の良い結果につながります。

立位訓練では、平行棒を使って患者本人が一人で、正しい姿勢を心掛けます。トレでは鉄棒みたいなのに立たせて、トレーナーが矯正をしているみたいですが、さっぱり良い姿勢ではありません。麻痺をしている体で、単独で立って歩くときに、正しい姿勢は「絶対」必要です。座っているときには、楽な姿勢でいいです(笑)。

歩行訓練は、正しい姿勢をとってから、ゆっくり始めます。もちろん「アーッ」なんて言って、倒れてはダメです。そばに神様・カミサマ・院長・師長がいたらそれにつかまっても、空気をつかんでも、倒れないように歩行訓練をします。倒れないコツが、少しづつ自然と身にしみこんでいきます。長い長い5年後に、次のステップに進めるようになります。

創始者がクライアントに、「わからないでは、こちらもわからない」とキレたそうです。脊髄損傷の麻痺を知らないで、「回復させる」とトレーニングを始めたみたいです。

こんなもんです。
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