
場所は京都の岡崎にある京都市美術館。
私達の先生も出品されてました。
行動展は抽象画の展覧会で、いつも観る前にはちょっと覚悟していかないといけません。
って言うのは少しオーバーかもしれませんけど・・・
とにかく抽象的な大きな作品が会場にひしめき合ってる感じで、本当にその迫力には圧倒されるんですよね。

作品に付けられたタイトルから、なんかこんなイメージかな?なんて、適当に自分勝手に無責任な判断で鑑賞させてもらってます。

こんな絵を描ける人の頭の中は一体どんな構造になっているんだろうか?なんて・・・ネ。
想像力と創造力がうまく溶け合って、インパクトのある作品に仕上がっている・・・ってホントすごいことです。

視覚的にも精神的にも色々強烈な刺激を受けて、会場を一周した頃にはかなり疲れておりました。

その後、美術館近くの南禅寺に立ち寄り、琵琶湖疎水の水路閣をスケッチしました。
そこは、もう10年以上前に一度スケッチしたことがあり、以前とほとんど変わっていない佇まいでした。
小学生がたくさん遠足に来ていて、その中のちょっぴり太った男の子が、結構熱心に私達のスケッチを覗きこんでいるので、聞いてみると、やっぱり絵が好きとのことでした。
その子が、私に「おばちゃん、じょうずやな。」なんて言うので、「お姉さんと言いなさい!」なんて言ってやりましたわ、私。

って、やっぱりどう見ても「おばさん」にしか見えないか、私・・・

2時間弱で未完成ながら、何とか描き終えて、ぼちぼち引き上げようと思った頃、「絵ハガキみたい!」なんて褒めて下さる女性の方があって、私の絵を写真に撮って行かれました。
私的にはあまり気に入っていない、不出来な絵なので、そんなふうに言ってもらうと、なんだか冷や汗の出る気分で・・・

ちっちゃなスケッチブックを持って行ったので、何とも萎縮した感じのつまらない絵で、まだまだ手を加えないとダメかもしれないのですが、まぁ一応アップさせてもらっときますね。

久しぶりに京都で、いっぱい絵を鑑賞して、ちょこっとスケッチもして・・・
たっぷりと色々勉強させてもらって帰ってきました。
