バイオレットのお絵かき☆ダイアリー

折々に描いた俳画や水彩画を展示して、勉強の励みになれば…
そんな想いで、また新たな出発です。

ビン3種

2009-02-10 10:12:47 | 水彩画
最近我が俳画教室では、3,4ヶ月に一度の割合で、水彩画も取り入れています。
以前風景スケッチに出かけた時に、生徒さん達に透明水彩絵具を一通り揃えてもらったので、時々はそちらの絵具も使ってみようということで始めたのです。
水彩画なら描いてみたいというような方もあり、その方は水彩画のお勉強の日だけ特別参加されます。
 
昨日の教室では「水彩でガラスビンを描こう」をテーマにしました。
ガラスの透明感と質感を出す勉強です。
生徒さん達の参考になれば…ということで、あらかじめ私が描いていったものが最初の2枚で、教室で大体の描き方の説明として、生徒さん達の目の前で、デモンストレーションしたものが最後の1枚です。






先に描いていったものは、家で結構丁寧に描いたのに対して、当日描いたものは大ざっぱで、描き順や技法の説明としてちょこっと描いたので、すごく雑なものです。
が、後で見比べてみると、短時間でざっと描いたもののほうが、水彩画らしい味わいがあるような気がします。
って、自分でいうのも変ですが…

結論としては、丁寧に描き上げるよりは、さらっと筆数を減らして描く方が水彩絵の具の透明感は出るのではないかな?ということです。
それに、こちらのほうが、生徒さん達に囲まれて描くという状況から、やや緊張感も漂っていますしネ。

ということで、昨日はざっとビンの描き方をつかんでもらいましたので、次回はそれにリンゴなど、一つか二つのモチーフをプラスして、作品作りに取り掛かってもらおうと考えています。
こうして、水彩画で勉強したことが、俳画を描く上でも何かの形で役に立つのではないかな?と考えています。
私自身も水彩画を勉強してきて、色々と得るものが多いものですから…。
コメント (12)
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